2021/08/15 のログ
ご案内:「訓練施設」にフローレンス・フォーさんが現れました。
ご案内:「訓練施設」に紅月 純さんが現れました。
■フローレンス・フォー > 最近はファミリアとしての任務に参加する以外は平和ボケをしたように過ごす日々。
そんな日々も悪くはないがふと以前に考えていてそのままだった事を行おうと彼に頼み周囲を気にせずに戦闘を出来る場所へと案内を強請り。
そして……。
「さあ、純。思う存分戦いましょう!!」
彼の学生証で入れた訓練施設に着くなり声を高々にそんな事を告げ。
片手に突撃銃を具現化させて距離を取ると彼に向けて。
■紅月 純 > 彼女に相対するは、金属バットを手にし、手甲を装備した顔面凶器。
どうみてもチンピラに見える一般学生(一応)である。
「はいよ……あーあー、ゴツいもんを持ってきやがって。
剣も鎧も持ってくりゃ良かったか……?」
歓楽街周辺で活動するため喧嘩や面倒事には慣れている。
無論、何度も彼女と戦ってる。
だが今回みたいに装備を整えて戦うのは久しぶりなのである。
「合図はそちらからでいい。一矢報いてやら」
■フローレンス・フォー > 「これはまだ軽い方よ?もっと凄いのは流石に使わないから安心していいわ。
……それを使われるとワタシがポンコツじゃなくスクラップになるわよ?」
突撃銃を取り出してはいるが流石に実弾ではなく模擬弾。
何度も戦っている彼とふとじゃれたくなったという理由だがそれは言わず。
久しぶりに戦えることに本当に嬉しそうに笑い。
「ワタシが勝ちこさせて貰うわよ。じゃ、勝負開始ね」
こちらの合図で良いと聞けば笑みが深くなり、返り討ちにするという様に告げれば後ろへと跳ねてさらに距離を上げ。
着地と同時に銃口を向ければ容赦なく引き金を引き、軽快な音と共に模擬弾をばらまいて。
■紅月 純 > 「知っとるわ。銃器に耐性が無いんだから呻いてるんだっての。
しかもしっかり学習するから質の悪い」
こちらが戦闘で勝つために行っていることは複数あるが、
ひとまず今の彼女とは相性最悪で、自分の土俵に持ち込めるか否かである。
戦闘が始まれば、手甲で球を防ぎつつ、弧を描くように回り込み距離を詰める。
■フローレンス・フォー > 「それを言うならワタシも純の剣で斬られると防げないからお相子でしょ?
フローレンス型は学習能力が高いのよ」
知っているでしょう?と不敵に笑みを見せ。
近接戦では互角に戦えるが獲物の有無でどうしても不利な場面が多く、距離が取れるならその分優位に戦える。
なので距離を詰められる前にどれだけ先にダメージを与えられるかが重要となり。
「模擬弾とはいってもそんなので防ぐ純も人間離れしてるわね!」
致命傷になりそうな弾を防ぎながら距離を詰めてくる彼に向け掃射を続けるがフルオートで撃てばものの数秒で弾切れに。
軽い音と共に吐き出される銃弾が止まってしまえば突撃銃を捨て拳銃を呼び出し近づかれないように下がりながら形勢をかけていき。
■紅月 純 > 「防げなかったら即死に近いんだから必死に防ぐわ!!
つーか模擬弾でもクソ痛いんだからな!?」
弾切れに合わせて直進を仕掛けたが、拳銃を出されて足を緩める。
(だぁーーークッソ!小回りの利く単発を出しやがって!!)
ここから突っ込むには隙を突くしかない。
一か八か。相手が発砲するのに合わせて走り出す。
■フローレンス・フォー > 歓楽街や落第街での喧嘩や任務では死んだら事故程度の気持ちでばらまくが彼を殺すつもりはなく。
それでも事故で重傷は困ると模擬弾なのだが、これはこれで当たると骨まで響く痛さ。
声を上げる彼に笑み向けたまま引き金を引き続け。
「純、それは前に見たわよ」
動きが緩やかになれば進行を邪魔するように足許へと撃ちこみ。
突っ込んで来ようとする気配に銃口を上げて引き金を引くのだが。
「……は?え??」
鳴るのは火薬の爆ぜる軽い音ではなく軽い金属音、それが意味するのは…。
「ジャ、ジャムった!?」
まさかの確立に慌てた声を上げ、走ってくる彼への足止めが出来ないと拳銃を投げ捨て間合いに入られる前に次を取り出せるかと新しい拳銃を呼び出していく。
■紅月 純 > 「生憎、パターンは少ないぞっと、好機……!!」
駆けだした直後に足元に打ち込まれ、体勢を立て直す頃には新しいものが手にされており。
「させるか虎の子ォーーーーーー!!」
死に武器と化している金属バットを彼女に投げつける。
当たらなくてもいい。拳銃狙い、もしくは接近の囮。
守りが左腕だけで心許無いが、雑念を晴らす。
■フローレンス・フォー > パターンは少ないというが戦う度に増えてることに小さく笑い。
次はどんな手を見えてくれるのかという楽しみはまさかの銃の誤作動で思考に空白が出来てしまう。
「ちょっと、それは正気なの!」
今までのパターンで彼が金属バットを投げたデータはなく。
武器を手放すという事、投げられたバットの軌道を追い切れず拳銃を握る手に当たれば衝撃で銃を手放してしまい姿勢を崩し。
それでも距離を開けて立て直すという自分のパターン通りに動いてしまう。
■紅月 純 > 「うっせうっせ!バットで弾を打ち返せるか!」
チンピラ流戦闘術・改「死に武器は射出」。
持ってて意味がないなら石ころと同じよ。武器も同じく。
「つーか全然距離縮まらねぇ。しっかり対策されてら」
距離が詰められないなら、遠距離でやるしかない。
相手が距離をとるルートをうまく誘導して、落ちた武器や右腕の手甲を取りに行かねば。
手甲?バット投げるときにすっぽ抜けた。
■フローレンス・フォー > 「打ち返したら人間をやめてるわよ!ワタシでも無理なのに!」
もしそれをされればファミリアである自分以上の動体視力やら何やらがあるという事。
しかしまさか武器を投げられるとは想定外。
「当然でしょ。近接はワタシが不利だもの」
卑怯と言われようは距離は空けようと下がっては新しい武器を取り出して足元にけん制を続け。
ただデータ外の出来事に思考に動揺が走ったままだったので足元への注意力が散漫となり。
彼に誘導をされていると気が付かないまま引いては撃つと繰り返して…そして。
足元のバットに気が付かないままに踏み、バランスを崩して盛大に尻もちをついてしまう。
■紅月 純 > 「っし!!なんつー持久戦だよ……」
拾っては投げる、を狙っていたが嬉しい誤算。
相手が起き上がる前に距離を詰め、上から組み敷こうとする。
避ける、弾く、誘導に気力をつかい汗だくになっているため、力の入り方は普段より甘い。
■フローレンス・フォー > 「純が小器用になってきてるのよ……!」
何度か前ならば銃撃だけで封殺が出来たのに今は無理。
しかも自分の失敗もあるとはいえ誘導されてしまったのだから。
「押し倒すなら場所を考えて…!」
倒れては急いで起き上がろうとするが、その前に彼に圧し掛かられ。
組み敷こうとする動きに抵抗をするよう手足を動かし。
久しぶりの楽しい戦闘の高揚感に彼の力の入りが甘い事に気が付くと逆に組み敷いて押さえつけようと藻掻いて。
■紅月 純 > 「ちゃうわ!動きを封じるにゃこうするしかっ……ぬ、ぐっこの」
彼女の抵抗を抑え込もうとするも、滑って上手くいかず、時間も掛からずに逆転された。
「くっそ……はぁ、天国だこと」
動かしても無意味であると悟り、力を抜く。
幸運に恵まれたかと思ったが、詰めが甘かった。
■フローレンス・フォー > 「そう言って役得って思ってるわよね……?」
汗だくな彼が抑え込もうとする動きに抵抗を繰り返し。
こうなれば汗をかかない自分の方が優位となり逆転。
「今回はワタシの勝ちね」
逆転し十字固めのようにして抑え込めば勝者の笑みを浮かべ。
一応降参と聞くまでは解放をせずに腕を胸に抱いて引っ張って。
■紅月 純 > 「そら相手が女だし役得だろ」
男だったら四肢殴って封じると思う。
「おーおー、最後の最後で負けだ……あだだだだだ降参降参」
斜めに返答したら、しっかり降参と言うまで引っ張られた。
ついでに胸を揉むことでタップした。役得。
■フローレンス・フォー > 「…素直ね。でもそう言う所が好きよ」
ここで嘘をついたりすれば思い切り引っ張るのだが。
「素直でよろしい……最後に落ちをつけるわね」
腕を思い切り引っ張れば降参という言葉とタップ。
ただ胸を揉んでのタップに揶揄うような笑みを浮かべて腕を解放して立ち上がり。
「今日は付き合ってくれて嬉しいわ。お陰て楽しめたもの」
そう言い見下ろしと手を差し出して。
■紅月 純 > 「楽しめたようで何より」
そう言うと、伸ばされた手をとり立ち上がる。
「はぁー。遠距離相手の持久戦が難点すぎる……。
遠くのものに魔法で干渉できりゃよかったんだが」
直接触れてからの基本打ち切りなので、回収がロスを作ってしまう。
■フローレンス・フォー > 「えぇ、本当にすっきりできたわ。
お礼に純のいう事を何でも一つ聞いてあげるわよ」
彼が立ち上がれば本当に上機嫌という笑みを見せ。
軽く肩を叩くようにしてそんな事を楽し気に告げて。
「逆に言うと近距離だと圧倒できるでしょう?
何か遠距離の武器を持つのもいいんじゃないかしら、こんなのとか」
近接ではめっぽ強い彼、それならと…以前に見せたワイヤーガン付きの籠手と拳銃を取り出してどう?と差し出して。
■紅月 純 > 「そうかよ。そんじゃ、あとでお言葉に甘えるとするかね」
軽く伸びをして、荷物を回収しようと。
「ほーん……確かに、そういうのはアリだな。
拳銃の方はは要練習……つか風紀とかに見つからんようにしねぇとなぁ」
これを組み込み、アレンジもすれば、今の打ち切りロケットパンチがのびーるアームになり、どこぞのロボットアニメ度が増すだろうな……とか考える。
■フローレンス・フォー > 「ワタシは心が広いから何でも大丈夫よ」
思う存分に楽しめて満面の笑みで彼が荷物を回収するのを見つめ。
その間にと身体に溜った熱を放出するように上着をはためかせ。
「純が使うなら上げるわよ。まだたくさん仕舞ってるもの。
拳銃も籠手に組み込んだらどうかしら?腕を向ければ射線よ?」
そう言うのもありでしょうと提案しつつ、籠手だけを手渡し銃は一度仕舞。
後で渡すからと告げると腕を抱きしめて。
■紅月 純 > 「銃も組み込みか……やりやすそうだな」
そこら辺の改造は知り合いに頼んでみようと考え、受け取った籠手も荷物にまとめ直す。
そして腕を抱きしめられれば、上機嫌な彼女に合わせて歩き出す。
「さて……と、時間もちょうどいいし出るか。ついでに飯の材料を買ってく」