2019/02/24 のログ
伊従のどか > 「……お風呂もじゃなきゃいやっ」

ぷいっ、と顔を背けいじける。
大変ご立腹なのか、頬を膨らませつつ。

「ふぅん……契約……。
じゃあセンセーは、異能とかは関係なく時間遡行が出来るんだ。
でも、なんのために時間遡行しにきたの?」

いじけつつも、気にはなるのか尋ねつつ。

暁 名無 > 「じゃ、じゃあお風呂も……っておい。
 さらりと危ない橋を渡らすな。社会的に死んじゃうじゃねえか。」

先生髪長いし顔隠せば行けるとか言われたら本気にするぞコノヤロー、と意味も無くぷんすこしつつ。
流石に生徒と一緒に入浴は気が引ける名無であったが。

「まあ、ほぼ一方通行だけどな。
 何のためって……おーしえないっ。
 それこそ一緒に風呂でも入れるだけの有効値が無いとアンロックされねえさ。」

要約すれば現状はどう頑張っても無理。
冗談めかして肩など竦めたりしつつ、空いている手元の皿を見て。

「さてと、また何か取って来るかな。」

伊従のどか > 「あははは、センセーナイスノリツッコミ。
てゆーか、社会的に問題がなければ入るんだ」

うけうけ。
さっきのふくれっ面はどこへやら。
一瞬で機嫌が直り、代わりに爆笑しつつ。

「ちぇー、ちぇー。
教えてもらえるように、来年度の講義はうけよっかなぁ……」

そういって、席を立つ名無の背中に手を振る。
のどかの皿には最初の山の、1/10はまだ残っているためにおかわりはしようとしなかった。

暁 名無 > 「そりゃあな。
 特に断る理由も無いだろ、社会的な問題が無ければ。
 男なんてのは下心で幾らでも動くもんだ。」

ふふん、と全く自慢にならない事を自慢げに言いつつ。
ケーキのおかわりを取りに向かった後は、割とすぐに帰って来た。
皿に乗っかっているのは、ベイクドチーズケーキが一切れ。

「でもまあ一度講義を受けたくらいじゃなあ……そうだ。
 特別補習でも受けに来るか?一晩みっちりと相手して貰えれば考えなくもない。」

受講する内容くらい真面目に考えろ、という意味を込めての発言。
社会的問題がどうのという割に平気でこういう事は口にするから割といい加減。

伊従のどか > 「わー、センセーかなりゲスいこと言ってるー。
まぁ私の体が先生を刺激しちゃうのは仕方ないかもしれないけれど」

自分の体を抱きしめ、しかし挑発するように胸を強調させつつ笑い。

「でも、そっかぁ。
10数年後の未来……。
んー、10数年後……センセーの身に何かが起きたのかなぁ……」

暁 名無 > 「伊従ってば良い根性してるよな、ほーんと。
 分かってて着てきたろその服も。ったく、まだ寒いってのに。
 ま、おかげで目の保養にはなったけどな。」

身長差からどうしても俯瞰する形になるし、そうすれば見えるものは見える。
並んで歩きながら話すときなど特に顕著だったと、名無は今日を振り返って思う。
そしてまあ、その事を伊従自身も十分に察しているだろうことも。

「さあ、何が起きたんだろうな。
 まー未来なんてのは些細な事で変わってくもんだ。
 俺がこうして過去に来ているだけで、大幅に変化が表れてるかもしれない。確認は出来ねえけど。」

それよりも、と席に着く前に伊従へと近付き、頬へと手を伸ばす

伊従のどか > 「んひひ、勿論。
女の子はいつだって誰だって、デートする相手には可愛いって思ってもらいたいし?」

かわいかろ?と挑発していくスタイル。
当然、目がそちらへ行っていることなど百も承知で。

「んー、まぁそうかもだけど。
やっぱりこう、時間軸に関連する異能力者としては――んぃ?」

どや顔でちょっとした考察をはじめようとする直前に、頬へとどいた暖かいものに首をかしげる。

暁 名無 > 「まあ、可愛かったよ。
 俺もこんな風に休日を過ごしたのは何年ぶりかって感じだし。」

デートだったのか、と今更ながら驚きつつ、柔らかく目元を細める。
激務の合間の休息日としては申し分なかったと、改めて思う。

「クリーム、いつまで着けてんだ。佳い女が台無しだぞ、のどか。」

と、不敵な笑みを浮かべて口元のクリームを指で拭い、そのまま自分の口へ運ぶ。
服装などで最初からからかわれていたのだろうから、せめて一矢報いろうと。

伊従のどか > 「――」

何をされたかまで理解するのに時間がかかった。
その行為が、クリームを拭うだけだったら固まる時間もほんの少しだけだったかもしれないが。
それを食べる名無を見て固まり。

「~~っ!」

真っ赤になって再起動し。

「先生のすけべ!」

とりあえず、罵倒する。

暁 名無 > 「デート、なんだったらこれくらいはしないとな?」

罵倒されてもどこ吹く風といった様子で椅子に座り直す。
精々羞恥心に苛まれるがいい、といっそドヤ顔になりつつモンブラン同様にチーズケーキもフォークで切り崩し始める。

「ほらほら、早く食べないと制限時間来ちゃうぞ?
 食べ放題ったって、無制限じゃねえんだから。
 大丈夫、また付いたら取ってやるからー。」

はっはっは、ととうとう笑い出してしまった。
期待通りの効果を成せて相当満足したらしい。

伊従のどか > 「おのれセンセー……。覚悟してもらうから……」

こうなったらこちらからも仕返しせねばなるまい。
手始めにまずわざと大声で「生徒と先生の怪しい関係」をにおわせることを公衆のまえで公言してやろう。

などと考えながらむくれつつ、しかし言われた通りケーキをまた山盛りにしつつ頬張り始める。


後に語るのどかは、今日の罪滅ぼし兼デートは、大変満足のいく楽しさだったとか。

ご案内:「デザートバイキング「知恵の果実」」から伊従のどかさんが去りました。
ご案内:「デザートバイキング「知恵の果実」」から暁 名無さんが去りました。