2020/11/27 のログ
ご案内:「商店街」に芥子風 菖蒲さんが現れました。
■芥子風 菖蒲 >
商店街の通りにて、ひらりと黒衣を翻し歩く少年。
時刻はおおよそ昼下がり。今日は晴れの日、晴天也。
とはいえ、ここ最近肌寒い風が続いている。
まだまだ序の口、これから訪れる寒波はこれの比では無いだろう。
「何処だっけ、コレ。」
さて、そんな少年の手にはメモ帳一つ。
所謂、買い出し用のメモだ。
初めは文化祭の準備の買い出しメモだったが
あれやこれやと式典委員会の連中に色々と頼まれたメモである。
主にお菓子とかそう言うのが多い。
「……多いなぁ。まぁ、なんとかなるか。」
実際メモ帳1ページ分が気づけば5ページ。
かくいう少年は涼しい顔で、のらりくらりと人込みを縫って歩いていく。
■芥子風 菖蒲 >
第一。
屋台店舗等の飾りつけ。
木材に鉄鋼、はたまた布に魔法石。てんやわんや。
少年の感情起伏は乏しい方だ。だが、こればっかりは眉を顰めた。
「……何を作るんだ、これ……?」
空飛ぶ屋台でも作る気なのか。
常世島の学園祭は中々騒がしそうだ。
とりあえず、此の手の素材は注文すれば、後で直で届くらしい。
持ち運ぶつもりだったが、手間がかからないならそれでいい。
ささっとそれっぽい工務店に頼んで終わりだ。
「次。……どれにしようかな。」