2024/09/14 のログ
ご案内:「委員会総合庁舎 各種委員会オフィス」に浜野 宗一郎さんが現れました。
浜野 宗一郎 >  
「風紀委員の連絡網作りたいと思うとりますわ。無論、全員は無理やと思うとりますけど…」

そう関西訛りが混ざる言葉を発したのは風紀の腕章をつけ、糸目に金髪をオールバックに固めた元ヤンかな?って思える程の人物だ。
ただ、発せられる言葉はどこか人懐っこさを印象付けられる。

対するのは風紀とか委員会総括とかのなんかお偉い方。
お偉いさんも連絡網と言われて一瞬は反応に困ってたがまあ、健全っぽい内容なので少なくとも苦い顔はしなかった。


「連絡網ついでに…各風紀委員達の特技とか能力とか簡易プロフィールを載せてほしいですのん」

そこでお偉いさんはちょっと眉をひそめた。
別に問題は無いとは思うが…それは昨今プライバシー問題やらうるさくなっているのでどうかと思い始めた。
そんな様子を察したのか風紀委員の宗一郎は人懐っこいスマイル。
口達者な営業トークでさらに畳みかける

浜野 宗一郎 >  
「ホンマは腕章とかにGPSとか希望したいんですけど、それやと個人情報の云々とかありますし嫌がる人は多いかなーと。それに風紀委員も人数ぎょうさんおるし、GPSなんて高価な物…予算が火の車になるがな、火の車で公道走っちゃいますやん…」

まず、宗一郎は実現が難しいであろう案を敢えて最初に出す。
最初に無理そうな案を出しといて次に出すのは妥協案(本命)
これはまあ…バイトで身につけたトークスキルや。
あとここにボケも一つかましつつ、や

「せやから…せめて、せめて連絡網と簡単なスキルとか。これにはですね、緊急の現場とかあったら適切な人間にかけられるっちゅー素敵な利点がありますがな。最近はギフターだので緊急性の高い事案も多いですし…対策の一つとしてどうですか?」

更に利点も付け加える。
ついでに手もみでもしとく。へへへ。
そんな感じで饒舌なプレゼンテーションはまあ、好評らしい。

浜野 宗一郎 >  
「オッケーでっか?ほな、言い出しっぺのワイが喜んで簡易的な連絡網とか作らせて貰いますわ~」

早速意気揚々と書類を束ねてデスクに持っていく。
カタカタとキーボードを叩きまくる。
とりあえず現時点で連絡フリーにしといている風紀委員の方には連絡網に入れとくねん。βテスト版みたいなもんやけどありがたく使わせてもらいます。

「さて、と」

ガチガチとキーボードを叩き始めてしばらく。
上にあった太陽がもう半分地平線の彼方に沈みかけてくる頃、ようやく完成した。
まあ、希望者は全員ではあらへんし、なんか能力を秘匿希望にしてる子もおるんで完璧であらへんけどとりあえずできた。

「念の為、USBに保存しといて、っと…ほな、とりま今日のお仕事はおしまい、はい!ラーメン食いてえねん…」

浜野 宗一郎 >  
「あ、ええこと思いついた。連絡網はまだβテストやから積極的に集められるねんな。」

今日は味噌か塩か…ラーメンについて考えてたらふとアイディアが降ってきた。
これが天才の閃きってやつか?
宗一郎の中では連絡網に簡易プロフと能力を掲載する事で現場への緊急対応ができるという算段や。
ちなみにワイの簡易プロフには日本刀(通信教育)って書いといた。

これで風紀にとってもいいことやし、俺らも情報が入ってくるから一石二鳥のまさにwinwinな関係や。

そんな感じで本日の宗一郎としての業務は終わり。
さっさとラーメン食って帰って寝よ

ご案内:「委員会総合庁舎 各種委員会オフィス」から浜野 宗一郎さんが去りました。