2020/07/09 のログ
ご案内:「扶桑百貨店 異能・魔道具エリア(7・8F)」に彩紀 心湊さんが現れました。
彩紀 心湊 > 「ほぉ………。」

感心の声を漏らす。
新しい魔術書などが置いてある場所ができたと聞いてやってきてみれば最近できた場所というのもあって随分ときれいな場所だ。
適当に本を手にとって内容を眺める。

内容こそ、自分の知っている魔法学の一部ではあるが、イラストなどの図式によって今まで以上にわかりやすくなっている気がする。

「…(魔導書もこの数年で大分わかりやすく書かれるようになったわよねぇ…)」

そんな事をぼんやりと思いながら、興味を引く本がないかとぶらりとエリアを歩き回り始める。

彩紀 心湊 > 「ぉ………。」

これは…と手に取るのは基礎魔術の成り立ちを描かれた本である。
こういった本は今まで翻訳も難解な文字で書かれていた覚えもあるのだがついにわかりやすく書かれるようになったかと普段は無表情に近い目も輝かさざるを得ない。

「(コレは…買い、ね。)」

小さく頷けば商品を手にとってキープ。
よほど気に入ったのか、普段彼女を見る同じクラスや知り合いにとっては見たこともないような笑みを浮かべている。
気に入ったのだろう。とても上機嫌である。

さすが新店舗とばかりに軽い足取りで他の本を探していく…。

ご案内:「扶桑百貨店 異能・魔道具エリア(7・8F)」にフィーナさんが現れました。
フィーナ > 「んー…」
とことこと。魔道具のエリアを練り歩く少女が一人。

触れることもせず、見ることもせず、練り歩いている。

フィーナ > 「…めぼしいものはない、かぁ」
そのまま魔道具エリアを立ち去っていく。

ご案内:「扶桑百貨店 異能・魔道具エリア(7・8F)」からフィーナさんが去りました。
彩紀 心湊 > 「…と、いけない。」

立ち読みしすぎていたのだろうか。

「…最近上の空多くて駄目ね。」

頰を掻けば、手に持った本の会計を済ませて外へと出ていく。

ご案内:「扶桑百貨店 異能・魔道具エリア(7・8F)」から彩紀 心湊さんが去りました。
ご案内:「扶桑百貨店 元祖本格握り寿司専門店「常世鮨」(回転寿司エリアあり)」に伊都波 凛霞さんが現れました。
伊都波 凛霞 >  
さて、今日は休日
噂のデパートにやってきた

色々見て回ったのでお腹も空いた頃
美味しいと評判のお寿司屋さんへと足を運ぶ

回転寿司エリアのテーブルへと、腰を降ろして──

ご案内:「扶桑百貨店 元祖本格握り寿司専門店「常世鮨」(回転寿司エリアあり)」に伊都波 悠薇さんが現れました。
伊都波 悠薇 >  
同じ様に隣の席へ、向かい腰をおろす。
結構混んでいるので、少しおっかなびっくりしつつ。
そーっと座って――

誘われたのも、こうして二人で食べに出るのも久々だ。
家では顔を合わせて、話もするのに。

なんだか、緊張してしまうからか固い様子だった

伊都波 凛霞 >  
「ほら、この席なら直接注文しなくてもまわってくるから、好きなの食べれるよ」

引っ込み思案な妹に配慮して、こちらの席を選んだらしい
くるくるとコンベアの上を回っている色とりどりのお寿司が食欲を唆る

「? どしたの悠薇」

なんだか、固いというか…妙に緊張した様子の妹に問いかける

伊都波 悠薇 >  
「あ、え、いや――その、ありがと……」

挙動不審になりながら、気遣いにお礼を告げて。
ふーっと息を吐く。

「姉さんと、こうして並ぶの久々だから。どうしても、こう、緊張する」

隠す必要もないし、隠すとあれなので正直に口にして

伊都波 凛霞 >  
「なにそれ、いつも家でご飯の時とか顔並べてるじゃない」

変なの、と苦笑する
姉妹、家族、水入らずの間柄
それなのに緊張するなんて

「でも、確かに二人でこうやってどこか食事に入る、なんて久しぶりかも。
 学校でも一緒にお昼とか食べないもんなあ」

アガリを淹れて、醤油皿を二人分、割り箸とお絞りも二人分…と
テキパキと配って──

学校では、姉はいつも友人に囲まれていてお昼に一人のことなんて、たまにしかない
姉も姉で、あまり妹を気にかけすぎるのも良くないと思って、学校ではそれなりに接点は減っていた、だろうか

「あ、エビ来たよ悠薇、エビ!」

姉の席はコンベアの流れから視て下流、妹が好んで食べるネタであろうものを見つければ、
スルーするならスルー、取ろうとして逃したなら、代わりに取る──そうやって世話を焼こうとする様は実に姉らしい姿かもしれない

伊都波 悠薇 >  
「いや、その。周りに人がいると、姉さん、目立つから」

きっと知らないのだ、自分がとても目立つ容姿だって。
知ってても、気にしてない可能性もある。
久々だから、こういうの、忘れがちに成るのだけれど。

「まぁ、ある意味、喧嘩みたいなことしてたしね」

世話焼きな姉。
こうしてべったり世話するのも、きっとほかじゃ見れないだろうから――

そして、こういうときの姉は。お姉ちゃんってアピールしたいときだって、最近気付いた、というよりも、そんな風に自分は勝手に思っているから。

「じゃあ、取って?」

たまには甘えてみることにした。

伊都波 凛霞 >  
「そうかな…?あんまり気にしてなかったけど…。
 あーでも結構私身長もあるからなー…」

ややズレたことを言いつつ、それで緊張させてたんだということに納得する
妹は相変わらず、他者からの視線には弱いみたいだった

「そうだねー。色々あった。
 でもお姉ちゃんが悠薇のお姉ちゃんなのは変わんないし、今まで通りだよ」

少しだけ、眉が下がり気味の笑みを浮かべたあと、『取って』と言われたことになんだか安心したような、明るい笑顔を見せる
お姉ちゃんとして妹に甘えられること、頼られること
それらを嬉しく思ってしまうのは仕方がない

手を伸ばして、甘海老もお皿をとって、悠薇の前へ
ついでに自分用のタコサラダもゲットだ

「さ、食べよー、悠薇」

伊都波 悠薇 >  
「…………相変わらずだなぁ」

困ったように、笑う。
良いこと、なんだろうけど。

「それはそうだけど。変わらなすぎれば、それはそれでなんだかなぁって私は思っちゃうな」

アマエビを出されれば、いただきますと手を合わせて。
醤油を小皿にさして、がりを箸でとり。がりをハケにしてエビに塗りつけた。

「あむ」

エビの甘さが、いい感じ。自然と頬が緩む

伊都波 凛霞 >  
妹がエビを頬張る様子をつい見ちゃう、かわいいので
地味に玄人じみた食べ方をしてるあたりがかわいい

「私は目立つかもしれないけど悠薇も可愛いから、余計に視線集めちゃうのかもね」

なんてちょっとつっこんだことも言ってみる
傍から見れば美人の姉と、目立たないけど可愛い妹…ではなかろうか
人によっては後者のほうが男好きする──なんてことまでは、考えないけど

「そうかな…私は悠薇が何歳になっても、悠薇のお姉ちゃんでいたいよ?
 …まぁ、余計な世話なんかは、さすがに焼かなく成るかもしれないけど」

自分もお箸でタコサラダ軍艦をぱくり
このコールスローの絶妙さと歯応えがたまらない
創作寿司の中でも凛霞イチオシの一品である

お皿には2貫のお寿司、1つ食べる?なんてシェアを提案するのも、いかにも姉妹らしい

伊都波 悠薇 >  
「……私がいるから余計にってことはないんじゃないかなぁ」

苦笑しながら、お世辞は良いから、と言いつつ。
とりあえず、一皿完食だ。

「いやまぁ、それはその、わかるんだけど……そういう話じゃなくてぇ……」

わかってるのに、そういうこというの? と恨みがましい視線を向ける。
前髪で隠れてるけど長年の付き合い、それも伝わるはず。

「軍艦は、”まだ”いいや」

伊都波 凛霞 >  
「(お世辞じゃないんだけどなあ…)」

こんなに可愛いのに、世の中の男はとことん見る目がない…と本気で思っている
そう考えると烏丸秀はちゃんと見る目があったのかも、とも…

「ゔ…ごめんごめん」

恨みがましい視線を向けられてやや罰の悪そうな顔

まだいいや、と言われれば、そう?と気にした様子は見せずに残りの一貫をぱくり
女性といえど少食というわけでもなく、まだ一皿、さて次は何にしようかなと流れてくるお寿司も見ながら…

「ほらほら、せっかく来たんだしもっと色々食べよ」

伊都波 悠薇 >  
「……もぅ」

こういうことも増えてきたのもいいこと、なのかもしれない。
さて、もっとと言われればどうしようかな、なんて――

「赤貝にしよ」

ひょいっと赤貝のひもをとり、同じ様に醤油をがりで付けてもぐ。

コリっとした完食と貝の甘みが良い感じ。

「姉さんは次、どれにするの?」

伊都波 凛霞 >  
「悠薇ってなかなか渋いネタが好きだよねえ」

なんというか、ギャップ。かわいい
にこにこ見ちゃう

「どうしよっかなー、ついつい目移りしちゃって…。
 あ、それとってそれ、エビのやつー」

ついでに上流から流れてきたお皿を妹にとってもらおうとする
赤海老のマヨ炙り、これが実においしい

伊都波 悠薇 >  
「逆に姉さんは、子供ウケのやつが好きだよね」

これまたギャップを感じる。
こういう可愛らしい一面も、きっとぐっとくる人は多いのだろう。

「はい」

取ってといわれれば、手を伸ばしキャッチ。
段々緊張がとれてきたのか家の中と同じ感じで

伊都波 凛霞 >  
「うふふ、だって美味しいモノは美味しいんだもん」

子供ウケ~なんて言われればちょっとだけ気恥ずかしそうに笑っていた

香ばしい炙られた赤海老の香り、風味と
マヨネーズ、そして少量の醤油をつけて食べた時の味は決して王道の寿司ネタに劣らない

ぱくっと頬張れば口の中で蕩けるようだ
思わず表情まで綻ぶ──

「ね、試験のほうはだいじょぶ?」

あんまり気にかけてあげていなかったけど、もう試験がはじまる
学校で目立った話があれば家でもするだろうけど、当たり前の話はしないことも多い

伊都波 悠薇 >  
「そこそこ、かな」

天秤が消えてからというもの、学力は平均、より少し上を取れるくらいにはなっていた。
ちょっと癖がついているのかはわからないが、たまに行程はあってるのに答えが違うというのはやらかしたりはするもののそれでも、である。

「あ、茶碗蒸し……どうしよう……」

食べたいけれど、頼むのはやっぱり緊張するのか、ソワソワしつつ。
赤貝のひもを食べきった後、悩ましい表情で

伊都波 凛霞 >  
「そかそかー」

そこそこ、と答える妹
少しずつ少しずつ、ではあるけど頑張った分、身についているらしい妹
ちゃんと頑張ってるんだなー、って、嬉しくなる

「私も風紀のこととかあってあんまり構えなかったからちょっとだけ心配だったの。
 ──あ、茶碗蒸し、たべる?私もちょっと食べたいなって思ってたんだ」

心配はなかったようで、そうう意味でも妹の今に安心する

すいませーん、と店員さんを呼んで、茶碗蒸し2つください。と二人分の注文をする
他に何かある?と一応妹…悠薇へと確認して、なにもなければ以上ですと注文を終えるだろう

伊都波 悠薇 >  
「……あ、そうそう風紀といえば」

注文してくれたことに、ホッとしつつ。
大丈夫と首を横に振る。
そして――

「最近、寝不足っぽいけど。大丈夫?」

――他意のない、大丈夫、だけれど。
未だにこの言葉を投げかけるのに、少しの思いが、籠もってますのも、悪い、癖

伊都波 凛霞 >  
「ん…」

注文を終えて、お茶を口に運ぶと、妹から問いかけられる、寝不足していないか、という言葉

「やっぱりバレてた…?
 うーん、大丈夫だとは思うんだけど、夢見がすごく悪くってさ…」

以前の姉ならば『大丈夫、心配しないで』と、妹を己の問題から遠ざけていただろう

「思い出したくないことばっかり夢に見ちゃって、そろそろ参っちゃいそう」

けれど今は、素直にやや弱気な顔を見せていた

伊都波 悠薇 >  
「夢?」

首を傾げる。
思い出したくないことと言われれば。
自分の心当たりは2つしか無い。

「……食欲無くなりそうなやつっぽいから、もうちょっととにしよっか」

聞いたのは自分だが、気を使うようにそう告げて。
次というように、ホッキ貝とつぶ貝を手に取る。

「姉さん次は?」

伊都波 凛霞 >  
「…ん、ごめんね」

苦笑する
妹に気を使わせてしまった
でも気にかけてくれたのが嬉しくて、心はぽかぽか
ややお姉ちゃんパワーが充填された気分になる

「んー、そろそろ普通のネタもいってみようかな、かんぱち!」

丁度流れてきたカンパチと、サーモンの2皿をゲット

流れるように視線を妹に向けると貝尽くしだった
本当に貝が好きだなー、と微笑ましい

伊都波 悠薇 >  
「結構ガッツリいくね。最近体重とか、平気?」

寝不足なんだよね? とか少しいぢわる。
手にとった貝をぱくりとしながら――3つも頼んだ姿に、頬を緩めて。

「あ、そろそろ貝以外も食べる、よ?」

視線が向けば恥ずかしそうに告げた

伊都波 凛霞 >  
「へーきへーき、ちゃんと運動もしてるもん
 こういうとこに来た時くらい多めに食べたって」

ぽくっとカンパチを口へ
強すぎないワサビが丁度よい
さっくりした歯応えに、甘い魚の脂が絶妙に美味しい
時期じゃなくてもこれほどの魚が食べられる環境に感謝である

貝以外も食べる、と恥ずかしげに主張する妹が大分可愛かったのでお姉ちゃんはにこにこです
下手したら友人に昨日の妹がこう可愛かったということを自慢しかねない

「好きなの食べちゃお。滅多にこういうとこ外食こないんだし、お腹いっぱい、ね」

なんて会話をしているうちに、注文の茶碗蒸しも到着
回転寿司といえば、コレ
海老やカニ足といった海鮮の風味が満載で堪らない一品でしょう

伊都波 悠薇 >  
「……いいなぁ」

そうはいかない妹である。
運動すれば、太らない、なんてことはないのである。
そう、そううまくいかないので、ある。

「あ、茶碗蒸しっ」

ソレは食べたいので、今はカロリーとかそういうのは消えた。
茶碗蒸しは、絶対食べたい一品だから