2024/06/09 のログ
おこん > 「ウム! ワシが起きておる限りは遠慮なく連絡してよいからのう。」
いくらなんでもちょっと老婆心が過ぎたのかもしれない。
苦笑する相手に自分も照れ隠しに笑い返す。

「はい、お疲れ様。 気をつけて仕事に励むんじゃよー。」
去ろうとする相手の礼に、に軽く手をあげて挨拶する。
曲がり角で手を振って、相手が見えなくなったのを確認してから、
さっきまでお互い触れていた自分の両手をそっと重ね合わせた。

「うむ…よい少年じゃな…。 良くしすぎないように気をつけねばならん。」
幸せそうな、でもすこし心配げな顔で一人つぶやいた。
自身の性質がわかっているからこそ、適度な距離で教師をしなければならないのだ。
しばらくしてからゆっくりと歩き出す。
「こうなったら教員寮でも行ってじゃれついてくるかのう…。」

リズミカルに尻尾を揺らしながら、自らもロビーをあとにするのでありました。

ご案内:「第一教室棟 ロビー」から葉薊 証さんが去りました。
ご案内:「第一教室棟 ロビー」からおこんさんが去りました。