2020/10/10 のログ
雨見風菜 > 前半戦とも言える戦車や歩兵との戦い。
の前に、演出として敵戦車が移動していくのがフレームアウトする場面。
攻撃されず、ほったらかしても問題ないその敵戦車をきっちり狙って撃破していく。
とは言え、流石に全ての戦車を片付けるには時間が足りない。

そして、敵戦車と歩兵の混成部隊との戦いが始まる。
機銃持ちの戦車を最優先に、ミサイルランチャーを持っていない敵兵士をその次に。
ミサイルはある程度接近させてから慌てず騒がず撃墜していく。

雨見風菜 > 後半戦。
まずは大通りに入った敵ヘリコプター。
ここからは敵の攻撃はミサイルランチャーだけになる。
通過していくだけの敵縁も撃ち落としながら、テキパキとさばいていく。

そして、高架を挟んだ先にも出てくる敵ヘリコプター。
先程よりも障害物だらけで、慣れていなければ迎撃はしにくいだろう。

「まあ慣れてるので大丈夫なんですけども」

雨見風菜 > そして、ノーダメージでボス戦に。
このステージのボス敵は、まるで戦闘機のような改造ヘリ。
何処から弾頭が供給されているのかわからないが、やたらとミサイルを撃ちまくってくる。

「まあガンシューティングゲームの弾薬だって大抵は何処からともなく無限ですけども」

弾が切れてしまったら攻撃できない以上仕方がないだろう。
危なげ無くノーダメージでクリア。
熟練プレイヤーの間では、一面ボスより簡単だと評判のボス敵だ。

雨見風菜 > 第三面。
トンネルに入っていった主人公たちが敵を追いかければ底の見えない竪穴の洞窟。
ここではガンコントローラーを向けた周辺だけが明るくなる難易度の高いステージだ。

そんなステージでも、しっかりきっちり敵の位置を覚えているのだろう、次々と倒していく。
だが、それでもやはり暗闇ばかりでタイミングはつかみにくい。

「あちゃ!」

暗闇で視界が効きにくく、敵の数が多いこのステージでは、わかりやすくダメージを与えてくる黒や赤の装備の敵、ではない敵が一番厄介だ。
他のステージよりも頻度が下がっているものの、直撃弾を撃ってこないわけではない。
放置すれば撃たれるのは間違いなく、現に風菜はそうやってダメージを受けてしまったのだ。

なお、黒や赤の装備の敵は装備している暗視装置の光でわかりやすくなっている。
初期バージョンではこれがなかったため全ステージ中最難関と化してしまっていたのが修正された形だ。

雨見風菜 > そうして、風菜の健闘もむなしく。
ダメージが蓄積してしまい、後半戦目前のところでゲームオーバーとなってしまったのだった。

「うーん、残念。
 修正されてもやっぱり最難関ですよこのステージ」

周囲を見回して、待っている人がいないかを確認する。

雨見風菜 > 後ろで待っていたカップルに順番を譲り、風菜はもとの音ゲーに戻るのであった……
ご案内:「歓楽街」から雨見風菜さんが去りました。
ご案内:「歓楽街」に宇津木 紫音さんが現れました。
宇津木 紫音 >  
宇津木紫音は正規学生である。
父親は本土の方で有力な市議会議員であり、ここに押し込む際に金が足りないということもない。
父親も彼女自身も"露見した"悪事は全く無いのだから、入学に支障は全く無かった。


彼女自身、悪意と害意の塊ではあるが、直接つかまるような悪事には手を染めていない。
……まだ"露見していない"だけとも言える。


「まったく………声をかけるならもうちょっと面白い話を持ってきてくださいな。」

隣で意識を失った男を見下ろしながら、カウンター席でため息をつく女。
声をかけて、肩に手をかけてきた男は、キス一発で失神させられていた。

濃い睡眠薬をたっぷり注入してやった。おそらく3時間は起きないだろう。
 

宇津木 紫音 >  
するりとその男のズボンから財布を抜き取って。

「お預かりしておきますね。 取りに来たらお返ししますわ?」

笑う。 流し込んだ薬はおそらく今日の記憶すら残すまい。
目を細めて見下ろしながら、支払いを済ませてBARを出る。


「………面白い人でもいればいいんですが。」

恐ろしい能力者、誰もが知る有名な能力者の情報はいくつか手に入れた。
とはいえ、そんな人間は簡単に隙を見せることもない。

ゆったりと歩きながら、周囲の人間を見回し。
酒を飲んで騒いでいる男や、キャーキャーと騒ぐ女子。
目に留まる人はいるだろうか。
 

宇津木 紫音 >  
「それならば、むしろ寮の方が気を緩めていいのかもしれませんね。」

ふ、っと思い出してそんなことを口にすれば、ぺろり、と唇を嘗める。
 

ご案内:「歓楽街」から宇津木 紫音さんが去りました。