※注意! この部屋の存在によって、性行為描写・極端なグロテスク、猟奇表現などを含むロールを積極的に肯定・推奨するものではありません!
性行為描写(いわゆるエロール)のみを目的としたキャラクター、性行為描写をメインの目的とするキャラクターの登録はご遠慮いただきます!

この部屋では、ある程度性的に過激な描写(いわゆるエロールなど)、苦手な人がいるような残虐・グロテスク表現を伴うロールを行うことができます。そのような描写が苦手な方はご注意ください。
この部屋はフリールームです。基本的に、常世島島内でのロールを行っていただくためのものになります。
島内であるならばどの地区、場所でも構いません。ご自由に設定してください。
待ち合わせ以外にも、通常通り使うことも可能です。絶対にこの場では過激な描写を行わなければならないというわけではありません。行うこともできる、という部屋です。

残虐描写・グロテスク表現・性的な描写など、過激な描写に関しましては苦手な方もいらっしゃいます。
その配慮としてこの部屋を設けております。ご理解いただければ幸いです。
どこまでが通常の部屋でしてはならないのか、という定義については申し上げられません。ご自身での判断をお願いします。

規約にもありますように、相手PLの許可なく無理矢理そういったロールに巻き込もうとするような行為は禁止です。
PCがどうであれ、あくまでPL同士の合意の上で、そういったロールは行われるものです。
問題が起こらないよう、十分なご注意・配慮をお願いします。

また、当サイトは性行為描写を伴うロール中心のサイトではありません。
いわゆる日常ロール、戦闘ロールなどが基本のサイトとなります。
その点をご理解したうえでのご利用をお願いします。

●フリー設定ルームです。最初に入室する人が部屋の設定を自由に設定できます。
ルーム名
部屋説明
背景色 テキスト色
参加者(0):ROM(1)
Time:04:58:46 更新


ご案内:「落第街 廃ビルのオフィス」から言吹 未生さんが去りました。 (11/27-01:12:20)
ご案内:「落第街 廃ビルのオフィス」からノーフェイスさんが去りました。 (11/27-01:11:59)
言吹 未生 > 「…ああ、そうだね。顔から火が出そうなくらい、恥ずかしいったらない。
 だからこそ――うかうか死んでる暇もありゃしないのさ」

こちらをなじるように愛撫する指を、上気に潤みの増した一つ眼が見守る。
庭先で遊ぶ子供を眺めるような心持の、どこかいとおしさすら抱く感覚。

「――――」

繰られる言葉を、こちらも玩味するように目を閉じて、ただ聴く。

「…こんな寄る辺のない僕の最期を飾ろうだなんて、君も随分奇特な人種だなあ」

そして/況してや、己の生を彩る断片だと。
鯨幕にも似たモノトーンの己に、果たして如何程の役柄が与えられているのやら。
知る気はない。
台本など覗く気にもならないし、役者に甘んじる心算もない。
狂犬が舞台でお利口にしていられる訳がないのだ。
けれども、あの晴れ舞台での振る舞いに思いを馳せれば、まんまと乗せられた感も今更に感じる。
そいつが、ああ――何とも不可解な事に、不愉快の文字の出る幕もなかったのだ。
まったく、こちらに来てから――本当にどうにかしてしまっているらしい。

きらぎらしい湿り気と、匂い立つような――豊かで、けれども危うげな香気に、刹那灰銀がくらと揺らめいた。
指先でいざなわれるように、犬が獲物を値踏みするように、鼻先を襟元へ近付けて。

「――――」

ち、と鎖骨の上を啄んだ。正面下から、這いうねるようにねめ上げながら。

「ふふふ、それじゃあ――刑務執行と行こうか」

にい、と。
まぼろしの牙を軋らせるような、禍々しさすら内包する笑みを浮かべて。
広げられた馳走にむしゃぶりつくように、胸乳へ顔を沈ませた――。
(11/27-01:06:46)
ノーフェイス >  
「……なに、お情けもらったんだ? フフフ……、はずかし」 

想像すると、そういうことだ――まあ、何がしかの取引なりがあったのかも。
……どこかずきりと体の奥底が傷んだ気がする。
にぃ、と唇が歪んだ。本調子……でないのはこちらもだ。
どこか力がない。けれど、彼女の望む姿を見せようとするように。
ふに、ふに、とそのびりつきを指で優しく愛撫する。

(……でも、うごいてる)

心拍がきこえた。いのちの音。
うっそりと細めた瞳は心地よい響きに聞き入るようにして。

「……んーん、してない」

心配。その言葉をきいて、首を横にふった。

「死んじゃったって聞いたから」

する暇もなかった。死者に対しての心配りなどない。
そこにあったのは安堵と、こみあげる何かを耐えるような色。

「……キミのクライマックスはボクじゃなかったんだなってめちゃくちゃ妬いた」

みつめられると、どこか居心地悪そうに目をつむった。

「たいせつなものをなくすと……ボクは、そのときはそっか、で済むんだ。
 どこにいたって、一秒先の保障なんて、ない。 ニンゲンは必ず死ぬ。
 ましてキミなんか、ところかまわず噛みつきまくってんだ。
 わかってる……いつだってそうなるでしょ、でも」

胸から這い上がる指、喉元から、顎に。くすぐる。
……ものすごい失言をしてしまった気が、する。
でも舌はとまらない。

「いなくなっちゃったんだなって、ふとしたことで実感するとね。
 ……すごくさみしくなるんだ。
 じぶんのなかで、パズルのピースがひとつ欠け落ちたのがわかる。
 誰より速く駆けてるのに、おいてかれた感じになる……
 ねぇ……ボクにちょっとでも期待してるなら、途中で席を立たないでよ、ばか」

その指が、火照ったみずからの喉元にふれた。視線を誘うように。
じとりと汗を吸ったシャツ、開かれた襟元、汗ばんだ首に肌に、血色の絹糸が張り付いている。
支えなく広がってなお形を失わない女の丘陵が、艶めかしい淡桃に息づく。

「……イイよ」

掠れた声で。噛み破ろうと、牙を突き立てようと。
いまならパズルのピースが嵌まるように、簡単だ。殺すことさえ。
めのまえの生命の確かさを、浅ましく欲しがって、しどけなく眼を細める。

「お仕置き、してくれるんでしょ?」
(11/27-00:35:45)
言吹 未生 > 「屍鬼の類なら、口付けなんてせずに、喉を喰いちぎってたところだよ」

肌蹴られたシャツの合間から見えた白い喉首。
それに牙を立てるのも――ああ、それもいいな――そう浮かぶ考えに、くつくつと肩を揺らす。
彼女の熱が伝染ってしまったんだろうか?

逃げ場を求めて横這う視線と抗議の声に、おやと瞬いて。

「前にさんざん痛めつけておいてから、僕を奪ったひとのセリフとは思えないね」

ねちねちと嬲るような言葉。
…もっとも、あの事に関して売り言葉を先に吐いたのはこちらであるが。
猛る狂犬がそんなもの斟酌する訳もなく。

「……、んっ――」

おずおずと触れられた胸郭。銃撃の痕を無理繰り塞いだ其処。
とろつく呪力が、未だ乾き切らぬ瘡蓋のようにあった。
びり、と痺れるような疼きと痛痒。決して本復とは言えない状態ではあるが。

「……まあ、御覧の通りのしぶとさだよ」

至近で放たれた弾丸は、細身を貫いたが――この場合、至近であるのが幸いした。
充分な距離を置いておれば、旋条に紙縒られた弾丸は肉体を手ひどく捩じ切り、
それこそ肺腑まで食い破られていただろう――。

「……心配、してくれたんだ?」

くりとうごめかした灰銀の瞳が、端から相手の表情を窺おうと。
(11/27-00:14:45)
ノーフェイス >  
「……キミの舌、暖かかった。ゾンビでもない……」

コープス・リバイバーを謳うにはブランデーもカルヴァドスも香らない。
味気ないボトルウォーターの味で幾らか体に活は入った。
が、平素と同じ色を取り戻せても――女の魔力は精神力とほぼ同義だ。
みしみしと節々が傷む。じゃれてくる狗を退ける膂力すらない。

「あし……?」

ああ。この国だと――幽霊には足がないんだっけ。
白く細い足。綺麗と思うけれど、雌の色香に欠けた、
少年と少女の相半ばのような。

「ほんものだ……ぅえ?」

夢なら幾らか脳内に嬉しい補正がかかりそうなものだ。
とまどいのさなか、現行犯、などといわれると。
自分がどこで寝ていたのかようやく思い出した。
のしかかる軽い体重。それでも確かな重み。

「……な、なんだこのいきもの……。
 みればわかるでしょ、ヨワってんの……そんな状況でこんな。
 ほんとにおんなじ人間かっての……」

視線を横にずらした。壁に放ったボレーが全部跳ね返ってきて自分にあたった。
はねのけられない。物理的にも、精神的にも。
熱っぽいとろめく表情は、実際、嫌悪なぞより煽っているようにしか見えぬのは、
平素のアジテーションの癖が抜けきっていないかのようだ。
壁……彼女の胸元から顔に視線を再びもちあげると、

「……いきて、る……んだよね」

おず、とどこかか細く、問いかけた。
きしむ腕を持ち上げた。
その指先で、彼女の胸元――穿たれたという死の疑惑にふれようと。
(11/26-23:55:54)
言吹 未生 > 「――っはぁ」

口移しを終えた唇を、戸惑いも驚きも置き去るようにあっさりと離す。
わずかに垂れた雫を、ぐいと手の甲で拭いつつ。

「幽霊呼ばわりなんて、失礼だね」

くつくつと、体温と白皙に不似合いな笑みすら浮かべてみせて。
クロスさせた白い膝を、見せつけるようにすいと組み替える。

「ほら、足だってある。そうそう、足で思い出したんだけどね――」

一旦すくりと立ち上がって、肩越しに細めた一つ眼で眇め見る。

「君、今、現行犯なんだよ。住居侵入の、ね――」

言い聞かせるように、区切り区切りに語り告げる。
登記なんぞクソ喰らえの落第街に於いて、そんなものは失笑すら買わない低質なジョークだけれど。
己にはそれが必要だ。
単なる悪戯、などで済ませては、オフィサー(巡査/技官)の名が廃る。

「だから――お仕置きが必要だろ?」

反転。
のしかかるように、彼女の身体へと跨った。
やはり、何から何まで前と真逆。たちの悪い復讐劇――。
(11/26-23:41:23)
ノーフェイス >  
「…………」

かぶりを振られると、薄っすらと笑った。
そうだよね、と何かに納得するかのように、自嘲気味に。
幾度か瞬きをして、まだうすぼんやりした像のまま、
掠れた声がうたいはじめた。

「……いままで、だれも出てきてくれやしなかったのに。
 キミの幽霊にかぎって、こんなにはっきり視えるんだな……」

思った以上に、参っていたらしい。
みずからの願望か、弱さが、夢になってあらわれる。
欲しかったもの……そして手に入らないもの、失われたもの。
傷がじくんと傷むなかで、目を瞑って近づく顔を受け入れた。

(冷た……)

熱く、強張った声帯を慰撫する水分が心地よい。
優しさは毒だ。ひとりで立っていられくなるのでは、なんて思う。
ノーフェイスという偶像を飾り立てるブランディング。
こくり、と嚥下する。生ぬるく、人肌に温められた――

「……、……!?」

ぱち、と両目が瞬いた。ランタンでも灯したかのように碧眼が黄金に燃える。
振り払うこともできないまま、"これ"が夢想でないことに気づく。
当惑と驚愕の色。なぜ、と問うようにまじまじと視線を注ぐ。
(11/26-23:29:28)
言吹 未生 > 「――――」

どこか捜す/縋るような指に絡まれた手。
そして、掛かる声に視線を向けた先。
睫毛の間から除くその瞳は、あの情念の滾るような朱金の瞳ではなく。

「……いいや」

たしなめるようにかぶりを振った。
彼女は、ノーフェイスだ。…あるいは“もうひとつの名”が真であるとして。
たとえ、そうであっても。

「――僕は、君の事を知らない」

知らな過ぎる。
…こちらの悪夢の残滓は幾らか掬われたかも知れないが。
こう言うのはフェアじゃあない。それだけだ。

「出来れば、元気な君の口から聞きたいな」

だから。活を入れてやろうじゃないか。
そっちのやり方こそ、己らしい。
ボトルを開けて、冷水を口に含む。
それから軽く彼女の首の後ろに手を挟んで浮かしてやり――

「――んっ…」

僅か開いた口に、己のそれを重ねた。
途が確保出来たなら、含んでいた水を少しずつ移して行こうと――。
(11/26-23:16:36)
ノーフェイス >  
「あ……」

つめたい。
頬に触れた感触に、驚きに眉根が寄った。
しかしその直後に寝顔が緩む。
元より体温が高いせいもあるが、他者の冷たさが心地よかった。

指先が、床にふれていた。
そのせいだろう。
音を掴んだ。
ボトルを掴んだ彼女の手首に、熱い指先が絡みついた。
力なく、頼りなく、脈拍を確かめるように人差し指の腹が動脈の輪郭をくすぐる。

「………」

横を向いた顔、うっすらと開いた瞳が屈んだ姿を見ていた。
常とはその色合いをまるで異にした、冬の湖のように濡れた碧眼が。
見ている世界すら別であるかのように、違う名で彼女をたしかめる。

「……――」
(11/26-22:53:44)
言吹 未生 > 脱ぎ捨てられた何やかやに片付けの虫が騒ぐが、それはまた後だ。
かつてのあの狂宴の後の顛末とは、また真逆の有様に、
内心らしくない意地の悪さがむくりと首をもたげている。それを鎮めねば。

「…………」

耳朶をほとほとと叩く、幽かな、溺れ喘ぐような声。
――このひとも、悪夢を見るのだな。
そんな発見に、一種の感動と充足と――ほんの一刺しの罪悪感。
それを振り払うように、煩わしげに脱いだコートをソファの背もたれに投げる。
傍らへ横様に腰掛けて、仮死から解かれて冷気すら帯びる手で、軽く頬を撫でる。
じとりとした汗の感触と熱の熾りに、わずかに眉間を寄せた。
手当て――しようにも、回復技法の覚えなどなく、気の利いた薬剤もない。
消毒液や包帯で発熱はどうこう出来まい。

「…そう言えば――」

水入りのペットボトルと栄養食。
『鉄火の支配者』との戦いの後、目覚めた部屋に残されていたそれを、幾らか失敬して来ていた。
ちなみに先程のコートも残されていたのをかっぱらって来たものである。
戦利品と言うやつだ。
戦果は惨憺たるものだったし、決まり手は間抜けにも己の慢心だったが。
ともあれ、水でも飲ませてやればいいかなんて。
如何にもいい加減な思考で、来しなに床へ置いていたボトルに手を伸ばす。
(11/26-22:44:44)
ノーフェイス >  
ソファの近くに散乱するコートやらブーツやらボトムやら。
その状況はまるで、ちょっと飲みすぎちゃったんで近くだったからベッド借りるね。
くらいの有様だったけれども、タオルに浮かぶ女の曲線の上下幅の深さ、白い肌の紅潮。
サーモグラフィでもあれば、あるいは触診でも、重篤な発熱のほどがうかがえよう。

歩を感じたのか、どうなのか。
ずるり、と座面を腕が滑り落ち、垂れ下がる。

(あしおと……?)

聴覚は人一倍敏感だった。
元来の優れた感覚器に加え、修練によって磨き上げられた機能は、
雑踏のなかにあってなお足音や呼吸を聞き分けることも不可能ではない。
音、歩幅、調子から誰かを判別することも。

(……ああ、これは……ゆめ、か……)

だから……起きなくても良さそうだ。
ヤバい幻聴を感じてしまう程に参っているらしい。
いくつか開けられた喉元のボタン、滲む汗、少しだけ乱れる呼吸。

無防備だった。どこまでも。

「………」

唇がうごいて、あえかな音をたてる。寝言、あるいは魘された声。
(11/26-22:26:19)
言吹 未生 > 些か長めの休養――と言う名の半拘束から“何事もなく”チェックアウトして。
モルグとさえ呼べてしまいそうなほど冷え込んだ場所に、その新しい主が帰還する。
弾痕は呪力をパテのようにして詰め塞ぎ、すっかり乾いた血に彩られたコートを羽織る姿は、
それこそ死体置場の主に似つかわしい。

「――――」

一つ眼が、寝床――ソファの上でタオルケットに包まる姿を捉える。
きょとりと。わずかに虚を突かれたような広がりを見せて。
何故ここにいるのか。そんな疑問よりも先に、

「……無防備過ぎるんじゃあないか?」

思わず口をついて出た言葉。
何に魅かれてたどり着いたか知らないが、少なくともここは彼女のねぐら――ではない。
前の主はそもそも別人であるし――“帰って来れようはずもない”。
そんな場所で、こうして寝姿を晒している彼女に対して――ふと悪戯心が湧いた。
小さな足音を殊更殺し、その側へ近付いて行く。
(11/26-22:13:44)
ご案内:「落第街 廃ビルのオフィス」に言吹 未生さんが現れました。 (11/26-21:58:31)
ノーフェイス >  
誰にも遭わないように。
今は、色々な加減が効かないという危惧があった。
素っ気なく、埋み火のような熱が蟠るこの街の空気がすきなのに、
どこかせつない街角の日陰で、自分のからだをひきずっていく。
 
「……ミニマリストにも程があるだろ」

たどりついたのは、落第街、とある廃ビル。
かつてはオフィスとして使われていただろう場所には人の気配など殆どない。
それでも廃墟という風体でないのは、
最近までここはとある性質の悪い違反部活によって使われていて……
"持ち主が入れ替わった"、ということだった。その持ち主ももういない。

「……」

ふらふらと歩いた。ベッドの類はない。
大きめのソファが代わりに使われていたのだろう。
少しだけそれを見下ろした後、煩わしいものを脱ぎ散らかして横になった。

「ああ……」

タオルケットに包まった。目を閉じた。
そこに確かに残る気配を感じながら。
自分の内側で、まだ止んでくれない疼痛。
それをもたらす傷跡のかたちを、指先でなぞるように――

何秒。
何分。
何時間。
何日……?

時間の流れを忘れるほど、泥のように眠った。
静かな寝息が、冷たいばしょに生命を吹き込む。
(11/26-21:53:07)