2024/10/05 のログ
ご案内:「部室棟」に『流れ』さんが現れました。
ご案内:「部室棟」にメルイエルさんが現れました。
■『流れ』 > ここは、部室。
色んな部活の部室が入り組んだ部室棟のなかの一つで、
外から見るよりちょっと広い空間。
そこにはやたらと綺麗なカーペットが敷かれていて、
コンピューターが複数台と、
何だか自慢げにデカいプリンタが置かれていた。
「調べ物がしたいんだったよな」
「そこに座ってくれ、使い方を教える」
何だかんだ理由付けて部室まで連れ込めたんだが
良い女と仲良くする…ってわけにはいかなさそうだ
だが、ここは常世島。
完全なる異種族であろうが、それを理由に排斥することもなく、
やっぱりクズはクズなりに良い女として扱うつもりだった。
そういうわけで
コンピューターの使い方を横に並んで教えているのが、現状。
■メルイエル >
「これがコンピューター…やはり奇妙な箱にしか見えないな。
加えてなんだここは、人が多すぎるしどいつもこいつもこちらを見てきて。
エルフも珍しくないんじゃなかったのか?」
学内を少し歩いただけでも疲れてしまう
人間もそれ以外の種族も本当に入り乱れていた
入り乱れ過ぎていた
「マウス…キーボード…ローマ字入力とは何だ?」
使い方その物に関してはある程度すぐ理解できる
ただローマ字入力と言うのはややこしかった
未知の言語、刻まれた文字の形と意味を覚える作業
一時間程時間をかけてキーボード入力を覚えればそこからは速い
この世界の歴史、この場所の成り立ち
文化や常識などを含めてずっと画面の内容を読み込んでいく
日本語に関しては刷り込みなのか自由に読み書きができる
それ以外の言語については簡単な物から順に理解を深めていく
■『流れ』 > 「これだ。ほら、マウスカーソルが連動しているだろう?」
「そして、これを、こうすると…ほら、入力がこうなって」
「それで例えば、「ハイエルフ」と、入力するなら、HAI―――」
この世界では、こうやって共通の言語を使える。
そういう魔法でもかかっているらしい。
そういうわけで、このコンピュータに文字入力の仕方とかを教えていく。
細かな知識、マウスの使い方、画面の見方、検索について、ファイルのダウンロード……
驚いたことに、最初の知識さえあれば、そこからはどんどん検索を進めていく。
「まあ、大変容っつーカオスがあったんだわ」
「俺は元々…この島じゃなくて、こっち。こっちの島国に居たんだがね」
常世島のマップから少し外れたあたりで出身地を指さしてみたり。
大変容なんて言葉をちらっと触れたり。
「……読めねえ」
自分が知らない日本語以外の言語のサイトを見始めると、困ったように呟いた。
理解力、学習能力が段違いのようだ。
■メルイエル >
「…………」
未知は段々と既知へと変わる
多少面白かったのは自身で検索が上手くいきだした辺り
そこからは完全な作業となった
大量の情報を頭の中で纏め、精査する
よくよく調べればサイトによって書いてる内容も違うじゃないかと呆れる
偽の情報を広げようとする者が居る辺り人間というのはどこまでも変わらないらしい
「成程…まぁ凡その情報収集は完了したわ。
にしても便利な物ねこのパソコンとやら、知りたい事を調べればすぐに結果を出してくれる。」
パソコンを本格的に使い始めて更に一時間、最低限とは言えこの島がどのような場所なのかやこの世界について走る事が出来た
専門的な知識についてはこれからとして、必要な情報は手に入れた
「でに、流石に少し疲れたわね。何か甘い飲み物でも無いの?」
口調が少々崩れているのは純粋に疲れの為
いかにハイエルフとは言え扱った情報の量だけで言えば生きてきて初めてと言える程
■『流れ』 > そのちょっと悪い情報を広げて、
金稼いでるのがこの部活――という、奇しくもな事なのだが、
そのコンピューターは来客用なので、何も気づくことはないはず。
「……あ、あん?」
「なんかキャラ変わってない?」
飲み物を頼まれた。
いや、まぁいい。んだが、高圧的な口調が変わった。
思わず突っ込むクズ。
(甘い飲み物な……。)
こういう時は須崎をパシらせるんだけど、最近は姿を見ないなとふと思う。
サユキも気紛れな奴で、今日はいない。居ればすぐに出してくるというのに。
ミカは、……そうそう、あいつは大冒険とか言っていたな。
やれやれ、仕方ない。
部長だけどちょっとくらい良い顔はしてやるか。
「これでいいか?」
冷蔵庫を開けると、いちごみるくを手に取ってグラスに入れてやる。
丁度いい、甘くて美味い一押しの飲み物。
このクズはイチゴが好きである。
■メルイエル >
「…五月蠅い。
疲れている状態で人間の相手なんて面倒はした事ないもの。」
威厳を示すための態度と口調は中々どうして気が疲れる
加えて、公式な場でもなく相手は人間一人
どう振る舞おうがどうでもいいと判断してもおかしくはない
純粋に疲れたというのが最も大きな理由だけれど
「これは…ベリーか何かと…牛の乳?」
香りを確かめ、少し口に含む
悪い物でもないと分かればグラスを煽る
牛の乳に果物を混ぜた飲み物
完璧に果肉の食感を残さず混ぜ切った物は初めてで意外と悪くない
不思議と疲れも少し軽くなった気もする
「文化同様食文化も色々発達しているのね。」
■『流れ』 > 「……め、面倒ってお前…」
大分ふてぶてしいなコイツ。
ずっと思ってたけど、ナチュラルに人間を見下していやがる。
見た目は良いんだけどやっぱこいつ、異種族だわ。
それもこってこての異種族。
「まあいい、それが素なのか……。」
そういう意味では。
俺もちょっと良い奴のフリしてる皮を被ってるけど。
「イチゴと牛乳と砂糖の合わせ技」
「甘いだろ?」
「疲れによく効くぜ」
「深夜作業とかするときはよくおともにしてるんだよな。」
いちごみるく。
桃色の乳製品と果物の入り混じった液体がまろやかにお口に広がるだろう。
それだけでなく、甘味を出すために色々入ってる。
「食文化に至っては、恐らくこの常世島程発展しているところはないんじゃねえかって言えるくらいだな。」
「ほれ、例えば……良く上がるのが、こんなやつだ」
「竜肉。クラーケンの刺身。天使の血、黄金のリンゴ……どれも高級品だがね。」
「高いものより美味いものって意味では、牛肉が手頃か。」
食い物の話になれば、ほら、とコンピューターに色々検索して表示して見せる。
常世島でいれば、食事のバラエティーに困ることはないだろう。
そして男はといえば、
こうして食欲を満たす事が大好きである。
自分の欲求を好きにぶつけられる行為の一つであり、
楽しみなのだと思っているがゆえに、
何でもとりあえず食ってみる事を信条にしている。
会話の流れを一つ作ってみようと、食い物の話とかもしてみる。
■メルイエル >
「面倒な事でしょう、価値観も種族も違う相手の相手なんて。」
見下しているかと言われてもピンとはこないかもしれない
人間は犬や猿を見下さないのと同じ事だから
「気を少し抜いた状態、まぁ素と言えるわね。
イチゴと牛乳と砂糖ね、想像以上に甘すぎるから常飲したいとは思わないけど偶になら良いわね。」
人工甘味料等存在もしない世界の自分には少し刺激が強かった
不味い訳ではないがどうにも…濃い
悪くはないが何かの節目に飲むくらいが丁度いい
「竜や天使を人間が狩れるなんてね。
人に狩られる天使や竜…人間が優秀なのかこっちで語られる天使と竜が無能なのかどっちかしら。」
もしも食用に家畜化でもされているとしたら、同情を覚える程に哀れに感じる
目の前にいる人間の流れ、彼を人間の基準としたとして魔力量やその他を加味しても
そこまで人間が飛びぬけて優秀とは思えない
戦ってみれば自分を上回る事もあり得るのか…疑問はまた増える
■『流れ』 > 「……流石にもう慣れた。気がしてたんだけど、なあ」
こんなに考え方の違う種族を相手にするのは初めてだった。
いや、そうじゃない。
コイツは全くこの世界を知らない。
だからこうなんだろう。
だが……
「面倒ごとは最高のお遊びだろうに。害がなければ。」
まして、利益があるならなおの事。
もっとも、人生を暇つぶしだと言い切りエルフには、分からないかもしれないが。
「ああ。それはどっちもだ。
有能な人間も多く存在するし、無能な竜も多く存在する。その逆もしかり。
生半可に自分が有能だと思ってイキッて暴れたやつから殺されていくんだぜ、そこに人間と人間以外の境界はない。
だからまあ、表じゃ売られてないが人間も食い物にされることもあるみたいだな。
だからと言って流石にそれを食いたいとは思わんが…。」
「まあ、それらはあまり関係のない事だ。
食いたいものが安全に食えるなら、ありがたく恩恵に預かってる方が良いだろう?」
こっちはこっちで好きにやれる。
荒事に関わりたくないならそれでも済む。
そういうもんだ。
彼女が想像するように、人間が全部優秀かっていうとそうじゃない。
(たまーに種族を超越したようなとんでもないやつがいるが――)
……。
……。
(……目の前の彼女も、ソレか?)
今、何故だか魔力の流れを感知されたような、気がした。
逆にこちらも、少しだけ彼女の魔力の流れに触れてみようと、流れを感じようと、してみるのだった。
■メルイエル >
「面倒事が遊びなんて随分変わった趣味ね。」
面倒な事が遊びになるなど、理解しがたい
故に変な趣味と切り捨てる
「となると、私のいた世界で言う私達ハイエルフや魔王みたいな突出した存在が集まっているという事ね。」
人を食用に飼う種族も居るだろうがそう言った趣味は無い
試した事は有るが、特段美味しいと言う訳でもなかった
「食べたいものを安全に食べる、飽食暴食のなせる業ね。
フードロスとか色々問題も多いみたいだけど、人間っていつでもどこでも常に何かしら問題を抱えてるわね。」
どこの世界でも学習能力が低いのは変わらずなのだろうか
やはり自然と調和もできない下等種族かと思う
ふわりと窓も開いていないのに風が吹く
「人間、お前にはある程度感謝する理由がある。
けど私に妙な真似をするならその軽そうな頭は体と泣き別れする事になるぞ?」
何かをされた
何をされたのかは分からないが今自分の魔力に揺らぎを感じた
彼の首筋には薄く皮膚を切った跡が現れる
血は出ない、あくまで皮を少し切っただけ
■『流れ』 > 「は……?」
柔らかく魔力の流れを感じ取ろうとしたんだけれど、
首筋が…ッ
これは……なんだ?
何かで、斬られた…?
「……ご、誤解だ。」
「何も言わずに……やったのは悪かったが……」
「そんなつもりじゃなかったんだ……信じてくれ……」
「ただ、お前の事もう少し知っておいた方が良いと思って…それで…」
こういう時は、そういうものではないと紳士に訴えて謝るのが一番良い。
気弱そうな顔で怯える男は、
まるで懇願するように、
それでいて、出来れば親近をと思ってという事で、
決して悪意があったわけではない事を訴えている。
そうなるように話を流していく。
ただ、少なくとも妙な真似をするつもりはなかったのだ、と
■メルイエル >
「…人間に礼儀を求めるのも土台無理な話しね。
相手の事を知ろうとして魔力に干渉してくるなんて呪術師か何か?」
気色悪い、と睨み視線を戻す
魔力に干渉してくるなんて人間の魔術師同士てもやらないだろうにとため息をつく
これが普通の挨拶代わりになるなんて事は調べた限りは無かった筈
「次は首を飛ばす。
首だけで生きれるならその上で潰す。
まったく、すぐに調子づく当たりも本当に人間だなお前。」
すぐに殺さない辺り常識を知り、ここまで案内をしてくれたことに対する感謝の表れではある
初対面で今の様な事をされていたら我慢が出来ていたかどうか
とにかく落ち着く意味も込めて残ったイチゴミルクを一気に飲み干す
甘すぎるが気分を切り替えるにはこれ位の刺激が丁度いい
■『流れ』 > 「……普通は、今の、何されたかすらわからんはずだ。」
「だから気にすることもないだろうと思っていたんだ。」
さっきやった事といえば、
……単に流れを見た。
それだけだ。
何故分かった。
何故。
「いや。礼儀、礼儀……か?そうなのか?」
「悪いが、見る以上の意味ではなかったから。」
「礼儀知らずの行いだったのか?首を飛ばすほどに……?」
いちごみるくを強く啜る彼女を見ながら、
不思議そうに、それでいてちょっと見ようとしただけだろうにと不満げに、
問いを投げかける。
多分、
そういうところも、
考え方、ぜーんぜん、違うんだろうなって。
嫌な冷や汗が滲んだ。
■メルイエル >
「お前の常識で判断するのは勝手だ、それを行動に移して責任が取れるのならな。
結果はどうだ?お前の行動で私の不興を買って殺されかけた、これが結果だ。」
世界が違うのだから常識も違う
相手にこちらの常識を求めすぎるのは無理だとも理解はしている
理解はしているが、納得するかは話が別
「こちらの世界ではハイエルフに対して魔法や能力を行使するのは自殺志願者だけだ。
魔術師に対しても同じか、親しくもなく了承も得ずにやるなんて気狂いぐらいの物だろう。
だから警告だ、二度とするな。」
不満そうな顔を見れば眉が下がる
眉間にしわが寄る形で
「例えば、ゴブリンに糞尿塗れの手で勝手に突然顔を撫でられたらお前はどう思う?
不愉快だろう?場合によっては殺すか最低でも蹴り飛ばすぐらいはするだろう。
極端に言えばそういう事をやったのと変わりない。不満に感じるなら思い付きを自制できない自分に文句を言うんだな。」
■『流れ』 > 「そ、そういうことか…」
「わかった。わかったから。」
「二度としないから……」
クズ野郎はクズ野郎で、色んな事をやって来た。
故にやったらヤバい事ってのは、身に染みてわかる、
罵倒の内容は半ば聞き流しているが、
要はこの行為は地雷を踏んだという事の様だ。
そも。
仲良くなろうと思った相手に対しては、
されて嫌なことはしてはならないって言うのは当たり前である。
クズ故にそれは良ーく知っている。
そして、
どれ程不快な行為であったかって事も説明されて良く理解した。
「知らんとはいえ、悪かった……」
「……その、なんだ」
どっちかっていうと。
嫌な思いをさせて嫌われてないかって事が一番気になっている。
物凄く気まずそうで、
何を言ったらいいか分からないようで。
でも沈黙が嫌で。
詰められたクズは、
どうにか気を持ち直してはくれないかと必死に考えている。
■メルイエル >
「分かればいい。」
ここまで言えばもうしないだろう
したらその時は処分すればいい
不平不満を無駄にぐちぐちと吐き出さない分まだマシではある
人間にしては
「…さて、必要な知識は得られたわ。
後は一先ず生活の為の資金とこの島における市民権を取るわよ。
生徒になれば図書館も使えるらしいし、先ずはそこね。」
気持ちを切り替えてこれからの方針を話す
嫌な思いをしたから嫌ったかと言われれば別にそんな事はない
そもそも嫌う程の思い入れも興味もまだない
だがこの男は自分をここまで連れてくるなりの理由が有る筈
そこを最大限利用はする、便利な物は使うのが主義だから
■『流れ』 > (おっかねえやつ……。)
何考えてるのか、常識が全く通用しない。
しかもこれはあれだ。
シンプルに自分が上に立っていると疑わない。
なるほど、人間だなんだと見下した物言いをしてくるわけだ。
それでもまあ、なんだ。乗り掛かった舟だし仲良くできればいい。
出来なかったら、そん時はやんわりと離れていけるようにする。
波風立てないように。
しかしなんというか、自分の女癖の悪さもまるで通じない。
こいつは男とか女とか異性という前に、異種族だ。
常世島には島の普通に馴れた連中がうじゃうじゃいるから、
普通に授業聞いて普通に街を歩いてるんじゃ、常識が通じない奴もあんまりいないが
こいつは違う。
こいつはヤバイ。
だが。
恐れているだけ、嫌がっているだけではいけない。
面倒ごとは最高のお遊びだ。
未知との遭遇。
本物の異種族。
常識の通じぬモノ。
(――考え直そう。)
もしかして俺は。
すっげえ楽しいモン見つけたんじゃないか?
何もかもわからぬスリリングな非日常。
嫌な冷や汗をかくほどのリアルな非現実的存在。
しかも美少女と来た。
……悪くねえな!
「ああ、市民権な。生徒登録はそう難しいもんでもない。」
「転移荒野から来た異世界人の手続きは、マニュアル化されている。」
「犯罪履歴がない事の証明…は、難しくない。迷い込んだ事の証言…は俺がやってやるか、それから簡単な申請――調べた通りだ。」
学生として編入するのだって、そう難しい事ではないから。
そのあたりも力を貸すとしよう。簡単な手続きの情報をコンピューターでダウンロードして見せておくとして。
「ふむ…」
(……異世界から来た存在を学生にしてみる、それだけの動画なんてのも)
(割と需要がありそうだな。)
アイデアのインスピレーションも、出てきたところだ。
■メルイエル >
人は他の動物より優れている事を疑わない
それが当然、当り前のことだから
だからメルイエルもそれを疑う事は無い
「いきなり話し方が変わったわね、別に良いけど。
犯罪歴に関してはどうとでもなるわね、ここに至るまで何もしていないし法を犯したという意識も無いから。」
何もしていない事に怯える必要はなく手続きも難しくは無いらしい
となれば早めに進めていくのが良いだろう
「後は資金だけど、まぁこれは手があるから後で良いわ。
この世界でも金とか宝石には価値が有るみたいで助かるわね。」
派手にやらかす気は無いが多少それらを調達する手段はある
経済のバランスを崩す事の無い程度に楽は出来る
パソコンに落とした申請のマニュアルを確認しつつ今後の動きを練る
「さて、なら早速申請に行くわよ失礼な人間。
無礼の代わりにしっかりと働いて返しなさい。」
■『流れ』 > 「ん?ああ、こっちが素だ。もう隠すのやめるか。お互い、どうも…喋り方が変わったことは気になるらしいな。」
表向きの態度って言うのが何かあるらしい。
「あん…?なんだ。金の話か。」
「まあ俺も金稼ぎはしているし、この世界でも取引はされているな、そういうのは。」
「…アテでもあるのか?」
エルフがそういうのを持っているっては聞いたことがない。
エルフ自体が高値で取引されるとは聞いたことがあるが、そういうのを口にするのは空気を悪くするだけだろう。
「失礼な、ねえ。」
「そりゃあ悪かったが、お前の常識は知らねえんだ。」
「お前も俺の常識なんぞ知らんだろう」
「今後も何かあったら、まずは言葉で指摘してくれや。」
「じゃあ、行くか。ああいや。」
……そう思って立ち上がるが、
そういや、まだ俺の普段使いのPCまだ触ってなかったな。
「ちょっと、先に部屋の外で待っといてくれ。」
「支度とか連絡するんでな。」
メールのチェックとPV数のチェックだけして、すぐに電源落としとくか。
こっちはパーソナルなヤツだが、
前もって色々根回しも出来る。
ついでに今日得た情報も今後の為に表計算ソフトに書き入れておくか。
■EXECUTEL >
ハイエルフの飲食
イチゴミルクはいける。
ハイエルフの非常識
魔力について些細な干渉も殺意を持たれる。要注意。
■『流れ』 > (覚えといて損はないだろう。)
メールボックスを見る。
(チッ…大体スパムか。)
立ち上がって。
「じゃあ、行くか。」
コンピューターを閉じて、部室を出た。
ご案内:「部室棟」からメルイエルさんが去りました。
ご案内:「部室棟」から『流れ』さんが去りました。