学園を運営する重要な組織である「委員会」の本部などが立ち並ぶ一画。国家における官庁街に相当する。
基本的に各種委員会の事務などが行われる場所のため、歓楽的なことを求めるには向いていない場所である。
とはいえ、委員向けの飲食系部活もいくつか存在している。
ごく最近、委員会総合庁舎が竣工し、委員会の出張オフィスや窓口が置かれ、委員会間の連携や交流の促進が測られている。
※委員会本部庁舎の会議室などの個別の部屋を表現したいといった場合は、ロールプレイの中でわかるように表現する、あるいは自由記入を使うなど各自ご対応ください。
参加者(0):ROM(1)
Time:05:04:03 更新
ご案内:「委員会街 風紀委員会本庁」からオルニスさんが去りました。
■オルニス > 「……後天的エルフ?」
そんなことありえるのか?
疑問に思ったのは言うまでもないが……すでに相手は立ち去った後。
それに深く事情を聴くほどの仲でもないなと思い直した。
「久しぶりの会話……かぁ。
なんだか不思議な人だったなぁ。」
何といえばいいのか、つかみどころがない人というのは彼女のような人を言うのだろう。
さて、これからどこに行こうかな。
オルニスが外套を翻せばもうそこには誰もいなかった……
ご案内:「委員会街 風紀委員会本庁」から能守重高さんが去りました。
■能守重高 > 「ストーカーは…出るもんですか?
…この話題もやめましょう」
なんか素で冷たい声音になってしまった。
外見でどうこうなった時の対処方法がえげつないと言われたことならある。
その手の問題の対応力が遠慮ないのでそれを思い出していたら無表情になってた。
「人に迷惑をかける事故をちょいとやりまして。
それからはダークエルフになっています。秘密ですよ。
夜の帳もおりました 逢魔が時 色々と蠢く時間帯です。」
「いえいえ、久しぶりの会話楽しめました、感謝です、オルニス。
そちらも気を付けてお帰り下さいまし」
では、また、と手を振ってから散歩道の向こう側へと歩いて行った。
■オルニス > 「だってほら……ストーカーとか出てきそうだし?
追い払うの面倒だなって……」
自分の外見が良いのはよく知っている。
そういうのを武器にしたことも何度もあったし。
そしてそれに伴うデメリットもよく知っていた。
ナイフを持った男が襲い掛かってきたこともあったっけ……
「大失敗……?
ん……そっか、もう遅いもんね。」
気がつけばもう日付も変わる時間。
人の通りも大分少なくなってきた。
潮時……という奴だろうか。
残念だけど、これも人の活動時間があるのだから仕方ない。
「うん、いろいろ教えてくれてありがと。 シゲタカ。
気を付けて帰ってね。」
外套を羽織りなおして、少し冷える真夜中にこちらも別の場所へ移動しようかと立ち上がった。
■能守重高 > 「偶像崇拝はちょっと、だと駄目ですよね…。
私もアイドルぅ!?って二度見しましたから。」
そんな崇め方はされたことがない、偶像崇拝の怖さは身を持って体験済み。
なんていうかアイドルはいるそんな学園。色々な意味で大きかった。何でもいるんだって。
色々とやってきたからこそダークエルフになっているって言えない。
本来の種族はそもそもダークエルフですらないし戻ることはない。
ここは平和な場所なのでエルフがいたからエルフになるのではなくダークエルフにしようと安易になったことは言えない。
「ゆっくりと探すとよいですよ、という色々とやって大失敗もしたし
様々な経験も得た先輩が助言できるのは一旦ここまでです。
そろそろ帰らないと…。」
空のボトルをリサイクルボックスに投入して戻ってきた。
■オルニス > 「……アイドルは、うん。
ちょっと、どうかな……」
偶像になるのはなんていうか、なろうと思えばなれそうだけど
たぶんソロアイドルとかになるんだろうな、って考えたらすごくげんなりした。
そもそもなんでアイドルなんてあるんだ此処。
いや、元の世界にもあるにはあったけど……アイドル。
でもあっちのはグループだったしな……
というか……危険のある物を面白いに勘定できるってことはこの人もそういうことをしてきた人なんだろうな、と。
ほんのり目を細めた……まぁ、自分もできないこともないのだけど。
こんな平和な場所でわざわざ自分から首を突っ込む理由も今のところ、ない。
「能力……能力か。
空を飛べること以外、戦うこと以外に役に立つ能力なんてないしなぁ。
それにあの異能、ちょっと役立てるには見た目がよくないし……」
■能守重高 > 「退屈を嫌う?委員会じゃなければ、
新聞部とか…ああ、忘れてましたね、式典委員会とか、
専門スキルいりそうですけど興行部芸能課とかアイドルグループとか。
ああ、いえ、表も裏も区別なく面白い事に首を突っ込みたければ風紀と公安を。
危ないのも添える事になるのでああ、ではこれはなしで」
これはなしで、と何かをしまう仕草を虚空でさっとする仕草を。
元居た世界が割と特殊だったので全てが面白い事になってしまう。
その認識はここでは―オルニスには通じなかったのでなしとした。
「世捨て人とか隠居とかになるのはまだ早いかと思いまして。
将来設計は半年かけてやりました、通訳か料理人で悩みましたけど、
通訳は魔法でどうにかなりそうなのでまだ知らぬ料理を作って見たくて。
手当たり次第試してみてはいかがですか。能力を生かしてとか…」
オルニスが何できるか知らないので提案だけは投げておきたい。
ちらっとみえた夜空を何となく見上げてからゆっくりと伸びをし。
■オルニス > 「うぅん……図書委員ねぇ。
本を読むのは嫌いじゃないけど……なんか退屈そう。
……なんで面白いことを見つけたいなら生活委員や風紀に公安なの?
どっちかっていうと『危ない』の印象の方が強いけど。」
うん?と思わず首をかしげている。
表には存在しないはずのスラム街とか落第街、偽造学生証を使った二級生とか。
この島ならでわの、所謂正規の学生じゃないものを取り締まったりするのが風紀委員と聞いている。
もちろん普通に街にいる警邏兵みたいな仕事もあるんだろうけれど。
それと=面白いはどうにも虫日つけずらかった。
まぁ、ある意味そういうのを面白がれる人もいるんだろうけれど。
「いがいとしっかり将来設計してるんだ……
何をするのかを模索……ねぇ。
それが難しいからこうして人間観察してるんじゃないかぁ……」
ぐでーん。
ベンチに寄りかかるように夜空を見上げてしまった……
■能守重高 > 「この国の歴史を学んだら島国特有でありますが、
言語体系が複雑になったのも無理らしからぬ事でした。
この世界では屈指の習得率高難度の言語の一つですね。
識字率が昔もでしたが今も驚異的ですよ、上から下まで大体の人が読み書き出来ます。
恐ろしい事この上ない事です、誠にこの国は」
魔法が無かったら翻訳機械が無かったらなんていうか詰んでた。
ボトルのお茶を飲み切れば蓋をキュッと回して弄びながら、
オルニスさんへと視線を向け、
「お勧めは落ち着いた場所で過ごせる図書委員でしょうか。
今は帰宅部ですね…目標が出来たのでそれに向けてバイトを勤しむ有様です。
面白いことを見つけたいのであれば…生活委員や風紀委員か公安委員か…。」
今 調理師免許取りたくてバイトで勤務実績を貯めている最中。
学業に勤しみ、時間が足りていない。学生の身分のうちにやれること全部やりたいのだ。
元の世界?戻れそうにないし諦めたし今が充実しすぎて戻る気が失せた。
「私なら、学生生活を大いに満喫して調理免許取って店開業したい、という目標ありますね。
オルニスはまだ来たばかりなので 何をするを模索することから色々と試しましょう。そこからです。」
■オルニス > 「なんていうか……今まで見てきたどの言語体系よりも複雑怪奇で目が回りそうだよ。
この世界、いや……この国っていうべきなのかな。
ここに住む人たちの言語絵の理解度は正直異常としか言いようがないよね……」
なんて肩をすくめてみせる。
流石にすべてを覚えるのは多分不可能だろうから、必要最低限の日常会話だけ。
あとは魔法と翻訳機械に全部お任せって寸法だ。
「そもそもどこかに属したことがないから……なんていうか億劫なんだよ。
シゲタカも帰宅部?ってことはどこにも所属してないってことなんだろうし。
よっぽど面白そうなことでもないと今のこの状態から抜け出すことはないだろうなぁ……」
正直なところ、異世界探索のようで楽しいといえば楽しいが。
こうして毎日特にこれと言ってやることもない、というのも若干苦痛ではある。
もちろん学業もあるけれど、そもそも元の世界では学校なんて通ってなかったし、通う必要もなかった。
それを急に学校で学べって言われても……と若干複雑な心境でもあるわけで。
「一年くらい自由に……かぁ。
自由に何をすればいいんだろうね……」
■能守重高 > 「漢字、カタカナ、ひらがな…一つの言語にみっつの言葉遣い。
今も古語や難しい表現は使うことも理解することも難しい。
この世界には幸いなことに携帯端末という代物に辞書が入っているので
そこに幾つかインストールし、翻訳アプリも入れてどうにか生活が成り立つわけです」
今も現在進行形で粗相をしなければ言葉には不自由していない。
言葉は割と大事です、世界によっては余所者は格下に見られたり悪と見られがち。
溶け込むには見た目どうこうする前に言葉を習得することを勧める。
「そうです。名前は一つあれば十分です、普通は。
急がないものですよ、あえて属さないのも道です。
決める必要はないので自分が自由に選ぶとよいのです。
まだ来たばかりなので…一年間くらいは自由に過ごされては?
学生をするのもよし、バイトするのもよし、らしいですし。」
ここでの本職はあくまで学生と思っているので学ぶ事を第一にするのも、と。
ボトルのお茶をまたちびちび飲む。
■オルニス > 「たしかに……こっちの言葉はちょっと複雑すぎて覚えるのが大変だったかも。
私は魔法も使えるけど……ずっと使ってるのはさすがに疲れるし。
それならちょっと時間がかかっても自分で覚えた方が楽かなって勉強はしたよ。」
おかげさまで表に出られるようになるのに随分かかったけれど。
言葉も通じなければろくに生活することもままならないのだから、異世界ってなかなかハードだと思う。
「思い入れってやつかな……?
わたしにはまだわかんないや、名前は一個あれば十分だし。
興味……興味ねぇ。
どれもいまいちピンとこないからのんびり名が待てるっていうのはあるかも。
なんていうか……うん、わたしはもうちょっと自由に仕事とか選びたい……
いちいちあれをする係ってって決めちゃうのって馴染まなくって。」
たぶん、何でも屋みたいなことをやっていた弊害。
本職は別だけど……目の前でわざわざいうような職業でもなかったし。
■能守重高 > 「そうです、3年か4年前か。
言葉を覚えるのに時間がかかりましたね、今は翻訳魔法とかいう
便利な代物がありますが、門から落ちた当時はそんな魔法の存在を知らず死に物狂いで覚えました。」
異世界生活で数えると一年単位で来たり戻ったりなのでたかが6年かその辺の先輩なだけ。
なんで数回も飛ばされるのだろうかと元の世界に戻りたいだけなのに最終的に戻れなかったので、
最早あきらめの境地になったダークエルフ?は馴染む為にも最初異邦人街にいたので何か手助け出来なくもない。
「何度か…何故か巻き込まれて。
その世界で覚えること覚えて違う世界でまた学んで、
幾つか名前も貰い、三つほどありますけど全て用途で使ってますね。
大変といえば大変ですが…所属は自由なのでその活動に興味があれば属するとよいですよ。
あ、一部は特殊能力とか魔力とか使えないと所属が難しい組織もありますけど。」
委員会や祭祀局や祓使とか…然り。
割と興味本位で組織を渡ったので今は表立っては属さずのんびりいるのもいいと。
■オルニス > 「昔……っていうと、3年生だから……少なくとも3年以上前?」
そうなると異世界生活的にはかなりの先輩になりそう。
それにしてもこうして聞くと門からやってきた人はそれなりの数がいるんだなと実感させられる。
異邦人街なんて地区ができるほどだからわかり切ってはいたのだけれど。
あっちの方にわざわざ足を運ぶ気になれなかっただけで。
なんならそれなりに学園の中ですれ違う程度にはやはり存在しているのだ。
「通り名……かぁ。異世界を何度もわたり歩いてるってこと?
それは……何というか大変だったね?
って、何処にも所属してなかったんだ……そして意外と自由なんだね……」
委員会、結構移動する人も多いのかな……なんて首を傾げた。
まぁ、仕事を変えるなんて向こうでもそう珍しい事でもないし、こっちでもわりと頻繁にあるのかも……