2020/08/05 のログ
ユラ > 「……あ、そだ」

買った大福。
これにちょっとした魔法をかけてみる。
袋の中に冷気を巡らせて、大福を内側から凍らせる。

「……これでどうだろ」

口に入れる。
しゃくしゃくとした食感に、また頬が綻んだ。
ついでに魔法が思った通りに、問題なく動くことにも安堵した。
ここでもいつもと同じことが出来るなら安心というもの。

ユラ > 最後の大福は柔らかいまま口に入れ、飲み下す。
指についたものをぺろりと舐めとり、満足した様子。

「あ、手紙書かなきゃ」

思い出したように手を打ち、帰路につく。
今日は満足した一日だった。

ご案内:「商店街」からユラさんが去りました。