2020/07/01 のログ
六道 しとね > 何周か走り終わった後、ゆっくりと速度を落として休憩場所へと戻る。

「ずっと自然の中で走っていたけど、こういうのもやっぱりいいねえ」

ふう、と息を吐き、タオルで汗を拭えば、すぐには座らずに柔軟をこなす。
一つ一つ丁寧に。
脚を揉み解して。

「ん……」

ぽた、と拭いきれていなかった汗が柔軟の際に落ちた。
ずっと走り続けてもよかったがインターバルを置くのも大切だ。

「いちに……いちに……」

これもまた一定のリズムでこなしていく。

六道 しとね > しばらく柔軟を続け終わればゆっくりと椅子へ座りスポーツドリンクを飲む。

喉を鳴らし、一気に。

「はー……」

ほう、と息を吐く。
運動の後の冷たい飲み物は本当に美味しい。

そして一息つけば再度腋や顔などタオルで改めて拭き始めた。

ご案内:「演習施設」に持流 童男さんが現れました。
持流 童男 > 「ベルト殿、あそこにおなごがいるでござるな」
(ああそうだな。コソコソ行けばばれないかもな)

コソコソしながら、そっと物陰に隠れながら演習施設に出つつ

「女性とどうやって話せばいいかわからないでござるよ・・!!」
(お前、本当に童貞をこじらせてるよな)
「やかましいでござるわ!!!今日は、100体エネミー模擬はやめてくれでござるよ。」
と大声を出してから、普通の声になりつつ。

六道 しとね > 「うん?」

大声を聞いてぴくん、と反応しそちらの方を見た。
そこには一人立っている。
見たところ初めて見る方、だろう。
一人の様なので大声を上げていたのはこちらに話しかけていたのかもしれないと思い。

「どうもー?」

と届くぐらいの声を上げつつ座ったままで軽く頭を下げた。

持流 童男 > 「おおおおお、ここここここんばんははは」
とキョドりながらも テンパったのか

(自己紹介でもしたらどうだ?)

ベルトにそそのかされ
「某の名前は、持流 童男でござる!。ヒーローをやってるものでござるよ!」
とあたふたしつつ。
「つ、月が綺麗でござるな!!今日は、鍛錬をしようと思いここに来た所存でござる。」

てんやわんやになりながらも言葉をつもうごして支離滅裂になっている。

一昔前のオタクのファッションをしたマントを羽織った男が軽く頭を下げた

六道 しとね > 「ああ。こんばんわ」

キョドる持流にも気にせず片手を上げて再度の挨拶を返した。
服装も彼女は特に気にした様子も無く。

「私は六道しとねだよ。初めましてよろしく。ヒーローかいいね」

ヒーローと聞き、目を輝かせた。

「小さいころ見た特撮を見てあこがれたなあ。マネをしては怒られてたけど」

としみじみと語りながら笑う。
更に鍛錬と聞けば目を輝かせた。

「それは丁度いい。私もそれが目的さ。持流くん、よければ一緒にどうかな?」

立ち上がり、そう誘った。

持流 童男 > 「そそ某は良いでござるよ!」

と言いつつ目を見ながら

「じゃあ、少し変身するのでまっていただけるでござるか?」

と言いつつベルトを腰に巻く

六道 しとね > 「どうぞどうぞ」

一応ちょっとだけ下がった。

「変身も見れるんだなあ」

としみじみと嬉しそうに呟きながら。

持流 童男 > 一呼吸をおき息をしつつ 
 
「変身!!!!」

ダイスロールゥ!!!と甲高い声とともにベルトのダイスが回る。 

闇が持流を包もうとしたが、

重低音と、勇ましい曲が流れ、闇が光になり、輝きが持流を包む

その直後に、勇ましい声で、

『RISE UP ヒーロー!!!』 『シャイニング ヒーロー!』『サンライトヒーロー!!』「ライトニングヒーロー!」

ヴァアアアアアアジンンッ!!!!!!!イズ・ザ!!!ヒーロー!!!!

「輝きの英雄:ヘラクレスぅ!!!!!! イェイ!!サイッコー!!!」

そして温かい輝きから晴れると同時に、中から、角と赤いマント、そして筋骨隆々の見るものに勇気を与えるかも知れない勇ましい姿の異形が

立っていた。
[1d6→3=3]
六道 しとね > 「おー……」

おもわず目を見開いてぱちぱちと拍手。

筋骨を見てうん、凄いな。
と改めて異能と言うものの凄さを実感しながら。
少ししゃがみ込み、靴紐を結び直し、ジャージの上を脱ぎ捨てた。

「さて鍛錬だけどどうしようか。実戦形式?」

ちなみに彼女は全くといっていいほどこの施設の使い方を理解出来ていないので組手をするぐらいしか無いと思っている。

持流 童男 > 「うーむそうでござるな、実践方式の組み手でいいでござると思う」

といいつつ、こちらも拳を突き出し構えを取り。

「おそらくそちらのほうがお主もわかりやすいでござろう」

とゆっくりと言いつつ

六道 しとね > 「ありがたい」

ぺこりと頭を下げる。
わかりやすいという事は大変いい事だ。
余計な事は考えないで済む。

「私もそっちの方が性に合っていてね」

軽く拳を握りこみ、構えを取った。

「それではよろしくお願いするよ持流くん……いやヘラクレスと呼んだ方がいいのだろうか?」

切れ長の眼を細めてにやりと笑う。
無駄に悪役想定である。

持流 童男 > にかっと笑いながら
「持流でかまわぬでござるよ、しとね殿」
と言いつつ。

「では、こちらから動くでござるよ」

と言いつつ、瞬間、地面を踏み抜いて、間合いを詰める。

六道 しとね > 「……!」

間合いを詰めてくる持流に対し、迎え撃つ。
折角の実戦形式なのだ。
まずは打ち合う。
そう決めた。

「ふっ!」

ワンステップだけ持流に間合いを詰め寄り、一息吐くと同時にジャブを放つ。

持流 童男 > 「ぐっ!!・・鋭いジャブでござるな!!」

とジャブを受けつつ、それでも嬉しいという感情を相手に伝えるように言って。

「では次はこちらから行くでござるよ!!しとね殿!」

拳を振り上げて、こちらもジャブを放つ。

六道 しとね > ジャブを打ち込んだ感覚。
じいんと身体の奥に響くような振動にぞわりと高揚を覚えて。

「ありがとう……!ああ来るといい!」

同じく嬉しそうに声を返しジャブを片手をあげてガードし受け止める。
見た目通りジャブでもかなり重い。
内々に響くような鈍さ。

「っ……いいね。流石!」

再度拳を握り、打ち込む。
右、左とワンツー。

持流 童男 > 「ぐっ・・!!いい拳でござる!」
嬉しそうにいいながらも右の拳を片手で受けて。左の拳を真正面から受ける。
重いいい一撃だ。

「いいもの持ってるでござるな!」

とこちらはフックとアッパーを打ち込もうとする。

六道 しとね > 「鍛えたからね……!」

称えられて悪い気はない。
小さくドヤりながらフックをガードする。
その後追撃を行おうとして。

「……っ」

アッパーカットをどうにか身体を捻り避けようとするがピシッと顔を掠める。

「っと……」

横にズレ、追撃には行けず、次のラッシュに備えた。

持流 童男 > にカッと笑いながら

「ならば、征くでござるよ。一つお願いがあるでござる」

と優しくそして願うように

「倒れないでくれでござるよ」

拳を顔を狙わないように、ボディを狙いしとねさんに、拳のラッシュを叩きこもうとする。

六道 しとね > 「……善処っ」

しよう、まで言い切れずラッシュの捌きに入る。
弾く、避ける。
防戦に集中するが被弾は次第に増えていく。
出来る限りガードはしない。
捕まってはいけないからだ。

とはいえ次第に手が回らなくなればガードしざるを得ない。

「っ」

捌ききれない一撃を両腕でガードをする。
じいん、と振動が全身を巡り倒れないものの更に動きが止まる。

持流 童男 > 「ここでお主に、加減しようものならお主が怒るのは明白でござるからな」

と言いつつ。

ぶちかましを「本気」でしとねさんの体に当てようとするが、目の前で寸止する。

「・・・・やっぱり某にはできないでござるな。侮ってるわけじゃないでござる。ただ、」

優しい声で

「お主ほどのものが、体を壊してしまったら一大事でござるからな」
決定的な隙が生まれた

六道 しとね > その手加減をしない気遣いに嬉しい気持ちになりながら。
向かってくる持流に迎え撃つつもりで逆転を狙うため、一撃をカウンターで入れるつもりであった。

異能を拳に込めて。
とはいえダメージが増えるものでもなく、ただただ動きが鈍くなる程度のものだろう。
それでも一撃入れて反応を見て取り返すつもりで―――。

「え。あ」

寸止めされてしまったがこちらは残念ながら反応してしまっていた。
思い切り。
異能【理剣】を込めた一発を振りぬいた。

持流 童男 > 「ぐぬぅお・・・!!」

と言いながら思い切りくらい、膝をつきかける。動きが少し鈍くなったのだろう。
「・・・これはこちらが悪い。いきなり寸止めしてしまった・・」
とゆっくり立ち上がり。

「よく鍛え抜かれたいい一撃でござる!お主、強いな!」
ニット満面の笑みで笑いながら。だがダメージは有るようで、はぁはぁと肩でいきをしつつ、だがしかし、目はランランと輝いている。

六道 しとね > 「ああ……ありがとう」

一応能力は効いているのかやや動きにくそうである。
チャンスではあるのだが寸止めしてもらったのに打ち込んでしまって申し訳ないという気持ちが強い。

「出身が田舎だからね。それぐらいしかやる事なかったのさ。……いや無い訳ではなかったが……」

そこまでいって言葉を切る。
今いう事でもないであろう。

「何にせよ、一度休憩しないかい?このままではお互い不本意で終わりそうだからね」

ゆっくりと両手を上にあげた。

持流 童男 > 「うむ・・。そうでござるな。」

と言いつつ地面に尻を突きつつ。

変身を解除して、

「某の中に、しとね殿の体が、ぼろぼろになってしまうじゃないかというイメージが浮かんでしまい。「本気」でぶつかろうとしたとはいえ、寸止してしまったでござる。情けない。すまなかったでござる。」

と頭を下げて

六道 しとね > ゆっくりとベンチへと行くと替えのタオルとドリンクを持ってくる。

「気に病まないで欲しい」

事実気にした様子は無く、どちらかというと打ち込んでしまった拳の方を心配していて。

「すまなかったね。こちらも反応出来ればよかったんだが機を狙いすぎた」

片手を上げて謝罪をしてタオルとドリンクを渡す。

「よかったら使ってほしい。ドリンクは飲みさしですまない」

そう言って横に座ればふうとまた息を一つ吐いて汗を拭い始めた。

持流 童男 > タオルで汗を拭きつつ、ドリンクを飲もうとして

「・・・・そういえばこれ、お主の飲みかけってことはこれ間接キスでござらんか!!」

と言いつつそっと隣りに座ったしとねさんの飲みかけのドリンクを渡しつつ。

「お主ほどの美人が堂々と、間接キスをするものではないでござる!そ、そういうのは、もっと素敵な殿方にするべきでござる。
そ・・・それなら某は、べ、別のドリンクを取りに行くでござる。」
と顔を照れて、真っ赤にしつつ。

六道 しとね > 「間接キス……ああ」

ぽん、と手を打った。
全く気にしていなかった。

「美人と言われると気恥ずかしいね。私は気にしないのだが」

まあとはいえ当人が気にするのだからそれ以上は言わず。

「じゃあこれは私が飲んでしまうよ」

と、別のドリンクを取りに行く持流を尻目に喉を鳴らして飲み始める。

持流 童男 > 「うむ、そうしてくれでござる」

とドリンクを持ってきて、のどを鳴らしながら 飲み始める。

「今日の組手はなかなか、楽しかったでござる。」

と言いつつ照れくさそうに

六道 しとね > 「こちらこそ楽しかったよ。野蛮だと言われたりもするが私はこういうのが嫌いじゃなくてね」

あっはっはと笑う。
飲み終わったボトルの蓋を止めて地面に置いた。

「とはいえもう少しやれると思ったけどダメだね、もう少し体幹を鍛えないと」

ぐにぐにと脚を揉む。

「そうそう聞いておきたかったんだが……最後に異能を乗せて一撃を見舞わせてしまったが、どうだった?」

能力がどの程度効いていたのか知りたかったのだろう。
そう問うてきた。

持流 童男 > 「かなり効いてたでござるよ。実際、体の調子がかなり重かったでござるし」

と言いながらドリンクを飲みながら。

「某も、もっと強くならなくてわなぁ」

六道 しとね > 「そうか。ヒーローになっていても効いているなら他にも効きそうだね。ありがとう」

うんうんと頷く。

「何せ色々とこの島は特別だからね。余り他人に対して打ち込んだことが無かったから参考になるよ。申し訳なかったが」

持流の言葉を聞いてうん、と再度頷いて。

「ヒーローと言うのは中々重い役職だからね。私から見れば相当には見えるが、世界は広い、研鑽は重ねて困らない」

立ち上がりゆっくりと持流に近づき握手を求めた。

「持流くん、私でよければまたお願いしたい。私程度で力になれるかはわからないけどね。次は気兼ねなく頼むよ」

軽くウィンクしながら。

持流 童男 > 「それはこちらこそよろしく頼むでござるよしとね殿」

と握手に答え、

「また、よければ演習をしようではないかでござる」

といい笑顔で

六道 しとね > 握手の手をぎゅっと握って手を放し。

「ありがたい」

ゆっくりと持流から離れボトルとタオル、脱ぎ捨てたジャージを拾い。

「今日は本当にありがとう。とても楽しめた。私はそろそろシャワーでも浴びて帰るとするよ」

にこりと笑い、そう言えば演習施設を後にするだろう。

ご案内:「演習施設」から六道 しとねさんが去りました。
持流 童男 > 「こちらこそでござる。」

と言いつつ

「さてとそろそろ夜更けも近いしかえって寝るでござろうかな」
といいつつ演習施設を後にする。

ご案内:「演習施設」から持流 童男さんが去りました。