2023/09/04 のログ
ご案内:「落第街 路地裏」に宇佐美 溥儀さんが現れました。
■宇佐美 溥儀 > 路地裏の地下にて、、、、
「此処にこれを置けば、、、完成!」
ベトコンのトラップと思わしきトラップを入り口に洞窟にセットする姿が見える、
此処は宇佐美の罠屋、
路地裏の地下に存在している非公式の屋台だ、
別の出入り口の板を上に開けて地面から顔を出す、まだ朝の様だ
■宇佐美 溥儀 > 地下に家と店を開けたのは幸運だった、もし憲兵団(風紀員)共が出口と思わしき所から来ても
ベトコンのトラップに確実にぶつかるであろう、その間に時間を稼ぐ事も可能であるし、
もう一階層下に逃げる事も可能だ、
それに完璧に擬態させているから並の憲兵団でも肉眼ではバレる事は少ないであろう、
「宇佐美の罠屋!!今ならベトコンのトラップの説明書がタダだよー!」
地面に着いたドアを開けて顔だけを出し、路地裏でも周りに気付かれる程でかい声で人に呼び掛ける、余り人が気が付いてくれないがそれでも良いのだ、
きっと誰か来るのだから、
宇佐美にはそんな自信があった、
■そこらへんのチンピラ > 、、、、、久しぶりに路地裏に来てみたが見た事のない店が開かれている、
丁度カツアゲをして来て金は余っている、少し気になるので見るだけ見ていこうと思い
足を罠屋に運んだ
■宇佐美 溥儀 > そこらへんに居る如何にもな格好をした若者がこちらに向かって来る、
買いに来たのであろうか、強盗に来たのであろうか、
しかしそんな事は今は関係ない、今は寄せ付ける事を考えなくてはいけない
「んお?、そこの人買って行く?、今なら安いよ!」
出来るだけ笑顔で、感じのいい様な声で客を寄せる
様子から見て強盗に来たのではない様だ
■そこらへんのチンピラ > 女性か、男性か、中性的な見た目の人がこちらに呼び掛けてくる
「此処は何を取り扱ってるんだい?、モノによっては買って行くが?」
俺の言う「モノ」とは俺にとって利益になるモノ全てだ、
ヤクに拳銃、喧嘩に役立つモノ全般に言える、
そんな物を地下に居る可笑しな格好をした奴が持っているとは思えなかったが彼は聞いてみる事にした
■宇佐美 溥儀 > 「此処は罠屋だ、他にはお手製の手榴弾なんかも取り扱ってるよ、今なら1つ3円!(当時の3円は今の1万2000円ほど)どうだい?余り喧嘩に関与する事はしたく無いけどお得だよ?」
うっかり無意識のうちに誘惑する様な目つきになっていたらしく、
時々若者の目が胸に寄る、
目つきを改めて若者に忠告を話す
「一応言っておくが、私は男だぞ」
これがあるから此処は苦手だ、
一応「そう言う事」に対しては生憎興味が無いし、縁も何もない人生だったからだ
■そこらへんのチンピラ > うっかりそう言う目で見てしまっていた、、
しかしそんなことまで見抜くこいつは何者なのだ、、
兎に角財布の中身を確認する、、、多分こいつの言っているのは昭和初期の頃の3円だろう
財布から1万二千円を取り出して手渡す
「店主の兄ちゃん、今は一円は一円だぞ、とりあえず1個、あと取り扱い方も」
素っ気なく店主の人に伝えて説明書を要求する、どんな反応をするのだろうか
■宇佐美 溥儀 > 、、、、、、、
「え?、、、、え?、、、、今は、、一円が一円?、、」
信じられない事ではあるが、信じるしか無いのであろう、
若者から渡された金を受け取り、手榴弾を取りに行く、、、
信じられない、、、しかし本当なのであろう、
ああ言う奴らの言う事悔しいがは大体信用できる、、
スクラップで作った簡易式の手榴弾を手に取り、出た道を戻る
地面の窓を開けて手榴弾を一つ手渡した
■宇佐美 溥儀 > 「これだけで良いのか?一応今はセール中だぞ?」
若者に手榴弾の使い方を教えながらもう少し物を買わせようと問いかける
これだけ利益が出るだけでもう大丈夫なのだが
、やはり金はあるだけ良いのだ
手榴弾の説明が終わると同時に部屋から取り出して来た量産した説明書も一緒に渡す
「あんま悪い事に使わないで良い事に使えよ〜、正当防衛とかそんな時にな?」
意味はないと分かっているが一応若者に釘を刺す、分かってくれれば良いのだが、、、
■そこらへんのチンピラ > 手榴弾の説明が終わると説明書が渡される
「今は手持ちが少ないのでね、このくらいしか買えないな」
咄嗟に嘘をついて誤魔化す、これ以上買うのは財布に悪いからだ、
にしてもこんな所で手榴弾が買えるのは予想外であった、
時々通ってみても良いかもな、、、、
「ありがとさん、でも正当防衛で使っても過剰防衛になるんじゃないかなぁ?、まぁそん時はそん時だ」
奴の鋭い目に睨まれ、多少動揺するも平常心を偽り奴と会話を続ける
やはり只者ではない、俺の様な奴が勝てる相手では無いと雰囲気で察した、
■そこらへんのチンピラ > 「そ、それじゃあ俺はこんな所で失礼するぜ、兄ちゃんも元気でな!」
多少声が震えていたが関係ない、
兎に角1秒でも早くこいつから離れたかった、
渡された手榴弾をバックに入れてその場からできるだけ早く歩き去ってゆく、
場所は覚えた、次があるか分からない、
しかしまた何かあったら来るであろう
そんな感情が考えたくも無いのに彼は察したのであった
■宇佐美 溥儀 > 「あっ!ちょっと待って!まだまだあるん、、、、だ、け、、ど、、」
彼の背中が見る見るうちに小さくなって行く
どうやら彼をもう一度此処に止める事は今は無理な様だ、、
、、、、一円が今は一円、、、信じられないが1万円をあんな小僧が持っていて良い訳がない、、
やはり本当なのだろう、、
無口で手を動かし、トラップを作り続ける
音が硫黄島の洞窟の様に張り巡らされた比較的広く、手入れされた部屋に響く
■宇佐美 溥儀 > 路地裏にて彼は待っている、
完成したトラップの性能を試す音が響き渡る
いつでも地下にて客を待っている
宇佐美の罠店、路地裏にてopen中、営業時間十二時間、
ご案内:「落第街 路地裏」から宇佐美 溥儀さんが去りました。