学園を運営する重要な組織である「委員会」の本部などが立ち並ぶ一画。国家における官庁街に相当する。
基本的に各種委員会の事務などが行われる場所のため、歓楽的なことを求めるには向いていない場所である。
とはいえ、委員向けの飲食系部活もいくつか存在している。

ごく最近、委員会総合庁舎が竣工し、委員会の出張オフィスや窓口が置かれ、委員会間の連携や交流の促進が測られている。

※委員会本部庁舎の会議室などの個別の部屋を表現したいといった場合は、ロールプレイの中でわかるように表現する、あるいは自由記入を使うなど各自ご対応ください。

選択した場所に入室します。

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参加者(0):ROM(1)
Time:21:39:10 更新


ご案内:「委員会街 鉄道委員会庁舎」からネームレスさんが去りました。 (05/31-01:03:55)
ネームレス >  
「構わないよ。こっちこそ、楽しいランチをありがとう!」

用事は済んだ。まだ、腹八分め。
――この件に関わる人間のサポート。それは、いつか妖精のような女性に依頼された仕事(コト)
鶴博波都には知る権利があり、知らない自由がある。
だが、そこに何かがあることは示すのは、確かに――彼女が言う通り、意地が悪いのかも。
困難なほうに引きずり込んでいく。渦のよう。

「考えてみる……」

らしくない。
彼女の言葉を復唱して、そう思った。悪くない。
誰でもいいわけではない。興味と期待がある。
とどのつまりは、自分に何をくれるのか、だけれど。

「――……」

少しお腹をさする。
フルサイズ一本。野菜たっぷり。具も申し分ない。美味しかった。
……………。

「なんか買ってってやるか。話だけだと羨みそうだし……」

フルサイズで。ハーフサイズを分け合おう。
自分が食べたいのが目的なのは言うまでもない。まだ満たされきっていないから。
(05/31-01:03:53)
ご案内:「委員会街 鉄道委員会庁舎」から鶴博 波都さんが去りました。 (05/31-00:53:46)
鶴博 波都 >   
「うーん、『特別』……。
 ……『特別』って、家族か恋人()に使うものだと思ってました。
 特別の形にも、たぶん色々あるんですね。」

 そうでないと、社会が回らないから。
 そもそも……それですら『特別』なのだろうか、とも思う。

「哲学みたいな話です。あるいは……」

 科学なのだろうか?
 過去は不可分のものだったと聞くものの、いまいちよくわからない。
 定義の話と、属性の話でまた変わってくる気がする。

「……あんまり得意じゃないですけれど、少し考えてみますね。
 でも……定義だけ(デジタル)の話なら、そんなに悩まない気がします。」

 0と1、陰と陽。
 そういう区分であるなら、多分こんなには考えていなかったと思う。

「あっ、もうこんな時間……。
 そうですね。連絡先を交換したら、私も行かないと。」

 腹芸は得意ではないが、意図は読み取れる。
 そして──どっちにしても時間は大丈夫じゃない気がする。
 自然体で受け答えつつ、連絡先を交換する。

「じゃあ、私はこれで。どたばたしちゃってすみません。」

 残りを平らげて席を立ち、少し駆け足で場を立ち去る。
 
(05/31-00:53:20)
ネームレス >  
「……あれ、口説かれてると思った?」

きょとん、と一瞬、面食らってから。
得心したように笑って、そう問うた。違うらしい。

「不特定多数と扱われたくない、ってコト。
 多くの"誰か"でなく、特別に想われたい。
 そのうえでキミになにか落ち度があるワケでもない。
 ボクの頑張りが足りてない、ってハナシ」

波都という個人にとって、"誰か"以上ではない。
――という現状に対しての、"不満"だった。
楽しそうにしている。やりがいを感じているように。

「肉も野菜も好きだケド、港町の生まれだからかな。
 どれがっていわれるとボクは海鮮が好きかも」

視線を向ける。キミは?とは訊かない。

「餓えているから、満たされるんだ」

因果関係の問題。
空白に何かが注がれるから生まれる感触。

自分が何に餓えているか

窓の外に視線をむけながら、アップルジュースを一口。
家でも搾ってもいいかも――なんて思わせてくれる味だ。

「それは、他人が教えてくれるコトじゃない。
 気づかないまま、一生を終えてく人たちのほうが、
 きっと多いんじゃないかなあ……とも、思うケド」

飽食の時代だ。大変容が起こっても。
食べるに困る者は、少数派だ。

「どうせなら、知った上で選んでほしいと思うかな」

視線を向けた。
感謝を述べて終わった筈の関係。
――が、続くのなら、それに纏わる感情は、こちらからは"興味"となる。

「――……ん、」

不意に学生手帳を取り出した。

「話してもいいケド……時間、大丈夫?」
 
いつも忙しそうにしている彼女だ。
食事休憩が終われば、すぐに発つスケジューリングをしていそう。
――……建前だった。その前に、視線を一瞬、周囲にすべらせた。
ここでは話せない/話したくない。そういう事情。

「こんどプライベートで逢おうよ。そのときいろいろ話そ?
 もう、おおっぴらに連絡先は交換できるようになったからさ」

どうする?そう言いたげに、首を傾ぐ。
ほんのワンタッチで、データ上は繋がれる、そんな時代である。
(05/31-00:29:05)
鶴博 波都 >
「うーん……もっと良い人が居ると思います。」

 冗談交じりの口説き文句。
 そう判断すればやんわりとあしらう。

「海産物も美味しいですね……。
 でも……満たされる、と言うのはやっぱりまだよく分からないです。」

 飢える。
 彼女にとって、あまり縁のなかった感覚。

 かつては常に満たされるよう注がれていたのだろうし、
 今だって飢えることはないし、欲するものも浮かばない。

 空腹を感じれば食事を取るし、眠い時は睡眠を取る。
 それらが取れなければ……きっとそれまで

「テイクアウトはともかく……
 えっと……あの事故、まだ何かあったんですか?
 無事に解決した話しか聞いていませんでしたけれど……。」

 彼が個人的に調査に行った。と言う段階で疑問符が付く。
 ただの事故ではなかったのだろうか?

 疎い彼女でも強い違和感を抱かざるを得なかった。
 彼が欲するものがあるようにも思えない。 
 
(05/31-00:12:31)
ネームレス >  
「キミにとって、そんな"誰か"であるコトが、すこし不満」

ありがとう、と告げて、こちらのシュリンプサンドも交換。
その際にはそう告げた。"不満"――……満たされない。

「キミは満たされるのかな。
 自分の行動で、誰か(ボク)の役に立つコトで」

満たされる。満ちる。
その根源には何があろう。といえば。
かつて口にした、餓える、というワード。

「――んー、美味しい。
 もう来れないのが悔やまれるな……たまにキミにテイクアウトしてもらおうかな」

空腹が、食事の悦びを喚ぶように。

「汚染物質の流出で、転移荒野の一角が大変なコトになってたろ?
 あのすこーしあとに、ボクが個人的に雇った護衛と調査に行ったんだよ。
 そのときちょっと鉄道委員会が敷いた結界に干渉しちゃって……
 最初はいろいろ訊かれたんだケド、今回は学会員として、会議にお呼ばれ。
 まあ、結界術の専門家である先達のオマケだケドな、ボクは」

その御方は今も残って個別に話を詰めていらっしゃるようだ。
――。 奇妙なのは、そっちではなくて。
調査に参加した動機が不透明。
報酬が約束された危険任務だが、金銭に餓えている身ではないが。
(05/30-23:56:24)
鶴博 波都 >
「は、はい……。」

 せめて丁寧に廃棄しよう。
 案外、異能が作用して損なわれていないかもしれないけれど、
 それはそれで思い出を穢してしまう気がする。

「それは……社会が円滑に進むことも、誰かの望みが叶うことも得ですから。
 はい、BLTのシェアです。こっちも美味しいですよ。」

 であるならば、それでいいと思う。
 間接的でも、人々の役にことであるのだから。
 
 内心でいつもの様に考えれば、口寂しさにジュースを飲み干す。
 BLTも何時の間にか食べ干してしまった。

「私が噛んでた事件の絡み……?」
 
(05/30-23:48:34)
ネームレス >  
「ケーキとかパンも、お店で買うとはやめに食べてねって言われないか……?
 そう考えるとああいう工業品ってスゴいよな。下手したら年単位で保つ……
 ――い、イイよ!捨てて捨てて!もう開けずに処分して!
 キミの中の思い出が綺麗なままで()かせてほしいの!」

思わず声をあげてしまった。どうなっているのか想像もつかなかった。
……正直ちょっと興味もあって、開封式を提案しようとも考えたけども。
シュレディンガーのクッキーを理想のクッキーのまま葬ってやるべきである。
焚き火の時期ではないので、結局は生活委員会のインフラが受け持つのだろうけど。

「ボクがいま未来に歩めているのはキミのおかげでもあるから。
 そりゃ、手続き踏む(タイホする)だけなら誰でも良かったってのも事実だケド。
 ボクはキミがいいって言って、キミもそうすることを選んでくれたから。
 ハッキリ言って得のないコトだったとも思うし?」

手柄に餓えているタイプでもなければ。
それによって、彼女がかつて言った、人々の役に立つ――ということへの、直接的な充足もないだろう。
決断を迫った。そのうえで下した。

「あれから、こっちから逢いにいくつもりもなかった。
 状況が変わらなければ――……だから、ツイてたかな。
 あるいは、ツイてなかったのかも」

市井にいるのに。
公共交通機関に在籍する、主要路線に明るい鉄道公安局員と、一切顔を合わせていない。
偶然といえばそうかもしれないが――乗っていれば気づくだろう、そういう人間と。
一切のニアミスすら起こらなかったことは、それはそれで、不自然だろう。

「……――そいえば。
 今日ココにいるの、あの公園であったときに、
 キミが噛んでた事件の絡みなんだぜ。巡り巡って」

おねだりの内容を考えていた時、不意に話題が戻った。
すぐに思いつかなかったのは、けっこう本気で考えていたらしい。
もくもくと食事の合間合間、そんな会話が挟まれる。

「すごいなコレ。ジュースも搾ったヤツじゃない……?」

果肉入りだ。
(05/30-23:42:17)
鶴博 波都 >  
「えっ」

 反射的な戸惑いの声に彼女も驚く。
 なにかしてしまったのだろうか?

「もしかして……手作りのクッキーって消費期限あるんですか……?」

 市販品だと思っていたらしい。
 冷房が効いている筈なのに汗が垂れる。
 アップルジュースを飲んで気を取り直す。

「とりあえず、空けて匂いを嗅いでみて……いや、どうしようかな……
 えっと、しっかり届いています。お礼を言われる……
 ……と言うのも、実感がわきませんけれど……。」

 こうして再会してみて、意図や感情は分かる。
 けれどどうしても、自分の中で礼を言われるような評価を下せていない。

 せめてコーヒーの方だけでも試してみようか。
 そう言えば、焙煎が好きなイタチの獣人の同期がいたような。

「あんまり意地悪しない範囲なら、おねだりも聞きますけれど……」

 すこし困り顔。
 波都が"安普請しない"しないのは、大分珍しい。
(05/30-23:29:14)
ネームレス >  
「えっ」

はじめて、戸惑いの表情が見えた。
食べてないこと、ではない。

「――――――だ、大丈夫かな……?
 豆はともかく、クッキーは……危ないんじゃない……?
 処分しちゃってだいじょうぶだよ。悩ませちゃってゴメンね……?」

保存されていたことに対してだ。
いちおう、贈るにあたって防腐剤とかの心尽くしはしたが、
手製のそれが今なお無事とは思わない。箱詰めされた市販品とは勝手が違う。
流石に三ヶ月以上も保存されているとは思わなかったらしい。
食べない理由としては、それはもう、当然のことではあるのだけれども。

「ああ、イイのイイの。そっち(クッキー)はおまけ。
 本題はメッセージのほう。あっちが届いたならそれでイイんだ。
 お礼のお礼なんて、キリがないだろ?」

伝えたかったのは感謝の気持ち。それで終わった話なのだった。
……さっさと消化した気でいたので、まだその物品が残っている、
ということに、若干の驚きがあった。形に残るものを渡したくなかったのがよくなかったらしい。

「それでもお礼してくれるっていうなら、ほしいものをおねだりしちゃうケド」

だから、こちらから礼は重ねなかった。
(05/30-23:18:01)
鶴博 波都 >  
「あー、えーと……その……実は届いてますけど、まだ食べてなくて……。」

 多分、あれのことだろう。
 バレンタイン、ポストに届いた無記名のメッセージ付きクッキー。

 こうして再開するまで、顛末を推測できなかった彼女にとっては不審物。
 風紀委員に届け出た後、『ひとまず毒はない』判断されたそれを食べられずに居た。

 風習にも慣れておらず、ましてや貰う側になるとも、勝手が分からなかったのだ。

「その内、食べてお礼を返しますね。
 あんまり勝手は分からないんですけど……。」

 困った様に眉を下げ、BLTを口に運んだ。
 
(05/30-23:08:27)
ネームレス >  
「分厚い!」

感嘆符も出ようというもの。ベーコン分厚い。学生向きだ。
よく燻製されたそいつがこんがりと焼けている。

「レタスとトマトは、もう外せないよなこういうの。
 トマトなんてそろそろ旬だし……みずみずしいったらない。
 そーだね。それじゃあ、ああー、"いただきます"、かな」

胸前に手を合わせた。誰の影響だろう。
そして早速かぶりつくのだ。自分のぶん。ぷりぷりの海老が主役のサンド。

「――んー♪世界で二番目かも。
 ……そういえばさ、ずいぶん前のことになるケド。
 贈り物は、ちゃんと届いた?」

ぎ、と椅子の背もたれに体重を預けつつ、だ。
窓の外の眺望でなく、彼女のほうに視線を向けた。まだ寒い時期の話。
(05/30-22:55:57)
鶴博 波都 >  
(あっ、となりに座る事もあるんだ。)

 旋律よりも座席選びに気が向いた様子。
 対面でない事を意外に思いながらもトレイを並べ、包みを開く。
 ジュースも並べて、食事の準備も万全。

「手堅くこれにしました。」

 いわゆる、ベーコンレタスサンド(BLT)
 定番中の定番、王道中の王道。ちゃんと半分にカットして貰っている。

「半分食べ終えたら交換、みたいな感じにしますか?」
(05/30-22:50:10)
ネームレス >  
「中身は案外真っ白かもな」

視線を横、自分の頭髪。
そしてまっすぐ、彼女の髪。
僅かに色合いは違えど、林檎色ではあるのかも。

「――決めろと迫られると即決だなあ。
 案外土壇場で悩んじゃってたりするかと思ってた」

鼻歌交じりに、遅れてやってくる。
それは耳慣れぬ旋律であったろう。どこか切ない、淋しげな曲。
少なくともこの存在が発表している歌ではないようだった。
あらためて隣同士に座ると、はい、と自分のそれの半分を彼女に。

「キミはなにを選んだの?」

お揃いのアップルジュースも分け合いながら、サンドの中身を問うてみよう。
(05/30-22:31:22)