2020/08/09 のログ
ご案内:「産業区/農業区」にサクヤさんが現れました。
■サクヤ > よく晴れた夏の暑い午後。
農業区の畑にて、五穀豊穣の舞を捧げる子供が一人。
祭祀局から派遣されてきたサクヤであった。
厳かな儀式が無事に済めば、近くの日陰となる小屋にて休む。
本当はただ五穀豊穣の舞だけを捧げたわけではなく、
この地域の龍脈や地脈を整えもしたのだった。
大地の力の衰えや弱まり、不整脈のようなものでそれを正すことがよい作物が育つためでもある。
■サクヤ > サクヤの目にはこの農業区に放たれた精霊たちがしっかりと見えている。
一般の人には見えない神性も自分にははっきりと見えるし
それらが一つ一つの植物の苗へ愛おしそうに世話をするさまだってわかる。
ただ、他の人はこの世界を見られない。
それが少し、自分と他の人との隔たりになっているのだなと思うとさびしいことではあった。
さて、一仕事終えれば祭祀局から連絡が入る。
端末には帰還するようにとのメッセージ。
農業従事者の人々にお礼と別れの挨拶を済ませるとこの場を後にした。
ご案内:「産業区/農業区」からサクヤさんが去りました。