2021/12/28 のログ
■暁 名無 > ぼーっと今後の事とかを考えながら過ごしていたが、不意にコートのポケット内のスマホが鳴り響く。
慌てて取り出して見れば、帰るタイミングを忘れたときの為のアラームだった。びっくりしたわ。
「そろそろ帰って晩飯作るかー
ついでにコンビニで何か買ってこ。……はぁ、誰か休みの間だけでも飯作ってくれねえかな。」
愚痴と溜め息を溢しながらベンチから腰を上げる。
すっかり空は暗くなって、寒さもかなり身に沁みる。
迂闊に風邪など引くわけにもいかない。約束、したし。
「やたらと寒さが厳しいと思ったら、そういやお守りもあげちゃったんだっけか。
……ふー、後悔はしてないけどマフラーか何か買わないとな」
まあそれは追々考えるとして。
身体が芯まで冷えてしまう前に、俺は足早に公園を後にしたのだった。
ご案内:「常世公園」から暁 名無さんが去りました。