2025/04/10 のログ
ご案内:「常世公園」にスノウさんが現れました。
スノウ > 「暑い...もっと冷えた場所ないのかな...。」

調べものや、この世界になれるためにふら付いていたこの日。
公園と言う単語に聞き覚えが無かったので、興味本位で休憩をしている。
そこまではいいのだが...思ったより日差しが強かったようだ。
私は体温が常人より低いからこの程度の気候でもふらつく。
動けないわけではないのが余計につらさを助長してる気がする...。

「人前で氷作ったら怒られそうだし...。」

何より人がまだ怖い。慣れてる人はいても全員ではないはず。
本当にもどかしいけど、しばらくは片手でどうにか...。
そんなことを考えながらペットボトルのお水を飲んでいく。

スノウ > 「でもまあ...私は今、平和なのかな。」

何かされる訳でもなければ、追いかけられる事もない。
外の世界なんて知る事すらなかったけど、こうやって休めてる。
思い出せない記憶、知人なんて今いないけど...。

「...そういえばどうやって友達って作るんだろう?」

学校の話もされたっけ...。入った方がいいって言われたような。
まだ行ってない場所もあるからどう言い訳つけようかな。
頭の思考が溶けてきた気がする。今の私、無防備じゃないかな...。

ご案内:「常世公園」におこんさんが現れました。
おこん >
体調の悪そうな生徒がいる。
そんな話を聞いていてもたってもいられずに探しに出たのは、
ただ異能やパワーの暴走を危惧しているからではない。
単純に強烈な母性と庇護欲が刺激されたからである。

新入生が入る時期は、誰しも不安になる。
学園でやっていけるのか、自分の力をどう使って生きていけるのか…
そういった生徒に、おこんは過剰に反応する。
ものすごく…あまやかして可愛がりたくなるのだ。

かくして公園で発見した相手は、どこか世界に壁を作っているような…
警戒しているかのような印象であった。 しかし、これを貫かねば彼女を助けることもできない。

彼女に正面から近づき、前を横切ろうとしたところで…ぴたりと足を止めた。

「むっ…これ! どうやら熱射病のようではないか。 足元がふらついておる。
 まずは日陰で一休みしてみるのがいいんじゃないかのう!
 なに、ここは公園じゃからそうしておっても迷惑に思うやつもおらぬでな。」
極力、押し付けがましくなく、そしてつとめて明るく。
相手に話かけてから、適当な木陰を指し示めした。