2020/10/02 のログ
ご案内:「歓楽街のちいさなホテル(過激描写注意)3」に出雲寺 夷弦さんが現れました。
ご案内:「歓楽街のちいさなホテル(過激描写注意)3」に伊都波 凛霞さんが現れました。
出雲寺 夷弦 > 「……凛霞、その」

「――俺が、一番お前を好きだってことを、これから教えるから、だから」

「もう、抱え込まないでいいよ。どんなことがあったって、俺はお前に、死ぬほど首ったけで、今も変わらなくて、情けない位、一緒にいれて、幸せな事を押さえられないんだからな」










――――そう言ったのが、今から数十秒ほど前のこと。
……今、出雲寺夷弦は。伊都波凛霞を。

「……」

抱き締めたまま、顔を真っ赤にしている。
三度目の口づけの後、さてこれから、そう。するのだ。
彼女と。目の前の、女の子と。

そう考えると、未知というか、心臓の鼓動が、一層に早まって。
要するに――緊張しているのだ。

「……、ぇ、と」

――緊張だけじゃない。無論、興奮もその空気に違わずしているのだ。
さっき、互いに身にまとっていたバスローブは脱がし、脱いだ。
彼女の身体もそうだが、自分も裸なのだ。そして当然、彼の"ブツ"も晒されているわけで。

……はっきり言えば、『この年齢の男子の中では、かなりご立派』、である。
それを見られることになれば、顔をより赤くしながら、視線を逸らす。

伊都波 凛霞 >  
「……………」

もじもじと、無意識に太もも同士を擦り合わせるような仕草
他でもない彼の手で、幼馴染だった少年の手によってその白磁の裸身を晒している
部屋のライトはやや赤み…というか桃色の橙色の混じった灯り
照らし出される肢体は、必要以上に扇情的に見える───

わかってる
するんだ

自分を抱き締めたまま、次の行動に移れない彼は…迷っているのか、それとも…知らないのか
互いの身体が密着しているのだから当然見える部分、見えない部分がある
彼のバスローブ越しに感じる硬さと熱は、はっきりと少女の柔らかなお腹へ当たってその存在を

…お腹?

『お互い大人になったよね』なんてありがちな言葉もあるだろうけど…
それは思った以上にその、ご立派様なのでは…?

──まあ、きっと大丈夫
昔は年下だったけど、今は同い年
彼自身の全てを受け入れられるくらい、自分だって成長しているんだから

「……夷弦」

名前を呼んで、その頬へと両手を添えて…もう一度キス
一度目、二度目とも違う表情。今からしようね、という意思の込められた、揺れる瞳を閉じて、唇を重ねる
そしてぬるりとした、湿った柔らかかいものが柔らかな唇を割り開くようにして、先へ進む
…それが凛霞の舌である、ということには、すぐに考えが至るだろう──

出雲寺 夷弦 > 「………凛霞」

心臓が早鐘を打っている。視界が桃色掛かるのは兎も角、それが、
段々と、見えるものが相手の姿だけになっていく。
相手に、相手の躰に、意識が向いて、そのせいで、色々と余計に、
扇情的な肢体を無遠慮に見つめてしまう。

……相手の柔らかいお腹に、自分のものが当たっているのに気づく。
咄嗟に離れようとしたが、ぐっとこらえた。ここで引けてしまっちゃ、
先なんて叶えられない。
だから、

「……っ、ぅ、ンっ……」

あ、先越された。と、頭の何処かで自分を叱咤する。
唇が重なって、それだけに終わらない。名前を呼びながら近づけてきた顔の、表情は見てたけども。
唇を割って入ってくる凛霞の舌、自然と身体が強張る。
初心な訳ではない。ただ未知の感覚で、身構えてしまうだけで。
――前言撤回、初心だ。故に緊張し、入ってくる舌を受け入れながら、
抱き締める腕の片方を、相手の後頭部に回し、優しく撫ぜる。

「……」

相手は眼を閉じているけれど、自分はちょっと開いてた。
こんなに相手の顔が近くなるのか。
自然と、撫でる手が髪を梳く。

伊都波 凛霞 >  
互いの唾液の交換に、意味はそれほどないと思う
性行為そのものとも結びつかない
自然界で性行為にこんな無駄を詰め込むのは人間だけ、だろう
だからこそ、人にとっての性行為は、単なる子孫づくりというだけに終わらない
互いの感情を、愛しさを、確認するための───

凛霞のキスは、やわらかく、上手だった
少女と呼ばれる年齢であっても、大人の身体なのだとわかってしまうくらいに
彼が、互いの口吻の間もその瞳を開いていたのなら、長い睫毛に閉ざされた少女の眼
そして普段の表情よりも垂れた両の眉が、『今まで見たことのない、凛霞の女としての顔』として視界に収まる
後頭部に手がまわればぴくっと小さく反応を返して、より深く、キスを重ねてゆく
ただそれだけで、求められているようで…心地良いのだ

「……は…」

数分の時が過ぎた
銀の橋を作りながら、互いの唇が離れて…その顔もその全体が視界へと
瞳を開いた凛霞は目の前の少年を見て、思わず眼を丸くする

「──えっ…も、もしかして、ずっとみてた……?」

自分からしておいてなんだけれど、それは流石に恥ずかしい。顔がみるみるうちに、赤くなる…

出雲寺 夷弦 > 口接ひとつ。それだけに、これくらい感情を込めることってあるんだなと、イヅルは思っていた。
互いの唾液が口の中を濡らしていた。若干、されるがままだった事を恥ずかしく思うものの、
頭の中に唾液同士の絡む音が響き渡るようで、痺れにも似た感覚が、ずっと自分の唇から、口から、胸元の辺りまでざわつかせてくる。

そんな間、じっと、見ていたから。
終わる頃、唇が離れ、糸を引いていくのを、かなり、ぼやっと蕩けた眼が見つめている。
――未知過ぎた。ちょっと放心気味に、細く息を一つ挟んでから。

「……っ、だ、って。なんか、ずっと、見てたくて」

なんていうのだ。本音だ。本音だけど、今こういうものじゃあないだろう。
――それから、視線を注ぐのは。

「……」

目の前の、凛霞の乳房。ずっと密着していたから、温度も柔らかさも、余りにも情報が多くて。
片手が伸びる。そぅっと、彼の大きな掌が、収まりきらないけれど、柔かく触れてくる。もう、それが自然と動かして出来る行為だったので。
つい、としか言いようがない。

「……ッや、らか……」

伊都波 凛霞 >  
さすがにキス顔をずっと見られてたとは思わなかったし恥ずかしい
…今度は自分も途中で眼を開けてやろうかな、なんて内心思ってみる

身体は横たえたまま、少しだけ肘をベッドに置いて身を起こす
それなりに長身である凛霞の体躯と比較しても豊か過ぎるそれが誘うように揺れて…

それに誘われたのかどうかはわからないが、彼の大きな手が伸び──

「…あ、っ」

柔らかく沈み込むようにして、その形を大きく変える
しっとりと吸い付くような手触り、柔らかくそれでいて張りもよく上向きの乳房
制服に包まれている時のような窮屈感もなく、ゆったりと曝け出されたそれは余りにも艶かしく
中央に鎮座する桜色の先端は触れればやや硬く凝り立ち、少女もまた興奮を覚えていることを伝えている

「……イイ、よ…。夷弦の、好きに……して」

この時間、それは、自分はもう、夷弦のものだから──

出雲寺 夷弦 > 「ッ」

ドギュッ。

音にするなら、きっとそんな感じだ。
好きにしていい、なんて、初めて言われた。
しかも、それを言ってくる相手も、凛霞で。

こんな状況で、そんな言葉を言われて。胸の奥で、何かが思いっきり殴られたように震えた。
……指先で触れる、乳房と、その先端を、掌で、指で、優しく弄び、
――ごく、と喉を鳴らした。


「……」

別に、そういうあれがあるわけではない。
そういう趣味があるわけではない。
ただ、よくある男子の"予備知識"では、よくこうしていたような、という記憶の通りに、それをやろうとしているだけで。

片腕を背中に回す。なるべく、支えるようにはするけど、
ちょっと支配的な姿勢にもしてきながら、片手で触れ、弄び、
乳首を優しく転がすのと逆の乳房に、

「――は、んッ」

口づけをして、そのまま、先端にしゃぶりついた。
舌先が這い、乳輪をなぞり、そのまま先端まで。
そちらからしたら、彼が甘えてきているようにも見えるだろうが、
彼なりに、"してあげたい"気持ちであることも、くみ取れそうなわけで。

伊都波 凛霞 >  
「…──、っ…ン……ッ」

ぴくりと少女の細い肩が跳ねる
優しく優しく触れられる…そんな羽毛のような愛撫に、身を震えさせる
彼の指に摘まれれば、薄く色づいた先端は更にその存在を示すように硬くなってゆく

彼に、触れられて悦びを得ている
当たり前といえば当たり前、元々身体なんていうものはそう出来ている
その上、心が完全に彼に堕ちているのだから───気持ちよくなんて、ないわけがない

「ひゃ……ん」

だから、胸に口づけられた瞬間に上擦った声も思わず漏れてしまう
小さくその肢体を震わせながら、今は彼の手による心地よさ、気持ちよさにその身を委ねていた