2023/06/26 のログ
ご案内:「落第街大通り」に寝刀シロさんが現れました。
寝刀シロ > 「ここが落第街。リアルロア■プラ ですか、感動的ですね」
この世界に例のアウトロウ漫画があるかどうか知らないが
そも此の世界における日本が今どういう状況なのかも要領得ないし
浅めのオタ趣味陰キャにとっては慣れしたんだ作品が
降り立った世界に存在するか否か、かなり死活問題…
無駄話が過ぎるのでここまで

≪窓口≫へと安全にたどり着くルートの模索の為に何が出来るか
何が必要か、必要な材料と情報を手に入れるにはどうすればいいか
其れを考えた結果、直接足を踏み入れてその目と耳で確かめる
……というのもある、然し見逃せない情報が運良く手元に入った
落第街とスラムの詳細なマップデータが存在している事、
それを売る人間が居ると言う事、ちなみにマップデータの原型を作ったのは
学園にて教授の地位に就いている変わり者の教授らしい、さておき

そんな訳で私はこの学園都市島のアンダーグラウンドに足を踏み入れたのだ
侵入経路は一昨日雰囲気がピンク過ぎると罰点を付けた場所
憎いナンパグループに絡まれた場所の付近をあえて通って来た
まさかあのチャラ男共も、そして風紀委員の女もこんな日の離れない内に
後ろめたい道を選ぶとは思うまい。しめしめとデイドリームと名のついた
妖しき喫茶店を横切り、メモ帳の地図を頼りに落第街の大通りを進む。
セクハラ喫茶ってなんだおい、この島は生徒と教師が一丸となって運営してるんじゃなかったのか
もしや不純異性交遊という概念そのものが存在しない?それなんてゲフン

「……私の中のなけなしの常識と倫理が熱を起こしそうですよ
日本は日本でも合衆国でないでしょうね、まさか──」

私はそのシリーズ、“在る世界”でも履修していないのだけれど

寝刀シロ > <>
(服装もいつもより、
 其れなりの年数を着まわしてきてくたびれた服ですし
 小汚いとは言わないまでも綺麗には見えない筈 )

最も慣れたアウトローとはぱっと見の衣装よりも雰囲気とか嗅覚で
其れが持つオーラなどでカタギか半端者かホンモノかを判断しそうだけど
その様なプロとバッタリ鉢合わせた時点で擬態など無意味なので
時が来ればアドリブでどうにかするしかあるまい
そこまで考え複数の情報屋から仕入れ
辺りを付けた落第街の地図屋が居ると思しき場所に向かう為次の道を右折
  する前に目に入った公衆電話を借りるフリして背後確認、
どうやら誰かに明確に付けられているなんてことはないようだ
視線はいちいち感じるのだけれど

(私は新参も新参で、世界単位の余所者
 当たり前と言えば、当たり前か。こんな場末な所なら特に )

一応日本近海にこの島は位置すると聞いたし
日本領だった頃もあるとか、通貨も円で。だからそこまで
己が持つ認識と常識感などなどと剥離することはないだろうと
治安が悪いも日本で言う関西で治安が悪い所ぐらいだろうと

明確に高を括っていた認識がある
今日其れは是正しよう、此処は油断ならない、してはいけない。
ほんの少し歩いて、肌でしかと異質を感じた。   あと胸を見るな

「おお、この公衆電話。ダイヤル式じゃないですか
 意味もなく動かしたくなるんですよねこういうの」

子供か私は

寝刀シロ > \/
仕入れた情報の一つによれば。今の時期探せば見つかるであろう地図屋は
赤、緑、青、黄のカラフルな帽子を被っているとのこと。
なにやら窓の近くに彼は座っていて。窓を四回ほど叩く
そうしたら『窓から問われた言葉は?』と言葉を掛けられるので合言葉を……

「……Wind〇wsじゃないですか」

この世界ではもしかしてマイク□ソフトは幻の存在か敗北者なのだろうか
パソコンなど使えればヨシだからいちいちOSがどこかなど気にしちゃいなかったが
あとでap〇leとか任〇〇が存在するかよく調べようと固く誓いながら

右折した後の道を往く、時折感じる好機の視線
値踏みするような気配。隙を伺っているような悪意の臭い

(……時折通り過ぎる路地裏の道の奥を覗くとこんにちはまた別世界
 ほんっとうにスラムがあるじゃないですか)

無かったことにされている町
認知されない汚点、しかもそこに住まう人間もまた
若い人間、幼い人間が多くて、頭痛がしてくる
下手に同情などすれば喰われるだろうけれど

(常世ではなく、“常闇”が正しいじゃないか。此処)

正常な感覚がちょっと何かわからなくなってきた
或いは正常なのがおかしいのか。
この場における正常とは何を基準として正常なのか
それがまず疑わしいと言われればうんまあそうだなと
己は答えるだろうが。
偏頭痛を再発させた頭を抑えながら、地図屋を目指す。
そこは少し路地裏な場所。
心の中でいつでも戦闘モードへと切り替えれるよう
心構えをしておく。いざとなれば単なる障害と思えばいいだけ

たとえ自分に刃を向けて来た存在が年下(ガキ)であろうと
其れは対峙したのならただの敵、ただの障害、ただの排除対象

良し、ヤれるな。いざという時の確認完了。

ご案内:「落第街大通り」にエボルバーさんが現れました。