2020/07/04 のログ
■レイ > 「んぃ...あっそれだめぇ...」
外側しか撫でていなかった指とは別に、外側と比べて皮膚が薄い内側へと親指が添えられる。
それだけでも外側よりもずっと気持ち良かったらしく耳の先が小さく跳ね、ほぼ無意識下で色っぽい声が漏れ出した。
その内容は制止の意味を持つ言葉だが、言葉の内側に制止の意は込められているようには思えず。
ギュッと閉じられていた目蓋が僅かに開き、レナードからは見えないだろうがうるうると、熱っぽさを帯びた瞳が正面からなら見えるだろうか。
まあ、まだそれだけだったわけだが。
「んにぁっ...!ぁっそれだゃめ...にいゃっ...」
体にゾクゾクっと快感が走った。
耳先だけならず、全身がびくっと震え、受付カウンターの下で膝に添えられた指先が快感に耐えようとしているのかピクピクと変な動きを続けている。
熱気のこもった息が時折溢れ、脱力した様子で一度開いたまぶたが開いたり閉じたり。
レナードが指先の動きを変えればそれに応じて漏れ出す声も微妙に変わるだろうか。
そして、触られているのは耳だけなのにも関わらず、全身が熱っぽい。
何故か下腹部も熱いし、なんかしっとりしているな、なんて脳の片隅で思ったがすぐに押し流されてしまっていたり...
■レナード > 「…っ、………」
彼女は明らかに、色の灯った反応を見せている。
ほんの僅かな刺激であってもそれは彼女にとって十分だったらしい。
だめ、とも、なんとも言えない言葉が聞こえた気がしたけれども、止めない。
同じ刺激をずっと続けて、時々止めて…また再開して。
そうしているうちに、引っ張られるようにして、脈拍があがっている自分がいた。
「………ねぇ、レイ………」
小さな声で、彼女の名を呼んでみながら、内心驚きを隠せなかった。
ここまでしっとりと、艶のある声を自分が出せたのだから。
いつの間にか紅潮した頬も、荒くなりゆく息も、もう隠しもせず、
ゆっくりと彼女の方へと身体を傾けて…
「…………どぅ、しよっか……?」
首元に蛇が居る…そう、彼女には思えるかもしれない。
一際小さな声で、彼女の耳元に語り掛けた。
僅かな鼻息がかかるくらいに。荒い呼吸が、それからでも悟られてしまうだろうか。
■レイ > 「んみ...なあに...レナード...」
内側と外側から挟まれて敏感なところをいじめられて。
レイは正常な思考ができる余裕はなく、理性の半分ぐらいは削られてしまった状態だろうか。
呼吸は荒く、色っぽい熱気を含み、頬や目元は色っぽく朱く、緩み切り、トロンと悦に浸り切った瞳をレナードへと向けて。
「...どぉ...したぁあい...の?」
兎と蛇。獲物と捕食者の関係だが、今まさにそんな状態だろうか。
レナードの鼻息と鼓動が近くで聞こえて少し煩くも感じるけど、それよりもこの空気の一部に馴染みすぎててむしろ興奮してしまう。
「...ぁ...そぅだ...あっちで...続きやろ...」
膝の上の手で居住スペースの方を力なく指差し、数秒してからゆっくりと立ち上がればふらふらと、人目に付かない場所へと移動していく。
その足取りはなんとも不安定で、少し何かあれば転倒してしまいそうだ。
■レナード > 「っ………」
普段は凛々しい彼女の、悦に崩れた表情を始めて拝む。
想像以上に乱れている様子に、穢してはいけないものに手を出しているような気さえして。
眼と眼が合う。彼女の色を孕んだ呼吸を聴くと、より心を掻き立てられてぞくりと震えた。
「……いいよ…?
じゃぁ、いこ………この手、掴んで……っ……」
何をするのか、どうするのか、そんなことは言葉にはしない。
ただ、彼女の指す先に行けば、自ずと答えが待っているのだろうから。
お互いにすっかり発情しきった様子だが、その崩れ具合は彼女の方が先を行っているだろうか。
立ち上がるものの、何かに躓くだけで壊れてしまいそうなほどに不安定に見えたものだから、
彼女に導かれつつもその傍で、手を差しだす。その手を取ってしまえば、少なくとも転倒は免れるだろうか。
■レイ > 「ぁ、ありがとう」
覚束ない足取りで行こうとしているレイへと差し出された手を掴めば、彼女にしては珍しい明らかな笑み(ただし色っぽい)をレナードに向ける。
そしてそのまま居住スペースー図書館の方からは見えない場所に置かれた自分のベッドへと向かって。
ベッドにつけばレナードの手を離してベッドの上へと仰向けで転がって。
「ほぉら...好きなように...して...」
なんて、両手をベッドからはみ出ない程度に広げて目蓋をゆっくりと閉じれば期待と悦の籠もった声でそのさきをレナードに丸投げするだろう。
まあ、レイに大した性知識はない。
ならばレナードに任せてしまおうと、そう言うわけで。
■レナード > 「………。」
向かった先は、居住スペース。当然、こんなところに入るのは初めてで。
迷うことのなくついたところは、彼女のベッド…
今の精神状態では、そこから感じられる異性のかおりにさえ、どうしようもなく興奮してしまう。
「……レイ……、いいわけ……?」
こんなところで劣情に身を委ねるなんて、失礼なのは分かってる。
でも、ベッドの上で寝転んで、その上好きにしてと言われて…箍を外さないわけにはいかない。
ここまでさせたんだ、可能なところまで付き合おう。
「……僕、もう……我慢できない、し……?」
ゆらり、ベッドの上に手をつく。乗り出すように、身体を浮かせつつ這うように少しずつ、身体をベッドの上に乗り上げていく。
いつの間にか黄色く染まった瞳が、兎を捉えていた。
それ程詳しいわけでもない。でも、彼女を満足させてあげたい…
そう思いながら、彼女の上に覆いかぶさる。見下ろせば、期待して待っている顔が見えたから。
「……ぁむ、ん……ふ…っ……」
唇を奪おうと、顔を寄せた。
■レイ > 好きにして、と言ったのはレナードへの信頼故。
初めて会った時から常に私の体質を気遣ってくれて今も、前も私が辛くないようにしてくれたから。
...なんて明確に考えているわけではないが、本能的に、浅い思考の中でもレナードへの信頼ゆえの『好きにして』。
「レナードの...匂いがする...」
スンスンと、覆い被さってきたレナードの匂いを嗅ぐ。
初めて会った時からの匂いと欲情の匂いが混じった彼の匂いへの返事は潤んだ瞳と熱い吐息。
満足そうな表情をして寄せられた顔にこちらからも顔を寄せて、その唇を重ねた。
「....んぐ....ん....ふぅ...」
レイとレナード。兎と蛇。
覆いかぶさられて、逃げられない兎は狩られるしかないだろうし。
何より少女 はそれを望んでいた。
■レナード > 「んふ、ちゅ……んぷ、は…っ……」
唇を重ねて、合わせて、擦りつけて…息継ぎをするように離れる。
すると深い水底から上がってきた時のように、呼吸を深く繰り返した。
蛇の眼差しはより細く、まるでおいしいご馳走にありつけることを喜ぶように、改めて彼女を見下ろした。
「……はぁ…、はぁ………ふぅ…っ……
…だめ、もっと欲しい……っ……」
何が欲しいのか、それは口にしない。身体で現せばきっと理解してくれるから。
蛇は再び彼女の口にはみついた。今度は、人と同じ形なのに少し長い舌を伸ばして。
ちろちろ、れろれろ、彼女の唇の隙間を撫ぜる。まるでこれから割って入ることを、予告するように。
「んぷ、ちゅ…っ、ふ、んんっ……」
唇を貪る一方で、彼女の身体に、そのお腹に、手を這わせる。
太い蛇が身体をまさぐるように、指先でさわさわ撫でつけながら、服の淵を探して分け入ろうとする。
そんな中、こちらからぐっと身体を押し付ければ、きっと、色んな硬さ…熱さも伝わるだろうか。
■レイ > 「んむ...ちゅ....んぁ..ふっ...」
慣れないキスは不思議な味がした。
レナードにされるがまま、一度その唇が離れるまで離されないように甘い瞳のまま付き添って。
唇が離れこちらを見下すレナードの眼差しに、この先も期待していいのだろうかと思いながら荒い呼吸のまま。
「...はあ...私も...足りない...はあ...から...
もっと...ちょうだい?」
お互いに欲し合う。蛇は兎を食べに、兎は蛇に食べられるに。
普段の抑揚のない声とはちがい随分と情熱的な、色のこもった言葉で欲するだろう。
「んっ...んちゅ....むふ...んちゅ...む...」
貪るように動き回る長い舌に自分の舌を絡ませる。
レイにそんな知識はないが、そのほうが気持ちよくなれる気がしたのだ。
「んちゅ...あちゅい...」
押しつけられた熱さに小さく声を漏らす。
感じたことのない感覚がゆえ、驚きを含んでおり。
ああ、腹の上を滑る手もくすぐったい。
ご案内:「◆図書館(過激描写注意)1」からレイさんが去りました。
ご案内:「」にレナードさんが現れました。
ご案内:「」にレナードさんが現れました。
ご案内:「◆図書館 居住スペース」にレイさんが現れました。
ご案内:「◆図書館 居住スペース」にレナードさんが現れました。
■レナード > 「ちゅ、じゅっ……ぁむ、はぁ…っ、じゅる、んふ……っ…」
彼女から舌が伸びてくる。絡まってくる。ならばもう遠慮は要らない。
ずるりと長く伸ばした舌は、容赦なく彼女の唇を割って入り、舌の根までたっぷり互いの液を撫でつける。
溶けて、混ぜて、空気を混ぜて一体になる互いの唾液は、それだけで粘った水音を辺りに響かせた。
互いの理性も同じように蕩け堕ちるのも、時間の問題だった。
しばらくそうして彼女の口内を弄んでいたところで、ずるぅ、と舌を伸ばしたままゆっくりと頭を離していった。
さっきまで混ぜ込んでいた液体が、伸びた舌先から重力に従って、まるで糸を垂らすように繋がり落ちていく。
すっかり蕩けた表情と、ぼんやり虚ろな黄色い瞳が、彼女を捉える。
荒い呼吸は整えもせず、まるで彼女に対して発情しているのだと表しているように。
「…はぁ、……はぁ……
あついなら……脱がなきゃ、だめだし………?」
きっと、彼女の先の発言はそういう意図を含んでいない…はず。
だのに、それなら互いに脱衣すべきだと、その両手が衣服を剥きにかかる。
…不慣れな手つきだが、必死さが見て取れるだろうか。本当に女性を相手にした経験がないのだろう。
■レイ > 耳もそうだが、舌や口内も敏感な部分。
人の何倍も敏感なレイにとっては口内であっても膣内のような感覚で。
レナードの長い舌がレイの人並みの舌に巻きつく。
蛇のように巻きつく舌。それでいて獲物には傷を与えるのではなく快楽を与えていく。
そして、やらしくて粘っこい音が夜の静かな一室に響き、響いた音がレイの耳を同時に犯していく。
もうそれだけで、理性が溶けてしまうのには十分だった。
「んむ...はぁ...はぁ...」
離れた口。レナードの舌から滴った唾液がレイの唇に達し、そこからレイをやらしい温度で犯していく。
口内を犯されていたときとはまた別のじわりじわりと、緩やかに広がっていく快楽に目蓋がわずかに上がり、三日月のように細く、快楽で満ちた色が現れた。
「...はぁ...うん...そう...だね...
...優しく...おねがい..」
この少女には経験どころか知識もない。
ただ、まだ理性があった頃の自分が下着が濡れているから「先に脱いだ方がいい」と考えていたことの「脱いだ方がいい」の部分だけ覚えていたようで。
レナードの手つきが不慣れであるためか、所々脱がせる時に引っかかったが、その度に擦れて気持ちいいのか、短く喘いでおり。
■レナード > 「……がんばる、し……っ……」
優しく。…できる自信が、あまりない。
一度擡げた欲望の塊が、実は今も解き放たれたくて仕方なくて。
なんとか理性の残滓でそれの暴走を抑えているも、いざ解き放てばどうなるか分かったものではない。
…人より過敏すぎる体質の彼女に対して、それは取り返しのつかないことになるのは、ぼんやり考えていたことだから。
「………っ、ほんと……
人の服なんて…脱がしにくくて、しかたないし…っ……」
ぷつり、ぷつり、彼女の服から剥いでいく。
強引に引きちぎったり、乱暴に扱ったりはしない。そこは何とか堪えながら。
しゅるり、はらりと一枚一枚彼女の肢体が露になるにつれて、やはりどうしようもない興奮を覚えてしまう。
そんな逸る気持ちを抑えられなくて、やがて急く様になってしまったが。
「……っふ、…ふぅ、…んん、……」
対して自分の服なんて、もうどうでもいい。
脱いで、捨てて、それは彼女にかけた時間の半分にも満たない。
そうすれば、後はもう、お互いに布切れ一枚…二枚程度を残して、生まれたままの姿になるばかりだった。
…熱いくらいに滾るそれが、下着一枚の下に潜んでいる。それくらいは、きっと感じられるだろうか。
■レイ > 「はぁ...ちょぉ...っとぉ...はぁ....ざつだよぉ...はあ....はぁ...」
耳や口内を弄り倒されて、全身性感帯と言えるような状況のレイの体から剥がれた布の一枚一枚。
初めは丁寧に剥がれていたため優しい快楽だったが、だんだんと急い剥ぎ方となり、その快楽は激しいものとなって行った。
優しくされてから激しくされたレイは息絶え絶えと言った様子で、残された下の布の上から見てもわかるほどに愛液で濡れきっており。
「はあ...はぁ.....ん....おぉ...っきい...」
レナードのそれももう布があってもなくてもわかるほどにそそりたっている。
興味本位で平手を添えてみればその温度に「わあ...」と小さく声をこぼして。
ここからどうすると言った考えはないが、そのまま上下に優しく撫でて。
■レナード > 「……ごめん、…っだって―――ん、んんっ……」
雑と言われると、素直に謝るほかない。
そう思って言葉を繋げようとしたが、それは彼女の手に遮られる。
下腹部に伸びた手が、布切れ越しにそれを撫でたから。
こちらは小さく声を上げて、熱と硬さを感じさせるしかない。
「………ね、ぇ……さわってみたい、わけ……?」
下着越しに撫でられるだけでも、気持ちいいのに。
その答えを望んでいたのか分からないけれども、上下に優しく撫でる彼女に言葉をかける。
それは、彼女の手とを隔てるそれを取り払ってもいいかという意図の質問を、それとなく遠回しに伝えたものだった。
■レイ > 「...うん...触って...みたい」
さわ、さわと。手に性的な温度を感じながら応える。
理性が機能していれば他人の生殖器に触れたいなんて思うわけがないのだが。
今のレイにはそれがとても魅力的で自分を壊しうるものであることがなんとなく分かっており。
自分を壊して欲しいわけではないけれど、触れてみたいと言う欲求がその首を縦に振らせた。
■レナード > 「……っ。
…それ、ならぁ………」
こうした問答の合間も、彼女の手は止まらない。
ひたすらに上下に撫で続けられて、その形は布越しにどんどん露になっていた。
そうしてようやっと聞きたかった答えを聞くなり、もう我慢ならないと、自ら勢いよく下着を降ろす。
「……はずかしい、けど……っ……」
いつからだったろうか、顔が真っ赤だ。だが、今はそこに増して熱さえも感じる。
決して人に見せるようなところではないものを、彼女に露にしてしまっている事実を、そっぽを向きながら時間をかけて咀嚼しようとしている。
だが、まろびでたそれは、凶悪なばかりに大きく反り立っていて。
これまでの雰囲気と彼女からの刺激を受けて中途半端に育った逸物は、ようやく外気に解放されたことを喜ぶようにひくんひくんと脈打っていた。