学園地区の校舎群の一つ。様々な教室や研究室などがこの建物の中に設置されている。
外観としては現代的なビルのようなもの。
※それぞれの教室などの詳しい情景などはある程度自由にしてくださって構いません。
参加者(0):ROM(1)
Time:08:28:01 更新
ご案内:「第三教室棟 屋上」からスノウさんが去りました。
■スノウ > 遠目で見ながらふと、公園の方が気になっていた。
「...公園で何かやってるのかな。」
折角なのだから様子を見るだけでもいいかもしれない。
屋上でくすぶっていてもダメな気がする。
荷物を片付けて屋上を後にするのだった。
■スノウ > 数十分後。まだまだ夕方の範囲の時間。
「...私まだ学生じゃないから、危ない所行けないんだよね。」
ここからでも見える範囲で場所の確認をしている。
学生になったら自分でお金を稼がないといけないらしい。
前の世界の時はどうだったのか覚えてないが。
「一人で確認するには大変なくらい広いなぁ...。」
委員会の人にもっと教えてもらった方がいいんだろうか。
と言っても中々声に出して教えてもらうのも...。
先生達に聞くのもまだ一人しか知らないし、ちょっとな...なんて。
「そろそろ氷無くなりそう...だけどもう少しいよう。」
どうせ誰もいないし、広々とした所でメモしてもいいよね。
■スノウ > 「屋上に居たら誰も来ないか...移動するには...うん」
夕方だから時間帯悪いんじゃないかな...なんて考え込む。
教室も殆ど人がいなかったみたいだし、話そうにも困っていた。
なあなあで屋上まで来てしまった状態であった。
「ここから誰か話してるの見れないかな...?」
人とは話したいが、結局の所恐怖心が勝ってしまってる。
このままだと学生になっても...空気だっけ、単語としては。
■スノウ > 時は夕方になりそうな時間帯。
まだ完全には寒さが無くならない程度の気温かもしれない。
もしくはこれから暑くなるんだろうか...?と言ったところ。
そんな中、まるで人影から潜むような少女がベンチで座ってる。
「やっと手を冷やせるようになったけど、まだ下手だなぁ...。」
学生の準備が順調に進んでいる事を聞いた私は安心して休んでいる。
色々検査だったり、確認だったり,,,文字とか常識の話だったり...。
やる事はまだ多いような、そんな状態である。
「もう少しアクション増やすべきかな...」
端的に言えばもっと交友を増やしたい、でも怖い。
たまたま...あのお二人が良かっただけなのかも...。
ご案内:「第三教室棟 屋上」にスノウさんが現れました。
ご案内:「第三教室棟 屋上」から霞流 周さんが去りました。
ご案内:「第三教室棟 屋上」からスノウさんが去りました。
■霞流 周 > 「……そうですか…。」
彼女の事をまだ殆ど知らないが、少なくとも碌な環境でなかったのは…何となく今の言葉で感じた。
「…初歩的な魔術のコントロール…それを突き詰めた…だけです…。
多分…スノウさんも…こちらの世界の魔術を…学べば…努力次第で…全然出来ると思います…。」
そう、口にしつつ一息。何やら成り行きも合って友達という事になってしまったが。
(…まぁ…別にいいかな…。)
それに、ちょっとこの人は放っておけない気がする。
それが甘さや優しさなのだろうが、少女は認めたくはない。
「…えぇ…こちらこそよろしく…スノウさん…。」
そう、小さく会釈をして応えつつ。どうやら時間が来たらしい。
先に立ち去るであろう彼女を見送りつつ、改めて小さく会釈を返して。
「…えぇ…”また”……体調とか…気を付けてください…ね。」
まだ本調子ではないと思うし、別世界のあれこれはストレスも溜まるだろうから。
スノウさんを見送った後、適度な所で少女も屋上を後にするだろう。
■スノウ > 「...私にとっては、そうしてくれる人は少なかったので。」
全員が全員優しいとは限らない、でもこの人は違うと思う。
信じ切るのもよくはないとは感じるが...今はそう思いたい。
「わあ...私じゃこんなに上手くいなかったのに。」
攻撃する分には問題ないのだが、なんだかやりすぎてしまう。
直接かけるのもどうしてか外れてしまう...。
こういうのも勉強すべきなんだろうか。
「お友達、でいいんですね...?
...よろしくお願いします、アマネさん。」
もうちょっと笑顔の練習をすべきだろうか...?
そんなことを考えてると...。ああ、もう時間のようだ。
「もうこんな時間...戻らないといけないらしいです。
この辺りで帰りますね...とても名残惜しいですけれど...。
氷もありがとうございました...。」
お礼を言いながら屋上のドアの所で頭を下げて帰宅する。
ほんの少し、少しだけ表情が豊かになったような声でまた、と。
■霞流 周 > 「…それは…別に…あの時に…居合わせたのが…私では無くても…そうされていたかと…。」
何だろう。完全に良い人認定をされてしまった気がする。
少女自身は、別にそこまで自分を”優しい”人間と思っていない。
そのせいか、内心で若干の戸惑いはあるがそれも表情には出ない。
「…まぁ…人並みには……分かりました、じゃあ…。」
クーラーボックスに手を翳して魔術を発動する。
魔術の分解・再構築を日頃から突き詰めているので詠唱も必要ない。
クーラーボックスを開かずとも、その内部の溶けかかっているであろう氷。
そこに魔術による冷気を流して再凍結させていこうと。
「…先輩は…柄でもないので……友達の方で…いいかな、と…。」
彼女の笑顔を見て、僅かに瞬きをした後にそう口にする。
相変わらずその無表情は崩れず目付きも死んだままだが。
「…まぁ…悪用した訳でも無いですし…少し使っただけ…なら…大丈夫かと…。」
そもそも、スノウさんの異能って何だろう?と思いつつ。
魔術による氷の再凍結も終わったので、「これで大丈夫だと思います」と告げる。
また時間が経過したら普通に溶け始めるだろうが、日中の間なら持つだろう。
■スノウ > 「...分からない事だらけの場所に、手差し伸べられただけでも
私はとっても嬉しいですよ。...頑張って慣れてみます。」
私は記憶が殆どない。時々思い出すこともあるようだけど。
そんな私に、優しく声をかけてくれるだけで満足だと思う。
やっぱり恩返しはしたいかな...。
「アマネさんも使えるんですね、魔術。
私も氷出せるはずなんですけど...やっぱり熱に弱くて。
よかったら、おねがいしてもいいですか?」
残りの氷も少なくなってきた所だったので、助かった。
私の魔術も強化出来たらいいのになと思いながら。
「縁ですか...?それってお友達って事でしょうか?
こんな私にそう言ってくれて嬉しい。...それとも先輩、かな。」
ちょっとだけ練習した笑顔で喋ってみる...。
「能力使って見ちゃいました。...後で怒られるかな?」
アマネさんとお話が出来て楽しいなと考えながら。
■霞流 周 > 「……ただ…一気に色々詰め込もうとしても…辛いと思うので…少しずつ…慣れて行けばいいかと…。」
地道な一歩。それを積み重ねていくのは大事だと身を以て知っているから。
彼女の言葉に、転移荒野の時の出会いの場面を思い返す…確かに衰弱してるような気は何となくしていたけれど。
「…その腕の特性…えぇと…力を…コントロール?する…方法も…いずれ分かると…いいですね…。」
少なくとも、多少なり制御出来れば氷とかの携帯ももしかしたら最小限で済む…かもしれない。
あくまで可能性であり推測でしかない。少し考える間を置いてから。
「…一応…魔術は扱えるので…氷が溶けそうなら…こちらで…追加で凍結…させましょうか…?」
にぎにぎとされる異形の腕。彼女の意志できちんと動かせはするようだ。
そうなると、神経も通っている――痛覚や触覚などもきちんとあるのかも。
「…これも何かの『縁』でしょうし…知り合った以上…多少なりとも…気にはなりますので…。」
無表情、しかも死んだ瞳で言われてもイマイチかもしれないが。
「…遠くで…視力が良いんですね…。」
成程、と緩慢に頷いた。少女としても彼女の無事は確認できただけでも僥倖。
■スノウ > 「そうですね...もっと、勉強していかないと。」
もう少し深く考えるべきだろうか。
アマネさんのお手伝いが出来たら嬉しいなんて、言えたらいいのに。
「持ってない状態だと倒れてしまって...。困ってます。
荒野の時は本当に限界だったみたいです。」
今持ってる氷ももうすぐ解けそうだ、と。異形の手の方を見せて。
こちらの手を見ているのでにぎにぎしてみる。
「心配して下さってありがとうございます...。」
考えてる事は分からないけど、なんとなくわかる。
この人はとてもやさしいんだなって...。こくこくと一礼する。
「ぼんやりするのもいいですよね...。
遠くでアマネさんが見えたもので。」
今日も色々散策しながらここまで来たのだ。
もう一回会えないかな...なんて、希望を持ちながら。
■霞流 周 > 「……成程…一先ず…色々…この世界や…この島の事を…知って行けばいいかと…。」
学生になるかどうかは、ある程度そこを把握してから決めても遅くはない筈。
彼女自身の事情などもおそらく絡んでいるだろうから、助言するにしてもそのくらいだ。
「……変わった体質…ですね…じゃあ…氷とか…冷たい物を…常に持ち歩く必要が…?」
冬場だったら平気かもしれないが…今もそうだが、この先の夏場は彼女には辛そうだ。
ちらり、と少女は異形と化している彼女の左腕を一瞥する。
(…異形の腕…スノウさんの特異な体質の原因…。)
異世界の知識は殆ど無い少女には、それをどうにかする手段は見い出せない。
せいぜい、魔術で多少緩和出来るかどうかが関の山で、それも一時的に過ぎない。
「…私ですか…?…私は…ただぼんやりしてました…。」
それは嘘だ。今、隣に座っている彼女の事も少し気にかかかっていたのは事実。
とはいえ、そう答えて素直に納得してくるかは分からない。
「…割と…あちこち…歩き回ったり…ぼんやり過ごすのが…好きなので…。」
と、補足するように付け加えて。実際、あちこち散策するのは趣味に近い。