2019/03/01 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」にアキラさんが現れました。
アキラ > (とりあえず春休みに入ったからようやくゆっくりできると思ったのだが見込みが甘かったらしい、朝っぱらから書類の山と格闘にはじまり新学期の準備から普段触れない部分の掃除まで含めて初日から盆と正月が一緒に来たように忙しかった。昼過ぎにカフェテラスまでヘロヘロの状態で向かってきたのも、少しでも休憩がてらにコーヒーでも飲んで一服しないと身体がもたない事を確信した為だった。カウンターの前で女は少し悩みながらメニューを見ている。)

あー…カフェラテ一つ頼む。後は__悪ィがパンケーキもくれ。
(今思えばここでいつも飲むのはブラックのコーヒーだったが今は甘い物でも摂取しないと身体が持たない。軽食もついでに取ろうと考えてパンケーキを注文してから、杖をつきながら女は歩いてカウンター席に腰を下ろした。深い溜息に似た息を吐き、そして燃え尽きたようにぼんやりと店の天井を眺める。シミひとつ無い…ように見える。)

ご案内:「カフェテラス「橘」」にギルゲイオスさんが現れました。
ギルゲイオス > 「おや、随分と暇そうであるな」

(女性がどの程度ぼんやりとしていたのか、は分からないが。恐らくは意識が水平線に戻ってくるよりも前の事。
僅かに笑い声を含めたような物言いとと共に、カウンターの上へラテとパンケーキが差し出される。
無論状況をある程度理解した上で、言っているのだが。
なにやら注文していない、フルーツの小さな盛り合わせもついている。不揃いな形から商品というより賄いといった感じではあるが、パインや苺の色が鮮やかだ)

「人は減るのにやることが増えるというのは、難儀なモノであるな。あ、果物はサービスである」

(盆を片手に立つのは、長身の男性。
雰囲気からして異邦人感があるものの、妙にここの制服が着慣れている。
魔王様、アルバイト中。
教師と生徒なら、まぁ、顔位は知っていてもおかしくはないだろう)

アキラ > いや、休み初日からクソみてェに忙しいからこちとらわざわざ暇を作って休んでるんだよなァ…。
(店員の声が聞こえる。言葉を紡ぎながらも上を向き脱力した声を発する姿は凡そ教師には見えない姿だ。しかし甘い匂いを感じとっては一度机へと向き直り、そして長身の彼の方へとその隻眼を向けた。自分よりも遙かに大きい身長の彼と注文した記憶の無いオプションのついたパンケーキとラテを交互に見ただろう。)

なァに、鬼の居ぬ間に洗濯って言葉もあるだろ?ヒヨッコ達が居ない間じゃないとできねェ仕事もあるのさ。
(若干諦めたような口調で軽く笑みを浮かべては言葉を返した。顔は知っているが名前は知らない彼を見て、着慣れた制服の姿から長くアルバイトをしているうちの学生だろうかと推察をして。顔つきは自分よりも年下に見えるが世の中人は見た目によらないという事は女も経験則で知ってはいるが、それでも軽口を叩くのは立場どうこうという事を気にした事も無い女という人間の性質故だ。柄にも無くパンケーキの上に乗った果物を視線に捉えては笑みを深めてから)

ありがとな、歳を食ってもこういうのは嬉しいもんだな。
(礼の言葉を述べてからラテの入ったカップを持ち、ゆっくりと飲むだろう。仄かな甘味が疲れ切った身体に染み渡る気がする。)

ギルゲイオス > 「はっはっは。話の通じない貴族連中と三日三晩会議を続けたような顔をしておったぞ」

(通じるのか通じないのかよく分からないたとえ話。雰囲気位は通じそうか。
ぐっと身を乗り出して盆をカウンターの向こう側へと仕舞い込めば、隣の席にへと特に断りも入れずに腰を下ろした。
客の出入りもまばらで暇で、上がりの時間も近いのだろう。他の店員も、気にする様子はない)

「ほほう、此方の世界での言い回しであるかな?鬼、オーガか……わざわざいないタイミングに洗濯をチョイスするというのも、妙な感じであるな。
まぁヒヨコは常に目を光らしておかぬと、何処へいったモノか分からなくなってしまうからな。その間に溜まったモノをどこかで処理しないといけないというのも、さもありなんであるか」

(割とガチな感じで屈強な鬼を脳裏に浮かべ、居ない隙に洗濯をするとはどういう状況だ、逃げぬのか?などと頭を右に傾けたり左に傾けたり。
言いたい事は、なんとなくは分からんでもないよと同調して、小さく肩を竦めるのであった)

「そうであろう?丁度残っておったのでな。
ま、疲れたのであれば風呂にでも入って酒でも呑んで、寝てしまうのが一番であるよ。
我みたいなひよっこの為に、働いて貰わねばならぬからな」

(此方も軽口を返す、そんな構え。
肩を小さくと上下に揺らしてから、ゆっくりと息を吐いた)

アキラ > あーっ…ハハ、ちげェねぇ。別に休みも長えんだからあたいは別に適当にゆっくりやりゃ良いと思うんだがなぁ。
(例え話は何と言えばいいだろう、女にはニュアンスは伝わった。少なくともまだ半日しか働いていないし3徹した訳でもないのだが、苦手な事をずっとやってると気が滅入っていくからそういう顔をしていても不思議では無いだろうと。カップを片手に持ったまま彼が隣へ座った姿を確認してから周りを見てみるが、誰も咎めないという事は問題ないのだろうと女は認識した為に話を続けるだろう。)

まぁそもそもあたいが使った言葉が意味としては適切じゃねェが、面倒な事を言ってくるヤツが居ない間にパパっと面倒事を済ませておくと楽だろ?
多分うちのヒヨッコ達は皆首輪付き…って言ったら良くねェが必要だから来てるだろ?だから帰ってくるさ、遅かれ早かれな。
(言葉は適切では無かったような気がしたが、とりあえず彼は聞いた事が無かったと思われたために先程言った言葉の意味の大体のニュアンスを説明を試みただろう。なぜだろう、昨日もこんな事をした気がしたが__それはさておき、同調してくれたのならまた一口ラテを飲んでからテーブルに置き、今度はフォークを右手に持った。)

いや、むしろそっちの方があたいはありがてぇ。タダで貰っちまってるからな。
___そうさなァ、家に帰ったらビールも待ってるし今日は冷奴で……いや駄目だ、ここでほったらかして帰っちまったら明日何て言われるかわかんねェ…。
多分どっかで会った事があるしここで働いてるっつー事は学生だろうが、あたいよりも立派な背丈の男にひよっこと自称されてもピンとこねェな…。
(頭の中にビールと肴が机の上に並んでる光景が眼に浮かんでしまった。駄目だ駄目、と妄想を振り払うように首を軽く振っては上に載せてくれたパインを軽く突き刺して口に運ぶだろう。ご満悦なのかまた少し表情を緩ませて咀嚼をしているだろう。話し相手も丁度いるし甘味もある、今の所は現実を見なければ女に文句を言う要素は無い。)