2026/02/28 のログ
ご案内:「常世島スパ洞天《桃源リゾート》 温泉エリア「蟠桃仙泉」」に風花 優希さんが現れました。
ご案内:「常世島スパ洞天《桃源リゾート》 温泉エリア「蟠桃仙泉」」にマトさんが現れました。
■風花 優希 >
二月の終わりが迫る冬。
湯気の漂うスパの浴室に、二つの影があった。
どちらも華奢で細身ながら、どことなく硬さを感じる体格。
女性的というには、肉付きや骨格は男のそれだ。
二人は何方もがそこそこに肌を隠した水着を纏い、湯船に浸かっていた。
「……ふぅ、たまには外にって思って来てみたけど。
やっぱりこういう温泉は、家のお風呂と何か違う感じがするね」
やや長かった蒼の髪を今は少し束ねた姿で。
風花優希は、目の前の契約者候補にそう語りかけた。
■マト >
「ん~~ 気持ちぃ~ねぇ… 」
入浴前に、桃色の長髪を少年と同じように結び
『お揃い~』何て喜んでいたマトも、今は心地よさげに湯舟に浸かっている。
「一番の違いは何というか… 解放感?
それにこの桃の香りも、気分が落ち着く感じがするよ
… あ、そうそう、後はあれが楽しみなんだよね僕
御風呂上りに飲む… 珈琲牛乳!」
こくこく、と何度も頷きながらその言葉に同意して
リラックスした様子で細い手足を湯舟の中で揺らしていた。
■風花 優希 >
「あぁ解放感、それかもね」
マトへとそう相槌をうち、優希は湯舟の淵に背を凭せ掛ける。
そのまま少し遠くを見るように、彼は視線を天井へと投げかけた。
「定番だけど、何処から知識を仕入れたのやら。
ま、今日はそういうのを楽しみに着たところもあるし」
湯気が揺らめき立ち上って天井を霞ませる。
それを目で追いながら優希は、小さく呟いた。
「もうすぐ年度も変わる時期だけど……。
マトは進級、問題なさそう?」
■マト >
「家の御風呂も嫌いじゃないけどね」
軽くウィンクして言いながら
ぱしゃ、と軽く水面を撫でるようにしながら手を天井に伸ばす
折れそうな程細い手を水滴が垂れていき、桃と桜の淡い香りが混ざり合って。
「之でも図書委員だからね、色々調べてるのさ
この前は新入生に図書館の案内もしてあげたんだ」
ちょっと誇らし気に胸を張る仕草と共に
優希の隣に並ぶように身を寄せて、じぃっ、と視線を向けたりして。
「進級の方も… ふふ、優希にも度々教えて貰ってるし
今のところは大丈夫さ、寧ろもっともっと学びたいくらいだよ」
■風花 優希 >
「……まぁ、否定はしないけど」
言葉の裏にある意図が、その顔を見てるとなんとなく分かってしまう。
視線をその水音へと向ければ、甘い桃の香りとマトの姿が重なり混ざる。
きっと、妙な意識をしたせいだろう。
直ぐに彼の視線は天井の方へと戻って行く。
「うまくやれているようで何よりだよ。
進級すれば後輩も入ってくるだろうし」
今度は教える側になるね、と呟いて。
傍らに寄ったマトの感触に、少しだけ肩を震わせる。
「ただ、少し気を付けないといけないかもね。
どうにも最近、怪異も活発になって来てるみたいだし」
■マト >
えへへ、と無邪気に笑うマトもまた
本格的に『先輩』になる時期が近づいてきたのだ
まぁ… まだまだ習う事は多いのだろうが。
「先輩として模範になれるようにしないとね
図書委員としての仕事ももっと頑張らないと
新入生用にお勧めの本を集めてコーナー作りするのとか… 」
委員会の方では新入生歓迎用の催しなども
色々話が出てくる時期だろうか、春の足音は
新しい出会いを連れてくる足音でもある。
「僕は最近ちょっと勉強が忙しくて
そっちの方の話は知らなかったけれど、そうなのかい?
… そういえば優希も、最近結構忙しそうだったよね」
肩を震わす優希に対し、更に身を寄せて距離を詰める
じぃー、っと、上から下まで目線が流れるのは
優希の体を案じての物なのだろう、あくまで。
■風花 優希 >
「あぁ、図書委員の方でそういう活動はありそうだね。
準備をするならそろそろ始める頃合いだろうし」
近いうちにそんな感じで招集があっても不思議では無かろう。
本業ではないが、彼としても嫌いではない類の仕事である。
尤も彼は程々に、手を貸す様に言われれば手伝うくらいの力の入れようになるだろうが。
「……先々週のアレは怪異ではなかったけど。
似たいざこざも、新入生が来ると共に増える筈だ」
思い起こすは少し前の学生街での戦闘。
相性こそ有利を取れてペースを握れたが、魔力残量を思えば薄氷の上での痛み分け。
あのような手合いがまた、いつ現れるとも分からないのがこの島だ。
「本土から来る人らの中に、そっちの専門家も居るって噂もあるしね。
何かしら、あるんじゃないかなって予感はしてるよ」
■マト >
「この前友達になった後輩(予定)の子は
常世島の歴史に興味があったみたいだし
そういうのを知れる機会とかも会ってよさそうかな
図書館は静かだから聞き語りの場としてもいいだろうね」
そういう企画を考えるのも図書委員の仕事… かもしれない。
「そう… 確かに『人』が増えるのはいざこざの元だろうね」
それからふむ、ふむと頷くように優希の話を聞けば
「つまり、僕が知らない所で頑張ってた、という事かな
なら … いーっぱい、労わらないといけないね!」
ぱしゃっ、と立ち上がれば、優希の体をぎゅーっとハグし
そのまま『お疲れ様』と言わんばかりに背中をなでなでしようとしたり。
「それはそれとして、無理はしてほしくない、けど
優希の場合それも難しいだろうしね、出来る限り力にはなりたいけど」
■風花 優希 >
「ほんと、友達つくるのが上手いよねマトは。
まぁボクはその辺、他の図書委員の人にお任せになりそうだけど」
その手の企画を考えたりするのは、実のところ彼は得意ではない。
あくまで与えられたタスクを実行するのが、やはり性にあっているのだ。
……勿論、直に頼られればそれに応えはするのだが。
「わわわ…っ!」
だが、そんな悩まし気な思考は、急に抱き着かれたことで中断された。
ぴったりと肌が触れあう程に深く、湯船の中に座っていた優希の背中側で、密着するようにマトが腕を回したせいである。
「気持ちは、うれしいけど、ね?」
一応は人前なんだけど……と、少し気まずそうに、マトへと振り返る。
■マト >
「その分優希の仕事は効率的だからね
僕もまだまだ教えて貰いたい事は多いし」
適材適所というやつだね、と言って笑ったり。
「そうかい?これくらいなら軽いスキンシップだと思ったんだけど」
気持ちは嬉しいけど、という言葉に顔を綻ばせつつも
ダメかな?何て小首を傾げながらちょっと残念そうに身を離す。
「兎も角、疲れを残さない為にもたっぷり今日は温泉を楽しもうね
一応、他にもマッサージや岩盤浴、サウナ何かもあるみたいだよ
僕も知らない施設が多いし、折角なら一緒に見て回りたいな」
『今日は時間あるもんね?』何て誘いながら
また、うーん、と両手を伸ばしてリラックスする仕草を見せた。
■風花 優希 >
「奥ゆかしい日本生まれ日本育ちとしては、だいぶディープなスキンシップだよ」
……その言葉が、どれほど説得力のあるものかはさておいて。
嫌では無いので、その視線には少しだけ申し訳なさそうに。
けれども、身体が離れてちょっとだけホッとしたのであった。
「ま、それには同意だね。
折角来たからには、他の場所も体感したほうがお得だし」
頷きながら、視線をマトへと。
元より今日ここに来たのは、言うなれば一種のデートなのである。
断る理由というものは、初めから無いと言っていいだろう。
「もう少ししたら、のぼせる前にあがろうか。
かるく休憩所の方に行って水分補給と小腹でも満たして……
それからマッサージとか行く感じでさ」
■マト >
「其処はほら、常世は『グローバル』らしいからさ
まぁでも、それなら今はやめておくね」
仕方ないなー、と冗談交じりに
… なお『今は』とつけたのは敢えてだったりするが。
「最近あんまり一緒にいれなくって寂しかったしね
バレンタインも当日は会えなかったし…
ホットチョコ、二人で飲みたかったな~」
何てやっぱり残念そうにしながらも
「だからその分、今日はたっぷり堪能しようね?
此処の食事も、入る前にちらっと見たけれど
色々美味しそうなものもあったし、楽しみだよ」
頬が赤いのは決して温泉の熱気の為だけでは無いだろう
こうして、優希に誘ってもらったという事実だけで
マトがどれだけはしゃいでいたのか、きっと優希も見たのだろうから。
■風花 優希 >
"今は"と口にした意味を、なんとなく分かってしまう彼としては苦笑するしかない。
なんだかんだで、それを受け入れている以上は文句など言えもしないのだ。
「その埋め合わせはホワイトデーってなったろう?
今度はちゃんと予定も確保できたし、その時にね」
ともあれ、フォローを入れつつ今はこの時間を愉しむのが主題だろう。
此方を見上げるマトの頬に手を伸ばし、軽く撫でるようにしながら。
「勿論、今日もその分堪能するつもりさ。
ボクだけならスパになんて、来ることは絶対なかったろうしな」
心なしかすこし長めにむにりながらに笑いかけるのであった。
■マト >
「ホワイトデーも勿論楽しみにしてるよ!
僕にとっては『はじめて』には違いないしね」
学生生活、というよりもあらゆることが大体『はじめて』のマトにとっては
それが優希、好きな相手とだという事が何よりの喜びなのは想像に難く無い。
「そうだね、優希はインドア派みたいだし…」
頬をむにぃ、と撫でられながら、また悪げなくそう言いつつ
「だから、次はまた僕が誘うから、楽しみにしていて欲しいな?」
そのままにぃ、と笑いかけるのだった。
■風花 優希 >
「……ボクも、はじめてみたいなものさ」
去年の自分が見れば、果たしてどのように思ったのだろうか。
これまで縁など欠片も無かった類のイベント。
彼女と同じように、それに対して期待と喜びを今は抱いているのだから。
「ん、楽しみにしているよ。
もちろん、誘われてばっかりにならないようにはするけどね」
笑いかけるマトに対して、同じように 何処か微笑ましく目を細める彼。
そんな脱力しそうな程の幸福を味わいながら、ゆっくり湯船から立ち上がる。
「よし、あがろうか」
■マト >
「ならお揃いだね?」
その内心を知ってか知らずか、無邪気にそう言い放ちながら
之からのイベントに思いを馳せる姿を彼に見せて。
「うん、珈琲牛乳楽しみ… ぁ
そういえば苺牛乳とかもあるんだっけ?
そっちとも悩んでしまうね、うーん… 」
ざぱり、と並んで湯船から立ち上がって
「ともあれ、いこうか♪」
きゅ、っと彼の手を握る事だろう。
■風花 優希 >
「一本ずつ買って、半分こすればいいさ」
悩むマトへとそう提案しながら、立ち上がった姿を見やり。
優希はその手を軽く握り返すのだった。
……湯上りした後も、二人はこうして他愛のない時間を過ごすのだろう。
ご案内:「常世島スパ洞天《桃源リゾート》 温泉エリア「蟠桃仙泉」」からマトさんが去りました。
ご案内:「常世島スパ洞天《桃源リゾート》 温泉エリア「蟠桃仙泉」」から風花 優希さんが去りました。