2020/08/19 のログ
サクヤ > 「わぷ」

キッドのぶかぶかのキャップを被せられたまま、彼は悠然と立ち去っていった。
あれ?本はいいのかな?とか帽子いいのかな?とか色々考えるが
とりあえず友達として認められたらしい。

キャップを本と一緒に抱え直して、サクヤもまたキッドの背を見送った。
また楽しい人と友だちになれた、満足感を胸に抱いてサクヤも買い物を済ませるだろう。

ご案内:「古書店街「瀛洲」」からサクヤさんが去りました。