2020/07/25 のログ
深雪 > 深雪は両手をしっかりと握ったまま、七生の唇を、欲望のままに奪った。
優しいキスではなく、舌を絡めるような濃厚な口づけ。
響くのは舌と舌が絡み合う音と、二人が動くたびに擦れ合い、蜜を垂れ流す水音。
それから、快楽に抗うような、声にならない深雪の嬌声。

「……はぁっ……。」

やがて、七生の唇を解放して、深雪は大きく息を吸った。
唇と唇の間で、唾液が名残惜しそうに糸を引く。

「七生っ……七生、良いわ……そのまま……んっ……あぁぁっ!
やめちゃ…だめよ……七生、……最後まで………ちょうだい……!!」

東雲 七生 > 唇を奪われ、舌を絡められて。
ぞわりと肌が粟立ち、熱を持ち潤んだ瞳で深雪の顔を見つめる。
そんな口づけの最中にあってか七生の昂ぶりは鎮まらず、むしろ勢いを強めていく。

「んんっ……わ、わかった。」

唇を離されれば、僅かに頷いて。
身体の中心から腰へと集まる熱をそのままに、むしろ熱を煽る様に腰を振り始める。
いつしか無造作に振られていた腰も、深雪の弱い所、そして七生自身の弱い所を意識的に刺激するものに変わっていて。

「ぁっ……く、来る……来るよっ!
 み、深雪ぃ……やめないからっ……うう、出る、出すね……ッ!」

初めての経験ながらも、本能でどうすれば良いのかを理解しているかのように。
深雪の身体を掻き抱いて、抱き締めながらも膣内の肉棒を最奥へとぴったりと触れさせる。

密着させた身体同士、鼓動も伝わるくらいに抱き締めて。

「っ 、深雪!……深雪、深雪……う、ぁあ……!」

びくん、と一際大きく七生の体が震えた直後、深雪の胎内へと大量の精液を吐き出した。

深雪 > 触れ合った肌は汗ばんで、籠った熱と匂いが2人を包む。
潤んだ七生の瞳を見下ろす深雪の黄金色の目には…

「…七生……いいわ、ちょうだい……!七生っ……!!」

…目の前の愛おしい七生しか映っていない。
初めてなのに七生が怖がらないでくれるのが、身体が離れないように抱き締めてくれるのが、嬉しかった。
だから深雪も、最後に深く深く、七生をナカに飲み込んだ。

「…七生……ひゃっ……あぁぁぁっ…………!!!」

どくどくと鼓動するように吐き出された精液に満たされ、深雪はびくりと身体を震わせた。
何かに縋るように、七生の身体を深雪の腕が抱きしめる。

「……あぁぁ……………ぁ………。」

やがて七生の全てを受け入れた深雪は…七生に覆い被さるように、七生に身を委ねるように…目を閉じて、くたり、と脱力する。

東雲 七生 > これまで異性との経験など無かったし、独りで済ませる様なこともしてこなかった。
性欲は全て運動で処理してきたから、正真正銘の“初めて”尽くしだった今回。
流石の七生も、頭の処理が追い着かず、脱力した深雪の身体を辛うじて抱き支えているのが精一杯。

「……深雪、……えへへ。」

射精を終えてもまだある程度の硬さを残した陰茎は、深雪の中に残ったままだ。
体勢上、深雪が七生の上から退かない限り抜かれる事は無いだろう。

くったりとこちらに身を委ねてくる深雪の身体をそっと抱き締めながら、

「……気持ち良かったよ、深雪。
 深雪は?気持ち良かった……?」

耳元で優しく囁くのだった。

深雪 > 行為だけなら何度も経験したことがある。けれどそれは人間を玩具にして遊んだだけのこと。
……こんなにも愛し合ったのは、初めてだった。
深雪は七生に圧し掛かったまま、ゆっくりと呼吸を整える。

「………。」

繋がったままの2人。
汗と愛液と、それから七生の精液が混ざり合っている。

「七生……。」

囁く声にゆっくりと瞳を開き、深雪もまた、七生の耳元に顔を寄せる。

「……おかしくなっちゃいそうなくらい、気持ち良かった…。
もうちょっと、このままで居ていいかしら…?」

東雲 七生 > 「えっ、い、いいけど。」

このままで居ても良いかと言われ、どきりとしながらも頷く。
離れなきゃいけない理由も無かったし、離れたいとも思えなかったから。
それよりも、そんなことよりも。
自分だけでは無く、深雪も気持ち良かったのだという事に七生は満足そうに笑みを浮かべる。

「……えへへ。そっか、深雪も気持ち良かったんだ。
 そっか、そっかー……へへ、深雪。みーゆきっ。」

頬を紅潮させながら、深雪の頬へと自らの頬を寄せて。
愛しい名前を呼びながら、体をぎゅっと抱き締めた。

深雪 > もう少し、こうして七生を感じていたかった。繋がっていたかった。
深雪はもう一度目を閉じて…素直に、七生の腕に抱きしめられた。

「当たり前じゃない……。
もう……七生ったら……調子乗ってるわね?」

無邪気に私の名前を呼ぶ、愛おしい男の子。
こうして、私が身体を預けられる、たった一人の男の人。

深雪は七生に甘えるように、長く長く、そうしているだろう。

東雲 七生 > 「の、乗ってないよ!
 なんか、ちょっとだけ嬉しかっただけ!……ちょっとっていうか、かなり……だけど。」

慌てた様子で弁解しつつ、深雪に身を任せさせる。
互いの汗も吐息も匂いも混じり合って融け合うような錯覚すら抱きつつも。
七生は愛おしい深雪と繋がってる時間を自ら終わらせることは絶対にないだろう。

ただ、少しだけ冷静になってくれば。
初めての性交で避妊具も使わずに最後まで達してしまった事に対し冷や汗はかき始めるかもしれない。

深雪 > 「…ふふふ、正直だから許してあげる。」

深雪が満足するまで、穏やかな時間は続くだろう。
七生がその行為に冷や汗をかき、不安そうな顔をしても、深雪はただ、幸福そうに、柔らかく微笑んでいるだけだった。

東雲 七生 > 「あ、ありがと……」

顔を赤くしながらも七生は笑みを浮かべる。
今更ながらこれまでの行為を思い出し、羞恥心で顔から火が出そうになる。
……が、深雪の穏やかな微笑みを見れば、不思議と恥ずかしさも消えていった。

「……あのさ、深雪──」

初めての相手が深雪で良かった。
そう告げて、七生も柔らかく笑みを返すのだった。

ご案内:「異邦人街:海水浴場」から深雪さんが去りました。
ご案内:「異邦人街:海水浴場」から東雲 七生さんが去りました。
ご案内:「古書店街「瀛洲」」にジャムさんが現れました。
ご案内:「古書店街「瀛洲」」にレナードさんが現れました。
ジャム > 「うん……。僕、レナードとなら楽しく過ごせそうだもの。
……へへ。レナードと楽しんでみたいな。そういうコト、も……。」

いつもの元気さが潜まり、そっと頬を染めながらの上目遣いになる。お店の外から聞こえてくる往来の足音も、街路樹のセミの音も遠くなっていく感覚。
彼との距離が近づくのも厭わず、逆に嬉しそうに笑みかけ。

「んっ……。レナード……。
僕と、いっぱい……。”仲良く”しよ……?
このまま……。僕のスカートめくって、中を覗いても……良いよ……?」

伸ばされる両手が自分の腰に触れさせ。小さく甘い息を散らし。そのまま誘うように、甘い声音を投げかける。
意味深で物欲しげなその声と目つき。

レナード > 書店の中には客を含め、自分たち以外には誰もいない。
主人がたまたま席を外しているなんて、よくあることかもしれない。
古書店なんて、そういうものだろう。

「……っふー……」

暑い時期だから、それほど深く考える思考なんて蕩けてしまっていたのかもしれない。
彼女のその言葉と、触れたことで、いよいよ箍が外れた気さえする。

「仲良く……したいわけ?僕と………」

すり、すり、手を動かす。
そのほっそりした腰を撫でつけるように、触れ合う面積を少しずつ増やしていき。

「……めくっても……いいんだ………?」

誘われるまま、ゆっくり、ゆっくり、そのスカートの淵を捲る。
彼女がしていた以上に、高く。

ジャム > 「う、ん……。
レナードと、……えっちなことして遊びたいな……。
夏の思い出……。一緒に、作ろ……?」

彼の手先が触れると気持ちごと身体がざわついて。
ふる……っ……。背筋がほのかに震える。
制服ごしに熱を帯び始めている肌の感触も、相手に伝わり。

「ぁ、……ぁっ……。
……はぁっ、……はぁ……、……レナード……。
僕のぱんつ、……レナードに見てもらっちゃった……。
恥ずかしいのに、……すごく、……どきどきする……」

彼の手によってプリーツのひだが一線を超えた瞬間、上擦った息声を漏らし。次第に息が乱れていく。
セーラー服のスカートのなか、太腿の付け根にはオレンジ色のショーツ。白いリボンが飾られ、両脇が紐に結ばれた小さな下着。ぷくりとした恥丘の形ごと、雌のひみつの場所を露にしながら頬を赤く染め。

レナード > 「……っ……」

ごくり、幾度ともなく生唾を飲む。
それだけにどうしようもなく興奮する。
元気溌剌な彼女が、今は、明らかに欲に溺れた眼差しでこちらを見ているのだから。

「……かわいいの、履いてるじゃん………?
 えっちなの見てたのも、そうだし……

 もしかして……どこか、期待してたわけ………?」

片手で彼女の腰を引き寄せるように、ぐい、と身体を触れ合わせる。
そうして近づいた耳元でぽそ、ぽそ…色の隠し切れない声で囁きながら。
そのショーツの上からもう片手でさわ、さわ、臀部からゆっくりと、下の方に這わせていく。

ジャム > 「~~……っ……!
んっ、……ふ、……、はぁ、……はぁ……っ……!
ぱんつ気持ちいい、……ん、んっ……、お尻気持ちいいの、レナードになでなでしてもらえて嬉しいの……っ……」

かわいいの、履いてるじゃん。
彼のそんな言葉にトクンと心臓が跳ね上がると、何とも言えない喜びが下腹部から広がって身体中をぬくめていく。少年の華奢な身体と密着すれば、やせっぽちながら雌らしい柔らかさのある触れ心地が衣服越しに伝い。
臀部に沿っていく手先の心地よさにケモミミが両側に垂れていく。

「うん……。ほんとは、……レナードとまた会って、
いけない遊び、出来たらいいなって、……期待してて。
レナードがそんな気になってくれる本を偶然、見つけて……。そしたら、また偶然、レナードが来てくれて……。
……僕ほんとは、えっちな子なの……」

身体をまさぐられると、とたんに素直になってしまう。
つんと張った小尻が浅く、彼の指の動きに従って形を変えつつ。恥ずかしい淫らな期待を告白して。

レナード > 「……ふぅ、ん……っ……?」

ぞく、ぞく。
なでなでして貰えて嬉しい、いけない遊びを期待してて、なんて。
こんなに彼女が自身を露にするなんて、思ってもいなかったから。
…何よりそうさせているのが他でもない自分自身であることに、ひどく興奮してしまう。

「……えっちな子なんだ………?
 じゃあ、さ………こう、されるのとか……
 こうされると、……どう……?」

彼女の猫の耳を、れろぉ…と舌で舐め上げる。
その身に一部蛇の血を継ぐ彼は、人よりも長い長い舌を持っている。
口に含むまでには至らないけれども、れろれろと、唾液を含ませた下でたっぷり舐め上げて。
…その一方で、臀部に這わせていた掌も、やがて指先だけを触れる程度に細く細く刺激を集中させていく。
それが、下着越しに彼女の最も敏感なところへと近づいていくことくらい、嫌でも分かるくらいに。

ジャム > 「ふにゃ……ぁあああぅ!ぁああっ!っぁっ……!ぁあぅぅ……っ!
ぁ、……あ、……っ……!
弱いのぉっ、……ぅうぅんっ、僕耳弱いのぉぉっ……!
はっ、はっ……、力、入らなくなっちゃいそうぅ……」

長い舌が神経の集中する猫耳へと触れると、明らかに甘い嬌声上げながらくねる腰。ぞくぞくっ、首をすくませて感じ入ると、甘えるように彼の身体に軽くもたれかかり。

「あぅ、ぁ、あぁっ……、そこ、……そこぉっ……!
僕のぱんつ、触ってほしいの、いっぱい触ってほしいの……っ……!
僕の大事なとこ、レナードにいいこいいこって撫でてほしいのぉっ……!」

反射的に、ぴっ、と踵が浮かび上がる。
指先が雌の一番大事な秘所へと接近するだけで、声が舌っ足らずになって甘えていく。

レナード > 「んんっ……ふ………」

もたれかかってきた彼女を、片手で抱きかかえた。
軽い身体なのに、自分よりも熱を持っている気さえする。
ぐいと顔を引いて見つめあえば、互いの表情が今一度確認できるだろうか。

「へぇ……っ………
 ここ、撫でてほしいんだ……っ……?
 いっぱい、いっぱい………」

ふう、ふう、荒い息を隠す気もない。
見つめ合う様にしながら、その指先が布越しに秘所へと到達すると、くにくにと指先で撫で始めて。
それと等しく彼女の身体を支える側の手が、するりと尻尾の根元に走って、付け根に近いところをさわさわと擽った。

ジャム > 至近距離、小鼻と小鼻触れ合う距離で見つめ合う。
元気も跳ねっ返りもどこかに消えて、彼に指愛撫を受けながら瞳を潤ませ、悩ましく眉尻下げた雌の顔つきの半獣人が弱々しく見上げている。

「んっ……くぅん、……んぅううううっ!ぁっあっ!ぁあぁぁぁぁ……!
はあぅ、ぁあっ……!あぁぁぁっ!レナードぉっ、レナードぉぉっ……!
気持ちいいの、気持ちよくて……っ……!
だ、だめ、……僕濡れちゃう、恥ずかしい、……恥ずかしいよぉっ……!」

太腿の隙間は雌の熱気が漂い、滑らかな薄生地、ショーツの手触りが加わっていっそう熱っぽくなる。
密着する肢体から雌の発情する甘い汗の香が立ち上り。
恥ずかしそうにお尻を揺すりながら、クロッチに染み広がっていく愛液。さらさらとした蜜の手触りが彼の指の腹に広がり、指の節にまで伝うほど濡れていく。

レナード > 「……だめじゃん、こんなところで叫んじゃ。
 人、来ちゃうし……っ……」

言葉が出るようなことをしているのは自分なのに。
それも、彼女を愛でることを一度もやめようとはせずに。
じんわりと肌以外の熱と、滑り気を下着越しに感じたところで…

「ん……ふー………」

鎌首擡げて、狙いをつけた蛇が跳びかかる様に、彼女の唇を、奪いにいった。