2020/07/03 のログ
ご案内:「◆図書館(過激描写注意)1」にレイさんが現れました。
ご案内:「◆図書館(過激描写注意)1」にレナードさんが現れました。
ご案内:「◆図書館(過激描写注意)1」にレイさんが現れました。
ご案内:「◆図書館(過激描写注意)1」にレイさんが現れました。
■レイ > 「ん...今日は静かですね...」
今日の図書館は静かです。
夜遅くなってくる時間だし、みんな寮や家に帰ったのかな?
まあなんでもいい。静かなら私は嬉しい。
なんて、テスト勉強の為に教科書を開いており。
■レナード > やってきた。
この前のこともあって、割と真面目に勉強するつもりではいたのだ。
まずはその辺に通じる、参考書なんかないかなと探しに来た次第だった。
ただ、人が多い時間帯では万が一知り合いに見られたら厄介でしかない…
そう思ったので、こんな時間に人目を掻い潜るようにしてやってきたのだ。
「………ん。」
すると、歩みを進める先に、彼女がいた。
そんなに大きな音なんか立ててないけど、足音で気づいたかなとか思いながら。
距離はある。でも、ここからならきっと……
「こんばんは、だし。
こんな時間に勉強とか、お疲れさんだし?」
至近距離にいる相手と交わすくらいに、小さな声を立てる。
それでもきっと届くのだろうという、どこか確信めいたものがあった。
■レイ > 「...誰でしょうか」
図書館の扉を開ける音は私が寝ているわけでもない限り私の耳に必ず届く。
基本的にテスト勉強に来た生徒だろうし、まあそう気にすることでもないか、なんて思っていたが。
「こんばんは、レナードさん
...勉強...ですか?」
以前聞いた声、頬にふれ、顎を撫でた少年の声が耳に届く。
教科書に向けていた視線を上げて、彼の姿を視界に捉えてこちらからも小さくではあるが声をかけて。
教科書を閉じながら用を尋ねる...一方、レイの大きな特徴であるその兎耳がピクピクと動いており。
■レナード > 「テスト対策に参考書を探しにきた、そんな感じだし。」
彼女との距離を詰めつつ、声を小さくしていく。
多少離れたところの相手に届くくらいのそれが、やがてほんの囁きくらいにまで細くなって。
…足音は元々ほとんど聞こえないが、それでも彼女には届いてしまうのだろうか。
ある程度彼女に近づいたところで、ぴこぴこ、そんな風に動く耳を見つめた。
「……相変わらず、目立つ耳だし。
お手入れとか、大変そうだし?」
その外見を揶揄する意図はどこにもない。
ただ、この前交わした約束は、忘れたわけでもない。
脳裏によぎるはあの時の触れ合い…
今度はそこに触れてほしいのだと、彼女から望まれた。
ほんのり笑みを浮かべたその裏では、そんなことを思い返していた。
■レイ > 「えっと...いつもは魔術使って、愛ちゃん...あ、図書館に住んでる子とか先生に..やってもらってます」
先日の触れ合い...?を思い出して頬を赤らめ視線を斜め下にずらす。
レナードの顔が見れない。心臓の鼓動が激しくなっているのがわかる。
何が静かな図書館でいい、だ。おかげで心臓の音が余計うるさいよ。
...この前の約束も忘れたわけじゃない。
今耳がこんなにソワソワしてるのもそれのせいだし。
「えっと...気になるなら...触ってみます?」
約束した、なんて言うのは恥ずかしく感じて。
ならば触ってみたい?と尋ねてみようか。
■レナード > 「……へえ、他にも図書館に住んでる子がいるわけ……」
それは初耳。その子自体は別としても、その事実に興味がある。
ともかく、彼女の耳は他の人にも触らせているそうな。
魔術込みとの言葉が、少し気になるけど…今は置いておく。
そんな話をしていると俯きがちな彼女から、触ってもよいと提案があったものだから。
「……じゃあ。お言葉に、甘えちゃうし……?」
…この前の話の流れとは、少し違う。あれは、彼女が望んだこと。
これでは自分からそれを望んだみたいに見えるだろうか。
でも、そんなのは瑣末なものだから。これは、単なる切欠に過ぎない。
彼女の言葉に載ってしまおう、そう考える。
だから僅かに小さくそう言葉を返して、ゆっくりと彼女に迫る。
「………。」
彼女の後ろに、立つ。
さっきから顔を見せないようにしているのは、もしかしたらと思ったから。
ならば、こうした方がより触らせやすいだろう。
誰か分からない相手に立たれるなら恐怖こそするが、今は自分と、彼女しかここにはいないのだから。
「……触れる、し……?」
言いつつ、そっと両の手を伸ばす。
おっかなびっくり、あの時のように、おずおずと。
このまま進めば、彼女の両耳に届く様に。
■レイ > 「ど...どうぞ。触りたいのでしたら...」
私は別に触られることを望んでいないと言った風に少し強気を装いつつも。
頬や顎でああも気持ちよかったのに、耳に触れられたらどうなってしまうのか...
普段耳掻きしてもらうだけでも気持ちいいのに、今回は感覚制御なしである。
「...ゃ、やさしく...お願いします...」
耳へと手が伸ばされるまでの僅かな時間保っていた強がりが瓦解して、弱気な声で小さく小さくそう呟き、小さく動いていた耳が動きを止めた。
そしてレナードの手が耳へと触れれば、それだけでもピクッと小さな反応を示すだろう。
■レナード > 制止を求める声、仕草はなかった。
だから、片方の手のその指先が、柔らかく彼女の耳へと触れた。
中指と、人差し指の腹が、つぅ……と流れる彼女の耳へと滴って、降りていく。
それだけでも小さく反応してしまう様が、どうにも嬉しくて。
「………ぅ、ゎ……」
もう片方の手も、そのように。まずは毛並みと重力に沿って、指先で彼女の耳を柔らかく撫でる。
ふわふわな毛並みは、この前触れた頬や顎とはまた異なる気持ちよさを与えてくれるようで、
小さく生唾を呑んでから、二度、そして三度、流れるように指先を滑らせる。
「……ふわふわ、だし………」
彼女の願い通り、優しくできているだろうか。
少し心配になりつつも、その手は止まらない。
■レイ > 「ん....ぁ....」
やっぱり耳は敏感なようで。
ただその耳をなぞられるだけで。ただ指が毛並みに従い撫でているだけで。
不思議なくすぐったさがしてついつい意図せぬ声が漏れてくる。
いや、これは気持ちいい、って言うのかもしれない。だったら、色っぽい声が漏れているかもしれない。
青いふわふわな毛先が優しく伏せられる感触も、その下へと僅かに触れる感触も。
すっごく気持ちいい。
「私も...なんだか...ふゎふわします....んぁ...」
以前顎を撫でてもらった時よりも思考をかき乱すような。
気持ちいい、と言うのを通り越して幸せな物質が脳内に注入されているような。
座っているはずなのに地面の束縛を離れ浮いているような感覚に満たされている。
■レナード > 「………っ…」
その口から漏れ出る、仄かに悦の籠った声色に、ぞく、と背筋が震えた。
こちらはまるでなぞる程度のことしかしていないのに。
物静かな子だと思っていたけどそんな一面が見られることを、
そしてそんな一面を引き出しているのは自分であることを、急に意識してしまう。
「……ふわふわする、わけ………?
じゃあ、……これは……?」
耳の縁に指を這わせていったと思うと、今度は親指を、その内側に沿わせてみる。
そうすれば、人差し指、中指そして親指で、彼女の耳を挟めるから。
後は僅かな力を込めただけの指の腹同士で、押し込んで…ふにふに…、こすり合わせて…さわさわ…、
色んな刺激を、彼女に与えてみる。