2020/08/30 のログ
ご案内:「扶桑百貨店 ファッションエリア(4~6F)」に宇津木 紫音さんが現れました。
宇津木 紫音 > 百貨店の端にある、小さな小さなお店。そこで怪しげな下着を選ぶ女が一人。
隣には女性店員がそっと立って、質問に答えている。

彼女は薬物を己の力で生み出せる女。
人を幻覚で従わせ、毒で屈服させ、蹴散らす女。
毒の名を冠する、宇津木紫音。

そんな女が、一つ問う。

「………これの感想は?」

店員 > 「………少しばかり、ファスナーが引っかかって痛い、です。」

ファスナーつきのショーツの感想を言わされて、羞恥に顔を染める店員。
彼女もまた、女の能力で従っている状態で。

宇津木 紫音 > 「そうですか。ではこれを一つ頂きます。
 あと、これとこれ。 明日、貴方がつけて私の部屋まで届けるように。」

優しく微笑みながら、そ、っと下着を手渡して。
お嬢様は、悠然とその店を去りながら、人を探す。

自分の能力の犠牲者を。 また、外の世界でも役に立つ能力者を。

ご案内:「扶桑百貨店 ファッションエリア(4~6F)」から宇津木 紫音さんが去りました。