2021/02/18 のログ
暁 名無 > 「まあお茶請けになりそうなものくらいは持参して来ても文句は言わんさ。」

そもそも生徒が教員の研究室に来てお茶とお茶請けが出てくるのが当然だと思われる方がおかしいのだ。絶対。
自分で食う菓子くらいなら自分で持って来てもらいたい。いや準備はしとくけど。

「だからって馬鹿正直に不味いとは言わねえって。
 せめてもう少しオブラートに包むわ。厚めに包むわ。」

人を何だと思ってるのか。いや、そう思われる言動をしてるのか俺……。

「うん?魔力を?
 ………ま、まあ。チョコ菓子も貰ってる手前、ダメとは言わんが。」

まあこのチョコにそういう見返りを求めてはいないのだろうが。
あんまり二つ返事でOKするのも立場上宜しくない気がしてだな……。
いや二つ返事じゃなくてもOKするのが宜しくないと言われたらそれまでだけど!

セレネ > 「沢山お菓子食べて太るのは嫌ですけど…。」

尤も育つのは胸元だが。
保健室でいつもお茶会をしているので此処にはあまり期待をしていない。
むしろ紅茶が出てきているだけ有難いのだ。
…でも今は切らしているのだっけ。

「個性的な味だ、とか何とか言いそうですねぇー。
安心して下さい。私、料理は食べられる物しか作りませんから。」

孤児院や小さな貴族邸で過ごしていたお陰で家事や菓子作りスキルはそこそこあるつもりだ。

「あぁ、良かった。助かります。」

無論見返りを求めている訳ではない。単純に必要だからだ。
少しホッとした表情を浮かべてはリクライニングソファに腰を下ろしに其方へと足を進めて。

暁 名無 > 「まあ、別に食い切らんでも良いだろ……」

残しておけばまた翌日以降のお茶請けとして活躍してくれる。
いやそこまで求めるのは流石に悪いか。悪いな。

「それくらいなら……言うかも……
 いやまあ、食えないもの持って来られても困るからな、いやホントに。」

リクライニングソファに腰掛けるセレネを見て俺もワーキングチェアから腰を上げる。
そしてドアへと向かうと施錠する。まあ、誰か来るとも思えないが念の為ってやつだ。

「これでよし、と。
 さてと、最近ご無沙汰だったから身体動くか分からんが……まあ動くだろ。」

そう言ってセレネの待つリクライニングソファへと向かうのだった。

セレネ > 手作りでは無くとも市販品なら保存は利くのだし、お茶請けとして此処に持ってくるのなら其方が良いか。
まぁ半分差し入れのようなものになろうが。

「失敗した物は流石に持ってきませんので!」

席を立ち念の為か扉を施錠する相手を見つつ小さく頬を膨らませる。
供給している際に誰かが立ち入ると困るのはお互い様だろうし。

「体は丈夫なのでしょう?
ならこれくらい動いてもらわないと。」

これで動かなかったら嘘になりますね、なんて蒼を細めたり。

ともあれ、今暫くは魔力供給の為彼と共に過ごす事になるだろう――。

ご案内:「幻生研究室」から暁 名無さんが去りました。
ご案内:「幻生研究室」からセレネさんが去りました。