2020/08/19 のログ
エコー > 現実には触れられない、触れられようもない。されど彼の撫でる挙動と距離感において、頭に収まるように彼の手を受け入れた。

「推しの美少女の前では何でも告解するんだよ。私はなんでも受け止めてあげるからね!」

 嫁にはならんが、俺の嫁って自称する分には構わないけれど。
 あるいはVRゴーグルでもあったら、それっぽいことは出来たかなぁ、と。

「えへへ、じゃあ次回作を手伝ってよ。この海洋ロマンスは私の持ち回りのゲームだから。
 ネタ出しとプロットとキミの笑い話のウケが良さそうならね!

 私のゲーム審査は厳しいぞぅ」

 吐いた唾は戻せないぞぅ。ゲーマー兼ゲーム開発者の自分が多少なりOKを出す時点で大きく買っているのやもしれない。

「それじゃあまだ調査があるからここまでだね。童男くんとっても楽しい子だから、またお話できたら良いな、ゲームとか詳しそうだし」

ドローンは海へと向かってゆらゆらと飛行を始めた。
既にスイカは食べ終えていた。

持流 童男 > こちらもちびちびスイカを食べていてそして笑う

「うむ!エコー殿またお話できたらすっごい嬉しいでござるよ!」
そう笑って海に向かうドローンを見てから

「うん、某のは・・・笑い話でござるからな!ネタをきちんと提供するでござるよ!!ゲーム審査を通るくらいのネタは・・”経験”してるでござるよ!」

すこしだけ照れくさそうにしてから、エコーさんを見送って
スイカを全部食べてから、浜辺と片付けをする。
そのときにエコーさんに聞こえるかも知れない声で

持流 童男 > 少しだけの青春。味わったことなかったけど、嬉しかった。そう思いつつも浜辺から去ろうとするだろう
ご案内:「【イベント】海水浴場 浜辺」から持流 童男さんが去りました。
エコー > 「それは期待大だねぇ。ゲームに理解がある子はとっても貴重だから頼りにしようか」

あれやこれやと考えられるものは幾らでもある。アドバイザーとか、他愛ない雑談を交えながら汲み上げられたら、それはそれは素晴らしい青春になるに違いない。
ひと夏の、学生との他愛ない話は、意義のあるものだったに違いない。
青春の真似事が出来たことに微笑む。画面はぷつりと閉じて暗転する。
海の上を、カモメのように水平線へ向かって飛び去るのだった。

ご案内:「【イベント】海水浴場 浜辺」からエコーさんが去りました。