落第街の大通りから裏路地までいたるところに存在している違反部活群。
違反部活とは校則で禁止されているような非合法な活動に手を染めている部活や組織の事である。
不健全な店、風俗店などの娼館めいたものや、違法薬物の売人、違反部活のために働かされる二級学生、違法なレートの賭博、異能/魔術犯罪組織などがひしめく魔界である。
風紀委員などの手入れが入ることもあるが、落第街そのもの全てを摘発することは困難を極めるため未だ違反部活などは存在したままである。
違反組織の拠点や住居などもここに多く存在している。
※フリー設定ルームなので、落第街に存在する違反部活にまつわる施設や活動などのロールに合わせて設定などご自由に御変更ください。

●フリー設定ルームです。最初に入室する人が部屋の設定を自由に設定できます。
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参加者(0):ROM(1)
Time:08:11:33 更新


ご案内:「元違反部活事務所」から廿楽 紫音さんが去りました。 (12/31-00:11:58)
廿楽 紫音 > 彼に接触するなら、何か特になるものでも持って行った方がいいか。
そうなると何があると助かる?鎮痛剤、増強剤……何でもいいか。恩を売る手段はいくらでもある。

「やっぱり異能関連は魅力だよなぁ」

常世神、という噂話が細々とでも語り継がれているのは、それほどに願いを叶える、異能を与えるという噂が魅力的だからだ。
それを、人為的に用意できれば……その求心力を独占できるはず。

広く流通させることは求めてはいないものの、魅力という点はやはり大きい。

「…しばらくはマスクつけて調査かね」

一人の研究所。成果を出すには自分が動き回らなければ仕方がない。
ペストマスクをかぶり、さて、調査調査。
実験体になりそうな相手を探しつつ、落第街を練り歩いてゆこう。
(12/31-00:11:56)
廿楽 紫音 > 「精神の作用は今のところ安定。
 問題は何を引き起こすかだなー。鎮痛とかはもう既存の薬がいい線言ってるし。

 異能のブースト……ありだな。そのために必要なのは何かなっと」

スマホをいじりながら過去に流通した違法ドラッグ達を調べる。
中には表に出ない薬も多い以上、ネット上に名前が挙がるのはオーソドックスな代物ばかりだ。
レッドなんとか、ローマ字3文字のあれとか、それとか。

「異能の勉強もしないとだな。
 この辺は俺はあんまし知らないし、ん~……
 研究対象がいればいいんだけど……やっぱ人手が足りないか」

人手、労働力の確保。
それはやはり急務だろうか。
いや、一人でいけるうちは一人で動きたい所ではあるが……

「…あのクマネズミ君とか使えないかなぁ。
 異能の開発とかに協力してくれれば、俺としてはすげーありがたいんだけど」
(12/31-00:05:58)
廿楽 紫音 > 「いい所見つかってよかったよかった」

どこぞの誰かが暴れたとかで空き家になっていた違反部活の事務所を見つけ、研究所替わりに間借りして数日。
機材を運び入れ、ようやく研究所としての体裁が整ってきた。
これから作るのは…違法ドラッグ。飲むと気持ちよくなる系の、アレ。
それをまずは、試作で一つ作る。作ったものの量産はまた先の話だ。

「名前は何にしようかなー。いや、まずは効能か。
 アッパー系で、何かクセが欲しい所。脳活性を生かして異能の発生する部位に刺激を与えられたら面白いんだけど。

 流石にそこまでは今の俺じゃ難しいか」

異能や魔術に作用するほどの強い薬は、過去にもいくつか出回っていたらしいが最近はあまり見かけない。
摘発や何かがあったのだろう。それだけ危険な薬でもあるという証拠だ。

だが、作るからにはただのドラッグで終わらせたくないのも研究者の性。
過去のデータを集めて、それらの効果を再現するのも、アリか。
(12/31-00:00:36)
ご案内:「元違反部活事務所」に廿楽 紫音さんが現れました。 (12/30-23:53:53)
ご案内:「違反部活群/違反組織群」からルーフラットさんが去りました。 (11/30-23:45:57)
ご案内:「違反部活群/違反組織群」から大神 璃士さんが去りました。 (11/30-23:45:55)
大神 璃士 >  
剛力の異能による守り。
常の者ならば想定したダメージを与えられず、弾かれる事もあり得るであろう。
だが、人知を超えた人狼の膂力には、その守りでも足りず。

骨を砕く、確かな手応え。
このまま失神させれば捕獲できる――と踏んだ所で、小男が更なる「求め」を「常世神」に叫んだ。

「―――ッ!」

次の瞬間、その詳細が分かる。
砕いた筈の両の腕が、宣言と共にまるで何事もなかったかのように動いている。
そのまま、負け惜しみ染みた罵倒の言葉を残しながら、名乗った名の如き俊敏さで、小男は遁走していった。

――追跡は不可能。
そう結論すれば、後は簡単。

「――――フゥゥ……。」

気を抜くような深呼吸と共に、灰銀の人狼の体格が見る間に縮んでいく。
否、人の身体へと戻っていく。

完全に戻れば、其処に立っているのは上半身裸、下半身に辛うじてズボンの残骸が残っている男の姿。

「……逃がしたか。
しかし、これではっきりしたな。

奴は……神かどうかは分からないが、超常の存在に「異能」を求めている。」

それが、どれだけ続いてどれだけの異能が増えるのか。
そこに、どれだけの代償が付き纏うのか。
それは男には分からなかった。

唯一分かる事は、

「――物体操作の異能と、自己再生の異能か。
後で「常世神」とやらと一緒に、報告書を作らないといけないな…。」

苦い顔で、そうぼやく。
他の風紀委員達には気の毒だが、奴は確実にその脅威度を上昇させている。
それだけは、確実といえる事実だ。

「……まずは帰投と報告…それと新しい制服だな。」

レザージャケットは脱ぎ捨てていたので無事だった。
それを素肌の上から羽織りつつ、まずは急ぎの報告を。

「――こちら大神。ルーフラットを名乗る窃盗犯・梶田勝について、至急の連絡事項あり――」

携帯端末で直通の報告を出しながら、風紀委員の走狗たる男もまた、この場を去っていく。
 
(11/30-23:43:34)
ルーフラット >  
「ちょ……超再生能力ッ! 『リジェネレイト・フォース』ッ!!」

手首の骨を再生し、後方に下がる。

「化け物め、オマエみたいなのに付き合ってられるか!!」

そのまま背を向けて逃げ出す。
直線上の壁を突き破ると建造物の屋根に登り。

闇を掘るようにがむしゃらに逃げ出していった。
(11/30-23:29:01)
《常世神》 >  
「いいだろう、代償はもらい受ける」
(11/30-23:28:44)
ルーフラット >  
「ひ……っ」

人の技と埒外の膂力ッ!!
その気になれば人を一人数秒で解体できるはずの存在が!!

お前も“特別”か!!

「オーバータイラントッ!!」

剛力の異能で筋肉を締める。
両腕を交差させてガード。
今はフルパワーで防御だ!!

そして受ける一撃。
それは異能がどうとか。
人間の技術がどうとか。

そんなことを凌駕した異形の一撃だった。

「ぎゃああああああああああああぁ!?」

今度は僕の悲鳴が響き渡る。
両手が手首の部分でプランと垂れ下がり。

折れている、完全に。

負けるのか!?
僕はこのまま!!

嫌だ!! 嫌だ!! 嫌だ!!
嫌だ!! 嫌だ!! 嫌だ!!
嫌だ!! 嫌だ!! 嫌だ!!

吹き飛んだままさらに後退。

「と………常世神ッ!!」
「なんとかしてくれよぉ!!」
(11/30-23:28:36)
大神 璃士 >  
「Gu……rrrraaaAAAAAH!」

破壊された軽車両の残骸から襲い来る残骸。
鉄パイプ、金属片、あるいはガラスや鈍器になりそうなパーツも混じっているだろうか。

その全てを、灰銀の人狼は次々と拳や蹴り、あるいは爪での引き裂きで以て弾き、叩き落とし、解体する!
力任せの野性だけではない、「技」と融合した体捌き!

そして、混乱を伴った「思考」に入った事は――人狼にとっては絶好の隙。

「Gaaaahhhhh!」

咆哮を上げながら、まるでドリルのように回転しつつ小男目掛けて突進!
迫る残骸を弾きながら、鋭い爪を伴った掌の振り下ろしが襲い掛かる!

当然、死なぬよう手加減はされているだろうが…それでも、直撃を受ければ失神どころか
大怪我すらあり得る、人外の膂力からの一撃――!
(11/30-23:15:58)
ルーフラット >  
「な………!?」

咆哮と共に十文字に切り裂かれる車両。
あれだけの質量の金属を……!?
異能か、魔術か。
違う。

「なんだお前は」

怪物が、いた。

「クソっ!! 近づくな化け物!!」

破壊された車両から鉄パイプや鋭い金属片を浮かせ、
相手にぶつける。

こんなのじゃダメだ!
こんなのじゃダメだ!
こんなのじゃダメだ!
こんなのじゃダメだ!

あいつを殺す方法を考えろ!!
(11/30-23:08:40)
大神 璃士 >  
そして――それを成した男の姿も、尋常ではなくなっていた。
否、「尋常でなくなっていった」という方が正しいのか。

切れかかっていたのか、周囲を照らす錆の目立つ街灯が数度点滅し、一度切れる。
その間に、男の「輪郭」がその有様を変えていく。

自動車を切り裂いた時、既に異常に伸びていた爪を備えた手は更に大きく、力強く。
輪郭も一回り大きさを増し、制服が裂ける音が響く。
そして、髪――否、「体毛」が瞬く間に伸び――――

再び街灯がその役目を果たし始めた時、其処に立っていたのは、「人間」ではなかった。
くすんだ銀の体毛、鋭い爪を備えた四肢、2mを超す体躯。

そして、ぎらりと光る瑠璃色の双眸。

――人はそれを見て、こう呼ぶ。
「人狼」、と。
 
(11/30-23:04:22)
大神 璃士 >  
「………。」

響き渡る哄笑。勝利を確信した、小男の叫び声。
そして、自身に迫り来る廃棄車両を目に――風紀委員の男は、ゆらりと両手を交差させる構え。
尚も無駄な足掻きを、と、小男ならず普通の者ならば思うかも知れない。

だが――男は浮いた廃棄車両の向こうに、確かに見た。
尋常の視力では見えぬであろう、しかし確かに光を放つ、細い、細い月を。

なれば――――――


「――ウウオォォオオオオオオオオオオオオオオオ――!!

男を叩き潰さんと放たれた車両は、

形容し難い音と共に、十文字に「引き裂かれて」四散する
 
(11/30-23:03:14)