2023/06/24 のログ
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」に寝刀シロさんが現れました。
■寝刀シロ > 「文章が巧くなりたい」
何度目か、数えてないし数える気も無い。おそらくこれからも言う
クルクルとお店クオリティのいい茹で加減のパスタ麺をからめとり
口に運びながら言う物憂げな表情、ちょっと待った言い直す
アンニュイな顔をした水色銀髪の美少女、いやワンモア。今度は誇張が過ぎた
ええっとここにおわすわ…
…嗚呼もういいや今は昼時お腹も丁度いいぐらいの時間、今日は既に急いで出る必要のある授業も無いことを良いことに、このままオヤツの時刻までだらうだと管をまくことを即決した。そんないかにも怠惰極まりない、口うるさい風域委員が見れば青筋立てて怒鳴り込んでくるのは想像するまでもない。
大学部一年籍の女と言えば、寝刀シロ。私のことである。
「もうちょっと文章、圧縮できなかったんですかね?」
嗚呼。文才の無さが狂おしい程うんざりする(この表現の組み合わせはどうだろう)
ちなみに。立場地位は偽装、なおさら真面目に学生をやる気もない
サークルだの共同レポートだのはもう一度目の人生だけで十分だおっと失礼ちょっと記憶が混線した。ともあれその一度目を掘り下げるならば、その経験則で
自分が絶望的に誰かと時間を共有するという概念自体に向いてないことがわかりきっている。余生は一匹オオカミで過ごすと決めた。
私、人嫌いだし。他人様の気持ちなどわかるものかわかりたくもない
…OK、暫し料理に手を付けて落ち着こう。我ながらぐちぐち脳内でひねくれ自虐を疲労しすぎだ、ブレーキフブレーキ。
■寝刀シロ > テーブルに並べられた料理に目を向けよう
ペペロンチーノ、シーフードサラダ(イタリアン)、コンソメスープ、ミートドリア、ジンジャーエール。
(刺激が足りない、タバスコ追加)
好みの基準、注文の基準は神の調味料ともいえるタバスコ(ペパーソース)
それに合うかどうかだ、此れが最も重要
この奇跡的存在と如何にして出会ったのか、それは女の前々々々世くらいの記憶
東京此処で名前を挙げるには躊躇する鼠の国の冒険記を綴らねばならないが
割愛する、尺が足りないだろうどう考えなくとも、778899いや何の尺だか知らないけれど
「ン~~」
(あ゛ーこの舌の感覚の為に生きてるって感じがしますねぇ)
タバスコ、タバスコが在ればどんなゲテモノも食える気がする
舌を通して脳髄まで響く辛味と酸味のハーモニー、刺激が飽きない食事を…
…食事を……食事。なんだ、『体現する』と続けようとした所でなにかしっくり来ない
もっと洒落た言い回しがある気がしてならない。
またも気分はアンニュイに逆戻りだ、なにせ私は
語彙がない、教養がない、文才も無い。
「ドラゲナ…………」
口から自然に出る言葉をテーブルへ頭を自らぶつけることで強制停止を掛けた
何事かと付近の群衆(客)や店員が視線を向けて来たので
何でもない気にするなと返しておく、無理がある。
にしてもこの不埒な脳細胞はすゥぐネットミームにコンボを繋げようとする
お前は本当にそればっかりだな寝刀シロ
だからお前は~と続ける不敗な師匠の名言に誰もお前を愛なんとか~etc
性懲りもなく有名作の名言を浮かべる辺りこの頭は収容違反レベルの
ミーム汚染度な気がしてならない、財団仕事してくれ。
いや『この世界』の財団と言えば常世財団だが。
嗚呼。だめだこりゃ、サラダとドリアを完食して顔を抑えた。
■寝刀シロ > ニルヤカナヤ学生街支店☆☆☆☆
最後のペペロンチーノを絡め全て完食。
大変満足の行く味だったので最大☆5の中、☆四つ付ける事にする
☆4にしたのはサクラと疑う天邪鬼対策だ、私も天邪鬼だし
下手に最大値にすると嘘くさく見える、心が汚れてる証拠だ
大人になるとは世間の黒や闇を知るに等しいと言えよう
「適当も適当。根拠もないアレですがね」
闇とか黒だのと言えばスラム、落第街、違反組織
……などなどが実際にこの島にはあったか、関わり合いたくな…
いや手遅れだろ私、身分偽装者じゃないかとスゥーッと深い溜め息を吐く
偽装の更新まではまだ余裕がある、普段は此方から出向かなければいいだけ
昔ならいざ知らず、今はもう鉄火場を出歩く必要性も趣味も無いし
一応女でバストサイズも豊満の言葉を使えると自負しているし
襲われでもしたら面倒がさらに極まれりだ
…先ず第一そんな目でこの身を見る罰ゲームチャレンジャーが居るか?
辞めておこうこの話、女としての魅力が既に棺桶行きという現実を
直視するだけ喪に服するレベルに心が暗くなるだけだ。
隣の隣のまた隣の高等部女子グループがきゃいきゃい姦しいのが目に入った
心が若いっていいなー、ケッ
(自衛手段を持ってはいる。まあ、使う機会はないだろう)
この世界に立つ『前』には、寝刀シロは脇役端役以下に徹すると
決めていて、その目的はあくまでも自分本位なもの
何よりも大事なのは自分の其れ。其れの為の息抜きと思索が
この世界における私の存在理由。寝刀シロは才筆と為りたいのだ
欲しい物は文章力、あと理解力
常世の世界にかける思いはそんなにない。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から寝刀シロさんが去りました。