2021/01/15 のログ
■能守重高 > 「そうなりますと世の中に霜月氏という方がいらっしゃるわけですね?
動物を模した式…しかし鳥に関しましては鷹と隼のみです。
似ていたからといって問題視ではなさそうなので追々別の機会にお話が出来れば幸いです。」
符術は使えるとは言っていない重高、言っていないから言わないでおく。
そもそも媒体が不要なのはもっと言わない。
「エンブレムの色は 赤 黒 など 威圧感を与える色の方が宜しいのでは」
デザインの色について意見具申。
■雪景勇成 > 「腕章については、池垣の槍とか能守の銃のイメージも取り入れるのも悪くねーかもな。俺はまぁ、特定の得物は少しアレだからそういう意匠とかにはならねーし。」
あとはボスの象徴として異形や火砲ぽい意匠を入れるのも悪く無いだろう。
どのみち、威圧感というものがデザインに要求されるならそのくらい派手でもよかろう。
まぁ、副部長の希望も取り入れると、刀、槍、銃に火砲とか武器目白押しデザインなりそうだが。
■神代理央 >
「特務広報部の別名を考慮すれば、赤や黒を用いたエンブレムとなるとかの第三帝国を想起させるものになるだろうな。
威圧感は十二分だが、風紀委員会が用いるイメージとしてはどうだろうか…」
個人的に嫌いなデザインでは無いが、採用するには難しいところだろう。とはいえ、赤や黒を用いた配色というのは是非採用したいところ。
「基本的に、違反部活を叩き潰すのが主目的故、武器や兵器をモチーフにするのは実際のところ良い案ではあるしな。
後は、視認化しやすい簡素なデザインにもしたいところではあるが…」
ふむ、と雪景の言葉に考え込む。
先程の能守の発言も加味すれば、赤や黒を中心とした配色で、武器や兵器をモチーフにしたデザイン。
……ファシズムというよりは共産主義国家に近いデザインになりそうだ、とちょっとだけ苦笑い。
■雪景勇成 > 「ま、敵・味方問わず一目で特務広報部と判るのは現場としても楽だし。」
そして象徴としての腕章のデザイン。ただ、これもちょっとだけ懸念があるので一応は提案しておく。
「仮に、敵さんがカモフラージュとかで腕章を”偽装”する事が簡単にできねーように仕込みは必要かもな、
要するに偽札にはご注意をってやつだ。こういうのは必ず真似をする輩が出そう…つーか必ず出る。」
重箱の隅を突くようでアレだが、腕章は勿論賛成だからそういう最低限の対策も可能なら検討するべきだと進言しておく。
「ま、機械的なものならコストはかなり掛かるだろうし、異能とか魔術を取り入れるとそれも大変そうではあるけどな。」
まぁ、何か広報部は資金が潤沢そうなので案外そういう仕込みも可能そうなのがなんとも、である。
■池垣 あくる > 「ええ……一応、霜月から幾人かこの学園にも来ているはずですので、もしかしたら会うこともあるのかもしれません」
出来れば会いたくないな、というのと、自分も誰が来ているのかは知らないでそこらはぼかしつつ。
「どちらかと言えば、特務広報部の目的、意義を示すための意匠というのもいいかもしれません。変に威圧的になってもよくないかも、しれませんし……」
■刀々斬 鈴音 > 「そう、副部長!副部長だよ!!
偉いんだよ!!」
揶揄うような口調を気にせず乗っかっていく。
「ごちゃごちゃしてたほうがウチっぽいよ!それに強そうな方がいいよ!!
赤とか黒とかも鈴音好きだし!!」
寄せ集めの集団なのだしごちゃごちゃしているのもそれっぽい。
視認性は犠牲になるけども。
「こんな感じは!?」
資料の裏に書いてた絵を見せる。
凄い、ごちゃごちゃした子供の落書き、中央から色んな武器が飛び出してる異形のような塊。
■能守重高 > 「色でいうと紫があげられますが 一般的なイメージが高貴です。
お気を付けくださいますよう。第三帝国や社会共産主義国を匂わせる
…武器や兵器で足りなければ十字架や動物をモチーフにしたものを混ぜれば宜しいのではないでしょうか。」
偽装困難にする腕章…媒体を腕章にする…術式を弄ればいけなくも…!
がたっと腰を上げ 熱を帯びた声で意見具申。
「腕章を媒体に連絡用ドローン式神を仕込めばよろしいのでは!
緊急に腕章をちぎれば即座に展開して本部に突貫する式神とか…」
最後は急に熱が冷めた感じにすとんとまた腰かけてしまう。
「そうですか、霜月氏が数名…覚えておきます」
さて、そろそろ怪しき影が蠢く時間になりましたしとちらりと時計を見。
■能守重高 > 「お先に失礼をお許し下さいます様。
逢魔ヶ時を迎え 丑時と相成りました。
これよりは怪しき怨霊がいないか帰宅序に見回りします。
それでは 失礼をば」
鷹を肩に乗せたまま 皆様方失礼致します、と敬礼をすると
資料を片手に 小会議室をあっさりと立ち去ってしまう。
ご案内:「風紀委員会本庁 小会議室」から能守重高さんが去りました。
■神代理央 >
「……ふむ」
四人の意見を聞いて、少し考え込む仕草。
偽造防止の策は当然必要だろう。腕章では無くエンブレムタイプのものを採用し、マイクロチップでも仕込もうか。
威圧的過ぎるのは良くないのではないか、との意見も理解出来る。
結局は風紀委員会の下部組織でしかない。
神宮司の私兵集団という側面はあるものの、風紀の看板を背負っている事に変わりは無いのだから。
資料に落書きするな、と説教しかけたのを呑み込んで。
刀々斬の絵はその完成度はまあ兎も角――デザインとしては、考慮する価値がある。
様々な武器と、己の異能である異形をモチーフにしたデザイン。
正直、きちんと整えれば良いデザインになるだろうとは思う。
腕章に式神を、と腰を上げて熱弁を振るう彼女に、ぱちくりとした視線を向ける。式神においては、色々と自信があるのだろう。
また、実際その提案は悪くない。
機械的なマイクロチップと併用して、採用するのも良いかもしれない。
「………エンブレムについては、今夜は結論は出なさそうだな。
皆の意見を集約して、此方で検討しておくとしよう」
と、席を立つ能守に視線を向けて。
「ああ、遅くまで御苦労だった。帰路は十分気を付ける様にな」
小さく頷き、軽く片手を上げて。
退室した彼女を見送るのだろう。
■雪景勇成 > 「んじゃ、マイクロチップと式神?による二重偽造防止機能を取り入れるのがいいかもな。
毛色が違いすぎるから、仕込むにゃコストと調整がある程度必要だろうが不可能でも無さそうだし。」
あとは、可能ならそれこそ腕章を破り捨てるか、一定の手順を踏む事で予め設定した場所に転送する機能もあれば言う事なしだが。
ハバキリが書いたデザインは確かに落書きじみていえるが、これをブラッシュアップすれば、案外悪くない出来になるのではないかと。
まぁ、あくまで個人的にそう思っただけだが。まぁ最終的に纏めるのはボスに任せよう。
「さて、と。悪いボスにお前ら。俺もこの後に特別攻撃課の上司に、簡単な経過報告しなきゃならんからここらでお暇するぜ。」
よっこらせ、と気だるそうに立ち上がれば、資料と共に例の細長い刀剣じみた布包みを肩に担ぐように持ち残った3人を見渡す。
一足先に立ち去った能守については、緩く右手を振る事で見送りとしよう。
■刀々斬 鈴音 > 「分かったじゃあねー。しーちゃんにいーくん。
気を付けてねー。」
去っていく能守と雪景を手を振って見送る。
……親しみを込めた呼び方。
「どうする?そろそろ鈴音たちも解散にする?」
メンバー大体半分くらいいなくなったし、顔合わせという目的は済んだ。
更に暫定副部長まできまったら会議の意義はありありだ。
■神代理央 >
「余程の数になれば兎も角、現状であれば多少金をかけるのは問題無い。此方でも、相応の健闘はしておこう」
雪景の言葉に頷いた後、立ち上がった彼に視線を向けた儘。
「ああ、御苦労だった。特別攻撃課には、くれぐれも宜しくな。
……個人的には、無益な政治闘争は避けたいところ故。君とも、君の上司とも、仲良く出来ればと祈念するばかりだよ」
と言葉を締め括って。
彼に見送りの言葉を投げかける。
■池垣 あくる > 「皆様、お疲れさまです」
ぺこ、と頭を下げて。
「ううん……デザインについては、私は詳しく、ありませんから……お任せ、します。神代先輩の、望むものを、身に着けますから……」
そう言って追従しつつも。
「そう、ですね……そろそろころあい、でしょうか?」
当初の目的は果たした。
不足があれば、今後重ねていけばいいだろう、という判断を。
■雪景勇成 > 「俺の上司は政治闘争より現場主義だからな。まぁ、その上が胎黒狸で政治向きだからどうなるかは判らんが。」
無表情のままだが、面倒だよ、とばかりに肩を緩く竦めてみせる。
まぁ、こちらに不利益が出ないようにある程度の取り持ちと便宜は図ろう。
臨時隊員で出向しているとはいえ、今のメインは広報部だからそれくらいはする。
「……いーくん……まぁ、いいか。んじゃなボスに副部長。池垣も。」
と、三人にゆるーい仕草で手を振ってから、そのまま布包みを担いだまま一足先に少年も会議室を後にする。
ご案内:「風紀委員会本庁 小会議室」から雪景勇成さんが去りました。
■神代理央 >
「そうだな。そろそろ良い時間だ。或る程度の交流は出来た…と思いたいところではあるし、今夜は解散でも良いだろう。
…それと。仮とはいえ、副部長に内定したのだ。模範ある行動を心掛ける様にな」
腕時計に視線を落とした後、刀々斬の言葉に小さく頷く。
締め括るには、丁度良い時間だろう。
副部長(仮)に内定した彼女には、一応念押しを。まあ、血腐レがいるから大丈夫だとは思うのだが。思う…のだが。
「……いや、私の望むものを、という訳では…無い事も無いのだが…。……まあ、池垣には色々と期待している。
皆とも仲良くして欲しいものだ。切磋琢磨して得られる強さもあるのだからな」
やはり、懐かれているかな、と。
何処までも己の言葉に従う様な池垣の言葉に、嬉しさ半分苦笑い半分。
きちんと目をかけてやらないと、なんて思いながら、彼女の言葉に頷く。
■神代理央 >
「…ああ、先に退室した者にも伝えるが、今日の参加者には別途手当を出す予定だ。休日は思い切り羽を伸ばすと良い」
「それじゃあ、今日はこれで解散にしよう。二人とも、御苦労だったな」
ふう、と小さく吐息を吐き出して。
残った二人に解散を告げれば、深々と椅子に腰掛けるのだろう。
■池垣 あくる > 「はい……それでは、刀々斬さん、改めて、よろしくお願いします」
ぺこ、ともう一度頭を下げる。
副部長ということは、上の立場ともいえる。それに敬意を示してから。
「先輩、ありがとうございます……また、お話させてください、ね?」
陶然とした視線を向けて、その場を辞した。
ご案内:「風紀委員会本庁 小会議室」から池垣 あくるさんが去りました。
■刀々斬 鈴音 > 「大丈夫!大丈夫!!だって鈴音だよ?」
だからこそ心配なのかもしれない。
そして、期待されている妖刀も部長が思うよりは常識側ではない。
……なんせ妖刀なのだから。
「お疲れ様ー!うーん、終わったー!それじゃあねあーちゃん!!」
立ち上がって思い切り伸びをして…
その後、手を振る。
「終わったねー結構硬いっていうか…皆真面目な感じだね!!」
それは鈴音が鈴音がイレギュラー……というわけでもない
違反部活から集まって来た生徒はそこまで真面目な感じではない。
■神代理央 >
雛鳥が親鳥を刷り込んだ様な視線と共に辞した池垣を、軽く片手を振って見送る。
……彼女とも、近いうちに面談が必要だろう。色々な意味で。
「ああ、刀々斬も御苦労さま。
そういうメンバーを集めた、というのもあるがな。
本来は、お前くらい軽いノリの連中の方が多い筈…なんだが」
こういうノリなのは彼女だけかもしれない、と。
ちょっとだけ呆れた様な視線を、じーっと彼女に向けているのだろう。
■刀々斬 鈴音 > 「ねー。珍しいよね!」
荒くれ集団の中では異質。
出向で来てるのが多いというのもあるだろうけども。
「じゃあ、副部長になったし鈴音もマジメにがんばるよ!」
そういうとキリっとした顔を意識的に作ってみせる。
「どう?真面目っぽく見える?」
……喋らなければ見えたかもしれない。
■神代理央 >
「……そうだな。その顔の儘、血腐レが話して居れば真面目に見えるかもしれないな」
黙っていれば、真面目な少女に見えなくも無かったのだが。
元々が明るい…というか、社交性のある性格故、其の侭でいて欲しいと思わなくも無いのだが。
「……さて、そろそろ私も執務室に戻るよ。
此処の後片付けは後で人を呼んであるから、気にしなくても構わぬからな」
カタリ、と静かに椅子を動かして立ち上がる。
最後迄残ってくれた、隣の席の彼女に穏やかに微笑んで。
頑張ったな、と言わんばかりに、彼女の頭を軽くポンポンと撫でようとするだろうか。
■刀々斬 鈴音 > 「だってちーちゃん、ひどくない?」
『普段の印象の問題だろう。』
刀からもかけられるのも冷たい言葉。
だけども気にする様子はなく。
「あっ片づけ大丈夫なんだね!分かった!」
机から離れて出口の方へと向かう。
「じゃあね!部長!これからはもっと鈴音に頼ってね!!
なんたって鈴音副部長だし!ね!」
そう言い残して騒がしい足音が会議室から遠ざかっていくのだった。
ご案内:「風紀委員会本庁 小会議室」から刀々斬 鈴音さんが去りました。
■神代理央 >
立ち去る彼女を見送り、会議室に残ったのは己だけ。
今回は、無事に顔合わせを終える事が出来た。
後は――
「こうした連帯感の強化が、連中へ対抗する為の一石になれば良いのだがな」
未だ姿の掴めぬ襲撃者達。
彼等へのカードとしての今宵集めた特務広報部の実力者達。
それらが、どの様な反応を見せるのか――
「……愉しみだ、というには不謹慎なのだろうな」
小さく苦笑いを零すと、少年も会議室を後にするのだろう。
ご案内:「風紀委員会本庁 小会議室」から神代理央さんが去りました。