2020/07/11 のログ
チンピラリアン > 「ああ?」

哀れなチンピラは、それでもこう……凄んで見せてしまう。
この落第街において、外見など、なんの参考にもならないというのに

ご案内:「落第街 路地裏」にモノ・クロさんが現れました。
モノ・クロ > 「……お。」
喧騒が聞こえる。
人がいる。

今日は良き日だ。

声のする方に、足を進める。二人が対峙しているのが見える。

エインヘリヤル > 「そう。残念」

男の返事を聞くとそのまま、一歩踏み込んで体を当てる

吹っ飛ぶでもなく、衝撃をその身に残された男は、その場にくずれれ落ちる

モノ・クロ > 「…おっと。お楽しみ中だったかな?」
そう言って、注意を引く。
今の一撃は面白そうだ。

食らってみたい。その『味』を味わわせてやりたい。

エインヘリヤル > 目の前の男はすでに白目をむいている
そして、エインヘリヤルは新たな通り図刈りに声をかけられても、特にどうということはなく。

「……別に」

むしろ単なる邪魔とばかりに素っ気なく。
なにせ、このあとチョコミントパンケーキが控えている

「こんなの、煩わしいだけ」

髪をかきあげ、くだらない、というように嘆息する
なにせ、このあとチョコミントパンケーキが控えている

モノ・クロ > 「私とも付き合ってくれないかな?暇、持て余しててさ。」
しゅるり、しゅるり、と、手足の呪紋を広げていく。ゆっくり、ゆっくり。

今ならまだ、逃げられそうだ。

エインヘリヤル > 「……甘いものは好き?
 カフェでなら、付き合ってあげてもいいけれど」

正直、チンピラだけでもうざいのに。
別に体を動かしたいわけでは、これっぽっちもない。

よせばいいのにこんなところに居を構えて、うっかり繁盛してしまったカフェにこそ用がある。

「なんなら奢るわよ?」

この手の生き物は、カフェに行ったことがあるのかどうか知らないが。
もし初めてなら、つきあってやってもいい。

だが、カフェに一緒の行くのでもなければ、コレ以上面倒に巻き込まれるのも勘弁だ。
だって期間限定最終日なのだ。

受け入れるなら良し。
拒絶するなら、避けるだけ。
チンピラは話が通じない上に説明も面倒だからこうしたに過ぎない。

モノ・クロ > 「んー……あー。ちょっと待て。それってどんなのだ?」
甘いものなら『モノ』が好きだ。モノによっては今やるのはもったいない気がする。

エインヘリヤル > 「チョコミントパンケーキ。
 期間限定販売、今日が最終日

 別にそれでなくてもいいのだけれど。
 私はそのために今日ココにいるの」

スイーツマニアとして、そこは譲れなかった。

「他にも、3種のミックスベリーパンケーキ
 エディブルフラワーとシトラスナッツパンケーキ
 塩キャラメルアーモンドパンケーキなんかがあるわ」

もはや、店員が紹介するそれとあまり変わらなかった

モノ・クロ > 「…ううむ。」
これは、後で何かしら文句を言われるかもしれない。
となると…
「起こすからちょっとまっててくれ」
そう言って、数秒沈黙。

「美味しいものがあると聞いて!」
さっきとは印象の違う、溌剌とした声になった。

エインヘリヤル > 「なら、決めるといいわ。
 美味しいものは逃げ足が速いの」

豹変した相手の様子には興味がない。
多重人格か何かなのかは知らないが、別に何処の誰であっても気にする必要もない。
本人は本人で、それ相応に付き合うだけのこと。

「乗るなら、すぐそこよ」
話に乗るかどうかを促した

モノ・クロ > 「奢ってくれるなら!」
そう。怪異はお金を持たない。

お金を入れるポケットもない。

エインヘリヤル > 「決まりね……来なさい」

ふふ、と年相応の笑みを見せ。
この手の類を相手するのに、金銭の話など、してはいけない。

パンケーキがただで手に入るから交渉になる

「甘いものは、何にも勝るわ」

モノ・クロ > 「甘いものは好き!滅多に食べれないから…」
腹を擦る。怪異に属するとはいえ人間である。

食欲には勝てない。

エインヘリヤル > 「それは力の使い方次第じゃないかしら」

先ほどみたいな使い方ではせいぜいチンピラから物を奪う程度だ。
夢も希望も拾えたものではない。

どう見ても【ヤバそう】なのはわかる。
だが、ヤバいだけでは、必要にありつけないのも確かだ。
今だって、力の使い方で手に入れたのだから。

もし私を襲っていれば、手に入らなかったもの。

だから目を細め、言った。

「甘いものが欲しいなら、あげる。
 力の使い方なら、私が示してあげる……どう?」

災厄に、その白く細い手を差しのべた
【相方】も望む必要があるでしょう、こういうの

モノ・クロ > 「……力って何?」
素朴な疑問であった。
『モノ』は力を振るった覚えは一度たりともないのだ。

『モノ』は、自分と同じ気分を味わってほしいだけ。

それだけなのだ。

エインヘリヤル > 「その、むやみやたらに振り回してる呪紋のことよ
 今だって、それを引っ込めたから、奢るという話になったのでしょう?」

何事も使い方というものがある
ただ振り回したり、気の赴くままだけに使っていいものでもない。

「まあ何にしても」

ふふふ、と小悪魔ぽく微笑んで見せて。

「この先の話は、甘いものを食べながらにしましょう
 別に、急ぐ話でもないもの」

と。
すぐに受け入れられないと知るや、明るくおどけてみせた

モノ・クロ > 「じゅもん・・・?まぁ、甘いもの食べられるならなんでもいいや」
そう言って、今しがたあったばかりの人についていこうとする。

エインヘリヤル > 「では、そうしましょう」

そのまま、ともすれば異様な風体の彼女をつtれて、そのままカフェへと。
なんにせよ……望むものにはありつけただろうか

モノ・クロ > 「たのしみー!」
彼女に触れさえしなければ、満喫は出来たであろう。
エインヘリアルの財布が大丈夫かはさておき。

ご案内:「落第街 路地裏」からモノ・クロさんが去りました。
ご案内:「落第街 路地裏」からエインヘリヤルさんが去りました。
ご案内:「落第街 路地裏」に神鳴 壬さんが現れました。
神鳴 壬 > 「はい、まいどあり。またな。」

やることがやることなので結局、していることは変わりなく。
とはいえヤクを売るような事は出来なくなっている。

あるデータを売り買いしているわけだがそれほどコレに価値はない。
ただの個人情報、ヒトによっては確かに取られてしまえば困るようなモノではあるがそういう側ではないためほいほい売りに出している。

例えばこのせいで誘拐されようと襲われようと関わりない話である。
まぁデータ上のやり取りのため、結局得になるのはコチラ側だけなわけだが。

神鳴 壬 > 「異能の情報を集めろって言ってもな。今度風紀か公安辺りのデータベースにでも入るか?」

誰もいないので独りごちる。
能力の影響もあってココら周辺の監視機器は掌握済み、むしろ誰が来るか来たかの情報まで抜いていく。
以前より少しだけ『容量』が良くなったらしく普段生活している分には意識の大部分を分けなくとも周囲の電子にアクセスすることが可能になったので行動範囲も存外に広くなった。

それでもわざわざ風紀や公安にまで関わる気は無いわけだが、口だけである。
できなくも無いが、あちらにはネットの海に住むAIもいるのでさすがに気付かれるだろうし手を出すだけヤラレ損だろうなと。

なのでまぁ、あちこちから情報を引き抜いたりアングラにアップされている動画や情報をもらったりしているわけだが。