2020/07/01 のログ
■セレネ > 「…そうですね、貴方はそういう方です。良くも悪くも平等で…」
分け隔てなく接して、軽率に褒める言葉を投げて。
それが相手にどう思われるのかとか、そんな考えなんて一切なさそうで。
不思議そうに己を見つめる赤銅の瞳に、ぐ、と奥歯を噛み締めて。
「貴方はそうでしょうけど、私はそうではないのです。」
大丈夫、今後上手くいけば交友も増えていくだろう。
己のこの面倒な性格が災いしなければだが。
「…まぁ、確かに上手く魔力が補充出来ずに辛い思いをする事は多いですが。
――貴方に、頼んでも良い事でしょうか…。」
大体常に魔力不足なところはある。
この時期特に、だ。
首を傾げる相手へ上目遣いを。
■暁 名無 > 「そりゃあこれでも一応教師なんでね?
平等でなきゃ色々と面倒なのさ。」
とまあ、言っては見たものの。
どうやらセレネが言いたいのはそういう事ではないらしい。
……おかしいな、俺何か癇に障るような事言ったかな。
「ああ、分かった分かった。
じゃあ楽しみに待ってるからな。」
その代わりちゃんと友達作るんだぞ、と。
何故かセレネのアドレス帳に一番乗りする事になりつつ、思う。
「だろうなあ、月光なんてそうそう拝んでねえもの最近は。
……俺なんかで良ければ力になれることがあれば力になるぜ。
なあに、先生なんだから生徒の為になるのは当然だからな。」
上目で見られて少しドキッとする。
こうしてみるとやっぱり整った顔立ちは可愛いと評する他に無い。
■セレネ > 「教師としては貴方の行動は間違いではないのでしょう。」
変に贔屓しては不堪を買うから、相手の行動は間違いではない。
…のだけど、いまいち伝えたい事が伝わっていない気がする。
相手は相手で、なかなかに鈍感なようだ。
「ん。近いうちにまた来ますから、
その時にでも。」
付け加えられた言葉には一つコクリと頷いて。
二人目三人目、と己のアドレス帳に今後載るかもしれない
人物の顔を思い浮かべつつ。
「…ぇ、と…。
ほ、本当に…良いんですか…?」
再度の確認。
上目遣いの顔に、ほんのり朱が灯る。
「…他の方法、というのは。
その…肉体的な、ものでして。」
”繋がらなくては”いけないのだと、暗に示そうとするも。
どうにも恥ずかしくて遠回しな言い方となってしまい。
■暁 名無 > 「何だ何だ、随分迂遠な言い方をしてくるなあ。」
教師としては、って教師だもん俺。
他に何として行動しろって言うんだ、学校の中で。
学校という箱に入ってる限り、俺は教師というガワをそう簡単に脱ぐわけにはいかないのだ。
「おう、買ったら見せに来いよ。」
はたしてセレネはどういうスマホを選ぶのだろう。
流行りの柄か、それとも機能性か。いずれにせよちょっと楽しみでもある。
「本当に良いんですか、って何がだよ。
まずその『他の方法』っちゅーのの詳細を教えてくれないか?」
何だかセレネの様子がおかしい。
少し顔を赤らめて、熱でもあるのだろうか。
「肉体的な物。
ははーん、なるほど。手とか繋ぐとか?」
セレネにそっと手を差し伸べつつ、俺は首を傾げる。
■暁 名無 > 【一時中断 続きは後日】
ご案内:「幻想生物研究室」から暁 名無さんが去りました。
ご案内:「幻想生物研究室」からセレネさんが去りました。
ご案内:「常世ディスティニーランド」に小鳥遊 日和さんが現れました。
■小鳥遊 日和 > ディスティニーランドだー!!!
(入り口で叫ぶ。 ちょっと周りの目がちくちく刺さったが、そんなことはどうでも良かった。
何しろ念願の常世ディスティニーランドである。
前期試験の準備をを無事に終えた自分へのご褒美として、一人でやってきたのだ。)
どうしよう、どうしよう…。
(うきうき、そわそわ。言葉にするならそんな形が最も適切だろう。
そう言いながらもマップを開く。いたる所に、到着予定時間、
そして予測並び時間が記入されていた。
さながら学生の試験対策ノートのようである。
上の方にはご丁寧に”TDL必勝の陣”と記載してあるそれを眺め、小さくうなずく。)
よし、行くぞ…!!
(男性一人であろうがお構いなしである。ずんずんとと入り口に進み、チケットを手渡した。)
■小鳥遊 日和 > わぁぁぁぁぁ…!!ディスティニーマウスだ―――!!
(エントランスに入るなり、マスコットである”ディステイlニーマウス”がいた。
団旗を抱えて道路のど真ん中にしゃがみ込む、我らが頭(ヘッド)に小走りで駆け寄った。)
あのあの、写真お願いしてもいいですか?!
目線ありがとうございます!!ありがとうございます!!
(下からねめつけるようにこちらをにらみつける『歓迎』に大はしゃぎ。
とはいえマスコットキャラクターであるから、映る時だけはちゃんと団旗を広げてくれるところが奥ゆかしい。
腕を伸ばし、端末を掲げるようにして二人で映るように撮影。
撮影が終わると、『あっちにいけ』と言わんばかりにうるさそうに手を払うマウスだった。)
わあー、ありがとうございます!! 本当に嬉しいです!!
どうしよう、今日は幸先が良すぎるぞ、あとで何もないといいけど…。
(上ずった声でお礼を述べながら、何度も何度も頭を下げる。
後ろを向いて『じゃあな』と手をふるマウスを見送る表情は、
まさに乙女のようであった。)
■小鳥遊 日和 > (お買い物ストリートである『運命のバザール』を経由して、ディスティニーキャッスルの前へたどり着く。
荘厳なお城は頑丈な岩造りであり、城壁には銃眼がきっちり作られている。
張り出した部分には返しとスパイク、そして油をぶちまけるための桶すら
備わっており、侵入を固く拒んでいるのである。
口を半開きにしながらそれを見つめ、ため息を付いた。)
城壁に這うように伸びている蔦に、日陰である部分にみっちりと生い茂る苔…。
ううむ、すごい、すごすぎる…!!
(アトラクションを回ろうとしたけれど、しばしお城に見惚れていた。
やけにエンジン音を聞かせたパレードの音に、はっと我に返る。
ぴかぴかと、1600万色に光る山車のてっぺんで、ディスティニーマウスが旗を振り回していた。)
あっ、あああ…すごい!!朝のウェルカムパレードだ!! あっ、ああー…!!
(言葉もないほど大興奮。 朝いちのパレードは、行われるかどうかは不定期なのだ。
入り口でのマウスとの邂逅といい、今日は抜群にツイている。そう確信せずにはいられない。)
■小鳥遊 日和 > (散々色んなキャラクターに大はしゃぎしていると、またたく間に時間が過ぎていく。
気がつけば、日が落ちかけていた。)
あっ、やばい、このままじゃ全然回れない…。ううっ、うーん…!
(マップを開く。 一番奥に在る”ホラーエリア”に突っ込んで、そこから入り口に戻りながら
各アトラクションを制覇していけば、時間的にはギリギリ間に合うだろう。
沢山遊んでいたいが、閉園時間は守られなければならないのだ。
すごい勢いでダッシュするが、ホラーゾーンについた辺りでとっぷりと日が暮れていた。
いっぱい汗をかいたので服もじっとりとしており、非常に心地がよくない。)
うーん…そうだ! 『ブラック・ハロウィン・キッズ』があったはず!
(息を荒げながら体にムチを打ち、もう人働き。 ホラーゾーンの端にある施設へ飛び込んだ。
『ブラック・ハロウィン・キッズ』は衣装の貸し出しコーナーである。 子供用の衣装が多いが、
大人用も若干備わっているはずだ。)
■小鳥遊 日和 > すみません、衣装を…かり、いえ、買い取りたいのですが…。
(はぁはぁ言いながら飛び込んできた人がそんなことを言ったら、スタッフの人もやや困りだ。
とはいえ、お客さんなのだからきちんと対応してくれる…はずなのだが。)
えっ、ストックがほとんどない? そっかあ、そうですよね…。
ああ、いえ、それでもいいです。 何かないですか?
(困った顔の店員さんに訴えかける。 わかりました、と奥に引っ込んだ店員さんが持ってきたのは…)
ご案内:「常世ディスティニーランド」にtestさんが現れました。
ご案内:「常世ディスティニーランド」にtestさんが現れました。
ご案内:「常世ディスティニーランド」にtestさんが現れました。
ご案内:「常世ディスティニーランド」にtestさんが現れました。
ご案内:「常世ディスティニーランド」にtestさんが現れました。
ご案内:「常世ディスティニーランド」にtestさんが現れました。
ご案内:「常世ディスティニーランド」にtestさんが現れました。
ご案内:「常世ディスティニーランド」にtestさんが現れました。
■小鳥遊 日和 > (1d3 1:人狼 2:サキュバス 3:ネコマタ)
■小鳥遊 日和 > [1d3→2=2]
■小鳥遊 日和 > (店員さんが持ってきたのはサキュバスめいた衣装であった。
胸元からおへその下辺りまで開いた、コルセットめいたビスチェにタイツ、そしてヒール…。
頭につける角と、腰辺りに取り付ける尻尾がついている。)
…なるほど。 なるほど…?
(男性ですが、と言いたくなるのをぐっとこらえて衣装を受け取る。
お支払いをするけれど、驚くほど安かった。)
あっ、いいんですか? この値段で…。 じゃあ、遠慮なく…。
(いそいそと更衣室に赴いてお着替え。 身にまとっていた衣服はもらった袋にしまい込む。
タイツを身につけると、下半身がぴちっと包み込まれる。 ちょっと気にしている丸いおしりが強調されるみたいで、
少し恥ずかしかった。 その上からビスチェを身につける。 背中のバックルを止めるたびに、腰が締め付けられる。
ぐぐっと余った肉が胸に乗る形だ。 最後に角、そして尻尾。 ヒールを履けば出来上がりである。)
うーん…。
(姿見を見る。 股間はのっぺりとしていて出っ張りも見えないし、腰はくびれているし。
破廉恥さは除いたとしても、だいぶ見れる形になってしまったのではなかろうか。
とりあえずヒールを履いて、アトラクションを楽しもうと走り出す。 夜だし、多分だれにもこの格好はばれないだろう。)
■小鳥遊 日和 > (かくしてアトラクションを駆け足で堪能したあと、出入り口まで移動。
なんとか閉園に間に合いそうだ。 今にも扉を閉めたそうな、入り口のスタッフさんに声をかける。)
すみません! 今出ます! あの、今日はありがとうございました!
衣装も、これとっても助かりました。 『ブラック・ハロウィン・キッズ』のスタッフさんにお礼を伝えておいていただけると…。
(嬉々として説明するけれど、スタッフさんは怪訝な顔で口を開いた。
「今日は『ブラック・ハロウィン・キッズ』は空いていないはずですよ? シーズン外ですからねえ」)
え……。
(呆然とした表情で佇む小鳥遊をよそに、スタッフさんは閉園の準備を進める。
敷地の奥で薄ぼんやりと光る『ブラック・ハロウィン・キッズ』は、重たい扉に覆い隠された―――)
ご案内:「常世ディスティニーランド」から小鳥遊 日和さんが去りました。