2020/07/30 のログ
ご案内:「スラム」にレザーズさんが現れました。
レザーズ >  
慣れた場所、いつもの場所で、連続した銃声がして様子を見に来れば、
何やら言い争う声。
その後に銃声二つ。

傷を負った『道化師』が影に消えるように去り、
残った『鉄火の支配者』はゆらゆらとその場から去ったのを確認して姿を見せる。
黒紫色のローブで身を包んだ子供がスマートフォンを弄りながら『今の出来事』があった場所を確認する。

「……面白い話だけど、あの『道化師』手が早いね。
 そうだな、俺が実際に『見た』という『噂』も流すのは面白いかな」

子供とは思えない低い、成人男性の声がスラムに軽く響く。
そうすることは面白そうだ、と声の割に無邪気そうなそんな声が響いて、消える頃には子供の姿はなかった。


" 落第街にて、現役風紀委員が口論の末、非武装の相手に引き金を引いた。 "
という『噂』について調べると目撃衝撃もあると知ることも出来るだろう。

ご案内:「スラム」からレザーズさんが去りました。
ご案内:「スラム」にアールズアーズアースさんが現れました。
アールズアーズアース > スラム、路地裏の影の片隅。
じっとして、ただ表通りを見つめる。

何をするでもなく、ずっと影から眺めるだけ。

「…………」

きのうはひどい姿を晒してしまった。
さいきんはずっとうまく行ってたし、なにも問題なかったのに。

避けないことに腹を立てていた彼女が何に苛ついていたのかわからない。
……わからないけど。
少なくともきっと、ニンゲン的には、わたしよりも理由があったんだと思う。

つまり、ニンゲンらしくなかった。

そういうことになる。
わたしがわからないどこかがニンゲンらしくなかったということになる。

たりない。まだまだニンゲンらしくない。
どうしたらいいどうしたらいいどうしたらいいどうしたらいいどうしたらいい。

アールズアーズアース > なにか、格闘などをする人には違って見えることがあるらしい。
それは仕方ない。

まだわたしは未熟だし、ニンゲンが上手くない。

でも、苛ついたり腹を立てたりするほどに問題がある、となるとまた別だ。

ご案内:「スラム」に持流 童男さんが現れました。
アールズアーズアース > 許せないほど問題がある……そう言われたのだ。
さすがにそれはわたし自身でも、許せない。
というか、そんな重大な問題がわからないのが、つらい。

わかるまで、今までみたいな派手な活動は控えたほうがいいかもしれない。
いい気になってたと思う。

ニンゲンみたいに、店先でドリンクなどを頼み、優雅に通りを眺める。
そんな憧れのようなことをするには早かったんだ、きっと。
希ちゃんとのやり取りで十分に思い知っていたはずなのに。

こうやって、路地裏の物影から通りを覗き見るぐらいで丁度いいのかもしれない。

持流 童男 > 「ふぃー・・・病院から抜け出すのは結構骨が入るでござるな」

言いながらも、笑いつつ、体をほぐす。
病院はこう、暇だ!!!

「ん?あそこに見えるのは・・・?」

路地裏の物陰を見れば見知った顔がある。

「おーい!アール殿ー!そんなところでどうしたでござるかー!」

笑いかけながらもアールさんに言いつつ近寄ろうとする。。

アールズアーズアース > 「…………!」

あれは、だいぶ見た目は違うが、持流だ。
体つきと骨格でわかる。

逃げる。
今、会うのは、無理だ。

路地裏の奥へと身を隠そうとする。

持流 童男 > 「あっ・・・・アール殿!!」

大声で、アールさんの名前を心配そうに言いながらも。

「ここで追わなきゃ、友達じゃないでござるよな」

言いながらも、アールさんを追っていく。
まず会って話をする。それで触れてほしくないならそっとしておく。

アールズアーズアース > 「…………」

廃ビルの中に身を隠す。
こんな状況で会ったら、どうしていいかわからない。

わからないときは何をするかもわからない。
おかしなことをしてしまうかもしれない。

…………それは、怖い。

持流 童男 > 追って廃ビルの前に立つ

「ここで・・ござるよな」

言いつつも、大声で張り上げる

「アーール殿!!!!!!!!!!!!」

「お主に何があったか某に教えてくれぬでござるか!!!!!!!!」

「お主が言いたくなければいい!!!!お主が触れてほしくないなら某は、お主をそっとしておくでござる!!!!!!!」

「だけど!!!!!心配くらいはさせてくれでござる!!!!」

そう言って一息ついた後に。

持流 童男 > 「友達でござろうがああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」

大声で言い放った。

アールズアーズアース > 「…………ああ」

あの様子だとでてくるまでしばらく繰り返すはずだ。
さすがにそれは困る……傍迷惑な。

「ココ、ココに居るから。静かにして……それと入ってきてもいいけど近づかないで」

なんとか、廃ビルの物陰から呼びかける
泣きそう、というやつかもしれない。

きっと【友達】だからこうしてくれるのだろうけれど。
いまの私には応えられるだけのものがない……。

持流 童男 > 「おう、そこに居たでござるか。」

二カッと笑いながらも物陰を見ずに
壁を背に語りかける優しく

「お主のあんな顔を見てたら、普通に心配になってつい、追いかけてしまったでござる。」

冗談めかして笑いつつも

「・・・・で、何があったのでござるか。アール殿。さっきも言ったとおり、言いたくないことを言わなくてもいいでござる。触れてほしくないことがあったら言わなくていいでござる」

優しく言いながらも、壁を背に

アールズアーズアース > 「……人前に出ちゃ、ダメだから」

物陰から、必死に言葉を紡ぐ。
今は【そのなにか】を知るまでは怖くて人前に出にくい。

「まだ、そんな資格がないって知っちゃった……から」

見せる顔がない、というがそういうやつなのだろうと思う。
何より、これ以上、下手に知られると命まで危ない可能性がある。

持流 童男 > 「・・・ん?人前に出ちゃ駄目か?お主そんなに可愛いのに。」

言いつつも、真剣に聞きつつも優しい声色と真剣な声で
なにか隠してるのだろうとただ、それは聞かない

「だったら、見返してやればいいのでござる。」

快活に言いつつも

「ただ、無茶はしないでくれでござるよ。あの様子から見るに何かあったのでござろうがそこは聞かないでござる」

「お主は某の『友達』でござる。お主がそばにいて、間違いを指摘して、支えになってくれればいいでござる。資格がなかろうがお主は、某の『友達』なのでござるから。お主が辛い時は、こうして話くらいは聞くでござるよ。お主は某の大事な『友達』で可愛い女の子なのでござるから」


「『友達』が悲しい顔をしてる姿は、きついでござるから」

友達としてしっかりと言い切る

アールズアーズアース > 「見返すとか……無理」

震えるところだろうと思うので身震いしてみる。

「なにかもわからないのに、無理」

それに、知られたら、もうだめだ。
希ちゃんは……アレはもともとかなりニンゲンには珍しく、異常な部類に入る。
容易に命を差し出してくる。「死にたがり」に近い。

「……友達でいる資格が私にないかもしれないもの」

可愛いのも、心配されるのもニンゲンだから。

ニンゲンじゃないわたしには、価値なんてない。
そしてニンゲンの大事な部分がわかってないと言われてしまっては、きっとその通り過ぎて。

きっとわかっていない。

持流 童男 > 「・・・・友だちでいる資格がない・・・・?」
かちん!と来る
ここで初めて怒る。

「お主が何を抱えてるかわからないでござるが!、友だちでいる資格がない?」

壁を背にしながらも言う。

「馬鹿野郎!!!!!!!!!!」

「お主が、何であれ!!!もしもお主が化け物だろうが!!!魔物だろうが!!天使だろうが!!『友達』に資格なんているわけねぇでござろうが!!!」

「それでも!お主は某の『友達』なんだよ!!!!!某がかってに言ってるだけかも知れぬが!!!!!」

「次、資格がないなんて言ってみろでござる!!!!!」

一息ついた後に

「怒るでござるよ!」
怒りながらも怒った後に

「・・・アール殿、某は、そんなにお主を知るのに信頼に足らないでござるか。いやまぁ知られたくないならいいのでござるが」

少し悲しそうに言いながら

「だけど、何の力にも慣れないのは、友達として辛いのでござるよ。アール殿」
真剣に言い放った。

アールズアーズアース > 「だって………………そうだよ」

辛くて泣きそう、という感じっぽい気がする。
こういうときは涙を流すとかしてもいいのだろうか。
それすらわからない。

ニンゲンってこういうときどうするの?

「みんな、そう言って裏切るし。本当に許すなんていうのは、理解できる間柄だけ」

誰だって肉の塊で意思疎通も出来ないような相手、可愛いとも思わないし「キモチワルイ」だけだ。
ニンゲンなんて、そんなモノだ。よく知ってる……そんなとこも大好きだから。

持流 童男 > 「・・・・辛い時は!!泣いてもいいんでござる!!。苦しい時は助けてって言えばいいんでござる!」

壁越しに伝える。

「お主のみんなが分からないでござる!!。だけど!!!
某がそんなやつらに見えるでござるかコノヤロー!!!!」

壁越しに伝える自分の心を

「お主の”友達”にさせてくれでござる。アール殿。知られたくないならばいいでござるが。お主のタイミングに任せるでござる。」

しっかりとアールさんに言い放つ。

アールズアーズアース > 「助けてなんて……誰もしてくれないし。
 そういうのも好きだし、そういうものだって思うし」

だって、所詮言葉もない肉の塊なのだ。
何も気付かれずに退治されるような。

「どうしたらいいのかわかんない……わかんないの……わかんないよ……」

ニンゲンとして大事なものが欠けている。
それはわかる。
でも、何が欠けているのかわからない。

つまり大事なものが欠けているからわからない。

「たすけてほしいけどたすけてもらえるしかくがあるのかどうかなんてわかんないよ……」

持流 童男 > 「言えたじゃないでござるか!!!!!」

「助けてって!!!」

「助けてもらえる資格なんてなぁ!!!!『友達』ならば!!!!」

「あるに決まってんでござろうがああああああ!!!!!」

大声で、そう言い切った。

「寄り添わせてくれでござる!!!アール殿!!!!!!!!」
壁越しに語りかけつつも

「お主が泣いてるならば!!お主を抱きしめよう!!!!お主自身を!!某が!!!!!」

言い切った。

持流 童男 > 「それくらいしかできないただのオタクでござるがな!」

二カッと笑いながらも豪快に言い切った。

アールズアーズアース > 「わたし……キモチワルイ、よ?」

今の心情を表すのに震える声を出して。

やっぱりおかしい。
普段ならこんな事言わないのに。

怖がってる。
ひどく怖がってる。

「色々、壊すかもしれないのに? 殺すかもしれないのに?」

たぶん、今のキモチは……色々耐えられないし我慢できない気がする。

持流 童男 > 「それは某が見て判断するでござる!!!」

しっかりと快活に言いながらも

「色々壊すなら、某がなんとかするでござる!。殺すのは某が止める!。」

しっかり豪快に言い切って

「だから!!お主自身を!!!!抱きしめさせてくれ!!!!寄り添わせて助けさせてくれ!!!アール殿!!!!支えさせてくれー!!!!」

壁越しに言いつつも

「それが!!!友達としてできる!!某にくらいしかできぬことゆえ!!」
はっきりと言い切った。

アールズアーズアース > 「…………いい、よ?」

肯定。

「きっとダメだと思うけど……【ともだち】だから」

物陰からおずおずとでてくる。
ああ、もうどうにでもなっていい。

きっとこんなのダメなはずなのに。

……最悪、どうしようもなければ、食ってしまえばいい。

持流 童男 > 「・・・・かっこいいじゃないか!!!!!!!それに羊みたいでかわいい!!!!!!!!!!!」

しっかりとアールさんを見つつ快活に笑いながらも

「すっごい可愛いでござるよ!!アール殿!それにかっっこいい!!最強では!?」

いいつつ抱きしめに行こうとする。

「・・・・よく頑張ったでござるな、アール殿」

持流 童男 > 「よく言ってくれたでござる。よく現れてくれたでござる。」
アールズアーズアース > 抱きしめられる。
震えている。

震えるようにしているのではなく。
わたし自身が我慢できなくなっているから。

「……こ れで
      も ?」

そして、持流の目の前で。
顔が、肉塊に割れる。
体周りも、ずるずると肉塊がまとわりつきだして。

「どう   し
   よう もな    い
      肉の カタ
 まリ だけ    ド」

明らかに体に似合わない質量の肉塊が溢れて、のしかかった。

持流 童男 > 「おう!!!!!!!」


しっかりと、応じる


「お主が何であれ!!どんな姿であれ、お主は、お主でござろう?『友達』に変わりないでござるしな!!!!」
にかっとわりつつものしかかられよう

「あ!!ただ!・・女の子が男の人にのしかかっては行けないでござるよ・?・・某が童貞だから許されてるでござるが」

とどこかずれたことを言おう

アールズアーズアース > 「……あ   ア」

ダメだ。
コレは わたし を見ていない。

違うものを見ている。

「見    てク
    れ、な
 いん    だ?」

こんなどうしようもないワタシを驚きも恐れもしないニンゲンなど。
それは、なにも知らないか、もしくはワタシじゃない、わたしじゃなく 自分 を、見ている。
こっちは、なみだもながせないのに。

じぶんのことばかり。

「も   っとヨ
      く、
 みて?」

わたしがなにか、もっと知らないといけない。
腕を一本、食らう。