2020/07/08 のログ
モヒカン > 「あぁ、なんだァ? 嬢ちゃんみたいのが俺の相手をしてくれるってか?
 んー、少し熟れる前だが悪くないねえ、話し相手ってか。
 いっそ話だけじゃなくこっちの世話もして欲しいもんだがな?」

いかにも不良グループと言った一員のモヒカンは、下卑たシモネタで笑いながら応じる。


「それで良ければ、俺が話し相手になってやるよ、ベッドの上でな?」 

げはははは、と楽しげにからかい半分で応じた

アールズアーズアース > うん、やっぱり、ちんぴらさんはだいたい優しい。
こうやって話しかけると、見ず知らずのわたしにもちゃんと応じてくれる。

笑顔で、にこやかに笑い返す。

「いいよ、たくさんたくさん、お話、しよう?
 ……でも、ふたりきりがいいかなあ」

なんでか知らないけれど、ベッドの上という条件をつけると大体みんな話してくれる人が多いのが特徴だ。
きっと優しい人が多いせいだろう。

礼儀正しく返すと、みんなも笑顔になる。



……見た目的には、身なりのいい女の子が、モヒカンに因縁をつけられているようにも見えるのだが。

ご案内:「スラム」に持流 童男さんが現れました。
持流 童男 > 「こらこら何してるでござるか」

スラムの路地裏で依頼の品。一級品「常世イチゴのパフェプリン」数量限定を買って、帰路につこうとしてる時に

身なりの良い少女が、モヒカンに因縁をつけられてるのを視てしまい風紀委員として止めに入ろうと、注意しに来た。

「風紀委員でござるよー」

モヒカン > 「はーあ、風紀ぃ? なんだよすっこんでろよフー太郎はよ。
 今コチラのお嬢ちゃんの頼みでこれから話し合いなんだからよ」

モヒカンにしてみれば、トンチキなファッションをした風紀など、大義名分があるのでとりあえず突っぱねる。

彼にもメンツがあるのだ。
はいそうですかなどと引き下がるわけにも行かない。
次の日から居場所がなくなるからだ。

アールズアーズアース > 「……どちらさまで?」

一方、アールにしてみれば、話し合いがまとまりそうなところに別の来訪者。
正直、話し相手ならどちらでも構わないのだけれど、とりあえずは様子を見るしかない。

ただ、風紀委員はちんぴらと違ってバラすわけにも行かない人種なのが困りものだ。

持流 童男 > 「某、持流 童男でござるよ。胸を晴れるヒーローになれるよう修行中でござる」

とアースさんとモヒカンに自己紹介しつつも、
すこしだけ困ったような表情になりながらも

「モヒカン殿、お主にもメンツがあるのでござろう。それならばこの「常世イチゴのパフェプリン」一つ上げるので、これで一つ手打ちにしてくれないかでござるか?メンツに釣り合ってると思うのでござるが。ただ理由がほしいというのであれば、手合わせしようでござる。」

言いつつも、モヒカンに対してプリンを差し出す。

モヒカン > 「は、プリン?
 なに言ったんだてめえ」

差し出されたプリンをはたき落とす。
モヒカンにとって、風紀なんかに引かずに相手したことのほうが重要だ。

むしろ汚してやったぐらいの内容があるといい。

プリンは格好の餌だった。

「あー、まあいいや。
 なんか興味うせちまったしな。

 んじゃお嬢ちゃん、そういうことでそのデブにかわいがってもらいな?」

そもそも事を構えるつもりなんか最初からない。
ただ、困らせてメンツが維持できればそれでいい。

そう言うと、モヒカンたちはあーあ、つまんねえと愚痴りながら去っていった

アールズアーズアース > 「ひーろー?
 ……っていうのに会うのは初めてなんだけれど。
 私とお話、してくれるの?」

人と話す時はにこやかな方が良い。
そういう表情を選んでいれば、うまくいきやすい。

風紀委員ならバラせる旨味が減るのは残念だが、話ができることそれ自体は悪くない。

ただこう。
……話もできないとなると、相応の責任をとってほしくはある。
貴重な1日の時間を奪われるのは、面白くない。

持流 童男 > はたき落とされたプリンを見ながらも、困った顔になりつつ
「ふぅ・・!あと4つあってよかったでござる・・・!」
安心しつつ

「少女殿、何もされなかったでござるか。」
安堵しながホッとしたようにアールさんに顔を向けて。

「おう!話しようでござろう!」
ニット笑いながらもそれに応じる。

アールズアーズアース > 「わあ……よかった。ありがとう」

もちろん何処も汚れていない様子を見るとなんかされたようには見えない。
ただ、アールにとって、落ちたプリンにはなんの興味もない。

話ができるということを喜ぶだけである。

髪をかきあげつつ、会釈を改めてしながら。

「私はアールズアーズアース、アールでいいわ、あなたは?」

とりあえず自己紹介を。
ああ、たくさん話がしたい。

ココでもどこでも良い。
ニンゲンは話をするとき、部屋を好む習性があることは知っている。
ちんぴらはベッドの上を好む。
彼はどうだろう。

持流 童男 > 「某は、持流 童男! 持流でいいでござるよ」

柔和な笑みを浮かべつつ、何もされてないところを見て安堵の表情をしつつも。
そしてよく見たら可愛いのを見て慌てて

「ととととりあえず、ここにいるのは危険でござるから。あそこののベンチに座って、話でもしないでござるか?」

キョドりながらも精一杯いながら。

アールズアーズアース > 「いいですね、構いませんよ?」

少し聞き取りにくい言葉遣いをする人物だ。
なにか声帯に問題でもあるのだろうか。
音を聞くぶんには特に問題がありそうな感じはないのだけれど。

促されるままにベンチに丁寧に座ると、にこやかに笑いかける。

「持流さん、人間について……どう思います?」

話題がいきなりだった。

アールは振られれば色々対応できるのだが……話したいことはコレしかない。
見るからに期待の眼差しを向けて、問うた。

持流 童男 > 「うーんいきなり難しい質問をするでござるなぁ」
ゆっくりとベンチに座りつつ、その質問に困った顔ををしながらも

「そうでござるな・・・人間は弱く強く美しい生き物でござる。」

その質問に対して、真摯にだけど熱く

「だからこそ、正しくあろうとするし、悪になろうともするでござる。ゆらぎながらも成長して、それでも諦めずに生きるのが人間でござるな。」
真剣な顔をしながらも

「時に弱さに負けて、快楽に身を落とす者もいるでござる。だからこそ誰かが叱ってやらねばならないのでござるよ」
義手の方の拳を握りながらも熱くなりすぎてたのを思い出し

「すまぬ!熱くなりすぎてたでござる」
恥ずかしがりながらも

アールズアーズアース > 「いえいえ、そういう話……だあい好きです」

アールは人間のことが好きで。
好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで大好きで。

「でも、その一方ですぐ諦めちゃうのも素敵だと思うんです。
 怠惰で強情でいい加減で、すぐ絶望して闇落ちするのもいいと思いませんか?」

ああ、そんな話を振られたら話さずにはいられない。

「多くの人が、きれいごとが好きで、正しくあろうとするのはその通りだと思うんです。
 その結果……歪んで壊れてしまったり、ずれてネジ曲がってしまったり、正しさに押しつぶされてしまったり」

ちゃんと、感情が表に出すぎないよう、上手くコントロールしているはず。
まだ時間はああるのだし。

「私はどっちも大好きですよ!」

そもそも、ニンゲンに嫌いなところなんてないのだけれど。
ただ、私の時間を奪うのは許せないことがあるくらい。

ニンゲンだって、そういうところがあるのは認めてるんだから、やってもいい。
それが人間らしいんだもの

持流 童男 > 「お、おう?」
困惑気味にいいつつも

「確かにそれも一つの信念を持った闇堕ちもいいでござろう。それも一つの生き様でござろうし。」

少し困ったように笑いつつも

「だけども、歪んで壊れてしまって誰かが直して。誰かのネジが曲がってしまえば、ほっとけ無い誰かが治すでござるし、誰かが挫ければ、誰かが支える。そうやって人の営みは活劇的にぐるぐるとまわっていくのでござるよ。」

少しだけ苦笑いしつつも一泊おいた後に

「弱さも、強さも、人の色でござるからな。それを大事にしていきたいでござる」

アールさんに向き合いつつ少しだけ苦笑した後に、

「お主も「推し(好きな人)」がいるのでござるな」
柔和な笑みを浮かべつつ

「そんなに好きなことを嬉しそうにしゃべるということはそれほど好きってことでござろう。」
なんでも無いことのようにいいつつも

アールズアーズアース > 「ああ。
 歪んで壊れて直されずに爪弾きにされたり、ネジ曲がった人をさらにみんなで追い込んでいったり。

 そういうのもすごくいいですね!」

持流の言うこともわかるが、それは多くのニンゲンはしないこと。
大体の人は面倒を見たくないし、責任を負いたくない。
なのでそういうことについても結構な割合で負に向かうことも少なくない。

もっとも、彼が思うような人だって特に、いないわけではない。
ただ、それを中心に回るとうことはない。そういう人は人数がおおくない。

数の上でもそうなるはずだ。

もちろん大好きである。

「おし……?」

一般的に使わない言葉の気がする。なんだろう。
きょとん、とした表情をつくって

持流 童男 > 「おお、推しというのはでござるな。」

説明口調になりつつも

「推しというのは本当に好きなものでござるな。死ぬほど好きで他者に薦めたいくらいに好きなものでござる。推しに、勇気をもらえたり、心が挫けそうになった時に、推しの事考えるだけで力がもらえて勇気がわいたり。」

と一呼吸をおいて
「そういうもののことを推しというのでござるよ」

アールズアーズアース > 「ああ、それなら。
 わたし、ニンゲンのことを考えるだけで、とてもとても幸せになりますよ!」

今だって激痛だし、すごく痛いけど。
ニンゲンの姿になってるっていうだけですごく幸せになれる。

正直、こうやって毎日毎日、1番目と2番目の足と、3番目4番目5番目の腕をハサミで切って整えるのは大変だけど。
でも、それでニンゲンになれるなんて!!!

「股関節の内転機構とか、骨盤底筋群周りの複雑さもすごくて……。
 見るだけでうっとりしちゃいます」

えへへ、と。
笑って見せて。

ああ、この人もニンゲンが好きなのかな。
気になる。

持流 童男 > 「おう!それなら人間が推しなのでござるな!」
とニット笑いながらも

「ならばどんどん推していけばいいでござるよ!」
サムズ・アップしながらも
「股関節・・・?こつばん・・?」
と困惑気味になりつつも

「某にはよくわからないが!お主がいいならばいいんじゃないかでござるか!」
と冗談めかしていい笑顔だったのでこちらも笑いつつ

アールズアーズアース > 「……そっか、やっぱりよくわからないのか……ぁ」

少し落ち込んだ顔を見せて。

この人ならわかってくれると思ったのに、やっぱりわからないのかな。
ニンゲンなのに、ニンゲンのことを調べないのだろうか。

だいたい、決まってこのあたりになるとみんな話をしてくれなくなる。

骨盤周りはいまだによく分からなくて、上手く真似できないけどうっとりとしてしまうくらいすごいのに。
内臓周りだって、ココ数年でやっと、人間らしくものが食べられるようになったくらいだ。
ついこの間までは、内側に折りたたんだわたしのみにくいからだで食べるしかなかったことを思うと腹立たしい。

「持流さんはニンゲン、好き?」

しかたなく聞いてみた。

持流 童男 > 「おう!!大好きでござるぜ!!」

二カッと笑いながらも。即答しつつ

「さっき行ったよう人間は弱いだけど、泥臭さの中で迷いながらも人の営みをしている、その生活を守ってるのが誇りに思えるくらいには。それにそういう推しもいたでござるからなぁ。だからこそそれも含めて推しと人間は好きでござるなぁ」

恥ずかしげもなくそう答えた

アールズアーズアース > 「……???」

よくわからない。
そういう人間は少ないはずだ。

「でも、ニンゲンはそう思いながらだいたい他人を傷つけたり奪ったりえぐったりしますよね?
 自分に責任がない時は特に。もしくは、責任を持たないようにして。
 持流さんがいうような人もいるのは確かですけど、人数にしてみればそんなに多くないんじゃないですか?
 ニンゲン、という一般名詞で語る場合、あまり少数派の話をされても」

んー、と、人差し指を顎に当てながら思案したような動作をして。
考えるときの動作はだいたいそういうモノ。

ふつう、食物、という一般名詞で、特定のデザートの話を指すことはない。
食物がない、と言ったときに、特定の食物だけがないとか、レアな食物を指したりはしない。

なぜこのひとはそんなレアケースの話をするのだろうか。

持流 童男 > 「うむむ・・!それもそうでござるな」
と言いつつも考えた素振りをしつつも

プリンを持ってたことに気づいて慌てて
「スマヌ!アール殿!ちょっとこの話は、次にあった時にでも!!!」
と言いつつプリンを持ちながらも、スラムから出ていこうとする

ご案内:「スラム」から持流 童男さんが去りました。
アールズアーズアース > 「はい、また次回にでも」

ニンゲンの話をするのは好き。
だから、また話せるならそれもいい。

だって、時間制限もあるのだし。

仕切り直しもありだろう。

なにがあったのかはしらないが、別段嫌がられたわけでもなさそうだ。
それだけでもアールには収穫であった。

そんな慌てた様子の持流を見送って。
自分もそろそろ時間制限だ。
ちょうどいい頃合いかもしれない。

そう思いながらアトリエに帰っていった。

ご案内:「スラム」からアールズアーズアースさんが去りました。
ご案内:「スラム」にアールズアーズアースさんが現れました。
ご案内:「スラム」に持流 童男さんが現れました。
持流 童男 > 「ふぅ、さてとパトロールの時間でござるよー」

そう言いつつも、一息はいてよし!!と顔をペチンとしつつも
気合を入れて パトロールしている

「しかし昨日はアール殿には悪いことをしてしまったでござるからな」
と言いつつもスラムの途中にあるケバブを買ってもし会った時のために買っておく
もし会わなくてもスラムの子どもたちに振る舞えばいいだろう

アールズアーズアース > スラムを歩く。

……昨日はやるだけやってしまった。
なにせ、師匠に迷惑をかけてしまっただけでなく、あんな姿まで見せてしまった。

だと言うのに……正直、感謝しかない。

師匠は住み込みでもいいようなことをいってくれたけれど、できればそこまで迷惑をかけたくない。
通いにしたいところだけれど、それはそれで修行効率は落ちる。
どうしたものか……などと考えていると、見知った姿。

でも、昨日の今日で。
普段だったらすぐに声をかけるのだけど、師匠の前で大失態をしでかしたせいでいまいち踏ん切りがつかない。

だけど推しを教えてくれた恩人であることは確かなので、どうしたものか……

持流 童男 > 「お!アール殿ではござらんか!。偶然でござるな!」
アールさんに、いつもと変わらないように近づいていき。

「こんにちはアール殿!」
ニット笑いながらいつもと変わらないように話しかけて少し気まずそして

「昨日は悪かったでござる。だから、もしよかったらまた会話してくれるとうれしいでござるよ」
言いつつもケバブをアールさんに渡そうとする

アールズアーズアース > 「ええ、偶然……。ん、ありがと」

笑顔で受け取る。
いつもの通りの笑顔のはずだけれど。何処か問題がないか気になってしまう。

「ええ、お話は大好きよ、すごく。
 昨日の続き? それとも……?

 ああ、そういえば。
 ニンゲン推し、早速役に立ったわ、ありがとう」

自分としては昨日の続きをしたいのは山々だけど。
昨日、師匠の前であんな事があったせいで、少々戸惑ってしまう。

本調子でないな、と思う

持流 童男 > 「おお!良かったでござる!」
ニット笑いつつも。ケバブを渡して

「いい笑顔でござるよ。アール殿。オナゴは笑顔が一番の化性でござるからな」
こちらも笑顔になっちゃうでござるよ、ニット笑いながらも

「おお!、推しの説明が役に立ったのでござるか。これは嬉しいことでござるよ!」
喜びつつも、少しだけ声をキリッとして

「うーむむ、何かあったでござるか・・?いや、某の気の所為ならばいいのでござるが!」
目線を合わせつつも、少しだけ心配そうに言いながらも

アールズアーズアース > 「え、いやその、なんでもなくて、ね?」

問われれば、笑顔で答えるがどことなく元気がない。
正確には、雰囲気というより、押しや明るさの問題だ。

昨日あったような、有無を言わせない押しの強さがない。
実際、師匠とのあれこれで、少しだけ自信が持てなくなっていた。

もちろん、技術自体が錆びついたわけでもないので、表情も動きも不自然なところはないのだけれど。

だから、しょげたり元気がないような演技はしていない。
ただ、昨日に比べるとなにか物足りないだけ。

……ケバブの袋にゆっくりと口をつけながら。
肉の味がする、わかりやすい味で、うまい。

持流 童男 > 「昨日のお主の押しと明るさがないでござるな。元気がないでござる」
と少しだけ真剣そうに言いつつも、アールさんに対して

「お主が言いたくないなら言いたくなったらいえばいいでござる。お主はお主の色を磨けばいいのでござるから。なにかに悩んでるのならば、それはお主が真剣だからこそでござるし・・」
と言いつつも一泊おいて、

「それにお主が、辛くて、苦しいならば、某がお主を支えるでござるから、できることは言ってくれでござるよ」

「大丈夫!もっと自分に自信を持ってくだされ。お主は個人的な主観でござるが、押しが強くて、明るくて、可愛いくて、人間を推す。ちょっと変な子だけど。自信満々にしっかりと前を向いてる姿が、某は(人として)好きでござるよ!」

元気づけようとして声が上ずるが、しっかりと声に出して元気づけようとする。

アールズアーズアース > 「あ……う、うん」

……図星だ。
昨日のことが感づかれるくらいにでてしまっていたらしい。

コレは色々と良くない。

「ん……支えるのは無理。
 だけど、気持ちはありがとう。

 やっぱり、ニンゲンが大好きだからね」

ああ、好き、やっぱり好き、大好き、どうしようもなく好き、好き好き好き。
好きで好きで好きで好きでこんなに好きでどうしたって好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで大好きで大好きなくらい大好きだから好きで好きで好きで好きで本当に大好き。

そこで、持流の言葉にふと引っかかりを覚える。

「……好き? なにが?」

よくわからない。
そんな事、軽口以外で言われたこともない。
でも軽口とは違うみたいだ

持流 童男 > 「ん?お主の笑顔が、お主の自信満々に前を向いてる姿が(人間として)好きでござるよ!こちらも元気をもらえるでござる。」

少し赤面しつつも、二度も言わせないでくだされと恥ずかしく照れて言いながらも

照れつつも
「お主を推せるでござるよ。アール殿。そしてお主の幸せも推すでござるよ。」
少しだけ寂しそうに言いながらもそれに対して、笑顔で返す

アールズアーズアース > 「……は? 推し??」

あまりによくわからない発言で、一瞬どうしていいかわからなくなって動作が固まる。

推しとは、昨日聞いた限りでは、私がニンゲンを好きなぐらい好きなことだという。
なのに、この持流さんはそれぐらいに好きだという。

ええ……どういうこと?
一目惚れしたかなにかなのだろうか。

流石に、いままでニンゲンを調べた感じでは、そこまでとなると、なかなかいないと思うのだけれど。

「あ、の……ええと? 推し、ですか???
 そこまで好きと言うと……流石に、なかなかいない気もするのだけど」

どう考えても、拷問をかけたら音を上げそうな気もするし。
少し戸惑った表情を見せつつ、どういう表情を作っていいか少しわからないので笑顔でごまかしておく

持流 童男 > 「うむ!お主を推せるでござる!・・・・・って某、結構気持ち悪いこと言ってるでござるな!?」
素っ頓狂な声を上げて

今更気づいたのか、すっごい顔を真っ赤にしつつも
「うおおおおおおスマヌでござるぅ!!すっごい恥ずかしいでござる!本心を言っちまったでござるぅ!」

自分の心の中で悶ながらも、目線を泳がせつつ

アールズアーズアース > 「ああ、ダメですよそんな。
 そんなことしたら殺すか殺すか殺すか運が良くても死んじゃいますよ、だいたい」

くすくすと苦笑をする。
好きと言ってもらえるのは悪い気はしないけれど。

おぞましい本性なんか出せないし、間違っても気取られちゃいけない。
でも、推しとまで言われるのなら、それを知られるような関係にならないと気がすまないということになる。

それじゃ、3,4回殺したくらいじゃ足りなくなる。

まずせめて痛むように苦しめて5回、それまでの5回が生易しいと思うくらいの殺し方を7回。
あれとあれとあれとあれとあれとあれとあれ。
オードブルとしてそれくらいから始めたくなってしまう。

「別に構わないけれど、もしそうならまずそこで死んでもらうことくらいのことはしてもらえないと、流石に無理なので。
 普通に好きくらいのほうがいいと思います、はい」

コロコロと、まったく冗談に聞こえない調子で。
明るく世間話のように微笑む。

ああ、でも。
少しいつもの調子がでた気がする。

持流 童男 > 目が泳ぎながら視線をアールさんに向けて。

「某、だいたいそれじゃ、死んでるじゃないかでござるか。」
くすりと笑って、明るく冗談交じりに、目が泳ぐのは治って来てるようだ。

「わかったでござるよ。普通に好きくらいにするでござるよ」
こちらも笑いつつも、冗談交じりに言いながらも、柔和に目を合わせつつサムズアップをする

アールズアーズアース > 「そうですよ、だって推しって、それくらい愛するって言うことでしょう?
 生爪剥がされて肉をえぐられ火であぶられ、目玉くり抜かれて舌を引っこ抜かれるくらいのことはして当たり前じゃないですか」

実際にどれもよくやっているのでよく分かる。

「でもほら、普通、そこまでやると死んじゃうし、確かめようとしても殺しちゃうでしょう?
 だから、普通に好きくらいが丁度いいんですよ、きっと」

ふふ、と。なにか尊いものを想像するような目をして微笑む。

言葉は物騒な割に愛がこもっている。
言ってることは相当にズレているが、悪気はないらしい、というのはわかるかもしレない

持流 童男 > 「お、おう!?」
相当にずれているが、本当に好きななんだなぁと思いつつも
物騒なことを言ってるので
冗談交じりに、
「そりゃ普通、死ぬでござろうな。お主と恋人になる人が不死者なことを祈るでござるよ!?。」
ツッコミを入れつつ。
少し真摯に
「おそらくいるでござろう。この島には未知が未知溢れて道になってるのでござるから。お主と恋人になってくれる不死者位いるはずでござるよ!その時は、結婚式に呼んでくれでござるよ!」

快活に言いつつ、一泊をおいて、

「それなら、人間ならば普通に好きくらいが 丁度いいでござるな」
ニコっと笑いつつも、
「アール殿、調子は少しは戻ってきたでござるか?」
快活にしっかりといった。

アールズアーズアース > 「不死……って、こ……のっっ!?」

ああああああ。
冗談でも言っていいことと悪いことがある。

だって……わからないのは仕方ないにしても。
それでも、ある程度は知ってくれているのではなかったのか。

私がニンゲンをどれくらい好きでいるかを。

好きで好きだから好きなので好きで好きでしかたなくて好きで好きで好きで好きで狂おしいほど好きで好きであんなところも好きでこんなところも好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きですきなのに。

ああああわかってるわかってるしわかってる。
抑えろ、抑えろ。抑えろ。
悪気はない、悪気はないのはわかってる。

これはそんなつもりじゃない。

でも。
でも、だ。

「あの……ど、れくらい。
 私がどれくらいニンゲンを好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きなのか。

 推しっていう言葉を教えてくれたあなたが。

 わかった上で、それをはなして、いま、す?」

笑顔がきっとぎこちなくなっている。


それでも。
ニンゲンが好きなことを舐められるのだけは納得がいかない。

持流 童男 > 自分で言ったことに気づいて

「ん・・!?うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!すまぬぅ!!!!!今某最低なこと言ったでござるなあ!?!?」

「お主の推しのことを、思い切りけなしてるじゃないか某!!!!すまぬ!!!思い切り曇ってたでござる。」

土下座の体制に入る。顔を見て。苦虫を噛み潰した顔をしつつ体を震わせながらも自分の言ってしまったことを悔いている顔をして。

「某が、無神経だった・・・ごめんなさい。」

ござる言葉をなくして謝罪の言葉を述べた

アールズアーズアース > 「………………わかってくれれ、ば、いいで、す」


人間らしく深呼吸をしてみせる。
落ち着くための動きらしい。

とりあえずそういう動作に気が回るくらいに余力があるうちで良かった。

悪気がないなら、ゆるす。

たぶん、それがともだちとか、知り合いっていうものっぽいから。

「ニンゲンはニンゲンを、すごくすごく……だいじにしてるんですから」

ケバブを口にし、消化作業で気を紛らわせる。

ニンゲンが好き、どれもコレも好き。
そういう意味ではこういう無神経なことも大事なのだけど。

ただ、それでも。
この思いを舐められることだけは別なので。

持流 童男 > 苦虫を噛み潰した顔をしつつも、それを、きっちり直して

「・・・アール殿、もしよかったら、また会話をさせていただければ嬉しいでござる。」

「お主との会話、結構楽しいでござるから。」

少し沈んだ顔をしつつも、それでも、普通に好きだから。友人として

アールズアーズアース > 「ええとその、こう」

珍しく言いよどむ。
迷っているから。

拒否するようにも見せているつもりはない。
ないというか、むしろ肯定。
でも、こんなこと許されるのか?
そう考えてしまうと煮え切らない。

うっかり舐められたのはともかく……楽しい、好き、と言ってくれているのだ。
人間でいえば「ぞくぞくするようなこと」をあけすけに言ってくれるのは、嬉しい。

「喧嘩して、仲直りしたので、ええと、あの
 言ってもいいのかな……」

だいそれたことをしてしまうようにも思う。
顎に手を当て、考え込む仕草をとる

持流 童男 > ドキドキしながら、正座して待っている

「どうぞ、言ってくだされ。某、どのような答えでも受け止める所存!」

はっきりと熱意を込めた視線を送る。どんな回答が来ても受け止める覚悟のようだ

アールズアーズアース > 「あの……」

心臓をドキドキさせる。
たぶんこう言うときにそうするべき。

だって、その……いいよね、いいんだよね?
本人がいいって言ってるからいいんだよね?

言うぞ。
言っちゃうぞ。
思い切って言っちゃうぞ。

「……ともだちになってください!」

ああ……………………言えた。

持流 童男 > 「・・・おう!!!勿論でござる!!!!!」

うおおおおおおお!!と安堵したからか本気で涙を流しながらも

「やったでござる!!!てっきり拒否られるかと思ってたでござる!!!嬉しいでござるよ!アール殿!!!」

「この世界で2人目の友達を得れたでござる!!!」

嬉しくて馬になったわねなど妙なテンションで言いつつも
凄まじく嬉しいようだ。アールさんと友だちになれたのがすこぶる嬉しい。

「うぅ・・・それなら、ゲーセンでもいこうでござるよぅ・・・」
ぐずぐずになりながらも、ゲーセンに行こうと提案する

アールズアーズアース > 「本当ですか、ありがとうございます!!」

ニンゲンなら涙を浮かべるとこなんだろうけれど。
変に思われそうなので、しない。

……だって初めての、ともだちだ。

ケンカして仲直りしたならなってもいいみたいなことはたくさん本に書いてあった。
憧れの、関係。

ああ、なのに、なのになのに。
誘われても、行けない。

あ゛あああああああああ。

「あ……あ、すいません、もう用事があるので……
 ゲーセンはすごくいってみたいですけど」

つらい、つらいけど。
そんな態度をするわけにも行かない。笑顔で少しばかり申し訳無さそうな態度を作る。

……あくまでも普通に過ごさないといけない。あああああああああ。

行きたい行きたい行きたい行きたい行きたい行きたい行きたい行きたい。
行きたいし行ってみたいしすごく行ってみたい。

でもそこまで行ったら……体力が持たない。

今日は、諦めるしかない……。

持流 童男 > 「おぉう、それならまた都合がつく日に、誘うでござるよ!」
と言いつつ、自分の連絡先と携帯番号をアールさんに対して渡す

「今度、もしよかったら、某の家でゲームでもしようでござる!もう一人の某の友だちも誘えればさそうでござるが、もう一人の友達もおそらく気にいると思うでござるよ!」

ニット笑いながらもあっ、と言いつつバッグからプリンを取り出す
まだヒヤヒヤのようだ。

「よかったら、食べるでござるよ。常世学園秘伝プリンでござる。うまいでござるよ!」

にかっと笑いつつもプリンを渡そうとする

アールズアーズアース > 「はい…………はい!」

2回言った。
嬉しさを表すにはこういう言い方がいい気がした。

「家は行けるかわかりませんが、ゲーセンなら!」

家だと、あまり早く帰ってきてしまうと失礼になる、というルールがあるらしいから。
ゲーセンに1~2時間ならともかく、家でそれくらいだと、文献から調べた感じでは少し短い気もする。

「ああ、わざわざありがとうございます
 ごめんなさいね……ウチ、門限厳しいんです」

苦笑の表情を作りつつ、たぶんコレなら自然に映るだろう。
なんか色々頂いてばかりだ。

帰ったら、味を間違わないよう調べておこう。

「それじゃ、今日はこの辺で!」

最初と違って、ずいぶんと明るい態度になっていたのを、アールは気づいていなかった

持流 童男 > 「おう!!、門限が厳しいならばしかたないでござるな。それでは!またでござる!!!アール殿!」

手を振りつつ、にっこり笑いながらも
嬉しくて嬉して仕方なくてヒャッホウとしたら奇異の目で見られたがそれでもとまらず 
スラムから帰ろう。

ご案内:「スラム」から持流 童男さんが去りました。
ご案内:「スラム」からアールズアーズアースさんが去りました。