2019/04/25 のログ
ご案内:「常世公園」に金剛経太郎さんが現れました。
金剛経太郎 > 「つ、疲れる……学業ってのは、疲れるんだな……」

麗らかな春の陽気──というには少しばかり気温と湿度が高い午後。
金剛経太郎は公園のベンチでかなりぐったりしていた。
4月から晴れて常世学園の正式な学生となり、学生生活を送っているものの、およそ10年ぶりとなる学校の授業に日々追われて疲労困憊だ。

「うーむ、春休みのうちに体力を少しでもつけてて正解だったな……」

だらーっとベンチに崩れている姿は、見た目の年齢が小学生と変わらないことも相俟ってだいぶ異様。

金剛経太郎 > 「帰って……寝る、か。」

よろよろとベンチの上で体勢を立て直し。
横に転がしてあった鞄を手に取ると、ふらふらとした足取りで経太郎は公園を後にした。

ご案内:「常世公園」から金剛経太郎さんが去りました。