2020/06/10 のログ
ご案内:「訓練施設屋内プール」に金剛 経太郎さんが現れました。
金剛 経太郎 > 「なるほど、これは……なかなか……」

暑い暑いと喚いていたら、教師からそれならプールでも行って来たらどうだと勧められた。
プールというものに最後に来たのはゲームの中に閉じ込められる前だからもう10年前のことで、
10年ぶりのプールに心躍らせた経太郎は放課後真っ先に訓練施設へと向かったのだった。

そして今、大きな浮き輪に掴まって、水面を漂う経太郎の姿がある。
10年ぶりにプールに入って分かったのは、やっぱり夏場の最高だなと言う事と。
10年に及ぶゲーム内生活で、すっかりカナヅチになっていたことだった。

「まあ、泳ぎに来たわけじゃねえから、これで十分だわー」

ぷかぷか。
そんなわけで、経太郎は優雅に水面を漂っている。

ご案内:「訓練施設屋内プール」にアリソンさんが現れました。
金剛 経太郎 > 「そういえば、あの、あれ。あれやってみよう。」

経太郎の言う“あれ”とは、浮き輪の中心にお尻を入れて据わる様にして乗るあれである。
そんなわけで浮き輪の中でばたばたと足を掛けようと悪戦苦闘し始める。

「お?なんか、なかなか、難し……おっ、おっ。」

ひっくりかえればカナヅチゆえに覚えることは必至。
慎重に、しかして大胆に経太郎は浮き輪座り(仮)に挑戦する

アリソン > 教師に アリソン君はプールとかで泳げるのでしたかね?等と言われて
そもそも泳いだ習慣があまりにもないのでそもそも泳げるか分からない、小さい頃に習得後
以来全く泳ぐという事を遠慮してしまったメイドならぬ一般生徒として訓練施設の…プールに足を踏み入れた。

「…あら。浮き輪に跨って?掴まって漂う美少年の姿が」
「そして、何かしていらっしゃるご様子ですわ」

ばちゃばちゃとプールの中で水音が出始めた。

昨日もお見掛けして訓練に付き添っていただいた美少年(名知らず)さんがいらっしゃる。
スク水がむちむちすぎて危険水域になりかけているが、いそいそとプールサイドに腰を下ろすと、
ちゃぷっと水音を出して素足を水の中へ入れる。

金剛 経太郎 > 「ここを?こうして、足を出して……背中を預けて……こう。か!
うはははは!できた!はははは、何だコレ、たのしい!はははは」

達成感と独特な浮遊感。それらがツボに入り、新たなプール利用者が来たことも様子を見られている事も気付かない経太郎。
浮き輪に掴まっているだけなら多少の舵取りが出来たが、体の殆どが浮き輪の上にある今、いよいよ完全に水面を漂うだけとなる。

「あはははは、あははははは!」

精神の年齢は18歳、高校3年生と同等の筈だが、浮き輪に乗って漂いながら高笑いする姿はどう見ても小学生、いいとこ中学生だった。

アリソン > プールサイドに腰掛けている新たな見学者ならぬ利用者。
スク水よりビキニの方がスタイルを生かすのならばそっちの方が目に毒じゃない。
前かがみなんぞすると胸の谷間が卑猥な罠になりかねず。

「何か出来たようで高笑いと。気づいてもらいましょうか
 夢から覚めて貰いましょう…現実の痴態に?」

浮き輪に載って漂いながらどこかの帝王の様に高笑いをする小学生か中学生の彼に
届くか否かの水を手で掬って ぷかぷかと漂っているのがこちらに近づいてきたのを見計らって。

ぱちゃぁ と。

気づいてもらえれば ハァイ、と艶やかに微笑んで手をひらひらと振って挨拶をしたいもの。

金剛 経太郎 > 自身でも行き先の分からない漂流を楽しんでいたが、不意に自分の周囲よりも離れたところからの水音、そして僅かに掛かった水しぶきに気付く。

ハッとなって振り向けば、プールサイドに腰掛ける人影が。
今まで一連の行動を見られていたのかと、経学のひょ場を浮かべて絶句する。うそ・・・だろ・・・

「あっ……えっと、あは、あははは……」

気付いたこちらへと手を振る姿にどうしたものかと考えるものの、何も思いつかず手を振り返しながら笑って誤魔化そうと。
そして舵取りの出来ない浮き輪はゆったりとアリソンの居るプールサイドへと向かっていくのだった。

アリソン > 今日はスク水以外持っているものが何もない丸腰ともいう。
スク水で露骨にスタイルがわかってしまうし濡れれば張り付く布地で出来た水着という痴態。

振りむいて気づいてくれた美少年ならぬ彼の表情は愉悦の物。
何処から見ていたのかというと掴んでから悪戦苦闘をして遂に浮き輪を制覇し
帝王の様にふんぞり返って高笑いをしていたところまで つまりメインデッシュを異能で見ていたのに。

気づいてもらってなかったと。

「ふふふ、現実に戻って頂けて嬉しい限りです。お名前は何というのでしたっけ?」

ゆっくりとこちらに近づいてくる浮き輪にふんぞり返った美少年、
プールサイドに乗り上げれば前かがみになったまま胸の谷間が
こぼれんばかりになっているのもお構いなしに、昨日聞き忘れている名前を聞こうとして。

金剛 経太郎 > ゆったりと浮き輪の気の向くままに流されているうちに、目撃者の容姿も備に確認出来た。
髪型も出で立ちも、昨日とは全く異なる姿だが顔立ちはつい昨日訓練を手伝ったメイドさんだと気付く。
そして声を聴けばそれが確信に。

「ええっと、アリソンお姉さん……だったっけ?
ぼっ……ぼくは、……経太郎。金剛、経太郎。」

思わず猫かぶりモードもとい幼気な子供モードを発動して名乗る。
浮き輪はプールサイドに接岸して停まり、浮き輪に座ったまま微動だに出来ずにアリソンと相対する経太郎。

(いや、俺の名前なんかより……もっと気にしなきゃならんものが……あるような……)

昨日のメイド服から対照的にボディラインも露わなタイトな格好。
メイド服でも目立ってたボリュームがスク水素材で抑えつけられ何だか今にも爆発しそうにも見える。たいへん目に毒な光景に思わず息をのむ経太郎だった。

アリソン > メイドのようなデザインの水着も確かにあったのだけど、
学園指定?の水着と言えばスク水でしょう、とずれた知識で
手に入れた水着を纏ったら毒々しいスタイルがみちみちになった
どこかがこぼれんばかりの水着姿に成り果ててしまった。

「アリソンですよぅ? きょうたろうさぁん?こんごう きょうたろぉうさぁん?
 どうかなさいましたのぉ? 微量だにしないなんて…ぇ」

まだ艶やかな?少女は獲物を前にした獰猛な肉食獣の鱗片を少しずつ出しながらも、
前かがみからじりじりと美少年きょうたろうの元へと四つん這いで寄ろうと動き出した。
しなやかに雌豹の様に近づくその仕草は淫靡なもの、艶やかな何かがその場にいるような振る舞い。

プールというちょっと非日常な屋内の場所柄に二人っきりというのも手伝って少女は。
何も少年が動かなければ 身を少年が座っている浮き輪に載りかかろうとっ

金剛 経太郎 > 「え、どうしたのお姉さん?」
(なになになに!?……こういうタイプの人だったっけ昨日は!?)

魔術の訓練時に無邪気に喜ぶ姿が一転、艶めかしい声でこちらを呼ぶアリソン。
突然のギャップに経太郎の身体はさらに強張る。本当に昨日知り合ったメイドさんことアリソンなのだろうかと疑い始める始末。

「どうかなさったもなにも、浮き輪に嵌って動けな……って、ちょぉい!?
ちかっ近い近い、てか何する気なの?」

浮き輪に載り掛かろうとすれば、水面にある浮き輪は当然の様に押される形で流れようとする。
四つん這いで乗るには少し難しいかもしれない。

アリソン > 「美少年の気に当てられてしまいましたわ、といいますか正常ですの、ふふふふ」
魔術の訓練時の時もそうだったけど演技という物をしていない、
学園内にいる間は危険な気配を出そうともしないのに、妖しげで淫らな気配を漂わせるアリソン。
少し緩めただけで夢魔の様な艶やかな仕草が醸し出されるしその矛先は美少年きょうたろうへと注がれる。

「ふふふふ、気持ちよーくなるだけですよぅ?
 動けないのですね それはよきことです…きもちいい夢を見るだけですわ?」

ぎゅむぎゅむと経太郎少年の乗る浮き輪に乗りかかろうとするアリソン。
プールへと逆に押される形で流れ始め、そんな浮き輪に二人も乗れるわけもなく―
バランスを崩したのはアリソンの方、「きゃっ」と悲鳴を上げてばしゃぁぁぁっと水面に派手に落ちた!

金剛 経太郎 > 「び、美少年!?
いやいやいや、言い過ぎ!さすがにそれは言い過ぎだから!」

しかしこの女、目が本気と書いてマジである。
獲物を狙う肉食動物の様に迫る姿に、経太郎は薄ら寒さすら覚えた。
まあ、それでも悲しいかな思春期のサガ、視線はチラチラとより凶悪に強調されたお胸へと向けられるのだが。

「き、気持よくっていったい何を……ていうか危ないよ!?
そんな風に乗ったら浮き輪がひっくりかえ……あ。」

浮き輪がひっくり返るよりも先にコントみたいにアリソンが水に落ちた。
いやまあ、そりゃそうなるだろうな、と一瞬呆気にとられ冷静になる経太郎である。
浮き輪を手繰れば良かったのにね、なんて今更過ぎて後の祭りだ。

アリソン > 「美少年が水と戯れるその光景だけでご飯三杯はいけますわ、
 ごちそうものなのです言い過ぎではありません事実がここにあるのですから」

目が嘘は言ってません嘘は、だった。
動けないという獲物がただいるという光景に自重をやめたただの獣。
凶悪にこぼれんばかりの双丘はいまにもポロリしそうだった。

暫く水に落ちた後浮かんでこなかったが、むにっと経太郎の浮き輪に座っているのもあって、
尻付近をむにむにっと触ったかと思うとざばぁと勢いよく水面から上半身を出した。

水にぬれたのも手伝って もう水着の肩紐が片方脱げてもう
こぼれます寸前ぎりぎりの双丘が少年の前にどんと!
ぽたぽたと水滴が上半身を伝い、髪の毛もしっとりと濡れてつややかな少女の出来上がり。

「罠にはなりましたわ、でも捕まえましたよぅ?」

浮き輪には乗ろうとはせずにつかまり立ちをしてー浮き輪に寄り添う図を。

金剛 経太郎 > 「アリソンお姉さーん……?
……アリソンお姉さん?」

アリソンがコント落ちをして少しの間プールに静寂が訪れる。
心なしか少し残念に思う気持ちと、ほっとする気持ちを抱えていた経太郎少年だが、不意に彼女は目が見えないという事実を思い出す。

もしかしたら泳げもしないのでは?と思い至って慌てて身を捻り、水の中を覗こうとした矢先のこと。
おもむろにお尻を触られた。

「ひゃあっ!?……うわぁっ!?」

そして直後唐突に水の中から飛び出してくるアリソン。
立て続けに驚かされて文句の一つでも言おうかと口を開くも、その姿に絶句し。

(いや、ていうか、何かもうそれは何!?かがみ餅かな!?)

俗にいう所の北半球が凄い事になってる事に思わずツッコミを入れそうになる経太郎。
そんな風になるんだから着る時結構苦労したんじゃないの、とまで考えてしまう。競泳水着とかって大変らしいからね。

「ええっと……つ、捕まっちゃった?
アリソンお姉さん、目見えないのに泳げたんだね?」

色々と言いたい事はあったが、それらをぐっと堪えて。
あは☆と子供っぽく、首を傾げて誤魔化してみる経太郎だった。

アリソン > かがみもちがただ乗っかっているような乳首が見えていないだけまだましな
競泳水着の成れの果ての状態を水に滴らせながら少年へとソフトタッチ後にじりじりと迫るアリソン。
前髪とか肌に張り付いたりと体のラインがもう濡れて淫靡に染まっているけど、
水着は着るのにとっても難しい部類のもの、拘束されるような
ものなのであまり授業以外ではビキニにしたいもの。

「…これから きもちいい夢を一緒に見ましょうねぇ?
 ここの水深は一応聞いていましたし 体が覚えているようなのですね、
 一応泳げるは泳げるんです、早くはないですけどゆっくりとじりじりと獲物を逃さない様に、ふふ」

えへとか可愛らしくふるまう美少年経太郎さんへとこぼれんばかりの胸の谷間でもって挟み込もうとしたのは彼の片腕。
あわよくば避けられなければ 彼の頬だったり首筋をぺろりと舐めたい…!

金剛 経太郎 > 「へ、へえ~……獲物を逃がさない様に……って。
獲物って言っちゃってるよこの人!?獲物って俺!?」

幼気なお子様ですよアピールも忘れて遂に地が出てしまう経太郎。
腕が半分零れ落ちてるような胸元に挟まれれば、大変冷たくて柔らかくて心地良く。
一瞬気を取られれば次の瞬間には頬を舐められて、ぞわりと鳥肌を立てる。

「ちょっ、待って待って待って!
何する気なのさ、マジで!怖いから、役得とか一周回ってもう怖いからぁ!?」

昨日の可愛らしく喜んでた淑女然としたアリソンさんはどこ!?と言わんばかりに狼狽える経太郎である。

アリソン > 「気のせいでしょうかぁ? 中身と外身が釣り合ってないような気がしますよぅ?
 獲物…思春期の男女ならではの表現力ですわ、ええ、獲物なのはわたくしなのか、経太郎少年さんなのか?」

幼気なお子様な演技の皮が剥がれた気がする どことなく違う雰囲気で
昨日とは打って変わっている少年の慌てように首をかしげるアリソン。
より密着しようと双丘の間に経太郎の腕を挟み込んで密着を果たすと、
頬を舐める事に成功をした、舐めるだけでも精気をほんの少し吸収出来て 美味しい。

「きもちいい事ですわ いけなくて肉肉しい卑猥な営みとも言いますの。
 童貞ならご卒業、うふふふ、ですわぁ?」

昨日の淑女?は一瞬でいいから忘れて下さいと言わんばかりにずいずいと迫っていくアリソン。
あとすこしで乳首がぽろりとしそうだし ゆっくりと浮き輪がプールサイドに乗り上げるような…?

金剛 経太郎 > 「どう見ても襲われてるの俺じゃないかな!?」

何を仰る、と茹でタコの様になった顔で慌てに慌てる経太郎。
片腕は柔らかな塊にしっかりと挟み込まれホールドされて逃げようも無く、そもそも浮き輪からお尻を抜くことが出来る体勢でもないので完全に詰んでいる。
万一浮き輪から脱出できたとして、泳げない経太郎は水中でのイニシアチブは絶望的だ。

「きもちいい……肉肉しい……童貞卒業!?
ちょっとちょっと待って、ここでそんなことするわけ!?」

彼女の口から次々と出てくる淫靡なワードと、目の前に迫る肉感的な体がいっそ恐ろしげにさえ思えてくる。


「と、とりあえずちゃんと水着を着よう!?誰か来たら大変だから!」

アリソン > 「だいじょうぶ その怯えた顔もすぐに恍惚に浸った顔になりますよぅ?」

会話になってない いや、会話になっているかも。
茹でたこのように赤く染まった顔色の美少年経太郎。胸で捕獲しホールドしてお尻は浮き輪に嵌って出られていない。
そして昨日は黒騎士さんがいたのだけどここにはいないで浮き輪に捕らわれの少年へと迫る驚異の…。

「場所はどこでも問わないのですよ…ぅ?
 童貞卒業という男としての肉体の蕾から花開いて飛び立つ、
 ああ素敵な響き、誰か来ても見せつければよいのにぃ」

水着がどんどんずれてきた もう胸がポロリしても恥ずかしがるとかない、
淫猥な言葉は止まらない、少年へと覆いかぶさるように迫るむちむちとした体。

金剛 経太郎 > 「大丈夫じゃないー!
そういうのって、何かもっとこう、お知り合いからお付き合いを経てちょっとドキドキを重ねてからするもんじゃないのー!?」

経太郎が思い描いていた何かがぐらぐらと揺らいでいる。
どう転んでもトラウマになりそうなものだが、きっとアリソンは気にも留めないのだろう。
間違いなくそう思えるだけの台詞がまあ、彼女の口から出るわ出るわ。

「俺は出来れば見られたくない派ー!
ホント、もう、昨日のメイドさんにときめいたときめき返してよぅ!」

半分パニックになりつつもどうにか水着の肩紐を引っ掴んでポロリは阻止する。
学校のプールで半裸の女性に襲われてた、など誰かに知られたら引き籠る自信さえあった経太郎である。

アリソン > 「美少年たる経太郎少年が悪いのですよぅ。
 御突き合い…なんて卑猥なっドキドキを重ねるもこんなことでも最後は変わらないですよ。」

燃え上って一気に固まるのもあります、と妙なズレが生じてきていたアリソンの恋愛事情。
経太郎少年のトラウマ未遂事件になるかもしれない事案になりそうなのに。

「そのときめきはまやかしです 私は演技下手くそなのであれもこれもすべては素でございます。
 では ちょっといいところにつれていきましょうねえ…ふふふふ」

等と会話をしながら 学校のプールから浮き輪からずぼっと少年を脇に手を突っ込み救い上げて
そのままどこかに運んで行って―プールに静寂が戻って行った気がする…。

ご案内:「訓練施設屋内プール」からアリソンさんが去りました。
金剛 経太郎 > 「だから美少年じゃないし!変な脳内変換するのもやめてー!
過程を大事にしたいじゃない!わーん!」

トラウマまっしぐらな予感に涙を禁じ得ない経太郎である。
巨乳の美人さんに迫られた結果泣く、という本人もよく分からない事態だがいずれこの経験が彼を成長させることだろう。
少なくとも笑い話として人に離せる類ではないが。

「素だったんなら俺のときめき正解じゃねえの!?
あのメイドさんが素ならせめてあのままで!ねえ?聞いて……んむぐぅ!」

ぴゃんぴゃんと反論していたら徐に浮き輪から抱き上げられた。
さっきまで腕が挟まっていたところに今度は顔が挟まり、口をふさがれたまま何処かへと運ばれていく。

──後に残されたのは主を失いプールサイドに打ち上げられた浮き輪と静寂のみ。

ご案内:「訓練施設屋内プール」から金剛 経太郎さんが去りました。