2024/12/24 のログ
ご案内:「堅磐寮 マトの部屋」にマトさんが現れました。
■マト >
「ふふふ、ふふふーん、ふふふ、ふふふーん♪」
ジングルベルを鼻歌しながら床暖房が効いた部屋で、テーブルの前でケーキを置く。
「よし、ケーキも準備オッケー!」
何時ものマト、だが… 今日はその格好は何時もと大きく違い
ふとももが眩しいミニスカサンタ姿であった、どうやらコスプレショップなるもので入手したそうだが…
「服も着替えると、やっぱり気分がでるものだね、外は寒いからこの恰好で出歩きたくは無いけど… 」
今日は楽しいクリスマス、それも恋人と一緒であれば楽しさもひとしお… と言う所で。
共にケーキを食べて祝う相方に対して、そう言って屈託のない笑みを向けるだろうか。
ご案内:「堅磐寮 マトの部屋」に風花 優希さんが現れました。
■風花 優希 >
恋人の鼻歌を隣で聞きながら、視線を彼女の上から下へとなぞらせる。
やはりというか、マトならば形から入るだろうなぁ、と分かる格好。
ミニスカをチョイスしているのは、まぁそういう事なのだろうと推察しつつ。
「そこまでやって、クリスマス気分にならなかったらむしろ大物だよ」
楽しそうに笑いかける彼女に対し、苦笑しながらそう返す。
そういう此方はと言えば、敢えていつもの格好。特別感のある装いだとかでは決してない。
というのも、彼女と違ってもう数えきれないくらいにクリスマスは経験している。
だからこそ、例年と違いケーキと彼女があるだけでも、いつも以上にクリスマスを感じているのだ
■マト >
「ふんふふん… あ、そういえばクリスマスケーキってろうそくはいるのかな?
誕生日ケーキは確か、ろうそくを立てて、誕生日のヒトが吹き消すんだろう?」
でも、クリスマスはそれにあたる人がいないからなぁ… 何て呟きつつ、無駄に真剣そう。
「… ね、それでどうかな、優希、ボクのサンタ姿♪今日は優希に、ボクからいっぱい”プレゼント”しちゃうからね?」
何てウィンクする。
自分が楽しみなのは当然だけど、恋人と共にこの時間を過ごせるのが嬉しくてたまらない、といった雰囲気だ。
ちなみにケーキは王道のショートケーキで、二人用としてはやや大きめのサイズ、しっかりサンタさんの砂糖菓子なども載っています。
■風花 優希 >
「んー、本場だとクリスマスキャンドルは定番かな。。
ろくそくそのものがキリストの象徴みたいなところあって」
ただ、ケーキに刺して立てる風習はあんまりないとか。
そんな蘊蓄めいた話をしつつ、ひとまずろうそくは立てない方向で話を進めた。
「……まぁ、うん。よく似合ってるよ。
脚とか艶やかでいいと思う」
そんな中での誘惑するようなウィンクは、やはり何度味わってもドキリとするもの。
頬を赤くしながらも、こちらも素直な返答を返しておく。
いつぞやと違って今日は二人っきりなのだから、隠すようなことでもなし、と。
■マト >
「なるほど、飾りにはするけどケーキには刺さないと…
流石優希、物知りだね… へ~… ふふ、あでやか、かー」
なら、触ってみる?なんて冗談めかしながら足を延ばす動き、からかい半分、誘惑半分
とはいえ、今此処で『積極的に』なるつもりはないけれど、今はクリスマスを楽しむ時間だし。
「この前みたいに皆で集まって騒ぐのもいいけど、二人で静かに… というのもやっぱりいいね
優希の声に集中できるもの、あ、そうだ、シャンパンも買ってたんだった」
ごそごそ、と台所から冷やしておいたシャンパンも持ってくる、ケーキを食べる準備は万全といった所か。
■風花 優希 >
「今触ったらパーティどころじゃなくなりそうだから追々で」
肩を竦めて冗談交じりにそう返す。
からかい半分、誘惑半分なのは分かってるからこその返答であった。
「それぞれ違う趣だしね。こういうのはしっとりって感じだし。
お、流石に用意がいいね。開けてみるかい?」
冷えたシャンパンを前に、コップを並べてそう尋ねる。
彼女にとっては初めてのクリスマスなのだから、ぽんっとやるのも彼女がよかろうと。
■マト >
「そうだね… 優希、やる気になったらとことんやるタイプだもんね、この前はそれを実感させられたっていうか… 」
何故か赤くなった。
「うん!それで、この蓋を… っと… ぬぬ… っ!」
空けたい空けたい!と指をかけて少し力を入れるが、中々開かず…
「ええ、いっ!」
きゅぽっ、と勢いよく外れた蓋が、部屋の中を舞うという定番のハプニングもしっかり披露してくれる事だろう
「とと、ぉっ」
零れたシャンパンの一部をぺろ、と舐めとるようにしながら二人のグラスに注いでいく、口元は嬉しそうに緩んでいて。
「外のイルミネーションもとっても綺麗だったよね、来年は部屋にああいう… ツリーだっけ?の小さい奴も用意したいな」
今回は流石に屋内用のクリスマスツリーは用意しておらず、部屋の内装はいつも通りであった。
それでもサンタが一人?いるだけでも結構気分はでるものかもしれないが。
■風花 優希 >
実感させられた諸々には黙秘権を行使。ノーコメントである。
まぁ、聞かせる相手もここには彼女しかいないのだが、それはそれ。
「あはは、中々開けるのに力いるよね。
そうそう頑張って~……おぉ~」
ともあれ、キュポンッと心地の良い音を立てて蓋が跳ぶまでを微笑ましく見守り。
シャンパンが注がれるグラスを手に取り、そのまま軽く一口。
「普段の置き場所に困っちゃうけど、ツリーまであるとホントにクリスマス度高くなるもんね。
あ、そうだ。形だけでもいいならこういう感じで…」
そんな会話の最中に、ふと思いついたように指先を軽く揺らして魔力を操る。
部屋の角あたりに冷気が集まり、ちょっとこじんまりとしているが氷のツリーが出来上がる。
■マト >
「ふぅ… 」
注いだグラスの中の黄色く輝く微炭酸の液体を眺めつつ、ケーキを二人分切り分けてお互いの皿に乗せ。
「じゃあ… わ、優希、こういう細かい調整も凄い上手だよね、やっぱり年の功ってやつかなぁ
ボクはまだまだ調整が上手くいかないし… 」
氷のツリーに目を輝かせてじーっとのぞき込んだり、えへへ、と楽し気にあなたに笑みを向けたり。
「じゃあ、ツリーも出来た事だし、乾杯しようよ!」
そういってグラスを手に持つだろうか。
■風花 優希 >
「そりゃあ、細かな調整とかやるのがボクの仕事みたいなとこあるし」
魔導書的には寧ろ本業である。
術者の扱う術式の細やかな調整を行うのも役割なのだから。
「それにマトはまだ一年目なんだしね。
まずは一通り覚えて、調整はその後の練習でついて来るさ」
そう言いつつ、グラスを片手に彼女へ向けて。
「ん、乾杯」
カラン…と、気持ちの良い音を響かせた。
■マト >
「年末の作業も優希には頼りっぱなしになりそうだなぁ
禁書庫の方も場合によっては整理するんだっけ?」
此方は魔導書の扱いについてはまだまだ素人、目下勉強中と言った所で。
彼の『契約者』として恥ずかしく無いようになりたいとは思っているようだが… 。
「うん、そういってくれると… 助かるよ、かんぱーい!」
かちん、と音を立てて、シャンパンをくぴり、そしてそのまま、流れるようにケーキを一口
「ん~~~♪ おいしいっ!」
満面の笑みで大きな口でケーキを食べる、甘いものはやはり好きなようで。
「この格好だと、何だか味もひとしお、みたいな?サンタさんについては正直よく知らないけど… 」
形から入るタイプなので、伝承や元ネタについてはまだまだ勉強不足なのだった。
■風花 優希 >
「例年通りならその筈だね。
整理という名の封印作業は、毎年恒例だし」
今年は契約者も居るのだし、きっと捗る事だろうと。
そう言いながらも、経験を積むには丁度いいだろうな、と密やかに。
「ほんと、最初のころとは見違えたなぁ…。
ちゃんとしたモノを美味しく食べててくれて嬉しいよ」
此方もまたケーキをあむり。
たまに食べると、やはりこういうのもおいしいものだ。
「うん? もしかして知らずに着てた?サンタ。
ザックリ言えば、子供にプレゼントをくれる聖人さんだよ」
■マト >
「ま、どうせなら頑張って… いい気持ちで新年を迎えたいよね、ボクにとって初めての新年!」
何だかんだやる気はあるらしい、腕組みするジェスチャー。
それもきっと、あなたが隣にいるからだろう。
「優希に作ってあげるために料理もガンガン練習してるからね
そのうちお弁当も作ってあげようかな?」
濃厚なクリームの甘さに舌鼓、ん~~♪と笑顔が広がって。
「プレゼントがどうこう… ってのは知ってたけど、聖人… ふむ、つまり偉いヒトって事だね?
だけど子供にプレゼントを配って回るなんて、とっても勤勉なヒトなんだ」
へぇ~~、と感心したように
■風花 優希 >
「そのうちお昼ごはんがお弁当にすり替わる日も近いかな、これは」
ただでさえ男子寮を空けてこちらに来る日が増えているというのに。
いい加減、同室者には色々と気が付かれていそうである。
「貧しい家の娘を見たサンタ…の元になった人が、真夜中に窓から金かを投げ入れて…だったかな。
そういう逸話があってね、クリスマスには子供にプレゼントを寝てる間にくれる…なんて伝承になったのさ」
そう語りつつ、また一口。
しっとりとした甘さが広がっていく。
「マトにも来るかもしれないよ、プレゼント」
■マト >
「ふふ、優希の隅から隅まで、ボクが浸食してあげるよ、なんてね?」
また悪戯っぽく笑って。
「成程… そして、ボクたちは互いにその聖人の真似をして、クリスマスを祝う訳だ、素敵な催しだね」
「―― ボクにも?どうだろう、一応悪い子にしてるつもりはないけれど…… 」
夜更かしとかもしてるし、いい『子』かどうかっていうと… ちょっとだけ自信無いかも、何て言いつつも。
「でも、貰えるなら嬉しいかな、この世界の一員になれたって実感も沸きそうだし」
何てはにかむように笑って見せたり。
■風花 優希 >
「また恥ずかしげもなくそういうことを…」
満更でもないと思ってしまうあたり、既にだいぶ侵食されているのは分かっているが。
「ま、子供を祝福するためのお祝い、って事だよ。
本場だとそれこそ生誕祭、って言うしね」
日本で言えばお正月。
子供でなくても祝うのは当然の日だ。
「というわけで、サンタさんからあるかは分からないけど…はい、ボクのほうからプレゼント」
そっと、水色の包装に包まれた小さな包みを差し出した。
■マト >
「優希にはこのくらい真正面から言わないと、って事は学習してきたからね」
ふふん、と謎に得意げ
「なるほどなぁ… というか、この島は年齢的には子供が多いんだよね、ならプレゼントも一杯… 」
そこまでいって、差し出されるものにきょとん、と
「… え、用意してくれてたの?本当に?」
普通に二人でケーキを食べて、テレビを見て… 一緒に寝て、という流れだと思っていた所で。
しっかりとラッピングされたプレゼントに、思わずぽっ、と頬が染まる。
「… わぁ… 」
そのまま、小さく息を漏らしつつ受け取ろうとするだろうか、開けていい?と聞きながら。
■風花 優希 >
「そりゃあ当然。クリスマスだし。
それに、いろいろもらってばっかりだしね」
こういう時にお返ししておかないと、彼氏としての面子と言うものもある。
プレゼントをそのまま渡して、開けていいよと二つ返事。
「何にするか迷ったけど、まぁ、いつでも使えるのにしたよ」
包装を梳けば、現れるのは小さな箱。
その中にきっとプレゼントの本命が入っているのだろう。
箱まで開ければそこにあるのは…
氷の結晶のような宝石の装飾のついた、チョーカーであった。
■マト >
「それなら遠慮なく… 」
中身を覗き込めば、出てきたのは宝石のついたチョーカー
「わ、綺麗な… チョーカーだよね、宝石がついてる…
これ、高くなかったかい?宝石って高いイメージがあるけど」
何てちょっとだけ心配しつつも、嬉しい気持ちは隠せずに。
「この形… きっと氷の結晶だよね?ボクと優希にぴったりだ… えへへ」
ふにゃり、と顔が緩んで嬉しそうに体をそわそわと。
■風花 優希 >
「半分は手作りだから、そうでもないよ。
…まぁ、ちょっとしたお守りみたいなものかな」
魔除けの魔術が施されている、程度のもの。
宝石そのものは、穴の探索やら封印やらをしてる最中に拾ったものだ。
「装飾にするなら、やっぱりそれかなって。
気に入ってくれたならよかったよ」
■マト >
「お守りかぁ、確かに、優希とずっと一緒にいれるわけでもないものね
ふふ、そっか… えへへ… 」
暫くにやにやと見てから
「… よし」
チョーカーをそっとつけて、似合う?と笑いかけて見せたりして。
「むー、しかし、之ならボクも用意しておくべきだったね
来年は絶対用意するから、今から楽しみにしておいて?」
「だから… 今はこれをプレゼント代わりに、って事で♪」
ぎゅー、っとお礼のハグを優希に対してしてくるだろう、何時もより更に肌面積が多いミニスカサンタ姿で抱き着いてくるため… 体温を直に感じるかも
■風花 優希 >
「うん、よく似合ってるよ」
チョーカーを付けた姿に微笑みながらそう零す。
「いいさ、無いなら無いでもらえるものはあるんだし」
ぎゅっとハグする彼女を抱き返し、少し抱えるように引き寄せて。
「これからたっぷり、マトをもらえばいいんだしね」
■マト >
「… 」
似合ってる、と言う言葉に目を細めつつも、続く言葉に顔を赤くして
「… えっち」
何て呟きつつも、少し期待を込めた色が瞳には籠っていて。
「うん、でもボクもまぁ、そのつもりだったし、いいよ?優希が欲しいだけ
ボクを貰ってね、その代わり… 返品は不可だから、なんてね」
何て悪戯っぽくいいつつ、抱き寄せられるままに、唇を強請る事だろう。
■風花 優希 >
「その格好してるキミが言ってもな」
結局はどっちもどっち。
お互いにまあ、そういう事なのは違いなく。
「クーリングオフする時期は、もう過ぎてるさ。
……だからもらうよ、遠慮なくね」
正面からその唇を淡く塞いで。
そのまま押し倒すかのように折り重なる。
そうして二人の聖夜は、甘い色と共に過ぎていくのだ。
■マト >
「… まぁ、期待はしてたけどね」
ふふ、と目を細めて
「うん、そうしてくれると助かるな、ボクもそうするからさ」
んっ、と甘く口づけて、ケーキより甘い味に息を吐く
そのままその体を愛しい相手に身を委ねながら――
世は更けていく事だろう。
ご案内:「堅磐寮 マトの部屋」からマトさんが去りました。
ご案内:「堅磐寮 マトの部屋」から風花 優希さんが去りました。