住宅街の南側にある広い浜辺。釣りや海水浴が可能である。
夏の海水浴シーズンになると海の家などが設けられて海水浴を楽しむ住民の姿も見られる。
桟橋や灯台などの施設もこの浜辺にある。
また、海には海底遺跡などの遺跡群も存在する。
参加者(0):ROM(1)
Time:08:52:23 更新
ご案内:「浜辺」からスノウさんが去りました。
ご案内:「浜辺」から武知一実さんが去りました。
■スノウ > 「うん、まだ申請中。...体質が体質だから、かな。」
もっと早く入学出来てたら良かったんだけど。
「...かずみんも、こうやって相談してくれるしね。」
そんな軽い会話をしながら餌を付けて実際にやってみている。
「確かに...くすくす。」
この人がどう思ってるかは分からないけど、軽い返事で返す。
「次はー...」
そんな感じで...この日の私はゆっくりしてたはず。
表情はもっと笑ってるような、そして久しぶりに長話が出来た。
一応、釣りはそこそこ出来たように...感じていたかもしれない。
■武知一実 >
「先生の知り合いが一人……って事は、やっぱり生徒じゃねえのか」
これまでの話をまとめるに、この島にやって来たばかりの異邦人、ってところなんだろう。
学校に入れた事や、先生の知り合いは居る所を見るに、二級学生とかじゃなく申請受理待ちってとこか。
「なるほどな、まあオレもこの島に来るまでは温度とか変わらねえとこで育ったから、季節ごとの温度の変化には大分参ったしな。
まあ、やれる範囲でやりたいようにやってみりゃ良いんじゃねえか、こないだのうずめもそうだし、割と世話焼きな奴が多いから困った時は手ェ貸してくれンだろ」
針にワームを付ければ、後は海へと放るだけだ。
そう言ってしまえば簡単に思えるかもしれないが、リール止めを外して指で糸押さえたり離したりしなきゃならねえから、むしろこっちの方が初見では覚えにくいかもしれねえ。
まあ、実際やって見せるわけだが。
これで覚えられそうなら、今度は実際にやってみて貰おう。
「別に怖かねェよ、オレを怖がらせたかったら同じ様な腕をあと6本は生やしてから出直して来いってんだ。
ま、信じる信じねえはアンタの好きにすりゃ良い、どっちにしたところでオレの態度は変わんねえからよ」
耳や尻尾だって、角が生えてたり、また別の形の尻尾が生えてたりする知り合いだっている。
特徴的だとは思うが、それだけの事だ。別段、何か思う所は無ェ。
顔を背けるスノウは何か思う所あるようだが、それも別に気にしねえ。
「……まあ、こんな調子で良けりゃ聞きたいことは訊けよ、別にまだ満足しちゃいねえんだろ?」
そうしてしばらく釣りを続けながら、他愛無い話を繰り広げて、オレの退屈は霧散したのだった。
釣果?坊主だ坊主。スノウは……まあ、ビギナーズラックも多少あったかもしれねえが。
■スノウ > 「先生かー...一人だけ知ってるんだけど、まだ再会できてないかも」
あの先生、元気にしてるのかな。私まだ生徒じゃないし...。
「そう...私の元いた世界、雪一杯だったから、慣れないの。
本当はこうやって出歩くのもまずいとは感じてるから...。
もう私は自由だし、制限あっても色んな所、見たい知りたい。
最初は全然だったんだけどね...こっちも慣れちゃった。」
あれで糸巻いて、引き上げるんだ。知らない物ばかりだ。
どうやらまだ食いついていないらしい...。
餌につけてる様子をみて私でも出来そうだなと感じた。
「...ほんとに?...怖くないの?それならうれしいかな。
どこにいても何か言われる事そうそうないし...信じられなくて。」
多分嘘は喋ってないような気がする、そういう事は言わないんだろう。
少しだけ、別の感情が出そうな気がしたので...逆の方向を見ながら。
会って間もない人に変な事聞いておいて、この顔を見せたくない。
「....ありがとう。」
聞こえない程度で、独り言を呟いて。
■武知一実 >
「似た境遇の奴も学校なら一人や二人居るかもしれねえしな、先生にも聞いてみたら良いんじゃねえか?」
そもそもコイツは生徒なのか?
学校に居た事は間違いなさそうだけど、一見して生徒って感じじゃねえんだよな……
「ああ、最近この島に来たのか。
まだ春も半ばだってのに、暑いんじゃこれからしんどくなる一方だろ、思ったより急を要する事態みてえだな……
野宿するくれぇだ、この虫くらいワケねえか。んじゃまあ、一旦引き上げてっと……」
カラカラとリールを巻いて糸を引き上げる。
案の定、餌を齧られた痕跡すら無い。まあ良いんだけどよ。
長い事水の中に入れていた所為か少しふやけたワームを外して、新しいのを手に取り、釣り針にこうやって取り付けるんだと実演して見せる。
「ああ、聞きたいことがあんなら訊いてくれた方が話し易いわな。
……腕の話? まあ、正直言えば腕がデカい奴だって居るんだな、くらいにしか思わねえな。
顔がデカかったり、胸がデカかったり、そういうのと同じだろ、腕の一本や二本デカくても不思議じゃねえや」
……と言ってはみるものの、オレのこの感覚がだいぶ特殊だってのは自覚してる。
けれどまあ、オレにしてみりゃそんな感じなのは事実で、別段驚いたり怖がったりするもんじゃねえ。
怖がって欲しいってんなら、まあ結果はどうあれ少しは考えてみるとこだが、そういうわけでもなさそうだ。
■スノウ > 「こうやって一緒に話す時間、増やしたいから。
もっと聞きまわってみないと分からないかも、だね...。」
いっそのこと氷漬けになってしまおうか。
「...野宿だけは慣れてるんだけど、ここ知らない土地だったから、
暑くて本当にダメになりそうだった。...氷変えよう。
...虫?...このくらいだったら大丈夫かも、しれない。」
この場所の気温位ならまだ大丈夫なんだけど、なんて思いながら。
ああ、こういうの...ちょっとうねってる奴だっけ...。
あっちにもいたような気がするし同じかな。...大丈夫そう。
そう思いながら大量の氷が入ったクーラーボックスを開けて。
腕に冷やしながら話していく。
「...じゃあその、私の事怖くないのかな、とか。
そう、その、見た目の話とかしようかなって...。
こんな大きな腕見ても驚いてない人が多くて、普通なのかなって。」
確かに私から何か話題を出すべきだったかもしれない...。
でも私から提供できることもあまりないので、純粋に聞いてみる。
■武知一実 >
「まー、こればっかりはオレから何か助言出来る様な事も見つからねえな。
何かいい方法があるってンなら、オレが知りてえくらいだし」
去年の夏の暑さは本当に参った。
海や川に行って水浴びでも出来りゃ良いんだろうが、生憎そういうわけにもいかねえからな。
「ああ、適当で良ンだよ。大抵の奴ァ適当に喋って来るしな」
オレ自身、会話に中身は求めないクチだ。
別に中身のある会話をする気がねえ、って訳じゃねえが無理してやるもんでもねえだろ、ってスタンス。
「へえ、あんな物騒なとこでよく野宿なんて考えたな……でもまあ、全く出来ねえって訳でもなさそうが。
なら一つ覚えてみる……あ、アンタ虫は平気か?昆虫じゃなくて、うねうねしてる系の」
なら釣りの一つでも教えようかとも思ったが、大抵の女子は餌で断念すると聞いた。
勿論疑似餌という手もあるが、生憎と今の持ち合わせは無ェ。
「まあ楽な様に呼べよ、あんま気にはしねえから。
……何か聞きたい、って言われてもな。せめて方向性くらいは示してくれ。フリートークって奴は得意じゃねえんだ」
オレもどっちかと言えば聞き専な部類に入ると思う。
これと言って特段話すネタを常に持ち合わせてる訳じゃねえし、知り合ってもまだ日も浅い相手なら尚更だ。
■スノウ > 「魔術で冷凍する位しか出来なさそうですけど...
いっそのこと、大きいボトルでも背負った方がいいのかなぁ...」
彼の言う通り、時期的にかなりまずいようだ。
こればっかりは...前の世界の方が良かったのかもしれないけど。
雪、降ってくれないかな...なんて出来ないか。
「...適当、ですか?そっか、別に、いいんだ...。」
難しく考える必要は確かになかった。
楽しく過ごすのに、そこまでの話はしなくていいんだ。
私、まだ夢を見ている感覚だったんだろうか...。優しい人だ。
「転移荒野でしたっけ。...あそこで野宿してて。
じっと待ってるのは好きですよ。別に飽きませんから。」
それにしてもピクリとも動かないようだけど、いいんだろうか。
「じゃあその...かずみん。...さん。...んん、難しい...。
私の知ってる事、殆どないから、何か聞きたいだけです。」
私は特に聞くことはないけど、話の内容は好き。
ニコニコしながら期待して話すのを待っているようだ。
■武知一実 >
「ま、何か対策考えンなら、早い方が良いぜ」
本格的に夏が来る前に、一度梅雨に入って肌寒くなる時がある。
来る暑さに対策するなら、その時が最後のチャンスだろう。
「話せる内容……ねえ。
まあ、中身のある話をしなきゃ死んじまうって訳じゃねえんだからよ、その辺は適当で良いんじゃねえか?」
世間話に生い立ちなんて関係ないしな。
それを言い出したらオレだって大概碌なもんじゃねえ。
「野宿なんてしてたのか。そりゃご苦労なこった。
……まあ、肉を採ろうとするよりは簡単かもしれねえが、ま、こんなんは慣れだ慣れ」
一度覚えちまえばどうって事は無いしな。
ただ、掛かるのを待つ間が退屈で性に合わねえって奴は少なくないらしい。
「あァ?別に吸気にすりゃ良いんじゃねェか、さんでも様でも好きにすりゃ良い。かずみんって付いてりゃ良い
……話を聞きてェったって、オレも話せる事なんざそうある訳じゃねーぞ?」
まあ答えられる範囲で答えはするが。
釣りの片手間だから、それを念頭において貰えてりゃ何だって構いやしねえ。
■スノウ > 「それもそうですね...」
そこまでは耐えれているから...その後が問題だったり?
もっと暑くなるらしいし、これからどうしようかな...。
「私は聞かれて困る事、あんまりないです。
そもそも話せる内容がないので...分からないんですよね。」
そう言って少しだけ視線を外してさらっと喋っていく。
「そう言われれば...珍しくないんでしょうか。
私も野宿の時はお肉取るの大変でしたし...同じくらいでしょうか。」
そんなにかからない物なんだろうか、この釣りって。
私もやってみようとは思ったけど...難しそうだよね。
「...かずみん、さ...さんはいらないんでしたっけ。
私、もっとお話聞きたいなって思って。」
折角知り合い...になってると思うから色々聞いてみたい。
もう少し隣に座ってみようと近づいてみる。
■武知一実 >
「そいつぁ何よりだ。
……いや、別に。どうにかなっちまうほどなら、そもそも校舎から公園まで来ねえだろ」
一応、一人でコンビニまで行ったわけじゃねえしな、仮にも風紀と一緒だったってんだから、心配する方が野暮ってもんだろ。
にしても暑いのが苦手、な……今はまだ良いけど、これから苦労しそうな。
「ま、根掘り葉掘り聞く気はねーよ。
人間観察なんて大層なもんじゃねえが、ま、喧嘩ばっかりしてると嫌でも他人の事見るようになんのさ」
とはいえ大抵は不良やら半グレやらそういう奴相手にする事ばっかりだが。
あんまりああだこうだ考察されんのが嫌な奴だって居るだろうし、ほどほどにしてんだけどよ。
「まあ、大抵の魚は液体に浸ってるわな。
捕獲っても、オレァ素人だし獲れるかどうかは半々……の更に半ってとこだ」
今回は全くかかる気がしない。
まあ、こんな真昼間っから釣り糸垂らして釣れるもんなんてたかが知れてるしな。
見られてるような気がして、横目でスノウを見る。興味の矛先がどこに向いてるかまで気にする気は無いが、
オレなんかを見てるくらいなら釣り糸の先を眺めてる方が良いと思うんだが。
■スノウ > 「はい。...とりあえず何とかなりました。
私、暑いの苦手で。...心配かけちゃいましたか?」
あの時全く時間が無くて、もう少し居たかったから。
今日はオーバーなくらい持って来たので嫌でも一緒にいる。
「...訳アリ?あ...そ、そうかも...しれないです。
こういうの...人間観察って言うんでしょうか。」
何か見抜かれたような気がするけど、別に悪い気はしない。
...安易に話すのも良くないだろう、聞かれたらでいいしね。
「魚ですか。...液体に浸かっているものしか見たことないです。
こういう場所で捕獲するんですね...へー...。」
私の知ってる魚と全然違うような...メモを取ろう。
興味津々で海を見つつ...かずみんの方も見る。
むしろそちらの方を見ている様な気がしなくもないかも...。
■武知一実 >
「久し振りってほど空いてねえ気もすっけどな。
ま、どうやらあの後何事も無かったみてえで何よりだ」
確かうずめと氷か何かを買いにコンビニだか行ったんだったよな。
スノウはそのまま現地でうずめと別れて、公園に置きっぱにしてたギターを回収にうずめだけ戻って来たわけだけど。
どうやら無事に目的は達してたらしい。いや、疑ってた訳じゃねえが、改めて何事も無かったそうなところを見るとちょっと安心したっつーか。
「人がしてる事……ふぅん、訳アリか、アンタも。
まあ興味があんなら見てりゃ良いさ、邪魔にもならねえしな」
オレだって初めて見た時はしばらくまじまじと観察したもんだ。
だから少しだけスノウの気持ちは分からなくもない。まあ、同じかどうかまでは分からんけどさ。
「これな、釣り、っつって魚の飯を針に引っ掛けて食わせて、引っ掛かった魚を釣り上げるってもんだ。
……遊び、かどうかは知らねえが、まあ色んな側面があらぁな」
レジャーだったりスポーツだったり、本当に色々だ。
食料調達の手段でもあるし、まあ、今回のオレのこれは、ただの暇潰しなんだが。
■スノウ > 「...あらためて、お久しぶりです。」
獣耳をピコピコさせたり揺らしたりして反応する。
尻尾も少し動いているかもしれない。本人は無自覚のようだ。
それに加えて練習していた笑顔も見せてみる。
「私、人がしてる事、詳しくないので...興味があって。
面白いかと言われたらそうなのかもしれないです...?」
面白いと言う感情がいまいち分からないが、多分そうなのだろう。
海がゆれて自分の姿が見えた時、少しびっくりしたが...。
「知らないです...。なんかの遊びだったりします...?」
棒に糸を垂らしてるくらいの認識しかない...なんだろうこれ。