2020/09/09 のログ
ご案内:「風紀委員第十三委員棟」に雨夜 賢瀬さんが現れました。
雨夜 賢瀬 > 風紀委員第十三委員棟。
委員会が管轄する施設の一つだ。
見上げるほどに、大きな施設である。

「……此処に来るのも何度目か」

手には封筒。
中には報告書のほか、薄い青に印刷された無機質な書類。
通称"デッドブルー"。
長い正式名称はあるが、覚えているやつはそうそういない。

雨夜はこれを何度か書いたことが有る。
やむを得ず。避けられない事情。事故。

雨夜 賢瀬 >  
報告書には、ヘルメットが記録した映像を元に起こされた文面が記されている。

追跡中の犯人の元へ先行、犯人と共犯者が揉めているところに突入。
襲いかかってきた女性に発砲、これを制圧したところ、
犯人によるナイフでの攻撃をうけ、応戦。
確保しようとした所、犯人が魔術札を使用した自爆を示唆。
さらに男が子供を拉致していることを示唆。
それらを巻き込まないためにやむを得ず殺害。

顛末としては、こんなものだ。
狂乱から覚めた女によって、犯人は魔術札を用いて
心中を計画していたことが分かっており、
突入が遅れていれば、子どもたちの救出は不可能だった。

誰がどう見ても、やむを得ない結果。

雨夜 賢瀬 > 慣れた様子で書類を提出。
各種口頭の報告、ケアの申し出を不要と断って、
自販機のコーヒーを片手に一人屋上へ向かう。

天気は良好。清々しい秋晴れ……と言うにはちょっと蒸し暑いか。
まぁそれはいい。簡易の魔術で濡らしたハンカチを冷符代わりにする。

ポケットからタバコを取り出して、魔術で火を点ける。
普段は禁煙しているが……こういう日ぐらい良いだろう。

「……」

一人空を仰ぐ。

雨夜 賢瀬 > 回数を重ねるに連れて、躊躇いなく引き金を引けるようにはなったが、
殺しに何も思わないわけではない。当然ながら避けたいものである。

だが、どのケースだって、避けられなかった。
それが最善だった。それを疑うつもりもない。

この選択を強いられる人間は少ないほうが良い。
出来るやつがやったほうがいい。

だから俺が引き受ける。それで良い。
恐らく、ただの自己満足、エゴでしかないのだろう。

そこまで考えた所で、自分で役割を背負うあの少年を思い浮かべる。
似た境遇にあるともいえる、彼もそんな事を思うんだろうか……?

煙を吐き出して、また空を仰ぐ。
憎たらしいまでにきれいな空だ。

雨夜 賢瀬 >  


タバコを灰皿に収める。
立ち上がって、階段を降りていく。


此処に住まう他の奴らの苦悩や成長はもちろん。

やむを得ない殺しも。このちょっとした葛藤も。


俺が風紀として守る日常だ。


 

雨夜 賢瀬 >  
さて、山本との買い物の予定を立てないとな。
薦めるバイク車種を絞るとしようか。

ご案内:「風紀委員第十三委員棟」から雨夜 賢瀬さんが去りました。
ご案内:「動物園」に持流 童男さんが現れました。
持流 童男 > 昼間、かねてからの、少女との約束で、動物園に連れていくと
約束するって言って、連れてきたでござる。

辺りには、サル、ゴリラ、チンパンジー、ライオン、インコ、サル、孔雀、色んな動物がいる。
なんかむきむきなサルゴリランジーと呼ばれている動物もいる、
何だこの世界いろいろと、いすぎるだろう、やばいでござるな、この動物園

しかし、少女も、物珍しい動物を見て、はしゃいでる様子。
一緒に巡りながらもはぐれないように、こちらも動物を見ている
少女が笑顔になってるのを見て、心がふんわりとなる。

持流 童男 > 「外にはなかなか出ないでござるが、やはり一緒に外に出るのもいいもんでござるな」

すこしだけクスリと笑いながら、少女もクスリと笑わないいたずらな表情で「あなたは外でいろいろとすべき」とジト目で言う
それにすこしだけぎくりとする。大体休日は家に引きこもっているから。割と図星である
それに苦笑する。

そして少女の手を取りながらもフラミンゴを見に行く。
しかしこうして、誰かと日常をするなんて、英雄やってた時より、充実してるとは
いいもんでござるな。

忘れられずに慕われずにもっと一緒にいたいし、誰かに愛されたいと思えることに気づいたのもこの世界に来てからでござるな。
大切な仲間も、『友達』もいるでござる。

・・・願う、ならばこの力は使いたくないでござる。

持流 童男 > そう少しだけ思案しながらも少女に呼びかけられる。少しだけ遠いところにいる。
ハッとしながら少女の呼びかけに答えて
そして少女とともに動物園を見て回っている。少しだけ空を見上げて

・・だけど恋は違ったでござる。これは某のただの妄想だったでござる。某にその資格はないでござるよ。
一方通行な恋だけは。違うでござる。だから・・殿が好きなのもきっと、気のせいだったでござる。
きっとそうなんでござる。

そう一瞬だけ感傷に浸り、そしてすぐ少女のもとに行くだろう

持流 童男 > しかし、こうしてみると、やはりこの世界の動物園は
色んな生物がいるのでござるな。と思いつつも、少女とともに
一緒に巡る。

いろいろな動物がいるのを少女と一緒に見て回っている。
少女は動物を物珍しくそして、色んな表情をして笑っている
こちらも動物を見て、テンションが上がる。


三次元の少女には興味はないでござるけど。この少女もたくさん
色んなことがあったんでござろう。だけど、それでも今こうして
笑ってくれている。その事実にちょっとだけ心が温かくなる

持流 童男 > この温もりを、忘れないように。
この温もりに、忘れられないように。

少しだけ少女を守る決意をして、そして園内の終業の鐘が鳴る。

「帰るでござるか」

そう言ってから、少女と手をつないで、一緒に自宅の歓楽街のアパートの一室に帰るのであった。

ご案内:「動物園」から持流 童男さんが去りました。
ご案内:「ゲームショップ『オトナミソフト』」にエコーさんが現れました。
エコー > 「いらっしゃいませ~。ごらんくださ~い!」

今日もオトナミソフトにはハツラツとした元気な声が店内に響く。
垂れ流しになっているゲームのPVやサントラに負けないようはきはきと喋る店の主。
自作ゲームをベースに様々なノベル・CGゲームを取り揃えつつ、有志が作成した同人ゲームがショップに並べられている。
中でも目を引くのはエコーの製作したゲームの類である。美少女の描かれた、ほんのり露出の多いパッケージは群を抜いて平積みになっており、よく目立つ位置に置かれていた。

エコー > 「今日リリースしたばっかりの『風紀を乱して乱れて♡』は男性向けと女性向けそれぞれを用意したよ~」

 特に平積みされた中でもタワーが出来上がっているパッケージを指さしながら、タブレットの中の美少女アバター『エコー』は画面の中でパッケージをくるくると回す。
 ほんのりと肌色要素が強いかもしれないが、まだギリ健全な露出しかしていない際どい演出が光る。

「夏休みの学園を舞台に、夏が終わるまでに攻略キャラを口説いたらキミの勝ちっていうシミュレーションゲームでね。

 実在の団体や人物とはもう一切関係ないんだけど~夏終わりに出すっていうのもすっごい偶然なんだけど~。

 登場キャラクターは風紀委員のパトロールしてる人とか、事務作業ばっかりしてる人とか、正義に厚い人とか、そういうので固めて見ました~。
 
 お値段は通常の7800円からぐぐっとボリュームダウンさせて1800円! まあワンシーズン分だからね。さくっとアレをああしてふぅってやるだけの簡単なゲーム!
 でも攻略キャラは多いから楽しめる筈!!

 さあ買った買った~」

わちゃわちゃとタブレットの中から店中に宣伝をする。

エコー > 「特に再げ……こだわったのは、お肉の質感! 男女問わずしっかりとしたお肉の感じを重点的に追求してみたの! こういう手軽なスナックは大味にしておいた方が、多感な時期の生徒達にはバツグンだと思って! きっとこういう方が好きな人がいると思って、台詞多め、差分山盛り!それでいてこのリーズナブル!

 それに~アンケートに答えてくれると300円分のポイントカードも付いてくるよ! お気に入りのキャラクターを書いて送ってくれれば今後の参考にするから!」

 ゲームにはメインとなるヒロインらはおらず、全員共通の扱いである。ここからさらに市場展開する可能性もあるし、特にそうならないかもしれない。
 少なからず摘発や検閲によってこの架空と定めている団体や人物が過剰な反応を示さない限りは安泰である。

エコー > そうして地道な宣伝もあって、オトナミソフトの新作リリース商品『風紀を乱して乱れて♡』は常連ユーザーや学生好きの目に留まり、一日で200タイトルだけ売れたそうな。
ご案内:「ゲームショップ『オトナミソフト』」からエコーさんが去りました。