2024/09/06 のログ
ご案内:「委員会街 風紀委員会本庁」に奥空 蒼さんが現れました。
奥空 蒼 >  


      「―――ゲロ甘ぁ」
      室内冷房温度、18℃。
      ホワイトチョコレートを貪る。


 

Message  @Iris > 『マリアさんはきっと……純粋な心を持った方……。どうか……マリアさんを……闇から救ってあげてください……』
Message  @Iris > 『それと……このメッセージがとどく頃には、私はもうこの世にいない可能性もあります……。
 ご迷惑をお掛けします……。申し訳ございません……。

 私は……あなた達と出会えて……ご一緒に過ごせてよかったです……。
 今まで……ありがとうございました……』

奥空 蒼 > 「はぁ。」

溜息。
この子はどこまで、甘いんだか。

この間ウチに来たばかりじゃないか。
嬉しそうに就職先が決まったと喜んでたじゃないか。

それで?
もうお別れってか?

……一方的に託すだけ託してか?

―――気に食わない。

いや、決して彼女が気に食わないわけではない。

奥空 蒼 > これで終わるのが気に食わないってだけさ。

「んー、あっま……」

バカみたいに甘いチョコレートを貪りながら、
メッセージを辿る。

そっと掌を広げる。


想うは、
遠く遠く離れ、
今どこかで生死を彷徨い、
バカみたいに甘い理想論を語った貴女へ。

奥空 蒼 >  


    「キミの生と死の境に破壊(おまじない)をかけてあげよう。」
    「イーリス。」


 

ご案内:「委員会街 風紀委員会本庁」にごめんなさい、ちょっとまってください!さんが現れました。
ご案内:「委員会街 風紀委員会本庁」からごめんなさい、ちょっとまってください!さんが去りました。
奥空 蒼 > 世界の意思に反せぬ程に。
誰にもバレないように。

密やかに、密やかに、密やかに。


ごくわずかに境目を壊す。
崩れていくにしたがって、
ほんのりと禍々しい薄明かりが部屋に漏れた。

目的は、一つ。
死から離れさせるように。

(ちょっとだけでも、本当はぜーったいやっちゃダメなんだよーこれ?)
(まっ!)
(それ、大体は全く意味ないけどね!)

それがどんな結果を齎すかは、さあ、誰が知るかな?

ちょっと"悪い事"を壊してあげるくらいには、

なるかもしれない。
いや、ならないかもしれない。


まっ、普通に考えりゃ…
全く、ちっとも、殆ど、ぜーんぜん、"意味ない"だろう。
だからこれは "おまじない" に過ぎない。


例えるなら、そう―――

奥空 蒼 >  


   ―――タンスの角に、小指ぶつけた時。―――
   ―――   死にそうになるだろ?  ―――

   ―――神様!助けて!って、叫んだら、―――
   ―――ちょっと楽になるようなもんさ。―――

 

奥空 蒼 > 「まっ、私神じゃなくて邪神だけどねー。」

部屋の中にチョコレート12枚。全部食い散らかした後だけが残った。

ご案内:「委員会街 風紀委員会本庁」から奥空 蒼さんが去りました。