2019/03/22 のログ
ご案内:「訓練施設」にギルゲイオスさんが現れました。
ギルゲイオス > 「ふーんふふーんふーんふーんふーん」

(とある室内の訓練施設。
砂の敷かれた地面へ、木の杖っぽいモノで何かを描いている魔王様。
まずは大きな円。そして中央部にシカクやサンカクの図形。円周の内側には、幾何学模様めいた謎の言語がつらつらと)

「ふーんふふーんふーんふーんふーん」

(鼻歌交じりに描き出されていくそれは、なんとも禍々しささえ感じるモノで。
とどのつまり、魔法陣と呼ばれるものであった)

ギルゲイオス > 「よーし、こんなモンで良いかな?」

(最後の一文字を記し終えれば、木の杖をクルクルと片手で器用に回転させつつ。小脇に挟んで構えをとる)

「法則の違いはあれど、異界からの召喚という意味では、此方の世界も我の世界も変わらぬはず。
しからば!
呼びかけに応え、出でよ!」

(杖を大きく振りかぶれば、尖端をカツンと陣へと叩きつける。
一瞬の静寂。
その後に。雷鳴迸り、風は吹き荒れ。砂塵舞い上がれば、白煙が吹き出し周囲から視界を奪う。
――……一応、対象を指定した召喚ではあるが。世界法則の関係で別のモノよんじゃうかもしれないし、此方の世界から不幸な誰かを呼び寄せてしまう可能性もなきにしもあらず)

ギルゲイオス > (目も開けられぬほどの暴威が振りまかれていたものの、それは急速に逆回しを始め。
中央にむかって収束してゆけば、元々何も起こっていなかったかの様に、耳の痛い程の静けさが戻ってくる。
あれほどの風が吹いていたにも関わらず、陣には一つも乱れはなく――)

「……ふむ、失敗であるか」

(そして、何者も現れてはいなかった。完全に元通りである)

「修正が必要であるかなー? 上手くいけば門の代替になると思ったのだが……とはいえ、そんな研究は腐るほどされておるだろうしなぁ」

(むむむ?と顎を撫でながら、首をかしげる。
その後暫し、あーやこーやと弄っている魔王様の姿が、そこにあったとか)

ご案内:「訓練施設」からギルゲイオスさんが去りました。