学園地区の校舎群の一つ。様々な教室や研究室などがこの建物の中に設置されている。
外観としては現代的なビルのようなもの。
※それぞれの教室などの詳しい情景などはある程度自由にしてくださって構いません。
参加者(0):ROM(1)
Time:04:25:39 更新
ご案内:「第一教室棟 教室」からDr.イーリスさんが去りました。
■Dr.イーリス > メールの内容は、先日エルピスさんとメタラグで遊んだ時に、イーリスがふと疑問に思ったことについて。
超自我さんにお返事。
イーリスの体内にある電脳世界、そこにいる超自我さんの眼前にレターセットが出現する。
内容は以下の通り。
『超自我さん、ごきげんよう。
偶然、超自我さんとちょっと似た雰囲気のお声がメタラグに台詞デッキシステムにあったのですね。台詞デッキの幅がとても広いのだと感じます。
お人間さん、ユニークな呼び方ですけど、一部で流行っていたのでございますか、初耳でございますよ。
それでも、超自我さんも少し気になるところはあるのですね。
私も家庭版のメタラグとルナティック・グレイスを取り寄せようと思いますので、今度一緒に遊びましょう』
家庭版のメタラグとルナティック・グレイスが届くのは、12月になるだろうか。
そうして、イーリスは次の『不可思議通りの御伽噺』のお話を聞きつつ、引き続き夕暮れの教室でエルピスさんを待っているのだった。
■超自我さんからのメール > 『系統が収束することよくあることなの。』
『お人間さん呼び自体は最近ごく一部で流行っているらしいのなの。』
『でも気になるからメタラグの家庭版とルナティック・グレイスのリマスター版をセットごと取り寄せさせて貰ったの。』
『メタラグの方が過熱気味だから届くのは12月になるみたいなの。』
『グレートフィルターを似たような感じで意識してるのは気になるのなの。』
■Dr.イーリス > 「……ひくっ…………」
物語が終わり、ハンカチで涙を拭いていた時、メールを受信してスマホをいじる。
イーリスの体内コンピューターの電脳世界に住まう超自我さんからだった。
■Dr.イーリス > 「今は、メタラグの二次創作を朗読しているのですね」
イーリスにイヤホンをしている様子はなく、体内コンピューターが『不可思議通りの御伽噺』の朗読を受信していた。
先日、エルピスさんと初めてメタラグを楽しんだ時のことを思い出しつつ、物語を拝聴。
物語が進むと、イーリスから、涙がぽたぽたと流れる。
「そんな……。アンベールが死にました……。うぅ……」
とても感情移入していた。
■Dr.イーリス > 平日、放課後、夕日が照らされた教室。
イーリスは、エルピスさんと下校しようと教室で待っていた。
窓際の席に座り、スマホをいじる。
「今日も『不可思議通りの御伽噺』の物語朗読を聞きましょう」
お伽噺や英雄譚などを朗読するチャンネル『不可思議通りの御伽噺』。
聞いた内容を無意識に記憶させる軽度の精神作用がある朗読なのだが、イーリスはそれに気づかず、『不可思議通りの御伽噺』で流れている物語を変に強く記憶していた。
ご案内:「第一教室棟 教室」にDr.イーリスさんが現れました。
ご案内:「第一教室棟 食堂」から緋月さんが去りました。
■緋月 >
「であれば、有難い。
盟友も、どう説明するかで悩んでいたからな…。」
と、少し安堵した様子。
友の悩みは我が悩み、といったところだろうか。
「……この国の者達の、食に対する探究心は、本当に深く強いものだな。
食べたら命に関わるものすら食材にするとは……。」
流石に食への探求心の強さは驚かざるを得ない。
カルチャーギャップの強さ。
そんなこんなでお寿司のお陰でお腹も満たされ、どことなく満足げ。
食を挟んでのお話で、少しなりとも打ち解けられたなら幸い。
お開き後のお願いに対しては、
「……部室でよければ。
それと、なるべく優しく願いたい……。」
少し顔を赤くして、そう答えたとさ。割とデリケートなポイントなのかも。
ご案内:「第一教室棟 食堂」から八坂 命さんが去りました。
■八坂 命 >
「みんな特に気にせんと思うし。
ほら、ボクはこうで飛鳥ちゃんもああやし」
多少の身体的特徴などでどうこう言う人はいない。
自身は違う意味で気にするけれど。
「タコもそやけど、イカとか納豆とかナマコとか。
キノコもよう考えたら食べるの勇気いるなー思うわ。
フグなんて食べたら死ぬし」
エビをもしゃもしゃしながら過去の勇気ある人たちに感謝を。
彼らがいなければ今こうして美味しいスシは食べられなかった。
「そらよかった。
起きた時お腹空いとるとちょっと悲しいし」
お腹を満たされたのならばよかった。
そうしてしばらくスシパーティを楽しんで、二人ともお腹がいっぱいになったら、残ったスシは封印して保存。
封印してしまえば悪くなったりもしないので便利である。
スシパーティをお開きにし、最後に
「よかったら今度耳か尻尾かモフモフさせてもらってええかな???」
なんて厚かましいお願いをしたとかなんとか。
■緋月 >
「……占星術部、だったか。
そちらの所属者達には、いずれ話さねばならないと、盟友も考えてはいた。
出来れば、その場で我慢して貰いたい…。」
声を潜めて、内緒話のように。
知識として「そちら」の事情も知っているようである。
確かに、部室ならばそうそう簡単に部外の者は入って来ないだろうから、其処なら耳も尾も出し放題だろう。
「確かに…好悪の別れる見た目だとは思う。
最初に口にして美味だと感じた者は、勇気があったのか、空腹が耐え難かったのか…。」
最初にタコを食した者にそんな思いを馳せつつ、こちらも少し苦戦してタコのスシを頂く事に。
もしゃもしゃ。
「…不思議な歯応えだ。良い意味で、形容し難い。
――すっかり食には世話になってしまっているな。
盟友も、起きた時に空腹で悩む事もないだろう。」
身体を共有している以上、こちらが食べた分の満腹感は意識を切り替えても共有される模様。
■八坂 命 >
「えー、かわいいのに」
ぴこぴこ動くもふもふの耳。
とてもかわいい。
「タコはねぇ、そやねぇ。
外国やと嫌われたりしてるらしいねぇ。
でもお寿司にもあるよ、タコ」
悪魔の魚って言われているとかなんとか。
あの見た目では仕方ないと思う。
そして並ぶスシの中にもタコはある。
吸盤の付いた足を薄切りにしたものを乗せたスシ。
幾つかあるそれの内の一つを摘んで口に。
もきゅもきゅもきゅ。
■緋月 >
「……盟友を知らぬ者なら兎も角、顔見知りや友人には怪しまれるからな…。
狼の耳や尾を着けて歩くのが趣味の変わり者、という風評は…流石に、尊厳の為に回避したい。」
友人への思いやり。あと少々の、恥ずかしさを感じる。
言葉からして油断したら尾まで出てしまうらしい。触りたい方にはたまらないかも。
「魚の生食も盟友の知識で知ったが…この国は、本当に食の文化が独特だ。
あるいはこの国ではそれが「当たり前」で、他の国が変わっている所もあるように見えるのか。
タコ焼き、だったか。あれに入っていた蛸という生物を知った時は…正直、少し衝撃を受けたものだ。」
主に外見に。でも、書生服姿の少女の記憶でおいしいのは知っているので、少し複雑そう。
■八坂 命 >
「いつも言うてるけどな」
へへ、と笑って。
「日本やと結構魚は生で食べたりするなぁ。
あとは煮たり焼いたり」
どの調理法にしても醤油は合わせたりする。
そうしてマグロ、しかも大トロをむしゃり。
うーんとろけるあじわい。
「かわええと思うけどなぁ。
それに耳とか尻尾とか生えてる人結構おるし、そう目立つもんでもないと思うよ」
こんな島だ。
人にない特徴を持った人など沢山いる。
「触りたい」と書かれた瞳が前髪に隠れているのは、幸いか。