2019/03/24 のログ
伊従のどか > 「ぶぶぶぶ――ぷはっ。
うー、なんか負けた感じ……。
次はもうちょっとうまくでるようになりまーす」

やらなくていい、という突っ込みがこの後入るのは予想しつつ。
満面の笑みで言うのだった。

「あ、でもセンセー。
もしセンセーがその気になっちゃって、今日夜這いしかけてくるときは先に一言だけちょうだいね?
急にだとびっくりしちゃうから」

にへへ、と笑いそんなどうでもいいことをいったりする。

暁 名無 > 「まあ、こればっかりは人生経験の差だな。
 15か16かそこらの娘にはハードルが高過ぎたな。」

けらけら笑いつつも、予想通りにやらんでいい、とツッコミを入れる。
しかし、続く言葉にこいつは全く懲りてねえな、と内心で嘆息し

「……あー、そうだな。
 まあ、俺だったらそんな夜這いなんかするよりもここで襲うけどな。
 どうせびっくりさせるなら、早い方が良いだろ?」

するり、とお湯の中で伊従の腕へと手を伸ばし、掴まえようと。

伊従のどか > 「いいですよーだ、20歳になるころにはどこぞの女スパイもびっくりの女優になってあげますから」

とはいえ、演劇の練習などしたこともないためにそういう演技は一生苦手かもしれないが。

「んっ……、センセ……?
この後、どうするの……?」

遊ばれている、とわかったうえでにやにやと笑う。

暁 名無 > 「そうかそうか。そりゃあ楽しみだな。」

棒読みで期待する。超棒読み。片言になりそうなくらい。

「どうするかって?
 ……さあ、どうしようかな。好きにして良いんだろ?」

じっ、と目を見つめたまま身体を寄せ、もう片方の腕も掴もうとする。
同時に顔を寄せ、耳元で囁くように先程の伊従自身の言葉を確認して。

伊従のどか > 両腕を掴まれ、内心ドキドキしているのどか。
身体は名無のゼロ距離。
タオルは胸にひっかかるようになっているが、少し動けばおちそうで。

「好きにしていいけど……。
センセー、そんな度胸ないでしょ?
人、きちゃうよ?」

耳元でクスクスと笑ってやり、煽ってみる。

暁 名無 > 「好きにして良いってことは、見せつけるのも良いって事だよな。
 大丈夫、お前が抵抗しなければ風呂でいちゃつくカップルとして離れてってくれるさ。」

誰が来てもね、と返してからそっと身体を密着させる。
とはいえ互いの間にはタオルが一枚あるけれども。

「度胸なんてなくても一度勢いに乗ったら止まらなくなるもんなんだぞ、男ってのは。
 のどかの方こそどうなんだ?……本当に、良いんだな?
 もう、引き返せないぞ?」

互いの吐息が混じりそうな程に顔同士を寄せ、真正面から熱っぽい視線を伊従へとぶつける。
最後に念を押す様に確認する時も、ずっと目を見つめたままで。

伊従のどか > 視線を受け、しかし真面目な顔で返事をする。

「センセーなら、いいよ?
でも……優しくして、ね?」

捕まれていた腕をするりと抜け、代わりにゆっくりと名無の首へ抱き着くように回す。

暁 名無 > 「それは保証しかねるな。
 こうしてすぐにでも押し倒さないでいるのが割とギリギリなんだ。」

首に腕を回されれば、空いた腕を伊従の腰に回し、もう片方の手は伊従の顎へと添えて。
どちらかが寄れば直ぐにでも唇が触れそうなほどの均衡を保ったまま、見つめて言葉を交わし。

「じゃあ、のどか……目、閉じて。」

伊従のどか > 「あはは、センセーそれはやばいかも。
お風呂で押し倒されたら、溺れ死んじゃうねー」

くすくす笑いながらも、腰に回された手にびくっと反応し。

「んっ……」

目を閉じる。


あれ、いつ「ドッキリでしたー」って言われるんだろう、と思いつつ。

暁 名無 > 「…まだ止めると思ってる?残念でした。」

伊従が目を閉じた直後、囁くように告げ。
腰に回した腕を引き寄せれば、顎に添えていた手を離して唇を重ね──ない。
人差し指と中指の手の甲側をそれぞれ伊従の唇に触れさせ、直ぐに離し。
さながら軽いキスの様にして

「……じゃあ、始めようか。誰か来る前に、ね。」

伊従のどか > 「うぇっ!
へ、あ、あのっ……!」

目を瞑っていたために、また感覚にそれほど神経をとがらせていなかったために誤認する。
あわあわと慌てながら、しかし逃げられない状況に

「あ、あの嫌じゃないけど!でもやっぱりここではまずいというかもし人が着て見られたら恥ずかしいっていうか怖いっていうか!
声とか出ちゃうかもだからできれば部屋がいいしできれば明かりがないところがいいし!
あとできれば最低限の服をきたままがいいっていうか!センセーが裸のママがいいっていうならそれでもいいけどやっぱり明かりは暗いほうが良くて!」

のどかの負け言い訳がつらつらと吐かれる。

暁 名無 > 「……。」

おーおー、よう喋る喋る。
そんな事を思いつつ、無言で言い訳を見守る。
どこでネタ明かしをしようかなー、と思いつつ、勢いで望みのシチュエーションまで語り出した伊従を見て。

「あ、あーあー、分かった。分かった分かった。
 ごめん、虐めすぎたな。悪かったよ、ほら、しーっ。」

これこそ誰か来たら変に誤解される、と先程と同様に指を伊従の唇へと当てて沈黙を促す。
ここでようやく、へらりと笑みを浮かべた。

伊従のどか > 唇にあたった指でまず言葉をとめ、数秒してから感触を思い出し、そして顔を赤くする。

自分が大敗北したことを認識し、無言で、おもいっきり名無を叩きだす。
そりゃもうだだっこレベルで、べしべしと。

暁 名無 > 「あいたたた、やめ、やめろこら。
 悪かったって、謝ったじゃん。痛い痛い。」

言うほど痛くはないけど。
離れようにも変に離れれば間のタオルが落ちてしまいそうで動くに動けない。
いっそ落してしまおうかこのタオル、と思わないでもないが、伊従の最後の砦として残しておくべきだろう、とせめてもの気遣いを。

「いたたた……。
 そっかー、伊従は暗い方が良いのかー」

時折ガードを交えつつ、いっそ煽ってみる。

伊従のどか > 「あ゛ーっ!!あ゛ーっ!!!!!」

煽りを受けて叫ぶのどか。
べっしんべっしんと叩きながら泣きそうな顔で名無を見る。

「センセーの変態!スケベ!変態!エッチ!ロリコン!」

もはやなりふりかまわず、自らの失態を隠すために罵倒し始める。

暁 名無 > 「うおお、叫ぶな、叫ぶなって!」

自分が煽っといて何だけど、と反射的に耳を抑えて伊従から身体を離す。
それでもなお飛んで来る罵倒と、連続攻撃。
しまったタオルがと、思いこそすれどこの状況で再び密着状態になるのは至難の業で。

「ああ、ええと……流石にお前さんロリでは無いんじゃないかな。」

変態も二回言ってるし。しかしそこは否定しない名無ではあったけれど。

伊従のどか > タオルがぽちゃりと、お湯に溶けていくように沈んでいく。
それに気づいたのどかも、すぐに胸元を隠し、お湯に沈む。
が、視線はまるで親の仇を見るような目で名無を見つめ。

「……覚悟したのに」

そして、あいている片手で名無のお腹をぎゅっとつねる。

暁 名無 > タオルが沈んでから、それに伊従が気付いて動くまでの僅かな時間。
名無は確かに、月明かりに照らされたたわわな果実を見た。
……様な気がする、という事にしておかないと後が怖そうだ、と瞬時に思い直して。

「……はいはい、じゃあ続きは卒業後、な。
 って、痛ぇっ!!」

お腹をつねられれば、思わず跳び上がる様に立ち上がって。
一糸まとわぬ姿を、面前の女生徒に晒してから慌ててお湯の中に沈む。
これでお互い様な、と言いたいのをぐっと堪え。

伊従のどか > ふふん、とちょっと泣き顔ながらもどや顔をする。
タオルを拾い上げ、前を隠して立ち上がると

「それじゃ、そろそろ私はお部屋戻ります。
センセーものぼせないうちに帰ってきてくださいね」

そういって、ゆっくりお風呂を出ていく。
お尻を見られるのは、別に恥ずかしくない、らしい。

暁 名無 > 「え、あ、はい。俺もすぐ戻るから……」

立ち上がった伊従に対し反射的に敬語を交えつつ頷いて。

「見られたよな、多分……」

一足先に浴場を後にしていく伊従を見送って、ぽつりと呟く。
なんで後ろ姿隠さないんだろう、とかそういう事はすっぽりと頭から抜けて。

伊従がその場を後にし、少ししてから一度冷水をシャワーで浴びて名無も浴場を後にするのだった。

ご案内:「鷲獅子庵 大露天風呂」から伊従のどかさんが去りました。
ご案内:「鷲獅子庵 大露天風呂」から暁 名無さんが去りました。