2020/09/14 のログ
ご案内:「歓楽街」に宇津木 紫音さんが現れました。
宇津木 紫音 > 大通りから少しだけ離れた路地裏。
そこで、ずしゃりと何か大きなものが倒れる音が響き渡り。

「で、その事件は終わったのです?」

倒れた男の頭を踏みつけながら、ふむ、と話を聞く。
男に流し込んだのは、自白させる毒のようなものとしびれ薬。

彼女の唾液は毒。

彼女の愛液は薬。

そして彼女の血液は劇物。

因縁をつけてきた男をキス一つで倒した上に、情報と財布を抜き取って。


「………二度と、わたくしに物のように値段をつけないように。」

男の頭をぐり、っと踏みつけ、四つん這いになっている股間を蹴りあげて。


「………あぁら、ごめんなさい、情けない声を引き出してしまったかしら。」

捨て台詞を一つ吐いて、大通りに戻る。

宇津木 紫音 > 「さて、優しい人から現金を譲ってもらいましたし。」

そのまま帰って眠るだけでもつまらない。
とはいえ、お酒を好んで飲む人間ではない。
彼女の遊びは、その日その日で自由だ。

「……しかし、風紀委員が3人ほどでかかって大怪我させられるとは。
 この島の違反部活、とやらもなかなかに面白い組織が多いみたいですねえ。」

興味が沸く。

宇津木 紫音 > 「"誰か"、騙しやすい人がいれば………そこから風紀やら違反部活の内部情報を得られそうですけれど。」

舌なめずりを一つ。
ぺろり、と唇を舐めながら路地を歩く。

「鉄火の………なんでしたっけ、あの子。
 金髪の………鉄火の………。
 鉄火のなんとか。

 あの子が大怪我したんですっけ。」

彼女は、他人の二つ名に興味がない。
自分がつけてあげたい派である。

宇津木 紫音 > 「鉄火の歯医者か何か。
 ……まあ、あの子は慎重そうに見えましたけれど。」

腕を組む。
自分の能力にもかなりの速度で気が付いたあの少年でも大怪我になるというと。
違反部活生というものは、相当な実力を備えているのは間違いあるまい。


「…金だけで転んでくれるようなら簡単ですが。」

肩を竦める。

宇津木 紫音 > パリーン、っとガラスが割れる音が響き。
怒鳴り声が響き渡る。

「あら、ケンカですか。」

激しい音が響き渡れば、薄く笑う女。

「やはり、戦いの一つや二つ観戦できるといいんですけれど。
 いい能力の持ち主、見ることができそうですしね。」

ご案内:「歓楽街」から宇津木 紫音さんが去りました。
ご案内:「歓楽街」に葉山翔一さんが現れました。
葉山翔一 > 歓楽街の一角にあるゲームセンター。
学生などが集まり響く音楽以上に賑やかとなった店内の一角。
クレーンゲームが置かれた場所で一つのゲーム機に目を付けてクレーンを動かす。

「偶にはこう言うのも……悪くは…よし」

普段は商品入手という意味でゲームをやるのだが今回は純粋な娯楽。
狙うのも自分が欲しいと思うもので希少動物コレクションというラインナップは少々微妙な物ではあるが…。

「後少し…後少しで……くそ!」

もう少しでゲットできるとアームが動きを見ていたが後少しという所で掴んでいたぬいぐるみは落ちてしまう。
後少しだったと悔しそうにすると今度こそと意気込み硬貨を投入してアームを操作を始めて。

葉山翔一 > 「今度はうまく行ってくれよ…」

掴むのは何気に簡単、後はパワーのないアームが何処までぬいぐるみを維持できるか。
掴んだまま動くアームを見詰めては落ちるなと祈る。
後少し後少しとアームが動き…そして取り出し口目掛けてぬいぐるみを落とせば思わずガッツポーズをしてしまうのは仕方がない。

「よし、取れたな」

純粋に欲しかった物が取れればやはりうれしく。
笑みが浮かぶのを隠せずにぬいぐるみを取り出すと鞄に押し込み。
次を狙って更に硬貨を投入してゲームを続ける。

葉山翔一 > そうしてその後、いくつかを追加でゲットできれば満足して去っていく
ご案内:「歓楽街」から葉山翔一さんが去りました。