常世学園の象徴である「橘」が文字盤に掘りこまれた巨大な時計塔。
鐘がついており、学園内のチャイムはすべてこの時計塔のものである。
非常に高くそびえており、登れば常世島が一望できる。だが、危険のため基本的には生徒は立ち入り禁止になっている。
しかし、特に警備がいるわけでもないので入り込むのはたやすい。

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参加者(0):ROM(1)
Time:01:21:46 更新


ご案内:「大時計塔」から霞流 周さんが去りました。 (04/19-02:16:14)
ご案内:「大時計塔」から東雲アリスさんが去りました。 (04/19-02:15:30)
霞流 周 > 「…私としては…むしろその方が…助かります…。」

自身の”無意識の行動”は敵味方関係ないので、近くに味方が居ないのはむしろ好都合。

(…ただ…アリス先輩は…勧誘した手前…あと…私が二級学生だから…監視目的で…組む事も…ありそう…かな…)

彼女が口に出していない事を、奇しくも心中でそう予想する。
そこはあくまでそういう可能性もある、と視野に入れているだけだが。

「…今は…正規学生に…なる気は…無いので…。」

この先、そんな時が来るかも分からない。先の事を考える事はあまりしたくないから。

「…そういえば…元々…私に注意をしに…来ただけです…もんね…。」

そうでなければ、先輩はここに立ち寄ってすらいなかっただろうから。
これもまた”縁”というもの…なのかもしれない。

「…あ…はい…。」

と、彼女の声に我に返り、緩やかな独特の足取りで彼女に続いて時計塔を下りていく。
道中、別れる間際までは他愛もない会話でもした…かもしれない。
(04/19-02:13:03)
東雲アリス >  
「だからもしバディ組むとしても、見える距離で立ち回ることはあんまりないかも」

組むかどうかで言えば前衛とサポートなので機会は多いかもしれない。
まぁ彼女は二級学生だし、監視の意味と勧誘した責任の都合でも組まされるかもしれないけれど。
それは口には出さず。

「仮に正規学生になって、丸特に正式採用されたらそう言うのもあるかもね」

あくまで可能性の話。
話している間に、だいぶ時間が経ってしまった。
うーんと伸び。

「じゃあ私も帰ろうかな。
 アマネが帰るならここにいる意味ないし」

残っていたらそれこそ立ち入り禁止違反だ。
くるりと向きを変え、入り口まで歩いて行き、

「ほら、帰るよ」

そこで一度振り返り、彼女を促す。
(04/19-02:07:25)
霞流 周 > 「…成程…。」

――私と特に戦闘の相性が悪いタイプだ。
魔術も使えるとはいえ、少女は近接メインで中距離までが限界。
遠距離攻撃手段も無い訳ではないが、狙撃手相手となると分が悪い。
まぁ、アリス先輩と戦いたくはないが。その可能性がゼロではない以上は考えもしてしまう。

「…経費で…落ちるんですか…。ああ…そこまで…凄い武器じゃなくても…いいので…。」

切れ味がある程度あって、そこそこ頑丈なら無銘でも何でも拘らない。
ならば、予科隊員の申請をする時に刀を一振り、支給をお願いしてみようか。

「…ありがとうございます…懸念が…一つ…消えました…。」

代わりの刀を用意する事は、割と切羽詰まった事情だったので本当に助かる。
そして、ふと景色と空の暗さに目を向けてから。

「…先輩…私は…そろそろ戻りますが…アリス先輩はどうします…?」
(04/19-01:57:23)
東雲アリス >  
「うん、狙撃手(スナイパー)

今は持ってきていないけど、専用の狙撃銃がある。
厳密に狙撃銃と言っていいのかどうかわからないが、役割としてはそれだ。

「あぁ、なるほど。
 それなら普通に経費で落ちると思うよ。
 専用兵装になると正式な所属じゃないと難しいかもだけど」

予科隊員とは言え、武器の支給ぐらいはあるだろう。
専用兵装とまではいかずとも、任務に耐えうるレベルの武器は申請すれば用意してくれるはずだ。
(04/19-01:52:31)
霞流 周 > 「…隠し事が…無いに…越した事は無いんですけどね…。」

とはいえ、人間生きてれば誰にだって秘密や言えない事の一つ二つはあるだろうか。

「…アリス先輩は…後方支援…そうなると…射撃…魔術…狙撃…?」

その辺りだろうか?と首を傾げて。と、冗談めかした先輩の言葉に違います、と律義に首を横に振って。

「…初任給の時は…金銭はいいので…刀を一振り…私にくれるよう…上の人に…提案して貰えたら、と…。」

左手の刀を軽く示して。「…そろそろ…使い込み過ぎて…限界近いので…。」
と、理由も簡潔に示す。実際、この刀は手入れをしてもそろそろ折れてもおかしくない。
(04/19-01:48:48)
東雲アリス >  
「人間知られたくない事のひとつやふたつ、あるからね」

自分もあんまり名前の漢字は知られたくないし。

「私はどっちかって言うと後方支援タイプだから、直接カチあうことはあんまりないと思うけど」

スナイパーなので、見るからに近接要員の彼女と直接退治することは少ないだろう。
もし仕事で対峙したら、まぁその時はその時だ。

「ん?
 なに?
 お金貸して欲しいとか?」

そんなことを考えていたら、お願いがある、と告げられて。
首を傾げて、冗談めかして聞き返す。
(04/19-01:45:05)
霞流 周 > そういえば、明確に学生の先輩の知己になるのはこの人が初めてになるのかもしれない。
少なくとも、年齢や学年が近い先輩は彼女が初めてだろう。

「…そう言って頂けると…助かります…。」

軽く会釈を一つ。あまり根掘り葉掘りされないのは色々と有難い限りで。

「…気負ってるつもりは…無いんですが…。まぁ…私も…別に…風紀に…喧嘩を売るつもりは…無いので…。」

落第街でもバイトをしているので、そこで彼女と鉢合わせしてしまったら、まぁちょっと問題になりそうだが。

(…落第街のアルバイトは…一先ず辞めて…こっちに集中する…べきかな…。)

と、そこは打算も色々と。とはいえ、アリス先輩に迷惑をあまり掛けたくないのは本音。
そういう所は意外と真っ当な感覚、というか二級学生としてはむしろ珍しいかもしれない。

「…あと…アリス先輩…可能なら…一つだけお願いが…。」

そろそろ良い時間になってきたが、駄目元で一つだけ先輩に頼みたい事がある。
(04/19-01:41:46)
東雲アリス >  
一応彼女が初めての直接の後輩になる。
直接の後輩ってなんだ、と言われればそうなのだが、まぁとにかくそんな感じである。

「ふうん?
 まぁ別にアマネがそうするって決めたなら私は何も言えないけどさ」

彼女が決めた事ならば口を出すこともないだろう。

「あー、まぁ別にいいよ。
 あんまり気負わず適当にいこう」

余程風紀そのものに迷惑を掛けるようなこと――それこそ風紀に直接気概を加えると言ったような――をしなければ別に迷惑とも思わない。
異能での事故があまり目立つとそれはそれで監視対象とかになったりするだろうけど、別に自分に何か迷惑がかかるわけでも無し。
ひら、と手を振って。
(04/19-01:34:37)
霞流 周 > 「…そう…?ですか…じゃあ…一先ず…アリス先輩…で…。」

慌てて手を振る彼女に、少し瞬きをして眺めつつも頷いて。
確かに、彼女の言うように正規学生の方が今の立場よりもまだ処分は”軽い”かもしれない。

「…他にも…理由があるので…少なくとも…私は…自分で…今の立場を選択した…ので…。」

決断をしたのは自分。茨の道ではあるがそれこそ自己責任。
目立たず過ごしていれば、それなりに正規学生に近い生活は出来る。

「…一応…嘱託とはいえ…予科隊員になるので…アリス先輩に…迷惑が被らない…立ち回りは…しますので…。」

と、スカウト相手でもある先輩の顔に泥を塗らない程度には問題行動を起こさないように気を付ける、という宣言。
(04/19-01:28:30)
東雲アリス >  
「ああいや、別にいいよ先輩で。
 私が慣れてないってだけだから」

慌てて手を振る。
慣れの問題だろうし、呼ばれて嫌だと言うわけでもない。

「ふうん?」

彼女の途切れ途切れの言葉に耳を傾けて。
優しい理由を聞きながら、うんうんと頷きながら。

「なるほどね。
 でもそれこそ多分正規学生になった方が良いと思うけど。
 二級学生が人に怪我させたってなると、正規学生より処分重いよ、多分」

ただでさえ二級学生と言うだけで色々違反しているのだ。
その上で人に怪我をさせたら尚更だと思う。
異能の制御に関するサポートも、正規学生の方がやりやすいだろうし。
(04/19-01:23:39)
霞流 周 > 「…でも…先輩は先輩なので…。」

握手を誰かとするのも何か久しぶりな気がした。
少女からすれば、特に先輩呼びに抵抗も無く自然体。

「…幾つか…まぁ…理由は…あるんですが…。」

若干、途切れ途切れの話し方が常なので少し分かり辛いがやや言い淀む形。
言えない事は無いが、なるべくならば言いたくはないといった感じか。

「…一つだけ…端的に…言うなら…私の…無意識の行動で…相手に…怪我をさせそう…なので…。」

不意打ちに自動的に反射行動を取る。意識せずとも勝手にやってしまうソレ。
正規学生の身で、それで誰かに怪我をさせたら問題にもなろう。それが訓練などではなく日常で、だ。
何気ない悪ふざけの延長のような攻撃の真似事すら、少女はそれに対して自動的に斬り殺しに行く。

だから、敢えて二級学生の立場に甘んじているのも…理由の一つだ。
(04/19-01:18:26)
東雲アリス >  
「よろしくアマネ。
 なんか、先輩って呼ばれるの恥ずかしいな……」

返された右手を握って握手。
先月まで一年生だった身としては、先輩呼びされるのが恥ずかしい。
そのうち慣れるだろうけれど。

「ふうん?
 一応聞いておくけど、なんで正規学生ならないの?」

ちょっと首を傾げて尋ねてみる。
嫌なら答えなくていい、と言う様に、割と気軽な声色。
(04/19-01:13:05)
霞流 周 > 「…東雲…アリス…先輩……。」

覚えるように名前を呟く。きちんと先輩の呼称を付ける辺り、最低限の礼儀はある。
と、凭れていた壁から背を離し、こちらに歩み寄って右手を差し出してくる先輩へ意識を戻し。

「…まぁ…一部には知られてますし…アリス先輩は…あまり気にしない人だと…思ったので…。」

自分から吹聴はしないし、一応誤魔化しも隠しもするがバレたら割と潔いタイプ。
少女も刀を左手に持ち替えてから、右手を差し出し返しながら。

「…それじゃあ……予科隊員として…今後…お世話になります…アリス先輩…。」
(04/19-01:03:06)