2024/07/17 のログ
ご案内:「第一教室棟 教室」に奥空 蒼さんが現れました。
■奥空 蒼 >
「教室で―――騒ぐなっっ!!」
■生徒の影 > それは
まるで
ピンポン玉のように
かの鬼教師に蹴り上げられた
ナイフを持った生徒は
教室の窓から外に出て行った―――。
だが
何故か一切怪我をせずに着地できたのだ、という。
■奥空 蒼 > なんだ、教室内で"ナイフもってカツアゲ"って。
この間もそれで風紀委員が誰か捕まえたらしいな?
治安どうなってんだよ治安。
まぁ
破壊神が教師してるし今更か。
「……はい、授業を再開するねー。」
「見せもんじゃないからねー。」
「じろじろ見なーい。」
そういうわけで。
教室でカツアゲするバカタレは教室外に追放され、
世界は少し綺麗になった。
■ガヤガヤ > 「あっあいつ……バカでは?」
「ああ、本気のバカだ…」
「よりによってこの教室でカツアゲするか?普通……」
「ねーほんと……」
「ありえないわ……」
「あの鬼教師の……教室だぞ……!!」
■奥空 蒼 > 「……聞こえてるよ?」
にこーっ。
「次にキミがお空を飛びたくなかったら」
「今すぐ黙って自習しなよ。」
だが、まだざわつく教室。
「ふむ」
一考。
「じゃあ、こうしよう」
こほん。
教壇でそりゃもうにこにこ、いじわるーくわらってる。
■奥空 蒼 >
「次喋ったヤツはそっちの窓から蹴っ飛ばすね。」
………シーン。
■奥空 蒼 > 「……優秀だね。」
よし。―――静かなままだった。
「そんじゃ、先生はゲームしてますんで。」
「質問があったら挙手してね。」
「学ぶ意欲があるなら、何でも教えよう。……ない?」
そんな事言いながら、
ゲーム機器を教壇で弄り出すこの教師の言葉に如何ほど説得力が、あろうか。
■奥空 蒼 > 「…ないね、よし。」
「じゃあ後は静かにやりなっ!」
破天荒な教室に…
ひと時の、平穏。
ご案内:「第一教室棟 教室」から奥空 蒼さんが去りました。