この学園に居住する、異世界からの客である「異邦人」たちのために作られた異邦人街には、大通りと商店街が存在する。
異邦人たちの文化を自由に受け入れているため、学生街などとはかなり趣を異にする。
異邦人たちの元の世界の再現し、その心を慰めるのも目的の一つである。
大通りは異邦人街のメインストリートで、学生・教職員居住区にも繋がっている。またそれに併設されるように異邦人のための商店街なども作られている。
異邦人たちの自治に任されているため、常世島でも特に自由なエリアである。
加えて、住宅街も広がっている。
異邦人のために作られた住宅の並ぶ住宅街。
それぞれの文化を尊重して作られているため、様々な種類の家屋が建てられている。
異邦人が必ずこの住宅街に住まなければいけないというわけではない。逆にこの世界出身の住民が異邦人街に住んでも問題はない。
※フリー設定ルームとして設定しています。部屋説明に準拠する形で、異邦人街にある施設や住居などとして部屋を設定することができます。
参加者(0):ROM(1)
Time:04:35:22 更新
ご案内:「異邦人街」から海藤 宗次さんが去りました。
■海藤 宗次 >
「友達にも是非オススメしといてねー」
ノリのいい女学生3人組だった。
こういう奴らはきっと学園でも友達は多いのだろう。
それが宗次のねらい目だ。
友達の多い彼女らならきっと他にも紹介し広げてくれるだろう。
この漢方薬はかなり依存性の高い物で作っているのでリピーターも新規もまとめてゲットできるという戦略だ。
だから一口口にしたら最後。
麻薬の味と快楽からは逃れられないだろう。
宗次はしめしめとほくそ笑みながら次の場所へ移動する。
■海藤 宗次 >
ちなみにこんな怪しいノリだが意外と売れる。
値段も結構割高(麻薬なので当然だが)にも関わらず売れているのは珍しい物好きが多いのか、単に言葉に惹かれたのか
いずれにしろ売り上げは売り上げだ。
なんか休みに散策している女子学生三人組に声をかけられてそこそこ多めに取引をした。
慣れた手つきで会計。
「ハイヨーマイドアリー。漢方薬めっちゃ売れるネー」
もちろん、漢方薬なんてのは大嘘だ。
中身は麻薬。しかも依存性の高い。
彼女らは恐らくこの麻薬の虜になるだろうし、学校に広まれば顧客も増えるのでいいこと尽くしだ。
この調子でドンドン麻薬を売りつけていく
■海藤 宗次 >
異邦人街、ここには異世界から来た多種多様な人間や人間以外の種族がいる。
地球規模だけでも文化の差はあるのだからここの区画は本当に多種多様。
だから胡散臭い商品とか出回るのも事実。
その胡散臭い商品のどさくさに紛れて麻薬を売ろうと画策する。
要は版図の拡大だ。
だから、売り子をしている海藤宗次も異国人風に変装してるのだが……
「はー、ヤスイヨヤスイヨー!この万能粉薬、今なら割引、天にも昇れるヨー」
胡散臭いインド人風の男に変装して片言日本語で売り歩いていた。
勿論、中身は全部麻薬
ご案内:「異邦人街」に海藤 宗次さんが現れました。
ご案内:「異邦人街」から武知一実さんが去りました。
ご案内:「異邦人街」から古鐘 瑠璃さんが去りました。
■武知一実 >
「剣と魔法……」
その割にはさっきのガジェットはファンタジーとは縁遠い。
服装も剣と魔法って感じはしねえな、制服と白衣って。
強いて言えば体型が現実離れってとこか?
つかオレの遭遇する腹ペコ女子って、なんで腹ペコな割にしっかり育ってんだろうな。
「ああ、まあそれっぽく聞こえるし納得は出来る。
分かった分かった、つっても、オレこの辺の飯屋知らねえから、どっか良い店知ってんなら案内してくれよ」
別に技術だけ売っちまえば良いんじゃないだろうか。
企業に属さなくても技術提供だけしてる、なんて今日び珍しくも無いだろう。
けどまあ、何か事情があるんだろう。そう言う奴も多くて珍しくもない。
そんな事を考えていたら、手を掴まれ、そのまま強引に引っ張られる形でその場を離れる事となった。
■古鐘 瑠璃 > 「剣と魔法の世界なのですよ」
なんともファンタジーな世界からやってきた。
やってきた割にさっきのガジェットはどう考えても現代技術の科学より上の代物だ。
だが、そういうものを企業に売りつけると言う発想はなくて。
「企業に縛られるよりは瑠璃は自由な鳥でいたいのです。
そんなことよりもかずみんお兄さん、さあ、ご飯を食べにいくのです」
意味深なことを呟いてから気を取り直し。
そう言えば強引に手を掴んでしまい。
ぐいぐい、と引っ張っていこうとするだろう。
■武知一実 >
「いや、売り付けようとした物をそのままお礼に使うんじゃねえよ。
まあ、貰っとく、けど……」
ここで断ったらどんなトンチキアクセサリが飛び出てくるか分からない。
効果はどうにも手に入れた経緯含めて信用ならないが、デザインは割と気に入った。
動物、懐かれねえからこういう、モチーフってだけでもちょっと癒されるんだよな。
……ラッキーになるかどうかは、この際だからどうでも良いか。
「一体どんな世界から来たんだアンタ……
収納ガジェットの技術の方が売れると思うぞ、主に企業に。
さすがにオレもそこまで詳しい訳じゃねえが、少なくともここでアクセサリ売ってるよりはよっぽど儲けが出るんじゃねえか?」
その代わり何かと面倒な誓約もついて来そうな気がするけど。
そこは学園から代理人を立てたりすれば上手く行くんじゃねえかなあ。
■古鐘 瑠璃 > 「蒙昧な瑠璃の目を開いてくれたお礼にこれはあげるのです」
かずみんは うさぎのしっぽ をてにいれた。
そうびちゅう LUK があがるぞ!
「……?
ただの収納ガジェットなのです。
そしてただのインベントリなのです」
商品価値が高そうな光景に関しては何をと言わんばかりに疑問そうだ。
こいつぁ価値観のすり合わせが必要そうですぜ旦那ぁ……!!
■武知一実 >
「そして売る側がそれで納得すんじゃねえよ」
商売する気あんのかコイツ……と本気で疑わざるを得ない。
多分金欠で食費も出せなくなってきたから、自分で作ったもんを売って飯代を稼ごうって事だったんだと思うんだけども。
何だかもっと違う(ツッコミどころ満載な)理由が出て来そうで怖くて聞くに聞けねえ……!
「今すぐに?……て、店はどうすん
……えええ、何それどうなってんだよ!?
店が小さくなったのもそうだけど、そんでそれを何処に仕舞ったんだよ!?」
は?え?は?今まで見せられていた胡乱な商品と比べてだいぶ商品価値のありそうな光景が飛び出してきた。
正直なところだいぶ理解が追い付かない。
自分でも分かるほど呆気に取られた顔で古鐘を見下ろす。
■古鐘 瑠璃 > 「その発想はなかったのです……迂闊だったのです」
それは完全に見落としていた。
目からウロコとはまさにことことか。
蒙昧さを気づかせてくれたことに感謝の祈りを捧げて。
「それならばよかったのです。
お腹ぺこぺこだったのです。
それではこれから今すぐに行くのです」
そう言えば、ぽん、と露店にタッチすれば、メカニカルな音をあげて格納されていき、最終的には手のひらに収まるほどのサイズに。
そして、それを異空間に格納してしまう。
この一瞬で何か目を疑うような光景が2つも繰り出された。
■武知一実 >
「幸運を呼ぶお守りを売り付けられそうになってる時点でもう不幸だろ」
商魂逞しいと言えば良いのか、形振り構わず金を稼ぎたい程に貧窮しているのか。
けれどまあ、身形も服装もボロい感じはしねえし、単に今腹が減ってるってだけなんだろうか。
……だからどうしてこう高頻度で腹ペコ女子と出くわすんだろうなオレ。
「分かった、分かったから!
オレも丁度メシ探そうとしてたとこだし、奢るから一旦落ち着け。
頼むからツッコミ疲れで喉がどうにかなりそうな状況を一旦止めてくれ」
もう奢りで良いよ、バイト代貰ってるし……。
と若干弱気になる程度には今の状況は何とかしたかった。あんまり近寄り過ぎられると困っちまうし。
別に柔らかそうなのがオレの身体に当たりそうで困ってるとかじゃないから。たぶん。めいびー。
■古鐘 瑠璃 > 「仕方ないのです。じゃあよくありがちでかつ有名なこれならどうなのですか」
可愛いうさぎさんが後ろを振り返ってるキーホルダーだ。
うさぎのしっぽのもふさがチャーミング。
「幸運を呼ぶおまもりです。これなら430円でいいのです。
ですからかずみんお兄さん、私の今日のご飯に突撃晩ごはんさせるのです」
アホ毛が揺れる。
ちまっこい割に……そう、出るところは出ているのだ。
黄金の瞳はじぃ、と見つめる。
「それともかずみんお兄さんが奢ってくれると言うのですか!
今日の!! 晩ごはん!!」
どうしてそうなった。