2021/01/18 のログ
金剛 経太郎 >  
「あはは、忘れてないってば。
 ごめんごめん。」

ちょっと意地悪だったかな、とチロッと舌を出して。
悪戯がバレた子供のような反応。子ども扱いされるのは複雑な割に子供っぽいそぶりは見せる経太郎である。

「そうは言っても僕の握力じゃたかが知れてるし……
 ふふ、どう?気持ちいい?……これでも一番弱い設定だよ?」

じゃあ次は中くらいね、と強度を上げる。
中くらい、と示されてはいるものの、その強さは中々の振動。スマホのバイブレーションくらいの強さはある。

柏木凛 > 「次はそういう冗談はやめろよな。
ったく……怒ってないから謝るなって」

舌を出した悪戯がばれたような反応を見せられると怒ってはいないのでもういいと笑みを見せ。
大人っぽい時もあるのにやっぱり子供だなと、そのそぶりを信じてしまう。

「それでも気持ちいのは本当だぞ。
ちょっと弱いけど気持ちいいな…これ……まだ上があるのか?」

一番弱いと言われるとまだ上がと振り返り。
丁度のそのタイミングで強度が上がると肩が跳ね、スマホの振動ぐらいの強さは丁度いい気持ちよさ。
その振動にリラックスしたように頬を緩ませてしまう。

金剛 経太郎 >  
「はあい。
 何だかんだ優しいよねえ凜お姉ちゃんって。」

あえて悪い言い方をすればチョロい。けれどそんなことを言えば怒るのは明らかなので言わない。
にひひ、と悪戯っぽく笑って。

「うん、まだまだあるよー
 中くらいはどう?さっきより強いけど気持ちいい?」

リラックスしたような姿を見れば答えを聞くよりも明らか。
やっぱり普段からの何でも屋の仕事で疲れてるんだなあ、と思いつつさらに強度を上げる。

「じゃ今度は強ね。……って、うわ。」

更に勢いが上がる振動。今度は電極周辺ではなく全身に広がるほど。
横で見てる経太郎にもその強さは見てわかるほどだ。

柏木凛 > 「前に言わなかったか?
子供に優しくするって決めてるんだって」

優しいとは言うが悪戯な笑みが見え、何か悪い事を考えているなと見て。

「マッサージ器なんて役に立たねーって思ってたけどいいな。
まだあるのか……あぁ、さっきより気持ちいいぞ」

固まった肩や背筋が解されるような刺激が心地よく。
一個買っていこうかなと考えてしまい。

「これ以上はかなりきつそうだな……っあ…!
ス、ストップ、経太郎…これきつすぎ……る…」

更に強度が上がれば強すぎる振動が全身に広がり身体が跳ね動き。
振動に合わせて身体が跳ねれば合わせるように胸も弾んでしまい。
この刺激はきつすぎるからと止めるように慌てて声をかけて。

金剛 経太郎 >  
「聞いたけど、まあ、実際に優しいところを見るとつい思っちゃうんだよね。」

きっと自分以外の子供にも優しいだろうことは想像に難くない。
とはいえその優しさを自分が受けるのは少しばかり気が引けるが。

「やっぱりこういうの、一つくらい事務所にあった方が良いかな……
 どうせなら一つくらい買ってく?お金は十分あるし……」

そんなことを言いながら様子を見ていたが、“強”にて振動する凜の姿を見て、ほぁ、と嘆息を漏らす。
跳ねる身体と弾む胸。そして艶めいた声色に、なるほど確かに刺激がきついと頷いて。

「ストップって言われても、ええと……はいっ。」

びくん、と反応する凜に気を取られ停止のつもりで更にもう一段階強度を上げる。
“さいつよ”と示されたそれはこれまでの比ではないくらいに凜の体を揺さぶるだろう。

柏木凛 > 「そんなに優しいのが変か?
これでも優しい凛ねえちゃんでそこそこ有名なんだぞ」

時々になるが飴を上げたりしていると告げて。
自分には少年も他の子供たちも保護すべき対象扱い。

「そうだな……一個買ってくか。
私だけじゃなくて経太郎も使えるしなって…早く止めろって……んん…」

書類系は少年に頼っているので自分よりも肩が凝っているかもしれない。
その為に一つぐらいはと思いはするが先に止めろともう一度。

「はぁ……これと同じのを買ってかえ……ひぃ!!」

止まると思った刺激は今までで一番強くなり、しかも完全な不意打ちだったので情けない声を上げ。
まるで踊るかのように振動に合わせて身体が揺さぶられ跳ね動き。
その振動に座り込んでしまい、身体を揺さぶられながら涙目になり、早く止めろと睨むように見つめて。

金剛 経太郎 >  
「ととと、ちょっと待って。
 びっくりしてリモコン落としちゃて……」

思いもしなかった様な声を凜が上げて驚いた拍子にリモコンを取り落とし。
慌てて拾おうとするが電極から伝わる振動でリモコンもあちこちに跳ね回る。
不規則な動きに翻弄されながらどうにか捕まえようとするが、リモコンは最終的に座り込んだ凜の足元、スカートの中へと滑り込んでいった。

「あわわ、お姉ちゃんの方行っちゃった。
 凜お姉ちゃんの方でリモコン取れない!?」

その間もマッサージ器は振動を送り続ける。

柏木凛 > 「経太郎…なんで落としてるんだ…!」

直ぐに止められると思っていたがリモコンを落としたという声に慌て。
少年も拾おうとしているが振動で跳ねまわるリモコンを拾えない様子。
そんなリモコンが跳ねる様子は自分からは見えずに早く拾って止めてと願うばかりであったが。

「私の方にかって……これか…!」

座り込んでしまったスカートの下に何かが入り込んだ感触。
それがリモコンだと分かれば振動に踊らされながらどうにか手に取りスイッチを切り。

「経太郎……あとでお仕置きな?電極…外してくれ……」

ようやく止まった振動に安堵の息を吐き、外してくれと頼み。
電極は外されるとマッサージ器を棚に戻して同じ商品を二つ手に取って。

金剛 経太郎 >  
「しょうがないじゃん、びっくりしたんだってば。」

あんなちょっと色っぽい声なんて出すから、とまでは言わずに口をとがらせる。
促されるままに電極を外し、同じものを手に取った凜を見て。
あ、それでも買うんだ。と場違いな感心をしたり。

「とりあえず、これで依頼の品は揃ったよね。
 届けて事務所に帰ろっか。」

新しい玩具を手に入れたぞ、と言わんばかりに笑みを浮かべる。
絶対に何か企んでいる顔だという事が凜には判るだろうか。

柏木凛 > 「絶対に私の方が驚いたっての。
ったく……事故じゃなかったら拳骨だったぞ」

操作間違いは誰にでもある事、原因までは追及せず。
電極を外されると衣服を整えて乱れがないかの確認。
マッサージ器はハプニングこそあったが肩が軽くなったのは事実なので買う事にして。

「これで全部揃った…な。
そうだな、そうするか。帰ったらアイスがあるぞ」

少年の笑みを仕事が終わって帰れるといった物とは違う。
絶対にろくでもない事を考えていると分かりはするが何かまでは判らず。
悪だくみを食べ物でごかまそうとそういえば支払いを済ませて少年と店を後にして。

金剛 経太郎 >  
「売り物……じゃないけど、わざと落とすようなことするわけないじゃん!
 拳骨やだよぉ、頭の形変わっちゃう……」

ひぇ、と悲鳴を上げて頭を押さえる。
何だかんだで殴られたことは無いが、普段凜の腕力を見ている身としては想像も容易いのだった。

「アイス?わあい。
 じゃあ部屋ガンガンに暖かくして食べよ!」

僕バニラね、と満面の笑みを浮かべながら凜と共に店を後にしたのだった。

ご案内:「商店街」から柏木凛さんが去りました。
ご案内:「商店街」から金剛 経太郎さんが去りました。