2022/03/06 のログ
ご案内:「落第街大通り」にレナードさんが現れました。
レナード > 「んー……………」

落第街に軒を連ねる、怪しい道具の扱う商店。
その中でも異能の制御ができそうな眼鏡を探して、少年はやってきたようだ。

「……デパートだとここまで尖ったのはないからと聞いてやってきたけれど、
 流石にここでもやることは変わらなさそうだし……」

とある薄暗い路地に構えた店の中で、少年は乱雑に陳列された装飾品を眺めている。
数はデパート程もないが、眼鏡自体は探せばなんとか見つかるだろうかといったところだ。
出所に信頼のできない怪しい品に手を出そうというのだから、
少し怖気づくも生唾を吞んで押し殺すと、そっと手を伸ばし、それを取る。

「……こういうとこの方が掘り出し物が見つかるって聞いたけど……
 まあ、虎穴に入らずんばなんとやらなわけ……」